イギリス清教の本拠地である聖ジョージ大聖堂。本来ここは安全な場所だが燃え盛る炎に包まれていた。襲撃されたのだ。しかもたった一人の青年に。
「おいおい、イギリス清教ってのはこの程度か?これなら簡単に仕事が終わりそうだな」
剣を片手で振り回す青年の下にはイギリス清教『
「動かない方が身のためだぞ聖人の女。どうせお前一人が立ち向かったところで俺には勝てない」
聖人の女、
「確かにあなたは私が今まで戦ってきた誰よりも強いでしょう」
ですが、と神裂は呟いて、
「ここで私が倒れる訳にはいかないんですよ」
チャキッ、と愛刀『
「あ?『神の右席』の
ガキイン!!という剣を床に突き立てる音が響く。
「俺は元学園都市の暗部『
「星・・・・・・騎士?ま、まさか先ほどのは!!」
星騎士の剣から巨大な魔法陣が展開し始める。
「そう。『
『
「聞いたことがあります。ローマ正教所属のアンドロメダという魔術師が数十年前にある術式を開発しました。それが『
ニヤッ、と口元に笑みを浮かべる星騎士。
「その通り。『
七つの効果。さっきの
「それにお前達は何で俺がここを襲撃したのか分からないだろ?簡単な理由だよ。
本当に簡単な理由。「学園都市と繋がりがある」それだけの理由でイギリス清教は襲撃された。
「さてスケジュールも詰まってきたし、とっとと
その場にいた全員が顔色を青くした。「学園都市に向かった仲間と合流」の意味は学園都市を襲撃する。つまり『自由集団』が学園都市へ宣戦布告をしているのだ。
「なっ!?あなたは学園都市に喧嘩を売る気ですか!!」
「売るじゃなくて潰すだ。そして、お前達はここで“さよなら”」
床に展開した巨大な魔法陣が赤い光を放つ。
「・・・・・・ッ!!全員伏せなさい!!」
神裂の叫びに全員が倒れた状態のまま頭を伏せる。そして部屋は赤い光に包まれ、轟音とともに聖ジョージ大聖堂は消し飛んだ。
煙が晴れると瓦礫の山の中心に星騎士が立っていた。
「これでイギリス清教から学園都市に援軍を送ることは出来ない。あとは学園都市『
胸ポケットから一枚の写真を取り出す。それは次の
「
不適な笑みを残し、星騎士は学園都市を潰しに向かう。
Tweet |
|
|
0
|
0
|
追加するフォルダを選択
お久しぶりで~す。約1年ぶりですかね投稿するのも。
すみません。高校を無事に卒業して石貼職人として就職しまして
今は東京に出張中です。仕事が忙しくて余り書く時間にけど続けていきますので宜しく御願いします。
あとブログ始めました。
続きを表示