No.641255

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第六十五話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。

A,s 2nd編イメージソング

続きを表示

2013-11-30 12:50:30 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:2662   閲覧ユーザー数:2618

A.s 2nd編 第六十五話 「運命(さだめ)の時はやってくる」

 

 

 

バラバラとなってしまい、それぞれの合流と目的地を目指して動くアークのメンバー。

その一つ。霊太とアリサは長い通路を走っていたがアテも何も無い為、一旦立ち止まったのだった。

 

アリサ「全く・・・地図ぐらいどっかに設置してなさいよ!!」

 

霊太「流石に軍事施設だしそりゃねぇと思うけど・・・流石に同意すっぜ・・・」

 

ガルム『だがどうする?このままアテなく動いても何もならないぞ。』

 

アリサ「せめて誰か居たらいいのだけど・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

ゼクス『っ!!霊太っ!!』

 

霊太「っ!!」

 

ゼクスの声に反応して霊太はSWを前面に向かって乱射した。すると・・・

 

 

ビュッ!!

 

 

突如、謎の人形が霊太に襲い掛かってきたのだ。

その人形の攻撃を回避しアリサがカウンターを仕掛けるが人形はそれよりも早く回避されたのだった。

 

アリサ「なっ・・・速い!?」

 

霊太「コイツ・・・・この姿・・・・真逆!?」

 

だか、人形は突然攻撃をやめて魔法陣の中にへと戻っていった。そして、戦闘態勢を解いた二人だったが霊太は事の重大さを再確認するのだった。

 

霊太「おいおい・・・こりゃ色々と面倒な事になってきてんぜ・・・・・」

 

アリサ「霊太?」

 

霊太「バニングス。何が何でも俺達は司令室にたどり着くぞ。いいな。」

 

アリサ「は?当たり前でしょ?」

 

アリサは霊太の言葉の深い意味を知らず返事をし、霊太は前を見て再び走り出すのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

男「なるほど・・・・・これがあの男の「蛇双・ウロボロス」か・・・流石はもう一つのオリジナルだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、その頃。マサキたちは一足先に司令室にたどり着いていた。

 

 

マサキ「・・・・これは・・・」

 

すずか「一体何が・・・」

 

其処には一発の薬莢とボコボコの顔に心臓に撃たれた後のあるオッサンが倒れていたのだ。

 

ヴィータ「見るからに・・・・・このオッサンが自殺・・・な訳ないか・・・」

 

セリム『この顔・・相当強く殴られたようだね。』

 

すずか「それにこの銃弾の痕・・・撃たれたのは殴られた後のようね。死亡時刻は・・・・ざっと今から十分ぐらい前って所かな?」

 

セリム『・・・よく其処までわかるね、すずか。』

 

すずか「うん。何となく見たら解るんだ・・・」

 

ヴィータ「お前、将来捜査一課とかに行くのか?」

 

すずか「誰があんな正義の味方(笑)の所にww」

 

ヴィータ「仮にも国の捜査機関だぞオイ・・・」

 

マサキ「だが十分前と言う事は十分前に誰かと一緒にいたと言う事だな。」

 

ヴィータ「ああ。多分、銃痕から見て誰かは予想が出来る・・・」

 

すずか「・・そうよね・・・・」

 

ジン「では・・まずはどうする?」

 

マサキ「取り合えず、先にここからジェネシスのシステムを停止できるかやってみる。もし無理なら他の個所のシステムをカットすればいい。」

 

すずか「そうね。どの道それしか無さそうだし・・・」

 

ヴィータ「んじゃ・・アタシ等は周りを警戒するよ。」

 

そしてマサキとすずかは端末を操作してジェネシスのシステムにアクセスした。だがどのシステムにも厳重な防壁が張られており、突破に困難するのだった。

 

すると・・・

 

 

 

パシュッ・・・

 

 

ヴィータ「っ・・・誰だ・・・・・って!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「あ!ヴィータ!!」

 

ドアからはダガーと共に行動していたはやて達が入ってきたのでヴィータとジンは唖然とするのだった。

 

ヴィータ「は・・・はやて・・・そいつ等は?」

 

はやて「あ、この二人?さっきちょっとした事で仲間になった二人で・・・」

 

セブン「僕はセブン・ソウキス。こっちはイレブン・ソウキスだ。」

 

ヴィータ「あ・・・・はぁ・・・・」

 

ジン「と言うかいつのまに・・・・・」

 

その後、マサキとすずかにも紹介をしてマサキからは無反応だったがすずかとかなり驚いたのだった。

 

 

ジン「彼女の人望はどうなっているんだ?」

 

アーマ「私でも解らないわ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

総合連絡路・・・

 

ジェネシスの如何なる場所にもいける総合連絡路。其処では星奈とラウが一対一で戦闘を繰り広げていた。星奈はラウに向かいライフルで射撃をするがそれをラウは回避し重突撃機銃を使い連射した。

 

星奈「速い・・・・!」

 

ラウ「フッ・・・やはり数週間では腕上がらんか!ならば・・・ここで散って"アレ"を渡してもらおうか!!」

 

星奈「誰がッ!!」

 

星奈は魔法陣からライフルを入れて一本の白い棒を持った。するとその棒から集束された魔力が剣状になりまるでビームサーベルの様だった。そして星奈はその剣でラウに接近し、対するラウも重機刀を持って星奈と剣を交えたのだった。

 

星奈「うぐっ・・・・・!」

 

ラウ「自分の名を偽り・・・それでも贖罪の為に生き恥をさらす・・・全くもって傑作だよ!君は!!」

 

星奈「黙れぇ!!」

 

刹那、星奈はラウを押し切り、ライフルを再び装備してラウに向かって乱射した。ラウは咄嗟の事に反応が遅くなり。防御はしたが被弾しダメージを負ったのだった。

 

ラウ「ぐうっ!?」

 

星奈「これでっ!!」

 

星奈は羽とライフルと剣を魔法陣に入れると緑の装甲と長いランチャーを持った。そしてそれを容赦なくラウに向かって放つのだった。

 

 

 

ゴウッ!!

 

 

 

 

ラウ「がああっ!!」

 

 

ラウは叫びと共に爆発に巻き込まれた。それを見て星奈は警戒の為に再び羽とライフルを装備するのだった。

 

星奈「・・・・・・・。」

 

 

 

だが。

 

 

 

 

ドウッ!ドウッ!!

 

 

 

突如、星奈へと幾つ物緑の一閃が襲い掛かり、彼女の身体を貫いたのだった。

 

星奈「かはっ・・・・・!!」

 

星奈は突然の事に防御も出来ず、力も入らず、地面に叩きつけられたのだった。

 

星奈「うっ・・・ぐ・・・・やはり・・・・・・・駄目だった・・・・」

 

 

ラウ「ああ。君は何時まで経っても甘いな。」

 

其処には背中に太陽のようなバックパックを装備し右手にはライフルを。左手にはシールドの様な物を装備したラウが飛んでいたのだ。ラウは星奈の近くに降り立つと星奈の首にぶら下がっていた、金色の羽がついた十字架を奪い、手に持ったのだ。

 

ラウ「フッ・・・・本物は彼が持っているか・・・姑息なマネをしてくれる。」

 

ラウはそう言うと十字架を落として足で踏んで破壊したのだった。だが、それを見て星奈はラウの見えないところで少し笑っていたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

 

 

ドウッ!

 

 

 

ラウ「っ!」

 

ラウに向かい一閃が襲い掛かったがラウはそれを左手のシールドで防御した。

そしてスラスターを吹かして後退すると星奈の前にはなのはが降り立ったのだ。

 

ラウ「・・・・ほうっ・・・・」

 

なのは「星奈ちゃん!!」

 

星奈「っ・・・・・たか・・・まち・・さ・・ん?どうして・・・・!」

 

なのは「何となく嫌な予感がしたからその方向に行ったら・・・」

 

星奈「・・・・そう・・・・貴方が・・・導いてくれたのね・・・・・」

 

キラ『・・・・。』

 

すると二人の会話にラウが割り込んできた。だがラウの表情は星奈とは真逆で嬉しそうだったのだ。

 

ラウ「これはこれは・・・・・まさか、君もココに来てくれるとはね。嬉しいよ、キラ・ヤマト君。」

 

なのは「っ・・・・どうしキラ君の名前を・・・・・」

 

ラウ「それは・・・・彼が知っているさ。」

 

クシャル「・・・それはどういう・・・・・」

 

キラ『・・・・やはり・・・・貴方だったのですね・・・・』

 

なのは「えっ?」

 

キラ『そうでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウ・ル・クルーゼ。』

 

 

ラウ「・・・・・・フッ・・・・」

 

なのは「ラウ・ル・・・クルーゼ?」

 

キラ『・・・僕が・・・かつて倒した相手で・・・人の欲望によって生み出された人だ。』

 

ラウ・ル・クルーゼ。

キラの出身世界である「ガンダムSEED」のコズミック・イラでは二つの人間の種があった。

一つは自然に親から生まれた人々。「ナチュラル」

そして、それとは別に人によって作られ遺伝子操作でナチュラルよりも高い能力を持つようになった者達。「コーディネーター」その世界でキラは戦い、悩み、失い、得て、そして歩き続けた。

その中で世界の欲によって生み出されたクローン。それがラウ・ル・クルーゼだ。彼は世界を恨み、憎み、滅ぼそうとしていた。だが、それはキラ達により打ち砕かれ、クルーゼは世界を破滅に導く兵器の一閃に散っていったのだった。

 

 

だが、その男は今ココに立っている。それが事実だったのだ。

 

 

ラウ「そう・・・だから私は再び蘇った。ナチュラルだコーディネーターだと騒ぐパトリックとは違う。私は・・・人間その者を破壊する。」

 

 

なのは「人を・・・・・」

 

ラウ「そう。人は人によって裁かれる。それは何時の世も同じ。そして。人によって生み出された争いは人によって終結する。だが、その為には多くの人の血が必要だった。」

 

なのは「・・・・・・。」

 

ラウ「君もいわばその生贄の血を差し出した者だ。そして同時に君の仲間も、友も、愛した物も。戦火に散っていった。そうだろ?キラ君。」

 

キラ『ッ・・・・・・・』

 

ラウ「だが・・・真逆・・・こんな再会になるとは・・・誰も思っていなかっただろうに。」

 

なのは「それはどういう・・・」

 

ラウ「君は「アルスター」と言う地名を知っているかね。」

 

クシャル「アルスター・・・アイルランド北部の地方の名前だな。だがそんなことがなんの・・・」

 

ラウ「そうだ。だが地方の名と言うのは別に関係ない。関係があるのは・・・「アルスター」という名だ。」

 

なのは「えっ・・・・・」

 

ラウ「まだ解らないか?アルスター。最初の二文字抜けば何になる?」

 

クシャル「アルスター・・・スター・・・・・・」

 

なのは「スター・・・・・星・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈・・・・・!!」

 

 

 

ラウ「そう。彼女の本当の名前はフレイ・アルスター。星奈と言う名は自分の名を細かく砕いた名前だ。」

 

 

 

なのは「っ・・・・・・真逆・・・・」

 

 

 

ラウ「そして・・・・彼女は・・・・・」

 

キラ『っ!!やめろッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウ「私が殺したんだよ。一度ね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「えっ・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

ラウ「そして・・・その彼女を護れなかった者・・それが君だよ。キラ君・・・・!」

 

 

 

その言葉を聞き、なのはは思考を停止させた。つまりは自分の後ろに居る星奈は既に死んでおり、そして自分の力は以前彼女を助けられなかったと言う事だったのだ。

さらには・・・

 

ラウ「更に・・・彼女は今、鍵を持っている。すべてを無に帰す鍵を。」

 

キラ『それは・・・・やはりジェネシスの・・・・!』

 

ラウ「そう。以前はNジャマーキャンセラー。そして今度はジェネシスの発射システムのデータ。それを使えば一つの指で・・・世界は滅ぶ。つまり、彼女は二度も世界を破滅に導こうとしたのだよ。」

 

なのは「・・・・・・・・・・。」

 

ラウ「言葉が出ないのは当然だよ。無理も無い。だから・・・其処を退くんだ。そうすれば・・・世界は助かる。君の家族も。友達も・・・何もかもが救われる。たった一人の犠牲によってね。」

 

なのは「っ・・・・・・・・・・・・」

 

なのはは思考を停止していた。突きつけられた真実と選択。その二つに挟まれどうすればいいかと考えもできなかったのだ。

 

ラウ「さぁ・・・・・・今退けばすべてが終わる。平和になるのだよ・・・・・!」

 

ラウの言葉にとうとうなのはは飲まれそうになり、足を動かそうとした。だが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クシャル「なのは。」

 

キラ『君は・・・君の心のままに・・・自分で決めた道を進むんだ。』

 

その言葉になのははハッとし後ろを振り返った。

 

後ろには人間の姿のキラと。笑っているエクセレン。そして「大丈夫だ」と顔で語っているクシャルが居た。

 

エクセレン「何時だってなのはちゃんは誰かに決められた道じゃなくて、自分で決めた道を進んできた。」

 

キラ「そうして、自分の居場所をもう一度確認することが出来た。」

 

クシャル「だから。お前はお前の心に従え。お前が信じた道を進むんだ。」

 

なのは「・・・・・みんな・・・・」

 

レイジング『思いだけでも・・・力だけでも・・・その二つを合わせ、かなえる。

 

それが貴方です。なのは。』

 

なのは「・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウ「んっ?」

 

振り向いたなのはの顔は先ほどの顔では無かった。

決意に満ちた顔。結論は「其処から退かない」と言う顔だったのだ。

 

ラウ「・・・どうしたのだね?其処から退けば世界は・・・」

 

なのは「確かに・・・今退いたら世界は救われるかもしれません。でも代わりに私達は大切な友達を失います。」

 

ラウ「友達?死人を友達と言うのかね?」

 

なのは「死人とか・・・そう言うのは関係ありません。フレイは・・・星奈は生きている。そしてその過ごした時間に嘘は無い・・・・・!」

 

星奈「っ・・・・・・・!!」

 

 

 

ラウ「・・・・・・・・・・そうか。ならココで死にたまえ・・・・・!!」

 

 

 

刹那。なのはに向かい一閃が放たれた。それをなのははラムダドライバで防ごうとするがラウは背部のバックパックからビット兵器を射出し一斉射撃を放ったのだ。

 

なのは「っ!?」

 

クシャル「ちっ・・・徹底的に殺る気か!!」

 

なのは「何とかしてみる!!」

 

クシャル「無茶言うな!複数の攻撃をラムダドライバで防げる訳が・・・!!」

 

なのは「でも・・・・!!」

 

そして。なのはに向かいビットの一斉射撃が全弾類中したのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラウ「・・・だから言ったのだよ。世界は救われるとね・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

しかし。なのはには攻撃が一つも当たっていなかった。それを見て、なのはもラウも驚いたのだ。

 

 

なのは「えっ・・・・・・・・・」

 

ラウ「何っ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「こぼっ・・・・・・・・」

 

なのは「星奈ちゃんっ!?」

 

星奈「・・・わたしの・・・・・とも・・・だちに・・・・・ては・・・・」

 

キラ『フレイッ!!』

 

星奈「わたしは・・・・今まで最低なことを・・・・して来た・・・・でもっ・・・がはっ・・・!」

 

すると星奈は崩れ、それをなのはが受け止めた。体は少しずつ冷たくなり始め、なのはは自然に涙を浮かべていた。そして気がつくとなのはの片目は紫になっていた。

 

キラ「フレイ・・・・・どうして?」

 

星奈「・・・わたしは・・・・ちゃんと・・・あやまり・・たかった・・・」

 

キラ「ちゃんと謝ってくれたよ・・・君は・・・・なのに・・・・!」

 

星奈「・・・・それでも・・・・ちゃんと・・・・会って・・・・あやまり・・ごほっ・・・ごほっ・・・!!」

 

なのは「星奈ちゃん・・・駄目・・・死んじゃ駄目・・・・・!」

 

星奈「ごめんね・・・・あなたを・・・・どうぐみたいに・・・・」

 

キラ「それでも・・・・・それでも・・・僕は君の事が・・・・!!」

 

星奈「・・・・・っ・・・・なの・・は・・・・」

 

なのは「・・・・何・・・・星奈ちゃん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

星奈「キラを・・・・よろしくね。わたしは・・・・・もう逝く・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、星奈はゆっくりと目を閉じて力尽き、息を引き取ったのだった。

 

 

 

 

キラ「っ・・・・・・・・・フレイ?フレイ・・・・・・フレェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェェイ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると彼女は光となり、ただひとつ。彼女のデバイスのみがなのはの手に残ったのだった。

それを見てラウは笑い。星奈を罵倒したのだった。

 

ラウ「フフフフフフフ・・・・・何が「ごめん」だ。犯した罪は謝罪でも、贖罪でも消えない!それは事実だ!!そんな甘いことを考えたからお前は人を殺したのだよ、フレイ・アルスター!!っ・・・フフフフフ・・・・ハハハハハハハハハハ・・・・・ハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那、突如なのはの手が光り輝いた。

 

 

 

ラウ「ッ・・・・何だ?」

 

 

 

 

そして光に包まれたなのははゆっくりと立ち上がった。光が飛び散ると其処には

 

 

 

 

 

 

 

クシャルのような古龍の武具などを付け。

 

 

羽はクシャルの羽の様で中には荷電粒子砲が装備されている。

 

 

そして、レイジングハートはオクスタンランチャーの様な形で桃色の羽を生やした銃となっていた。

 

 

 

 

自由と風翔と純粋な白き騎士。すべての力が一つとなってなのはの力となっていた。

 

 

 

 

ラウ「ふっ・・・面白い・・・・決着を付けようではないか・・・キラ・ヤマト!!」

 

なのは「貴方は・・・・貴方だけはココで!!」

 

 

刹那。なのはとラウは飛翔し連絡路を破壊するほどの破壊力を持った力で戦闘を始めたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃。零人は廊下を歩いていた。

だかやがてそり廊下が終わり、一つの間に出た。だがそこは・・・・・

 

 

 

 

 

 

零人「っ・・・・ここは・・・・・!!」

 

ソルナ『ここは一体・・・・』

 

其処は今までの機械的な壁とは違い、床板などはどこか中世の世界だった。そして間の中心は大きく穴が開いており、其処には女神像の様な巨大な像が置かれていたのだ。

そこはまさしく・・・

 

 

 

零人「世界虚空情報統制機構・・・・カグツチ支部・・・・・・・」

 

イクス『ここは・・・カグツチ・・・・の統制機構支部を元に作られたのですね・・・』

 

零人「っ・・・・・・」

 

すると零人は階段を見つけ、一人その階段を上り始めた。ただ一歩一歩と歩き、上を目指したのだ。

 

 

 

カツン・・カツン・・カツン・・・・・

 

 

零人「間違いねぇ・・・・カグツチのところだ・・・・だがどうして・・・・・」

 

 

そうしていると、階段は終わり零人の背に女神像が正面に立ち、零人の正面には扉があったのだ。

 

 

 

零人「・・・・・。」

 

零人は何の躊躇も無く扉を開けて、その先を進んだ。

その道は今までとは違い、レンガで作られた道だったのだ。

その道を進んでいると零人の頭に何かが響いた。

 

零人「っ・・・・・一体・・・・・真逆・・・・」

 

すると零人は道の先に光が見えたので正面を向いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

其処には・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「ここが・・・・ジェネシスの中枢・・・・・」

 

ソルナ『まるで・・・・・』

 

零人「ああ・・・まるで・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窯だ。」

 

 

 

 

カグツチの下層部にある窯があったのだった。

 

イクス『っ!!マスター、生体反応です!!』

 

零人「・・・・・解ってる。」

 

すると窯の扉が開き、蓋となっていた岩は底へと落ちて行った。

そして、窯からは一つの光が落ちて、零人の数キロ先に落ちた。

光は飛び散ると人になった。それを見た零人は大剣を構え、戦闘態勢に入った。

 

 

零人「やっと・・・・お目覚めかよ・・・・・・・これですべてのピースが揃ったって訳だ。・・・なら・・ケリ・・・つけようぜ。すべてにな・・・・!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュー!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイチェル「あれは確か 息をした瞬間 光に満ちていた・・・」

 

 

 

今ココに、少年少女達のすべてを賭けた戦いが最後の幕を開けたのだった。

 

 

 

 

 

次回予告ッ!!

 

フェイト「零人達が戦いを始めた一方。私達は敵との戦いを始めていた。」

 

はやて「一進一退の攻防。果たして勝利はどちらの手に?」

 

アーマ「次回「求めた正義 与えた衝撃」。」

 

 

 

 

 

はやて「いっくでぇ・・・・・お馴染みのぉ!!」

 

 

オマケ。

 

 

 

ヴァイス・フライハイト

 

能力値

 

魔力???

 

体力A+

 

功SSS

 

守SS+

 

スキル:ラムダドライバ 自由の翼

 

装備:レイジングハート・オクスタン バラエーナ荷電粒子砲・改

   クスィフィアスレールガン改  ヴィント・フィン・ファンネル

 

なのはのレイジングハートが所持しているBAの「フリーダム」と「ヴァイスリッター」、そしてクシャルを合わせ、ユニゾンしたような姿。能力は破格のものとなり、全体的に跳ね上がっている。姿はフリーダムとクシャルを合わせて少し割った感じで、羽はクシャルではあるが機械的になっており、荷電粒子砲を内蔵している。武装はほぼフリーダムの時と同じで、新たにレイジングハートがオクスタンランチャーの様な形になっている。戦闘はオールラウンダーで特に中距離に特化している。そして火力はやはり高い。

 

 

自由の翼

ヴァイス展開時のみのスキル。部類はノーマルスキルではあるが能力は高く、飛行時に魔力を消費しない。そして飛行場所が次元の間でも問題なく飛行可能。さらにはスピードが五倍近く跳ね上がる。

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
1
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択