No.640734

ソードアート・オンライン『明星の勇者』第十三話

先にある道が1つだと信じて

2013-11-28 20:17:35 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:742   閲覧ユーザー数:726

15:13

 

 

嘆きの谷

 

 

カイン「フルブライト!スイッチ!」

 

 

フルブライト「っ!」

 

 

フルブライトと俺は交代するように入れ替わり、俺は三発ほど攻撃を入れると嘆きの谷て出てくるウッドマンは倒される。

 

 

カイン「お疲れさん」

 

 

フルブライト「息がぴったりだな…」

 

 

シリカ「カインさん!次はあたしが前に出ますね」

 

 

カイン「ああ、頼む」

 

 

そういって俺は後方に下がりその代わりユウナの護衛に当たっていたシリカと交代で前に向かった

 

 

現在嘆きの谷にたどり着いた俺達は薬草とアオキノコの採集場所に移動とシリカの新たな短剣のクエストで必要な頑丈な木材を30個のこれまたドロップアイテムを獲得するというクエストでドロップ確率もそれほど低くないので既に10個は入手している。

 

 

フルブライト「大将、採集ポイントってこの辺りなのか?」

 

 

カイン「ああ、ほらそこ草むらあるだろ?そこで薬草が取れる、採集ポイントは取ってから三時間経過しないと取れないから」

 

 

そういって俺達は各一回薬草を採取すると俺が4個、シリカが3個、フルブライトが、3個、ユウナが2個と目標数に達した。

 

カイン「次はアオキノコたがもう少し谷を下らないと取れない奥に進もう」

 

 

そういって下に下っていく。

 

 

ユウナ「あの、カインさん」

 

 

カイン「ん?なんだ? 」

 

 

ユウナ「その…カインさんはどうして他の人とソードスキルが違うんですか?」

 

 

カイン「ああ、それはだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明中…

 

 

 

 

 

 

 

 

カイン「というわけだ」

 

 

ユウナ「そうなんですか…」

 

 

フルブライト「ってことはそんな技を作る大将も凄いね」

 

 

カイン「凄くないって…全部借り物だし」

 

 

シリカ「カインさん?」

 

 

カイン「いや何でもないよーしそろそろアオキノコ採集ポイントだ」

 

 

 

その後にアオキノコと頑丈な木材の目標数に達したのでエテーネに戻りフルブライトは薬草とアオキノコを持って雑貨屋に向かい俺とシリカとユウナはクエストを受諾した村人に頑丈な木材を渡すと2500コルと経験値200そして短剣の《クリスダガー》を獲得した。

 

 

経験値とコルは俺達にも獲得できたのでユウナがレベルアップしレベル3になっていた。

 

 

シリカ「ありがとうございます、カインさん」

 

 

カイン「いいや、頑張ったのはシリカなんだし俺達は手助けしただけだ」

 

 

シリカ「ううん、もしカインさんに会ってなかったらあたしはもう死んでたと思います、カインさんが居てくれたから立ち直れました」

 

 

シリカは少々頬赤らめる。

 

 

フルブライト「おーい!大将!」

 

 

そんなときフルブライトが右手を大きく振りながらこちらに近づいてきた。

 

 

カイン「フルブライト、クエスト報酬はどうだった?」

 

 

フルブライト「ああ、ポーション5つに経験値300とコルが2900それで携帯用錬金釜に後はスキルだ」

 

 

シリカ「スキルですか?」

 

 

フルブライト「《アイテム錬成》っていうスキルだ、何でも素材があればポーションなんかを作ることができるらしい」

 

 

カイン「ポーションを作れる…これはかなり必要なスキルだな」

 

 

フルブライト「ああ、それとさっきユリアンと会った、みんなあっちの広間に集まって大将を待ってるらしい」

 

 

カイン「そうか、それじゃあ行くか」

 

 

そういって広間へと向かった。

 

 

 

 

 

 

広間にたどり着くとユリアン、ムラマサを始めとするギルドメンバー達が集まっており俺の顔を見るなり団長と言ってそれが連鎖されて全員がこちらに向いた。

 

 

カイン「みんな!団長である俺が遅れてすまない、みんなが無事にクエストをクリアして本当によかったと心から思っている、そしてこれでこの大型パーティは解散する…此処からは此処の誰かと手を組んで行動してくれはじまりの街に戻るのもよし、この街に止まってレベルを上げるのもよし!決めるのは君達自信だ、だけどこれだけは約束してくれ、絶対に生きて俺達のギルド凛々の明星(ブレイブヴェスペリア)を作ろう!俺からは以上!それでは解散だ!」

 

 

俺の解散宣言でギルドメンバー達は俺にお礼を言ってから立ち去っていき残ったのは俺とシリカ、ユリアン、モニカ、ムラマサ、シャール、キキ、フルブライト、アイリス、ユウナだけになった。

 

カイン「残りは俺達だけか…ユリアン達はこれからどうする?」

 

 

ユリアン「俺とモニカは一旦はじまりの街に戻って同じビギナーに教えてもらったテクニックを指導しつつメンバーを勧誘していこうと思う」

 

 

フルブライト「俺はこの街に止まるよ、ポーションは必ずといって重宝だ、ポーション格安で売ったら大儲けだからな」

 

 

アイリス「私もフルブライトと一緒に此処に…後ユウナちゃんも私達と一緒にいくって」

 

 

ユウナ「はい、アイリスお姉ちゃんと一緒に此処にいます」

 

 

シャール「僕は此処で止まってレベルを上げる」

 

 

ムラマサ「私も此処で鍛える所存でございます、親方様必ずや親方様のもとに推参致します!」

 

 

キキ「私は…はじまりの街で鍛冶スキルを鍛える…あそこなら必要とする人がたくさんいる」

 

 

モニカ「それじゃあ帰りは同じだね」

 

 

カイン「シリカはどうするんだ?シリカさえ良ければ…その…一緒に来るか?」

 

 

何故だろうか、シリカと一緒にいると心が落ち着くところがある…

 

 

シリカ「そんなの決まってますよ、喜んで、言わなかったらこっちが言おうとしてましたよ」

 

 

カイン「そうか…ならこのままよろしくな」

 

 

俺とシリカはメダイの村を経由きて迷宮区に一番近い街トールバーナへ

 

 

ユリアンとモニカとキキはホルンカの村を経由してはじまりの街に…

 

 

そしてムラマサとシャールとフルブライトとアイリスとユウナはエテーネに止まる。

 

 

それぞれが違う道をいくだがその先は全員が同じだと信じている。

 

 

 

カイン「それじゃあ俺達、ブレイブヴェスペリア全員、生きてまた再会しよう!」

 

 

 

そうして俺達は違う道へと辿っていった。

 

 

 

 

 

どうも~ウィングゼロです!

 

 

さてと此処であの大型パーティが解散しみんな違う道を選んで去っていきましたが再び集うときにどうなっているか楽しみですね

 

 

そして次回はいよいよ、トールバーナでの攻略会議です!作者は正直いってあのキバオウが嫌いです。

 

 

それでは次回またお会いしましょうさいなら~

 

 


 
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