嘘だ。
しかし、華琳様は私達に嘘はつかない。
だが北郷が帰ったって・・
謝りたい事があったのだ。
たくさんあったのだ!
この言えぬモヤモヤをどうすればいいのだ!
うにゅ・・・ほんごー・・
ほんごー?
どこらー?
ん?しゅーらん、どーしたのら?
もうねんね?
しかたにゃいのら・・・
あしたあやまりゅのら!
ぅう・・・昨日の記憶が曖昧だぞ。
いったいどうなっている?
おぉ、秋蘭!
昨日の記憶が曖昧なのだ。
教えてくれぬか・・・
秋蘭?
何故泣いているのだ?
ん?私が死ぬ?
そんなことないぞ?
ゴホゴホッ・・・
せ、咳!?
わ、私は本当に死んでしまうのか!?
最近何だかおかしいのだ。
華琳様が悲しそうにしてる。
桂花がいつも以上に仕事をしている。
霞がずっと酒を飲んでいる。
風は何だかボーッとしている。
禀は、こう・・・赤さが足りぬ。
凪は仕事中に上の空になっている。
真桜は絡繰を弄ってばかり。
沙和は新兵の育成で声が出ていない。
季衣は食べる量が減った。
流琉は料理をすることが減った。
天和と地和と人和は歌わなくなった。
秋蘭は、私を見ると泣いている。
なによりおかしいのは、
北郷一刀という男を。
あれからずっと見ていない。
今、凄く揺れたぞ!
華琳様はご無事か!?
おぉ、秋蘭!
なに?軍を出す?華琳様の御命令?
今すぐ行くぞ!
大きな岩が地面に突き刺さっていた。
凪が手を血だらけにしながら岩を砕いていた。
・・この岩なのか。
・・・壊せばいいのか?
こういうのは私に任せろ!!
北郷?何故私を無視したのだ?
あれはどう考えても北郷が悪いだろう!
街中で女性の服を破って行くとは‥
やり過ぎだぞ?!
確かに割りと本気で殴ったが・・
い、生きているよな?
死んでいないよな?
あの後真桜が泣きながら回収していたからな・・・
少し・・少しだけ心配していたのだ!
かーじゅーとー?
どこらー!
こんどはにがしゃんぞ!
ん?しゅーらん、どーしたのら?
そうか・・
なぎのとこへいったのらな?
しかたにゃい。
あしたこそ、あやまるのら!
えらい?
あたりまえら!
わたしはじゅっとまってのらかりゃな!
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※タイトルとは関係ありません、決して七日間での出来事ではありません。
魏エンドだと思われます
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