No.640340 魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第六十四話Blazさん 2013-11-27 07:33:20 投稿 / 全3ページ 総閲覧数:1260 閲覧ユーザー数:1213 |
A.s 2nd編 第六十四話 「自由・正義・衝撃」
現状整理。
零人・・・ソルナと共に中心部を目指す。
なのは・・・現在、ジェネシス外部で交戦中。間も無くジェネシスに突入。
星奈・・・ラウと遭遇。現在、戦闘開始。
紫・・・レミリアと共に行動開始。しかしそこに敵が出現し交戦に。
CBガンダム・・・三馬鹿のサンバを追って外に。
レイチェル・・・???
ジェネシス外部・・・
ジェネシスの外部ではなのは達がザフトMSの相手をしつつ、ジェネシスに接近をしていた。
数は少なくとも連携と個人の能力が高いなのは達は圧倒し確実に距離を縮めていたのだった。
レイジング『間もなくジェネシスの外壁に到達します。』
なのは「なら、私とフェイトちゃんで後詰めをするから皆は先に!」
霊太「解った。行くぜ!」
ヴィータ「先に行ってるから、早く来いよ!」
そしてなのは達に後詰めを任せた霊太達は先にジェネシスの内部に突入した。
それをザフトMSが止めようとするがそれを逆になのはたちに防がれるれのだった。
フェイト「なのは!」
なのは「うん!」
なのははフェイトのジャスティスのボード、ファトゥム-00の上に乗り、レールガンと荷電粒子砲を展開し一斉射撃を行った。それにはフェイトのファトゥムのビーム砲も加わりザフトMSの大半は戦闘不可となって二人は霊太達の後を追ったのだった。
だがその後、入れ違いでCBのガンダムと三馬鹿のサンバが外に出たのは一行は知らなかったという。
そして、なのはとフェイトはジェネシス内部に入り、霊太達と合流しようとしていたが・・・・・・。
なのは「・・・・あれ、皆・・・・・何処に・・・・?」
フェイト「もしかして・・」
ライ「置いて行かれたな。確実に。」
なのは「・・・やっぱり?」
二人と二匹は置いて行かれ、迷った結果、二人は別々の道から内部に突入する事となったのだった。
なのは「・・・これじゃあ、どうしようもないし・・・二手に別れよっか。」
フェイト「うん。じゃあ私はこっちに。」
クシャル「俺達はアッチだ。」
そして二人は別々のゲートへと入り、取り合えずの所、零人達か霊太達との合流を優先するのだった。
対して霊太達はと言うと・・・
アリサ「・・・ここって・・・何の部屋?」
すずか「多分、予備の司令室か何かじゃないかな?」
一行はジェネシスの第二司令室に居ており、其処のコンピューターで目的地や零人達を探すことにしていた。
カタカタカタカタカタ・・・
すずか「・・・手伝おっか?」
霊太「解るのか?」
すずか「うん。私、こういうのに強いし。」
マサキ「ならそっちで頼む。」
霊太「八神達は周りの警戒を頼むぜ。」
はやて「任しといて!」
そして三人は端末で情報の収集を開始した。するとジェネシスのメインの司令室と中心部の位置が特定できたのだ。
すずか「これが・・・メインの司令室だね。」
マサキ「そして・・・・ここがココの心臓部だ。」
霊太「場所は特定できた。後は・・・」
ゼクス『リョウ。なのは達の位置を特定したぞ。』
霊太「ん・・・そっか。」
ヴィータ「アイツ等今何処だ?」
セリム『どうやら二手に分かれているみたいだね。』
ゼクス『このまま行けば二人共中心部に行けるな。』
はやて「って事は結果的になのはちゃんとフェイトちゃんは合流するってことやな。」
ゼクス『ああ。』
アリサ「それなら・・私達はどうするの?」
アリサの質問にはやてと霊太は「うーん・・」と肯いていた。するとはやてが先に提案を提示するのだった。
はやて「全員で行くってのもアレやし・・・ここはなのはちゃん達に中心部を任せてウチ等は司令室を抑えよか。」
マサキ「・・・そうだな。」
霊太「んじゃあ俺達は先に司令室に向かうとしますか!」
そして霊太達は先に司令室にへと向かうことにし、再び移動を始めるのだった。
フェイトside
こうしてやるのは・・・何時ぶりかな?兎も角、私はなのはと別れて零人とリョウ達の探していた。でもここは思った以上に広くて・・・少し苦戦していたの・・・。
フェイト「・・・・ここは・・・・」
ライ「・・・何かの通路だな。」
すると私達は大きな通路に出た。其処はとても大きく、十メートルぐらいの高さがあったのだ。そして、後で気付いたのだけど、其処は無重力地帯・・つまりは外と繋がっていたのだった。
フェイト「・・・兎も角、渡ってみよっか。」
私はスラスターを使い、反対側の通路に跳び、ゲートの向こうに入って行った。
すると、また長い長い今までの通路だったのだ。
フェイト「・・・・・・」
アスラン『流石に同じのを二度見ると・・気が滅入るよな・・・』
フェイト「・・・・うん・・・・」
兎も角、私は再び進み始めて皆との合流を急ぐのでした・・・
そして・・・
フェイト「っ・・・・・・れい・・と・・?」
私のかなり先にはふらふらに歩いていた零人が居たのでした。私は気持ちを抑えられず、走って零人に向かっていったのでした。
フェイト「零人っ!!」
零人「なっ・・・・フェイト・・・どうしてお前!?」
フェイト「っ・・・・・・・・」
零人「・・・・兎も角。一旦離れろ。話ができねぇ・・」
フェイト「あ・・・ごめん・・・・」
私は零人から一旦離れて顔を合わせた。すると零人の髪が白色だったので何かあったのかと質問した。
フェイト「零人・・・髪の色・・どうしたの?」
零人「あ?ああ・・・コイツは・・・」
ソルナ『アタシと零人ちゃんがユニゾンしたからだよ。』
フェイト「えっ・・・・あ、そっか・・・ソルナはユニゾンデバイスだったもんね。」
零人「んな事は今はいい。それよりどうしてお前がココに居るんだ?つーかお前が居るって事はまさか・・・」
フェイト「うん。なのはも・・みんなも来ているよ。」
零人「・・・・やっぱりか・・・」
フェイト「零人、どうして何も言わずに行っちゃったの?皆心配したんだよ?」
零人「・・・それは解ってる。けどな。これは俺にとって・・・とても大切な事で。お前らに関わって欲しくは無かった・・・・・」
フェイト「・・・・・・。」
零人「黙って行ったのは謝る。けどな・・・ココから先は俺一人の問題かもしれねー・・・・・だから・・・「(フェ)それは違うよ。零人。」・・あ?」
フェイト「多分だけど・・・私も・・・もしかしたらなのはたちも関係あるのかも知れないんだ。この事は・・・」
零人「・・・どういうこった?」
フェイト「・・・前に・・・星奈に言われたの。「問われるのは私の正義だ」って。そして・・「ループを、負の連鎖を断ち切って」って。」
零人「アイツが・・・・・・。」
フェイト「だから・・・私も零人と一緒に・・・」
でもその時、突如私達の後ろが爆発を起こし、爆風が襲い掛かってきたのだ。
フェイト「っ・・・・!!」
零人「なっ・・・・!?」
アッシュ『見つけたぞ!アスラン・ザラァァァァァァァァ!!』
其処にはさっき戦ったアッシュが居たのだ。
零人「なっ・・・リジェネレイトガンダム!?」
ソルナ『MSVのMSがどうして・・・・!?』
イクス『やはり色々と大変なことになってますね・・特にフェイト嬢絡みで・・』
フェイト「・・・そうだね。」
私はそう言ってバルディッシュを構えた。多分、ここでアイツを倒さないとこの先ずっと戦う事となる・・だから・・・・ここで決着をつける・・・!
フェイト「零人・・・先に行って。ここは私が何とかするよ。」
零人「・・・・無理はすんなよ。」
フェイト「・・・・やってみるよ。」
そして。零人は私の言葉に軽く笑うと重い足を動かして走っていくのでした・・・
アッシュ『クックックッ・・・いいのか?今生の別れかも知れんのだぞ?』
フェイト「それは無いよ。」
アッシュ『ア?』
フェイト「だって・・・貴方はここで果てるのだから。」
私はそう言いバルディッシュを構えた。その時、私は不思議とこの戦いは負けることは無いとそう思えるほどの何かがこみ上げてくるのだった。
アッシュ『ハッ!?んな二度も負けるかよ!!』
フェイト「我が右手には審判の剣。我が左手には真実の天秤。
貴方は・・・・私の手で討ちます!!」
アッシュ『やってみろよ・・・・小娘があぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
刹那。私とアッシュはクローと刃を交え、戦いを始めたのでした・・・
はやてside・・・
さて。その頃ウチは・・・
はやて「・・・・・・みんなどこやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
迷ってました・・・。え?どうして、こうもアッサリ塩味で迷ったかって?
えっと、順を追って言うと・・・
1 ウチは霊太君達と一緒に司令室に向かっていた。
2 すると突然、壁から爆発が起こってウチはアーマに助けられて助かったけどみんなと別れてしまった。
3 と言う事でみんなとどうにかして合流しよかー!!
4
・・・・・・・今に至るっちゅう理由や。
アーマ「しかし・・ものの見事に迷いましたね・・・」
はやて「やな・・・・迷路やでここは・・・」
すると・・・
『・・・・・排除対象を確認・・・』
はやて「っ!!」
ウチ等の前には一機のロボットが立っていた。顔から考えてフェイトちゃんが相手をしたアッシュって奴の同型機やな。そしてその後ろに何か重装甲の装備をしたロボットが二機・・・
アーマ「・・・・あれはMSですね。」
『ソードカラミティとあれは・・・ロングダガーか。』
はやて「アイツ等って強いん?」
『・・俺には分からない。でも・・・・ヤバイ相手ってことは確かだ。』
フォー(ソードカラミティ)『セブン。イレブン。攻撃開始。』
セブン「了解。」
イレブン「・・了解。」
するとダガーたちが肩に装備されていた銃口でウチ等に向かって攻撃を始めた。
そしてライフルを追加してきてウチ等は一旦距離を取った。
はやて「こりゃウチの魔法で効くかどうか・・・」
アーマ「私のでも難しいですね・・・」
『でもやるしかない。そうだろ?なら・・・俺の出番だな。』
はやて「せやな・・・・・行くで!!」
ウチは魔法陣を展開して集中した。その隙に相手が攻撃を仕掛けてきたけど、それはアーマにガードされて攻撃は当たらんかった。そして、魔法陣はやがて一つの光となってウチを包み込んだ・・・
フォー『・・・・何だ?』
三人称side
ゴウッ!!
刹那、三機に向かい、荷電粒子砲が放たれたがそれを三機は回避した。
そして体勢を立て直し、前方を見たが其処には・・・
フォー『・・・・該当無し・・・?』
はやて「うぁちゃー・・・外したかー・・・」
『まだだ。たかが一発だろ?』
なのは達同様、肩や腰部に装甲が付けられ、腰には先ほど発射した銃口があった。
装甲のカラーリングは黒と緑を主軸にされており、背中にはミサイルポットと肩にはショートバレルのレールガンが装備されていた。
はやて「せやな・・・・にしても・・まさかのぶっつけ本番やな・・・・・・・さて・・・これがウチの衝撃・・・新しい力・・・・その名も・・・!」
シン『インパルス・・・・・世界に新たな衝撃を与える力だ。』
フォー『インパルス・・・・ストライクの後継機?』
シン『・・・どうやらお前は大戦時までの機体データしか持って居なさそうだな。』
フォー『・・・・セブン。イレブン。奴を捕らえろ。機体を解析する。』
セブン「っ・・・・・・」
イレブン「・・・・了解。」
はやて「っ・・・あの二機・・・もしかして・・・」
するとダガーの二機ははやてに向かいスラスターを吹かして接近して来た。対してはやては装備を魔法陣に入れ、別の装備を取り出した。
シン『シルエット。ブラストからソードへ!!』
はやては背中にその装備を装着すると装甲が紅と白に変わり、二本の剣を背中の装備から取り出して迎え撃った。
はやて「シグナムみたいにいかれへんけど・・・・!」
ダガーははやてとギリギリの接敵距離となると重装甲をパージした。それと同時に閃光が走り、はやての目の前は見えなくなったのだ。
はやて「っ!!」
セブン「貰った・・・!」
その隙を突き、ダガーたちがビームサーベルではやてを仕留めようとするがはやてのダガーの目の前には居なかったのだ。
イレブン「っ・・・・アイツは何処に!?」
そして、二機が気がつくと・・・
ザシュッ!!
セブン「なっ・・・・・!?」
はやてはダガーの後ろ。ソードの目の前に居ており、ソードの左腕を切り裂いていたのだ。
イレブン「どうやってあの状況で!?」
はやて「翔封界(レイ・ウィング)。術者の力量に比例して速度なとが変わる魔法。それをあんた等と交わるギリギリで使って隙間を通って大将さんの下に行ったって理由や。」
セブン「・・・・・・。」
フォー『対象の危険性を昇格。これより排除・・・』
ザクッ!!
刹那、ソードカラミティははやてに攻撃をしようとするが一歩早く、はやてが対艦刀でソードの胸部を貫いたのだった。ソードは剣が抜かれると、ただ音を立てて倒れたのだった。
アーマ「お見事です、はやて。」
はやて「えへへ・・・・」
シン『まっ。及第点だってシグナムなら言うだろうぜ。』
セブン「まっ・・・待て!!まだ僕達が「(は)ああ。戦う気は無いで?」え・・・」
はやて「だって。お二人さん、嫌々従ってたんやろ?ロボットでも喋り方を見れば解るで。」
イレブン「だから・・・僕達を見逃すと?」
はやて「と言うか・・・別にどうしようと自分で決めればいいんちゃうん?」
アーマ「それが貴方たちの決めたことなら・・・私達は何も言いませんし。」
はやてとアーマの言葉を聞き、ダガーの二機は顔を合わせた。そして、結論を言ったのだ。
セブン「・・・僕は・・・君と一緒に行きたい。」
はやて「うちと?」
イレブン「僕達は戻っても再び駒扱いにされるだけだ。ならば助けて貰った人の助けをして死ぬのなら、それで本望だ。」
はやて「・・・・・・・・・。」
シン『どうする、はやて?』
アーマ「決断は任せますよ。」
はやては目を閉じて考えた。そして一分もしないうちに結論を二人に言い渡した。
はやて「いいで。その代わり条件がある。」
イレブン「何だ。」
はやて「「死ぬ」・・なんて言わんといて。そして、死んだらアカン。これが条件や。それを飲んでくれたのなら・・・・一緒に行こか。」
はやてはそう言ってダガーたちに手を差し出した。ダガーたちは顔を見合わせ、そして顔を肯き、手を置いたのだった。
セブン「僕はセブン。セブン・ソウキス。」
イレブン「僕はイレブン・ソウキスだ。よろしく頼む、隊長。」
はやて「隊長ちゃうで。ウチははやて。八神はやてや!」
アーマ「そしてその使い魔、アーマ17歳です♪」
セブン「・・・1・・・7・・・・」
イレブン「そうなのか?」
はやで「あ・・・・その・・・まぁ・・・・そんな感じ?」
シン『と・・兎も角、今は司令室に向かおう!』
はやて「二人とも、案内してくれるかな?」
セブン「ああ。」
イレブン「任せてくれ、はやて。」
そしてダガーたちははやてとアーマの少し前を走り、司令室にへと案内するのだった。
なのはside
一方で私は零人君たちか霊太君達と合流する為にずっと歩いていました。すると・・・
なのは「・・・ここは・・・・」
クシャル「このドア。今までのとは違うな。」
なのは「・・・なら一度入ってみよっか。」
キラ『気をつけて。罠があるかもしれないから。』
そして私達はドアの向こうに足を踏み入れました。
パシュッ・・・
なのは「っ・・・ここは・・・」
すると其処には司令室の様でした。でも、デスクの前には誰も居なく、対して幾つもあるディスプレイは正常に映っていました。
なのは「司令室・・・・だよね・・・」
「そう。ココこそ、ジェネシスの司令室だ。」
すると、何処からか声がして声の場所を探しました。その声がした場所は私の正面の椅子からでした。そして椅子が動くと其処には一人のおじいさんが座っていたのでした。
キラ『っ・・・貴方は!!』
なのは「貴方は・・・誰ですか?」
パトリック「私の名はパトリック・ザラ。貴様等「ナチュラル」に正義の鉄槌を下す男だ。」
なのは「パトリック・・・・ナチュラル?」
キラ『ナチュラルは遺伝子操作をされていない人間の事だよ。そして・・・・この人はアスランの・・・・フェイトちゃんのジャスティスのAI、アスラン・ザラのお父さんだ。』
なのは「っ・・・・・。」
クシャル「にしちゃあ随分人手が少なそうだな。人間はアンタだけか?」
パトリック「ふんっ・・・手駒など幾らでも居る。それに、どの道何をしても私の勝ちだ。」
なのは「それはどういう・・・・」
パトリック「このジェネシスには強力なガンマ線レーザーが装備されている。」
キラ『っ・・・真逆・・・貴方はそれを地球に!?』
クシャル「なっ・・!?」
パトリック「察しが早くて助かるよ。そうだ。このジェネシスのレーザーを地球に発射し愚かな旧人類・・・ナチュラルを一掃するのだ!」
なのは「っ・・・・そんなことをしたら一体どれだけの人が死ぬのか解っているのですか!?」
パトリック「たかが旧人類だ。野蛮なナチュラルに食い尽くされた星等に興味は無い。」
なのは「貴方だって人です!!」
パトリック「違うな。私は私達「コーディネーター」は新人類。そして全生物の神だ。だからこそ、愚かな生物に鉄槌を下す。それの何が悪い?」
それの何が悪い?新人類?愚かな生物?同じ人なのに?
その言葉に私は怒りが抑えきれませんでした。そして・・・
グッ・・・
なのは「・・・・お前は・・・・お前だけはココで!!」
キラ『なのはちゃん!?』
私は怒りに任せ、レイジングハートの殺傷設定にしてパトリックに突きつけました。
でも・・・
バアンッ!!
パトリックはいつの間にか銃を持っており、それを私に撃ったのでした・・・
なのは「がっ・・・・・・」
クシャル「なのはっ!!」
エクセレン『なのはちゃん!?』
パトリック「・・・無様だな。小娘が・・・・」
ドゴッ!!
そして私の意識が切れる時にはクシャルがパトリックに向かって殴りかかっていたのでした。
パトリック「がはっ!?」
クシャル「貴様・・・・死ぬ覚悟は出来ているか!!」
パトリック「死ぬのは・・・貴様等ナチュラルだ!!」
ドゴスッ!!
パトリック「がっ・・・ごほっ・・・?!」
クシャル「まだだ!まだ貴様には・・・!!」
エクセレン「ちょっ!!クシャルストップ!!」
すると怒りに任せて殴り続けるクシャルにエクセレン姉さんがデバイスから出て人間状態で静止に掛かりました。既にパトリックは身体をヒクつかせて意識が完全に飛んでいたのでした。
クシャル「離せエクセレン!!コイツだけは・・・・なのはを殺ったコイツだけは・・・!!」
エクセレン「大丈夫!!なのはちゃんは大丈夫だから!!」
そして、その言葉を聞き、ようやくクシャルは止まるのでした。
クシャル「・・・・・・・・・本当か?」
エクセレン「はぁ・・・はぁ・・・ええ・・・弾が心臓からそれて少し身体の中に入ってそれで血が出ただけだから・・怪我はしているけど、命には問題ないわ。」
クシャル「だか・・・一体どうして・・・・」
エクセレン「ああ。それは・・・・・」
アル『ギリギリ、ラムダドライバが間に合いました。』
アルがそう言い私が持っていたレイジングハートにはいつの間にかラムダドライバが展開されていたのでした。それを見て、クシャルは落ち着き、息を整えたのでした・・。
すると・・・
パシュッ・・・
零人「ありっ・・・・部屋間違えちまった・・・」
クシャル「っ!!零人!!」
零人君が部屋に入って来て、その声で私は目を覚ましたのでした・・・。
零人「クシャル・・・って事はまさか、なのはも・・・」
なのは「っ・・・零人・・・くん・・・・」
零人「お前・・・・大丈夫か?」
そして零人君が私に寄って来ると、私は身体に無理をして零人君を抱くのでした・・・
零人「っ・・・・・・。」
なのは「・・・・・・・・心配したの。」
零人「・・・・・・スマン・・・」
なのは「・・・・・皆・・・・心配してたの。」
零人「・・・・・・スマン・・・・」
なのは「・・・・・本当にそう思っているの?」
零人「・・・・・・ああ・・・・」
エクセレン「・・・・・・。」
パトリック「ぐっ・・・・・・・!」
クシャル「っ!!零人!なのは!!」
零人「・・・・・・。」
パトリック「し・・・ねぇ!!ナチュラ・・・」
バウッ!!
そしてその音と共に・・・パトリックに一発の銃弾が当たった。撃ったのは・・・零人君だった。
なのは「っ・・・・・・・」
零人「・・・・・いい加減にしろ。このクソオヤジが。」
イクス『躊躇ないですね。』
零人「あんな奴に慈悲も躊躇もいらねーよ。」
ソルナ『復讐の道を外したって事は確かだね・・・』
なのは「零人・・・くん・・・・・」
すると零人君は私から少し離れて肩に手を置き、顔を見合わせました。
零人「なのは。今すぐ、ジェネシスの発射口を破壊してきてくれ。」
なのは「エッ・・・零人君は?」
零人「俺は、ジェネシスの中枢を叩く。万が一って事があるからな。」
なのは「っ・・そうだ・・・・星奈ちゃんは!?」
零人「・・・・アイツは・・・・自分のケジメをつけに行った。」
キラ『っ・・・・・・!!』
零人「だから・・・俺もケジメを付けに行く・・・」
なのは「っ・・・・・・」
その言葉を聞いたとき・・・私は嫌な予感がしてさらには・・・何かが脳裏をよぎったのでした・・・
でも・・・・・
なのは「・・・・解ったの。でも・・・・・無理はしないで・・・」
零人「・・・・・・・・ああ。」
私はそれでも零人君を信じると決めたのでした。
零人「つーか・・その台詞・・俺もフェイトに言ったんだけどな・・・」
なのは「えっ・・フェイトちゃんと会ったの!?」
零人「ああ。だがアイツは敵の足止めを喰らっている。けど・・・アイツの事だ。大丈夫さ。」
なのは「・・・・・・・はぁ・・・・」
レイジング『曖昧な返答ですね。』
零人「うっせぇ。」
なのは「でも・・・・信じるよ。零人君の事。だから・・・・・」
そして、私は零人君とゆっくりとキスをして直ぐに離すのでした。
その時は不思議と緊張とかが無く、抵抗もありませんでした。
なのは「必ず戻って来てね。」
零人「あた坊よ。お前は・・・俺が守ってやるからな。」
その後、私と零人君は別々の道を進み、零人君はジェネシスの中枢を。
私は外のジェネシスの発射口を破壊はに向かうのでした・・・。
現在のアークのメンバーの状況。
零人・・・なのはと分かれてジェネシスの中枢に。
なのは・・・零人と分かれて一人、ジェネシスの発射口を破壊しに向かう。
フェイト・・・リジェネレイトガンダムと交戦中。
はやて・・・ダガー二機と共に司令室に向かう。
霊太・・・アリサと共にマサキ達との合流と司令室を目指す。
マサキ・・・すずか、ヴィータの三人で司令室を目指す。
別行動。
クロ助・・・アースラで防戦に参加中。ユーノも同様ナリ。
次回予告ッ!!
零人「物語は止まらない。それが破滅になるのか。それとも。」
なのは「答えは誰も知らない。何故なら。」
星奈「それを極めるのは私達なのだから。」
ソルナ「次回「運命(さだめ)の時はやってくる」。」
零人「ケリ・・・つけようぜ。すべてにな・・・・!!」
レイチェル「あれは確か 息をした瞬間 光に満ちていた・・・」
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イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。
A,s 2nd編イメージソング
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