No.639155

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第六十二話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。
(OPとEDを変更しました!)

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2013-11-23 10:43:11 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1180   閲覧ユーザー数:1127

A.s 2nd編 第六十二話 「滅びのループ」

 

 

 

 

 

零人達がジェネシスを発見する少し前・・・

 

なのは達は特殊結界を展開し大気圏へと飛翔していた。すると・・・

 

 

 

霊太「っ・・・ありゃ・・・・・い゛!?」

 

マサキ「MSか・・・・!」

 

 

 

先ほど零人達が適当にあしらっていたMS軍が今度はなのは達に向かい突撃していたのた。

そしてそれに対して一行は散開し・・・

 

 

霊太「どうやら相当ご立腹のようだぜ・・・」

 

はやて「どないする?適当にあしらうか・・・それとも・・・」

 

なのは「このままじゃ多分彼らは地上に行くと思う。だから・・・・・」

 

アリサ「迎撃あるのみって事ね。」

 

はやて「よっしゃ・・・・総員散開!!敵を殲滅や!!」

 

はやての合図でメンバーは散開しMSの相手をして行った。

なのは達の中でなのはだけは既にBAになっており、軽やかな動きで敵を破壊していった。

 

アリサ「っ!なのは左!!」

 

なのは「いっ!?」

 

刹那、なのははアリサの声で左からの敵に気付き、回避した。

そしてなのはとアリサは何が通り過ぎたかと見たが、其処には・・・

 

 

 

ガシュッ!

 

 

『ッ!?』

 

キラ『あれは・・・イージスと同型機!?』

 

 

紫をメインとした少し大型のMS。しかもガンダムタイプが立っていた。

 

なのは「キラ君あれって・・・・」

 

キラ『ガンダムタイプなのは確かだけど・・・あんなの見たことも無いよ!?』

 

ヴィータ「じゃあ何か!?アイツは新型とでも!?」

 

キラ『でも・・・アイツはイージスの機体構造に似ている。と言う事は少し前の・・・フリーダムと同じ世代の機体だ!』

 

なのは「っ!?」

 

 

 

 

『ククククク・・・・よくぞ解ったな。』

 

クシャル「喋り方まで予想通りというか・・・」

 

ヴィータ「あんなゲテモノ見たことねーぜ・・・」

 

 

 

 

『まぁそんなことはいいではないか。何故なら・・・・・お前等はココで死ぬのだからなァ!!この”アッシュ・グレイ”と・・・”リジェネレイトガンダム”によってなぁ!!!』

 

 

 

 

リジェネレイトガンダムは狂気と言っても過言ではない声を上げ、なのは達に襲い掛かった。なのは達はそれを回避するが変形し再び戻ってきた。

 

アリサ「いっ!?」

 

ヴィータ「変形した!?」

 

キラ『と言う事は真逆・・・・・!!』

 

 

アッシュ『ハハハハハ!塵になるがいい!!』

 

アッシュはなのは達に向かい複列位相エネルギー砲「スキュラ」を発射した。三人はそれを回避しヴィータが攻撃するが、易々と回避された。

 

ヴィータ「早い!?」

 

アッシュ『ハッハッハー!!まずは・・・・!!』

 

 

ガシッ!!

 

攻撃の隙が出てしまい、ヴィータはアッシュの四本のクローに掴まれてしまった。

そしてギリギリとアッシュは締めていきヴィータは苦しみの声を上げた。

 

ヴィータ「があああっああああ?!」

 

なのは「ヴィータちゃん!!」

 

アッシュ『おおっと!動くなよ・・・・!一歩でも動いたら・・・ドーンか・・・・グシャリ・・・だぜ?』

 

アリサ「っ・・・・・!!」

 

ヴィータ「て・・・めぇ・・・・!!」

 

ジン「ぐっ・・・・!」

 

肩に乗って援護をしていたジンも難は逃れていたがどうもすることが出来ずにいた。

そしてみるみるヴィータはクローで締め付けられていった。

 

ヴィータ「がああああああああああああ!!!!」

 

アッシュ『ヒャヒャヒャヒャヒャ!!いいねぇ!!もっとだもっと悲鳴を上げな!!』

 

 

アリサ「このままじゃ・・・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Passer』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザンッ!!

 

 

 

 

 

 

突如、リジェネレイトのクローの一つが何かによって切り裂かれた。

その隙にヴィータは無理矢理抜け出してなのはたちの下に戻った。

 

ヴィータ「っ・・・はぁ・・・はぁ・・・・」

 

なのは「大丈夫、ヴィータちゃん?」

 

ヴィータ「何とか・・・でも・・・」

 

アリサ「一体誰が・・・・・・・」

 

アッシュ『一体誰が俺の邪魔をしたぁぁぁぁぁぁ!!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイト「私だよ。」

 

 

 

アッシュ『っ!?貴様・・・・その姿は・・・・・・!!』

 

 

 

なのは「っ!フェイトちゃんそれって!!」

 

フェイトのBJは今までのとは違っており、肩や脚部に黒をメインとしたワインレッドの装甲が付けられ、背中には鳥のようなボードが。そしてバルディッシュもバルバード状になり、なのは同様BAになっていたのだ。

 

フェイト「ジャスティス・・・・これが私のもう一つのBAだよ。」

 

アッシュ『じ・・・ジャスティスだと!?と言う事は・・・・!!』

 

 

 

アスラン『ああ。俺はアスラン。アスラン・ザラだ。』

 

アッシュ『アスラン・ザラ・・・・・我が同士がどうして我等ザフトに牙を向ける!?』

 

 

アスラン『それが俺が選んだ道で・・・・彼女に選ばれた・・・ただそれだけだ。』

 

フェイト(実際は貰った・・・だけど・・・・そうだよね。)

 

 

アッシュ『ぐっ・・・・グウウウウ!!』

 

 

フェイト「なのは。すずかたちが進路を開いた。だから先に行って。」

 

なのは「え!?」

 

アリサ「フェイト・・・あんたまさか・・・・」

 

フェイト「大丈夫・・・・・三分で終わらせるから・・・」

 

フェイトはそう言いなのは達へと顔を向けた。その顔は自信に満ちていて安心のできる顔であった。そして、なのはは・・・

 

 

なのは「・・どの道ヴィータちゃんを戦域から離さないと・・・でないとまた襲撃されたら今度はただではすまない・・・・だから・・・・・・・・お願いね。」

 

フェイト「・・・うん。」

 

アスラン『キラ。皆を頼むぞ。』

 

キラ『解ったよ。アスラン。』

 

そしてなのは達はヴィータを抱えてすずか達の方に向かって行った。其処に残っていたのはもう、フェイトとリジェネレイトのみだった。

 

 

フェイト「さて・・・じゃあ始めよっか。」

 

フェイトはバルディッシュを突き出し、アッシュに挑発まじりで言い放った。それに乗せられたアッシュは怒り、ついには叫びだした。

 

アッシュ『い・・・い・・・いきがるなよ・・・・小娘がああああああああああああ!!!』

 

MAからMSに変形したアッシュはライフルで攻撃を始めた。だかそれをフェイトは易々と回避しバルディッシュの先端に新しく装備された銃口でビームを発射し牽制した。

アッシュは回避し、再びMA形態に変形。再び突撃を掛けた。

 

フェイト「っ・・・・でもクローは破壊されてるから・・・!」

 

アッシュ『ああ・・破壊されはしたが・・・・・・・・!』

 

 

 

 

ヴンッ

 

 

突如、アッシュのクローは”再生”し四本に戻ったのだ。それを見たフェイトは驚き、回避はしたが疑問に思った。

 

フェイト「そんな・・・再生した!?」

 

アスラン『なるほど・・・量子化してパーツを転送したんだな。そしてアイツの装甲・・・一部はフェイズシフトだが・・・残りはすべて使い捨てのパーツらしいな・・・』

 

ライ「と言う事は・・・部分破壊しても無駄と言うことか。」

 

アスラン『ああ。だから中心を破壊するか全体を破壊するか・・・・決断は任せるが・・・・どうする?』

 

フェイト「どうするって・・・私、なのはみたいな砲撃魔法無いし・・・」

 

ライ「じゃあ・・・決まりだ。」

 

フェイト「あ・・・あはははは・・・・・・」

 

 

アッシュ『何ぶつくさ言ってんだよ!!』

 

するとアッシュが再び突撃を掛けるがフェイトは再び回避した。だがそれはアッシュも予測済みで急ターンし戻ってきたのだ。

 

アッシュ『ハッハー!!甘いんだよ!!』

 

フェイト「ッ・・・!」

 

そしてアッシュがフェイトを捕まえようとクローを展開するが・・・

 

 

 

フッ!

 

 

 

フェイトは突如、目の前から消えたのだ。

 

 

 

アッシュ『っ!?ど・・何処に・・・・って!!』

 

だが、フェイトは消えたのではなく、スラスターを吹かしてバック中をしたていたのだ。

だけど今のフェイトでは背中のユニットが邪魔でそんなことは出来ないはずだったが・・・

 

 

アッシュ『っ!!!お前・・・背中のユニットは!?』

 

フェイト「ああ・・・それって・・・これの事!!」

 

次にアッシュのメインカメラに映ったのは機械の鳥・・・否、背中のユニットだったのだ。そしてそのユニットが通過するとフェイトは居なくなっていた。

 

アッシュ『っ・・・何処だ!?』

 

気がつけばフェイトはユニットの上に乗り、飛行していたのだ。このユニットは「ファトゥム-00」と言い、いざと言うときの足にもなるユニットで、普段はスラスターとして昨日している物だった。

 

フェイト「バルディッシュ!!」

 

バル『ロードカートリッジ。』

 

フェイトはカートリッジをロードしバルディッシュから魔力の刃を展開した。そしてバルディッシュを両手で持つと刃は斧状になった。

 

フェイト「いっけえぇぇぇぇぇ!!」

 

そしてスラスターを吹かしたファトゥム-00は一直線にアッシュに向かっていき、アッシュも途中で交えようと突撃した。

 

アッシュ『舐めるなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』

 

フェイト「おおおおおおおおおおお!!」

 

 

一人と一機が交えようとした瞬間。アッシュは異変に気がついた。

それは・・・

 

 

 

フェイトが自分の上を飛んでいたからだ。

 

 

アッシュ『な・・・・・・』

 

そしてファトゥムが自分の上を通過するとフェイトがバルディッシュを構えていたのだ。

フェイトはバルディッシュを持ち、残ったスラスターで突撃し

 

フェイト「はあぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

リジェネレイトを一刀両断したのだった。

 

 

 

斬ッ!!

 

 

 

アッシュ『グッアアアアアアアああああああああああ!?!?!?』

 

 

 

 

アッシュは爆散しフェイトはファトゥムに飛び乗った。するとアッシュの居た場所からは何かが飛び出し逃げて行ったのだった。

 

アッシュ『ぐっ・・・覚えていろよ、アスラン・ザラ!!』

 

ライ「・・・典型的な捨て台詞だったな。」

 

フェイト「でも・・・どうしてアイツ無事だったの?」

 

アスラン『多分、アイツの本体は別の位置にあって其処が無事だったからだろうな・・』

 

フェイト「・・・そっか。」

 

ライ「・・・行こう。そろそろ大気圏外だ。」

 

フェイト「・・・・うん。」

 

そしてフェイトは一人、なのは達の後を追って行くのだが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライ「っ・・・何だ・・・あれは!」

 

フェイト「えっ・・・・・・・・・っ!?」

 

アスラン『っ・・・・アレは・・・・まさか・・・・・・・・ジェネシス!?』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはチーム・・・

 

なのは達は零人の後を追い、宇宙を進んでいた。だが空気がない為一部のメンバーは体調を崩し始めていた。其処で、霊太はオルドルに通信を送っていた。

 

霊太「こちら不知火。オルドル、応答してくれ。オルドル!」

 

ゼクス『・・・電波状況は悪いのは変わらないが・・・この距離ならどうにかなるはずだ。』

 

霊太「ああ・・・そろそろ・・・・」

 

 

トーレス『こちら・・・・!こちらオルド・・・・・』

 

霊太「っ!!こちら不知火!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オルドル・・・

 

ブライト「・・・そうか・・・地上ではそんな事が・・・」

 

オルドルに着いた一行は一時休息を取りブライトに状況を伝えていた。

その間、アリサ達は休憩を取り体勢を整えていた。そしてフェイトも合流し霊太となのは、そしてフェイトはブリッジに居たのだ。

 

霊太「こっちはどうなっていたのですか?」

 

ブライト「こっちはこっちで通信が完全に遮断されていたのでな。加えて敵襲もあった。」

 

ゼクス『・・それなら通信がまともに出来ないわけだ。』

 

ブライト「ああ。だが・・・本当にあの建造物に行くのか?」

 

なのは「・・・はい。多分、タイミングから見て零人君と星奈ちゃんもあそこに向かったんだと思います。」

 

ブライト「・・・いいだろう。今回のメンバーで行くのならロウから"アレ"を貰うといい。」

 

霊太「アレ・・・・・ってアレっすか?」

 

ブライト「ああ。今すぐ取ってくるといい。」

 

霊太「うっす。」

 

そして、霊太はブリッジを後にして残ったなのはとフェイトはアースラの状況をブライトから聞こうとしていた。

 

フェイト「あの・・ブライト艦長。アースラとは・・・」

 

ブライト「・・・・不幸中の幸いというやつか・・・アースラは現在定期メンテナンスにミッドに戻っている。」

 

なのは「っ・・・・よかったー・・・」

 

フェイト「もしかしたらアースラも大変かなとは思っていたけど・・・」

 

ブライト「まぁな。だがこの状況だ。油断は出来ん。」

 

なのは「・・・はい。」

 

ブライト「恐らくはあの建造物に近づくに連れて敵も増えてくる。それを注意していてくれ。」

 

フェイト「・・・了解です。所で・・・・アレって・・・何なのですか?」

 

ブライト「ん?アレはアレだ。」

 

なのは・フェイト「「・・・・・?」」

 

ブライトの言葉の意味が解らなかった二人は顔を見合わせ、「?」頭の上に浮かべていたのだった。その後、二人は霊太に連れられ、別の場所に移動した。其処には一同が集まっており、なのは達は霊太に質問をした。

 

はやて「で。霊太君。ここどこなん?」

 

霊太「ここは魔導師用の発進カタパルトだ。」

 

ヴィータ「は!?」

 

霊太「んで今からあそこに殴りこむ。」

 

アリサ「ちょ・・ちょっと!!」

 

するとアリサが霊太に質問をした。当然、突然の話で戸惑いを隠せずそれはほぼ全員が同じたったのだろう。

 

霊太「どうした?」

 

アリサ「どうしたもこうしたも無いわよ!!第一どうやってあそこに行くって言うの!?アタシ等結界張ってやっとココまでこれたのよ!?」

 

霊太「ああ。其処は大丈夫。その為の"アレ"だから。」

 

そう言って霊太は一つのリングを持っていた。そしてそれは何かと全員に説明するのだった。

 

霊太「コイツは騎士団が独自開発した「無重力下限定、特殊フィールド発生装置」通称"アンブレラ"だ。」

 

すずか「アンブレラ・・・・傘?」

 

霊太「そう。コイツはその名の通り、無重力地帯の空気が無いという場所で使用する事で特殊なフィールドを発生させて空気を発生させる、いわばノーマルスーツ・・宇宙服だ。」

 

マサキ「使用可能時間は?」

 

霊太「五時間きっかし。それ以上はコイツが保たない。」

 

 

はやて「なんとまぁ・・・・」

 

フェイト「流石騎士団・・・・」

 

霊太「まぁな。取り合えず、これをみんなに渡すが・・・若干数名はナシだぜ。」

 

なのは「え・・それって・・・」

 

霊太の言葉になのはが反応しその理由を考えると一つだけ思い当たるものがあった。それはBA展開時は無重力でも普通に活動可能と言う事だ。ちなみにその該当者はなのは(フリーダムまたはヴァイスリッター)、フェイト(ジャスティスまたはヴァイサーガ)、ヴィータ(アルトアイゼン)、マサキ(ゼオライマー)そして霊太(ファントムまたはホワイト・グリント)の四人。

 

ヴィータ「つまりはBA所持者は大丈夫ってことか。」

 

霊太「ああ。悪いけどそう言うこった。」

 

アリサ「つまり必然的には私とすずかとはやての三人にがこれを持つという事ね・・・」

 

霊太「そう。使い方はリングのその赤いところを押せばフィールドが展開される。」

 

すずか「赤いところ・・・これね。」

 

霊太「・・よし。これで準備は整った。全員大丈夫だな?」

 

そして霊太が準備が出来たと思い全員に呼びかけた。

その言葉を聞いた一行は「勿論」と言った顔だったのだ。

 

霊太「・・・・じゃあ・・・・行くとすっか。」

 

霊太はそれに対して少し笑い、カタパルトに向かうのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???・・・

 

ある場所では金髪の少女が立っており、その後ろにはアッシュが倒れていたのだった。

 

少女「・・・なるほど・・・彼女がジャスティスの所持者という事か・・・」

 

アッシュ『何ノンキに言ってんだよ!アイツ等直ぐココに来るんだぞ!?』

 

少女「そんなのは百も承知だ。それに・・その場合にはまた君が出て戦えばいい。」

 

アッシュ『っ・・・・・しかしだな・・・・』

 

少女「問題ない。既に新しい戦力もココに来ている。」

 

アッシュ『新しい・・・・・?』

 

少女「ああ。まぁどうせ君とは違って捨て駒だがな。」

 

そして少女は笑みを浮かべ、怪しく笑っていた。それをアッシュは何時もの事だと平然と見ていたのだ。するとアッシュの後ろからは金髪の男がその場に入ってきたのだ。

 

 

男「・・・状況は・・どうなっている?」

 

少女「今まで通り・・・・ですよ。」

 

男「・・・・ふむ・・・・では我々の戦力は・・・」

 

少女「当面は伏せておいて貰っていい。それはある意味切り札だ。今までも・・・そして・・・これからも・・・・な。」

 

 

 

 

 

 

 

 

幻想郷・・・

 

幻想郷のとある場所。其処には紫とレミリアが立っていたのだ。その場には何も無くただひとつ。大きな鏡があるだけだった。

 

レミリア「ここから零人達を?」

 

紫「ええ。これでないと外の世界を見れないから。」

 

紫はそう言って鏡の説明をしていた。どうやら幻想郷と零人達の世界とを繋ぐ鏡らしい。

そしてその説明をしていた紫の手には一本の指揮棒サイズの杖があったのだ。

それを紫が振るうと鏡が光り、零人達の世界に見えたのだ。

 

レミリア「・・・どうやらまだらしいわね。」

 

紫「ええ。予定よりかなり早めに用意していたほうが得だからよ。」

 

レミリア「でも・・・・・本当に零人は?」

 

紫「これは・・・ある意味避けられない事なの。だから・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だから。貴方達に邪魔はされたくないのですよ。幻想郷の賢者。」

 

紫「っ!!!」

 

紫とレミリアが後ろに誰かがいるのに気がつき後ろを向くと一人の男が立っていたのだ。

そして二人の前には咲夜と藍がいつの間にか立っていて、臨戦態勢を取っていた。

 

紫「まさか・・・ココまで彼女に知られていたとわね・・・」

 

男「いいえ。あの人はココには気付いておりません。これは・・・私が独自に見つけて行った事です。」

 

藍「紫様!」

 

紫「ここで邪魔をされたくないのは私達も同じ・・・藍、全力で排除なさい。」

 

藍は紫からの命を受けると男に向かい殺気を張り巡らせた。だが、男は怯えず、むしろ平然としていたのだ。

 

男「・・・いいでしょう。貴方達がそうすると言うのなら・・・全力で・・・・排除しましょう・・・・!」

 

刹那、藍と咲夜は男に向かって突撃するのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイチェル「生命の理・・・それは生まれ・・学び・・・そして死んでいく。

 

 

だけど・・・それを繰り返すのは・・・・もう止めにしなさいな。

 

 

その行いは・・・貴方を破滅させるのだから・・・。

 

 

そう言ってでも貴方は進むでしょうね。自分の贖罪を。

 

本当は受けた筈の贖罪をもう一度。己自身に突きつける為に。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少女「賽は投げられた。さて・・・・では始めよう!滅びの狂宴を!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那。ジェネシスからは大軍団のMSが出撃した。その数は計り知れなく、そして圧倒的だったのだ。

 

 

 

 

 

 

オルドル・・・

 

トーレス「巨大建造物から多数の敵兵力が出現!数は不明!!」

 

バニング「総力をあげて止めにきたな・・・霊太!解っているな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

霊太「ういっす。解ってますよ。それに・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全員・・・覚悟は出来てますぜ!」

 

霊太はそう言って通信ディスプレイの前で笑っていた。その横には戦闘準備を完了したなのはたちが立っていた。

 

ブライト『・・・そうか・・・・では作戦を始める。

 

 

 

 

 

 

巨大建造物「ジェネシス」を破壊せよ!!』

 

フェイト「了解・・・・!」

 

キラ『あれは・・・・絶対にあっちゃいけないんだ!!だから・・・・・・・!!』

 

なのは「行こう・・・・・みんなで!」

 

 

 

そしてなのは達は一斉にMS軍へと突っ込み、ジェネシスへの突破を図るのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告ッ!!

 

零人「あれ!?なんで俺今日は出番無しだったの!?」

 

ソルナ「と言う事で私達は一足先にジェネシスへ!!」

 

イクス『そして、そこには新たな敵が待ち構えているのだった!』

 

星奈「次回「ゲットレディ」。」

 

 

 

 

 

零人「・・・・なーんかいやな予感しかしねーな・・・これ。」

 

星奈「・・・・ありがとう。」

 


 
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