No.638576

モンスターズ

いくら丸さん

某所の企画に投下したクリーチャーまとめ。
上:「ショゴセル」。強大な闇の魔力の影響により不気味なまでに巨大化した“単細胞”生物。高さはだいたい2~5メートル。洞窟などの暗がりに潜み、不用意に足を踏み入れた者を粘着質の体で捕らえ、内部に包みこんで強力な酸で消化してしまう。斬撃・打撃の類は通じにくいが中心部に浮かぶ核を破壊することで即死させることが可能。火にも弱い。酸抜きをすると食べることができ、その味はどこかメロンソーダに似ている。
下左:「アシッドキッド」。元は多肉植物の一種だったらしいがショゴセル同様に闇の魔力の影響で変異。光を必要としなくなり代わりに人や獣の血肉を糧とするようになった。体内でショゴセルを構成する原形質を共生させており、そこから分泌される酸を濃縮して上部に付いた花弁状の器官から獲物に向かって吹きつける。酸を浴びた生物はドロドロに溶かされ、アシッドキッドの脚の役割も果たしている根から吸収されることになる。分裂によって繁殖し、その体表には常に分離間近の幼体がいくつか突き出している。ちなみに火を通すと食べられるが、味はカブのそれに近い。
下右:「ウィングデッド」平野部から山岳地帯まで広くに出没する飛翔能力を備えた肉食生物。暗闇に適応したらしく眼は完全に退化して無くなり、代わりに発達した聴覚と嗅覚、それに温度感知能力で周辺環境を認識している。体高は1メートルを少し越える程度でそれほど大きくはないが、群れをなす点が脅威である。鋭い爪や牙も危険だが、本当に恐ろしいのは異常発達した声帯を高速振動させて生み出す「超音波カッター」である。この音の刃の前では一般的な鎧では手も無く切り裂かれてしまうだろう。矢や銃弾で撃ち落とすことも可能ではあるが、中には甲冑のような前かけを身につけた個体もいて攻撃を受け付けないケースも報告されている。

2013-11-21 13:02:40 投稿 / 1037×1407ピクセル

2013-11-21 13:02:40 投稿
総閲覧数:575 閲覧ユーザー数:575
1037×1407ピクセル

 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
0
0

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択