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ソードアート・オンライン『明星の勇者』第六話

『戦友との再会』

2013-11-20 17:37:22 投稿 / 全5ページ    総閲覧数:1051   閲覧ユーザー数:1035

20:49

 

 

第1層ホルンカの村周辺の森

 

 

デスゲームが始まって3時間ほどが過ぎていく1時間30分前にはじまりの街から出て30分もかからないうちに予定より早くホルンカに到着した。

 

 

 

そして店でボロいコートを購入して直ぐ様クエストを受けにいった。

 

 

 

内容は依頼人の娘が病気で《リトルネペント》の花つきがドロップする《ネペントの胚珠》を1つ必要だという話だ。

 

 

俺は直ぐにそれを承諾しネペントを狩りに森に出て既に約一時間が経過していた。

 

 

 

カイン「双牙斬!」

 

 

俺は目の前のネペントを二撃で沈め既に索敵で見たところこの辺りを狩り尽くしていた。

 

 

俺はメニューウインドウを開いて現在のアイテムを確認する。

 

 

 

ネペントの胚珠×9

 

 

カイン「現在9個か…あと2つは欲しいところだな…」

 

 

花つきが出てくるのって確か1%なんだけど…異様に出てくる、やっぱこれってあれか?超強運の効果なんだろう。

 

 

カイン「さてと…さっきレベル上がったからポイント振り分けとくか」

 

 

俺はもうなんか手慣れた手つきで振り分けメニューウインドウを閉じて索敵に敵が引っ掛かったので直ぐに倒しに向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

21:12

 

 

 

カイン「はああぁっ!」

 

 

それから20分程で残り2つをとることができスモールソードを鞘に戻す。

 

 

 

カイン「ふぅ…ん?」

 

 

一息ついたところで俺宛のメールが来たので確認のためにメニューを開くと送信者はシリカだ

 

 

 

 

fromシリカ

 

sb 大丈夫ですか?

 

 

 

『カインさん、そちらは順調ですか?こっちは問題なく掲示板に情報を書き込みました。その時に同じことをする人がいたなんてビックリしました。

それと今のところ20人位集まってます。

カインさん絶対に帰ってきてくださいね』

 

 

 

カイン「…驚いたな…もう20人も…それに俺以外に情報を流すやつが…鼠か?」

 

 

そんなことを考えながらも俺はメニューを閉じホルンカの村に戻ろうと歩き出したがそこで索敵に反応した…

 

 

プレイヤーが9人…その回りをMobが20…いや30!?

 

 

恐らくネペントの実付きと戦って実を割ったのか!

 

 

俺は直ぐ様ホルンカに戻るのを止めてプレイヤーを助けるために全力疾走で向かう。

 

 

そして見えてきたのは予想通りプレイヤー達が大量のネペントに囲まれていた。

 

 

盾無しの片手剣が一人…盾ありの片手剣が二人…短剣が三人…細剣が一人…メイスが一人…両手斧が一人…恐らく盾無しの片手剣使いはβテスターだ。

 

 

 

盾無しの片手剣使い「ココ後ろだ!」

 

 

盾無しの片手剣使いが盾ありの片手剣使いの一人…ココというプレイヤーの後ろにリトルネペントが迫ってきていた。

 

 

対応が遅い…あれは不味い!

 

 

俺はステータスをフルに使って跳躍しネペントの群れを越えて囲まれた場所に着地し直ぐ様踏み込み瞬迅剣でネペントを倒す。

 

 

 

カイン「大丈夫か!」

 

 

 

ココ「は、はい…」

 

 

盾無しの片手剣使い「ココ!良かった…」

 

 

カイン「気を抜くな!まずはこの状況を打開しないと!ネペントは根っこの部分が弱点だ!それとビギナーの奴は二人一組で当たれよ!」

 

 

俺は突然の登場で身勝手だが生存率が高い方法を指示し俺はネペントに突っ込んでいく。

 

 

ネペントが攻撃してくるが軌道はわかっている故にかわして根っこに攻撃させて倒す。

 

 

???「大丈夫か!」

 

 

俺達が戦って直ぐに他のプレイヤーが来た。

 

 

カイン「あんた!手を貸してくれ!この場を打開したい!」

 

 

???「ああ、わかった、はああぁっ!」

 

 

そのプレイヤーは背中のスモールソードを抜きネペントに攻撃を始める。

 

 

 

その時俺は彼の動きを見て驚いた。

 

 

太刀筋といいあの身のこなしといい…確実に慣れている。

 

 

まるで長年戦ってきたかのような…そんな…

 

 

両手斧の使い「おい!囲まれてるぞ!」

 

 

深く考えすぎてしまったからか囲まれたことに気づかなかった。

 

 

カイン「くっ!閃空列波!!」

 

 

俺はソードスキルを発動し体を360度回転させの5体のネペントを打ち上げ倒す。

 

 

カイン「すまん、ぼさっとしていた」

 

 

今はあの剣士のことを考えずに回りの敵を倒す!

 

 

 

そしてネペント達と戦うこと10分が過ぎてついに残り一体…しかも花つきだ。

 

 

盾無しの片手剣使い「でりゃあぁっ!」

 

 

片手剣使いがソードスキルで倒し何とか全員が生き残ることができた。

 

 

数秒間警戒を解かなかったが索敵には敵が居ないので一息つく。

 

 

 

その瞬間俺と加勢した剣士以外はその場に座り込む。

 

 

俺と剣士は持っている剣を鞘に戻し互いに見る。

 

 

カイン「救援助かった…あんたが居なかったら誰か死んでいたかもしれない」

 

 

剣士「いや、あんたの方が助けるのが早かった感謝されるのはあんただ」

 

 

カイン「いやいや、あんただって」

 

 

盾無しの片手剣使い「二人ともだ」

 

 

俺と剣士の話し合いに盾無しの片手剣使いが割り込む。

 

 

片手剣使い「ありがとう、お陰で友達を救うことができた、俺はヨシユキ…βテスターだ」

 

 

ヨ、ヨシユキ!?

 

 

剣士「ヨシユキか…俺はキリトだ」

 

 

カイン&ヨシユキ「キリト!?」

 

 

キリトって…マジ?女顔だったの?

 

 

カイン「おいおい、ヨシユキとキリトって…どんな偶然だよ…俺はカイン…でわかるだろ?」

 

 

ヨシユキ「カイン!?本当か!」

 

 

キリト「カイン…ヨシユキ…ああ!お前らカインとヨシユキか!」

 

 

カイン「というか、考えることは同じだったのか…というかヨシユキ、ネペントの実を割ったらどうなるか教えたはずだが…」

 

 

ヨシユキ「ああ、実は俺の友達のあそこにいる両手斧を持った…ワタルが誤ってな」

 

 

カイン「なるほど、そういうことか…」

 

 

そのあと俺達はホルンカの村に戻り目的のアニールブレイドを入手した

 

 

 

カイン「それでこれからどうするんだ?良かったら俺とβと同じように来るか?」

 

 

ヨシユキ「いや止めとく、俺達は今日は此処で宿を取ってあるから明日になったら次の村…《エテーネの村》に行こうと思う」

 

 

カイン「エテーネってことは職業スキルか…俺はこれから一度はじまりの街戻って合流しないといけないからそこからエテーネにいく、キリトは?もしかしてソロで行くつもりか?」

 

 

キリト「俺は…すまないがどっちにも行けない、コンビ組んでるやつがいるから…」

 

 

 

カイン「そうか…コンビ組んでるってことは信頼してるやつなんだな…それじゃあ俺は此処から戻らないと…一応全員とフレンドになっておこう、いいか?」

 

 

 

俺はそういって此処にいるみんなにフレンド申請をだし合った。

 

 

 

カイン「これで完了それじゃあ、またどこかで会おう」

 

 

 

そういって目的のアニールブレイド×11本をアイテムストレージに入れながら俺ははじまりの街に向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリトSIDE

 

 

 

 

カインとヨシユキ…か…

 

 

 

あの二人とも良い奴だな…

 

 

もしあいつらみたいなのがいたら…

 

 

それにカインのあの動き…攻略組のトップクラス以上の動きだった。リアルでなにか武術でもやってんのかな?

 

 

 

キリト「さてと…」

 

 

俺も頑張らないとな…

 

 

 

 

???「キリトく~ん!」

 

 

今度は絶対に…!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「ごめん、『アスナ』!」

 

 

 

あの魔王を倒すために

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後書き

 

 

どうも~ウィングゼロです!

 

 

さってと…まさかのアニールブレイド11本入手…w w

 

 

普通じゃあ考えられませんね

 

 

そして此処からD.C. Ⅱメンバーが登場しました!

 

 

そして恐らく一番気になるのはキリトでしょう

 

 

何故か素人とは思えない太刀筋なのか…何故既にアスナと行動しているのか…かなり原作をぶち壊しましたね

 

 

それでは次回遂にカインが本格的に動き出します、それではさいなら~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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