黒外史 第二話
晋陽の街に到着した北郷一刀、貂蝉、卑弥呼、左慈、于吉の五人。
この外史がどの様な形になってしまったのか?
彼等は情報を集める為にコッソリ侵入したのだが、
何故か街の人達の注目を集め、遠巻きにヒソヒソと何やら言われていた。
「何故かじゃねえだろ!貂蝉と卑弥呼が居るんだぞっ!!」
メタなツッコミをする一刀だった。
「あらぁ~、ごめんなさいご主人さま。」
「う~む、美しすぎるとは罪だのぉ・・・」
「その冗談は聞き飽きたわっ!!」
モジモジと顔を赤らめる貂蝉と卑弥呼に一刀はキレてツッコんだ。
「あらやだん♪突っ込むだなんて♥」
「思わず滾ってしまうではないか♥」
一刀は何処かに武器になる物は無いか探し始めた。
黙って見ていた左慈と于吉が溜息を吐く。
「おい、北郷一刀。貴様だって目立つと云う点では変わらんだろうが。」
「貴方のその服が、今までの外史でどんな意味を持っていたか忘れたのですか?」
「お前らの格好だって充分目立つだろうが!!」
街の往来でこれだけ騒げば、どんな格好をしていても同じだろう。
一刀は一度深呼吸をして気を落ち着かせた。
「なあ、この街に来たばかりだが、ひとつだけ気付いた事が有る・・・・・」
「なにかしら、ご主人さま?」
一刀が周りを見回し、今度は溜息を吐いた。
「・・・・・・女性がひとりも居ない・・・・・・」
街を行き交う人々。
一刀達を遠巻きにしている人達。
子供から老人まで・・・・・・全て男だった。
「ウホッ!いい男♪」
「またかああああああああああああああああああああああっ!!」
叫んだ一刀が右手の拳を握り締め、左手でお尻を庇って声の聞こえた方を振り返る。
そこにはひとりの老人が立っていた。
老人は身なりが良く、体付きががっしりしていて武人だと見て取れる。
「これは失礼。儂は并州の刺史で丁原と申す者じゃ。
お前さん方、只者では無いの。一目見て解ったぞ。
学は無いが人を見る目には自信が在るんじゃ♪」
この五人を見て普通の人間だと思う方が居ないだろう。
一刀は相手が老人なので、何とか平静を保った。
相手が并州刺史ならば、この外史の情報を得る絶好のチャンスでもある。
「俺の名前は北郷一刀。」
先ずは名乗り、どう説明しようかとひと呼吸の間に考えを巡らせた。
しかし、一刀が言葉を続ける前に丁原の方が声を上げる。
「何と!お主が天の御遣いの北郷一刀か!?」
丁原の表情は好意的である。
その好意が一刀にとっては良い事なのかは別にして。
「俺の名前を知ってるんですか!?」
「先日、旅の占い師で管輅と云う者が『間も無く大陸に天の御遣い北郷一刀が降りて来る』と予言して行ったのじゃ!」
丁原が興奮気味に話している前で、管理者四人は小声で囁き合った。
「(管輅だと?あいつもこの外史に来ていたのか!)」
「(わたしと卑弥呼が頼んだのよぅ。管輅ちゃんの仕事だから。)」
「(依頼せねば拗ねるからな、あやつは。
だが丁原の所にまで来ているとは思わなかったぞ。)」
「(今はこの外史に管輅の気配が既に在りませんね。
さっさと又、別の外史に行ってしまったのでしょう。)」
一方、一刀は丁原の興奮した勢いに押され気味だった。
「俺が騙りだとは思わないんですか?」
「はっはっは♪儂は人を見る目が在ると言ったじゃろ。
北郷殿の風格は信ずるに値する物が有りますぞ。」
「そ、そうですか・・・」
一刀は丁原に褒められ気を許し始めていた。
祖父に鍛えられた一刀は、丁原に祖父を重ねていたのかも知れない。
「儂がもっと若ければ、お尻を差し出す所なのじゃがのう♪」
一瞬で一刀は心のシャッターを閉じた。
「ちょい待ちぃ!丁原の爺さん!ウチにはそいつがホンマに天の御遣いか信用できんっ!」
(霞っ!!)
一刀の記憶にある霞と同じ声が聞こえ、一刀は顔を向けた!
夏侯惇と曹操で酷い目に合っているというのに、
反射的に体が動いてしまうのは一刀だからしょうがないのかも知れない。
しかし、一刀はこうも考えていた。
(霞の格好は元々男装だ。ビジュアル的に酷い事にはならない筈だ!)
人垣から現れた男は確かに霞と同じ服を着ていた。
只一点、さらしがブラジャーになっている事を除けば。
ご丁寧に白いレースのフリルまで付いている。
一刀は座り込み、拳で何度も地面を殴りつけた。
(ちくしょうっ!あのブラを霞が!本物の霞が着けてる所が見たかったあああああっ!!)
「張遼!それに呂布も来たか。」
丁原の言葉に一刀はゆっくりと視線を上げて行く。
足元から次第に見えて来るのは、まともな男の服。
その体躯は卑弥呼に匹敵する程がっしりしている。
(まだだ!曹操の時は髪型だったじゃないか!)
への字に結んだ口と鋭い眼光のゴツイ顔。
三国志最強に相応しい偉丈夫だ。
髪の色が恋と同じだったが短く刈込んでいた。
そして頭頂に二本のアホ毛がピョコピョコと可愛らしくて揺れていた。
「・・・・・・ん?」
呂布は恋の様に小首を傾げて一刀を見た。
(そのアホ毛は本来呂布の兜飾りがモチーフだろうに!何逆輸入してんだよっ!!)
心の中で叫ぶ一刀だった。
「張遼、貴様はまだまだ若いの。呂布はどうじゃ?おぬしなら北郷殿の氣を感じ取れるであろう?」
「・・・・・・・・・・・ポ♥」
一刀は又お尻をガードして飛び退った。
「見てみい、爺さん。その男、腰が引けてんで。」
嘲笑う張遼(ブラ着用)が一刀を指差す(股間を)。
「まったく、おぬしという男は・・・・・
北郷殿、申し訳ありませんがこの張遼をひとつ懲らしめてやっては下さらんか。」
「なんや爺さん?ウチがこの青瓢箪のボンボンより弱い言うんか?」
一刀が一歩踏み出す。
「張遼、俺も男だ。口じゃなく実力で解らせてやるぜ。」
一刀が少年漫画の様な事を言い出した。
一刀にしてみれば巫山戯たコスプレ野郎を丁原の公認でぶっ飛ばせるチャンスなのだ。
ついでに今の自分の実力を測る事も出来る。
「武器は何でもいいぜ。」
一刀は余裕を見せて張遼を挑発した。
「ほんならお互い腰に付けた肉槍で」
「拳でいいなっ!!」
慌てて提案した。
「ステゴロかい。『神速』と言われたウチに拳で挑むなんざ、自分アホやで。」
張遼はその場で下駄を脱ぎ捨て拳を握った。
「ただ殴り合ってもおもろないやろ。お互いのケツを賭けて勝負せんか?」
「断るっ!!」
またも即答だった。
「そら残念。」
張遼は言い終わる前に動いて、瞬時に一刀へ肉薄する。
「もう勝負は始まっとんのや!」
張遼は拳が一刀の顔を捉えたと思ったが、視界から一刀が消えた。
「その通りだ。」
張遼の視界の下から、声と共に拳が飛んできた。
衝撃!
空中高く舞い上がった張遼に、一刀は更にもう一発下から拳を叩き込んだ。
「ご主人さまの武力は設定したままみたいねぇ~ん♪」
「うむ!見事な昇龍0破である♪」
「ふん、何が『神速』だ。俺の拳に比べたら蠅が止まる。」
「左慈。まだ貴方の天馬流星拳を使う程の場面では有りませんよ。」
管理者四人がメタっぽい事を好き勝手に言っている間に、張遼は地面で大の字に倒れていた。
「す、凄いで自分・・・いや一刀はん・・・・・ウチの完敗や・・・」
倒れている張遼に一刀が手を差し伸べた。
「お前だってまだまだ強くなれるぜ。さあ、立てよ。」
張遼の目から涙が落ちる。
「一刀はん・・・・・ホンマええ漢やなぁ・・・・・」
張遼はその場で四つん這いになり尻を高く上げた。
「約束や!この尻もう一刀はんのモンや!好きに使うてくれ!!」
その姿に貂蝉と卑弥呼が驚き叫ぶ。
「あれは漢女道奥義のひとつ!」
「『殴り愛』であったか!こやつデキるっ!!」
一刀は差し伸べた手を引っ込め、無言で張遼の尻を蹴り飛ばす。
派手に吹っ飛んだ張遼は呂布にダイレクトキャッチされた。
「き、効いたで・・・今のイッパツ・・・思わず逝ってしまいそうやったわ・・・・・
一刀はんがこんな激しいの好みやなんて・・・益々惚れるで・・・恋もそう思うやろ?」
「・・・うん♪」
呂布はアホ毛をピコピコ動かし頷いた。
一刀は既に背を向けて丁原の所に歩みだしていたので聞いてはいなかった。
「丁原さん。やりすぎました、申し訳ありません。」
頭を下げる一刀を丁原は笑って迎える。
「はっはっは♪儂が懲らしめてくれとお願いしたんじゃ。気になさらず。
若い者はこれくらい覇気の有った方が良いですからな♪」
一刀は怒りに任せてやりすぎたかと危惧していたが、丁原の態度に安堵した。
「北郷殿。もし宜しければ儂の城に来て下さらぬか?
こうしてお会いできた祝いの宴を用意しましょう。」
丁原の提案に一刀は快く承諾した。
それは当然、情報収集の為である。
晋陽の城の中は丁原の性格を表す様に、質実剛健と言える物だった。
所々にファンシーな花柄やデフォルメされた動物の絵が付いてはいるが。
宴も始まり、一刀達五人の卓にも食事と盃が供された。
その食事を一刀、左慈、于吉は不信の目で睨んだ。
卓の上に載っているのはどうみても『中華風お子様ランチ』だった。
「さあさあ、遠慮なさらずに♪」
丁原に勧められるが、食べる前に貂蝉と卑弥呼を睨むと二人は顔を逸した。
一刀が再びお子様ランチに目を戻すと、炒飯の上に刺さっている旗に気が付いた。
「これは・・・」
「おお、お気付きになりましたか♪それは呂布の旗でしてな。
呂布がどうしても北郷殿の炒飯に添えて欲しいと
良かったのう、呂布。北郷殿に気付いて貰えて♪」
「・・・うん♪」
厳つい顔を赤らめごつい体を椅子の上でモジモジさせる呂布に、一刀は引きつった笑いを贈った。
一刀が見た小さな旗には『呂』の文字が書かれていたが旗自体の色はピンク。
「呂布の旗は『貧紅(ぴんく)の呂旗』と呼ばれておりましてな。
この辺では畏怖の対象なのですじゃ♪」
それは果たしてどういうタイプの畏怖なのか。
一刀は気を取り直して丁原に問い掛ける。
「丁原さん。俺達は天の国から来たばかりで、この国の現状を把握していません。
出来れば教えて貰えませんか?」
これを聞いた丁原は目を丸くした。
「何と!天帝様は北郷殿に何も教えず、この地に遣わされたか?」
「俺が感じるままに行動する事が天帝様の意に沿うという事らしいです。
だから天帝様は俺を選んでこの地に送った。」
これは一刀が前から考えていた事だった。
(天帝云々は丁原を納得させる為に言った事だが、
神と云う存在が自分に外史を渡り歩く事を運命づけたとしても、
何をしろと教えられた事は一度も無い。
ならば自分が正しいと思う道を貫くだけだ。)
「成程、では不肖この丁原が現在の漢帝国が抱える内憂外患を説明致しましょう。」
丁原は杯で喉を湿らせ、真剣な顔で話し始める。
「先ず現在の帝、劉宏様は先帝の実子では有りませんが文武に優れた素晴らしいお方じゃ。
しかし、帝を取り巻く者達の思惑により、その力を発揮出来ておられん。
お世継ぎ問題が良い例じゃ。
帝には二人のお子様がいらっしゃる。
兄君が弁皇子、弟君が協皇子と申されまして、母親が違う事が争いの種となっておる。
弁皇子の母君何皇后は当然我が子を世継ぎに推し、
協皇子は母君の王美人が亡くなっておられるので十常侍という宦官共が推しておるのじゃ。」
ここまで聞いた一刀は正史との違いと、丁原が十常侍を良く思っていない事を心に留めた。
「帝は今、西園八校尉という新しい近衛軍を組織する事と、
鴻都門学という新しい学問を興し広める事を目標とされておる。
しかし、弁皇子は武人の気質は在れど学問に暗く、
協皇子は利発ではあられるが武の才能が乏しい。
帝がどちらを世継ぎにするか迷われる理由がお判り頂けたかな?」
「え、ええ・・・・・丁原さんは弁皇子を世継ぎにと思われているみたいですね。」
一刀は危険かとも思ったが、ここをハッキリさせておかないと今後の返答や態度を間違いかねないので敢えて口にした。
「老いたとは言え儂も武人じゃ。帝の様に強き方に後世を託したい。
それに何進大将軍からも頼まれましたからな。
我が子、弁皇子を支援して欲しいと・・・」
「ちょ、ちょっと待って下さいっ!」
一刀は慌てて丁原の話を遮った。
「い、今、弁皇子が何進大将軍の子供って言いませんでしたか!?」
慌てる一刀に対して、丁原は首を捻った。
「はて?何かおかしな・・・・・おお、これは申し訳ない、説明不足じゃった。
何進大将軍とは何皇后の事ですじゃ。」
一刀は固まった。
一刀は丁原の話を聞いている内に自分の知る三国志の知識と重ねていたのだ。
ここがどんな外史かと云う事を忘れて。
「あの・・・参考までに・・・・・・何進大将軍はどんな人ですか?」
「興味がお有りか♪お話して進ぜよう。
何進大将軍は整った顔のいい男で体躯も呂布に匹敵する精悍な方ですぞ♪
生まれは洛陽の庶民で、実家が肉屋なので妬む者はそこを悪し様に言い連ねますが、
そんな物は小人の戯言!
毎日何頭もの豚や牛を解体して武を磨いていたので、その技は実に見事ですぞ!」
丁原は興奮して話していたが、一刀の思考は何進=何皇后が男だと聞かされた瞬間から違うことを考えていた。
それが無意識に口から溢れる。
「子供は・・・・・どこから産まれるんだ・・・」
「はっはっはっは♪何を言っておられる。
赤子は“やおい穴”から産まれるに決まっているではないですか♪」
丁原が笑いながら語った言葉は、一刀にとって死刑宣告に等しかった。
丁原はその事に気付かず話を続ける。
「何進大将軍を見出したのは宦官でしたが、儂を含め多くの武将が彼を後援しましてな。
その縁も有り、弁皇子の事を頼まれたと云う訳ですじゃ。」
「あ、あの・・・・・それ以外の内憂は有りませんか・・・・・」
一刀は現実逃避する為に話題の変更を青い顔で提案した。
話し足りなさそうな丁原だったが、話すべき事はまだ有ったので話題を変える。
「そうじゃな、現在各地で治安が乱れ盗賊共が跋扈しておる。
更に反乱が頻発し、小は農民の一揆から侠による官舎や関への襲撃。
大は地方豪族の蜂起にまで至っておってな。
この原因は先ほど話に出て来た宦官共の賄賂政治の所為じゃ。
矮小な地方官吏が税を吊り上げ私腹を肥やし、その財で賄賂を送る。
せめて儂の目の届く範囲だけでも改めさせようとしておるのじゃが、
中々思うように行っておらん・・・。」
丁原は悔しそうに奥歯を噛み締めていた。
「最近隣の冀州で太平道なる宗教が信者を増やしておってな。
そんな物にも縋る程、世が乱れていると云う証じゃな・・・・・」
太平道の名に一刀は内心反応した。
丁原の話しぶりでは警戒している感じでは無い。
黄巾の乱に備える為にも情報を集める必要があると一刀は考えた。
「更に外患となるのが異民族じゃ。
五胡に山越に南蛮、他にもおるが、奴らが皆国境を犯して来よる。
この并州は五胡の内の匈奴、鮮卑を相手に戦っておる。
たまに幽州側から烏丸が来る事も有るがな。」
丁原は今一度杯で喉を潤し、一息着いた。
「簡単な説明じゃったが、如何でしたかな?」
「ありがとうございます。参考になりました。」
一刀は丁原に深く頭を下げた。
丁原の話は一刀にとって初め衝撃的な事が多かったが、後半は予想していた通りだった。
「北郷殿、不躾な話じゃが出来ましたら儂に力を貸して下さらんか?」
丁原は期待に満ちた顔で一刀に申し出た。
「そうですね・・・こうして歓迎の宴まで催して下さった事へのご恩返しもしたいですし、
しばらくご厄介になろうと思います。」
一刀の独断では有ったが、情報収集の足場を確保出来るチャンスである。
これに乗らない手はない。
(それに呂布と張遼がこんな始めに仲間になれば、戦力的に有難い。)
例え見た目や性格に問題が有ったとしても。
(将だけ見ればチートなんだけどなぁ・・・・・)
【余談】
翌日の昼食時。
丁原は書簡を持って一刀達の所へやって来た。
「つい先程、陳留の曹操からこれが届きましてな。」
一刀は『曹操』の名に緊張した。
(まさか俺達の居場所が奴にもうバレたのか!?)
書簡には何が書かれているのか。
急いで紐を解き、巻物を広げる。
『天の御遣い北郷一刀、白き天の衣を纏い陳留近郊に降り立つ。
眉目秀麗にして、その魂は熱き漢也。
走る姿、跳ねる兎の如く美しき者也。』
「新聞の号外かってのっ!!」
更に広げて行くと絵が描いて有った。
萌え絵調で描かれた一刀が白バニー姿でポーズを決め、ウィンクまでしている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
更に一行。
『北郷一刀のお尻は、この曹孟徳が必ず手に入れてみせるわ。』
曹操はこの書簡を大陸各地にばら蒔いていた。
これ以降一刀は『白兎』という渾名で呼ばれだした。
あとがき
第一話を読んで下さった皆様
更にコメントを下さり、支援をして頂いた皆様
本当にありがとうございますm(_ _)m
皆様のお声を励みに今後も頑張って行きたいと思います。
さて
今回は丁原、呂布、張遼と出会う事となりました。
呂布が結構お気に入りです。
今後はもっと可愛くして行こうと考えていますwww
次回は宴終了後の一刀達五人の話し合いから始めたいと思います。
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