No.636471

恋姫婆娑羅

KGさん

今回、あるキャラの無双状態というより、なんかもっと凄い事になっています。
作品間の戦力がおかしな事になっていますが、この作品では、戦国勢の戦力が恋姫勢を軽く凌駕しまくってますので、お気を付けくださいね?
それではどうぞ!

2013-11-13 01:28:38 投稿 / 全9ページ    総閲覧数:5034   閲覧ユーザー数:4507

「鬼の一刀」

 

 

 

 

 

あの再会の翌日、連合は都への行軍を開始した。

 

「汜水関は公孫賛と劉備ですか・・・」

 

「ええ、連合の初戦は我々が引き受けた方が良かったかしら?」

 

「いえ、汜水関の将は華雄一人。それほど強敵でも有りませんし、戦力は虎牢関まで温存させるのが得策かと」

 

「そうね・・・。虎牢関は飛将軍・呂布と神速の用兵を使う張遼。どちらも一筋縄ではいかない強敵ね」

 

華琳と桂花は、斥候よりもたらされた情報を元に、軍の方針を固めていく。

 

「それより、桂花。この情報は確かなのか?」

 

「大丈夫よ。ついさっき戻ってきた斥候の情報だからね。今の所の最新情報よ」

 

「なら、その情報、公孫賛と劉備の所にも送ってやりなさい」

 

華琳の言葉に戸惑う桂花であったが、華琳の意図に気付き、早速、兵士を呼びつける。

しかし、そこへ息を切らしつつ凪が走りこんで来た。

 

「軍議中、失礼します。華琳様、報告が・・・」

 

「何? また、麗羽が無理難題でも言ってきたの?」

 

「いえ、実は・・・」

 

凪の報告によれば、袁術が連合の意図に反して勝手に軍を動かしたらしい。

功を焦ったか、それとも袁紹に張り合ったのか、とにかく袁術の独断専行の様である。

 

「凪よ、先鋒は誰だ?」

 

「孫の旗が見えましたので・・・。恐らく孫策殿かと・・」

 

それを聞いた春蘭は、過日の借りを返さんと勇んで華琳に援軍出撃の許可を求める。

しかし、華琳は今はまだ、その時ではないと却下する。

 

「何故ですか!?」

 

「・・・孫策を助けると言う事は、軍を動かす事になる。そうなれば、我々が麗羽の不興を買う事は間違いないし、助けられた孫策も、袁術の不興を買う事になる。それこそ、借りを返す所か、貸の上積みよ」

 

「むぅ・・・」

 

なお、納得の出来ない春蘭に、いつか必ず借りを返す機会は訪れると宥めつつも、この戦の結果も公孫賛と劉備に送るようにと、桂花に言いつける華琳であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ふむ・・・曹操殿から情報が流れてきたと・・・?」

 

「そうなんだ、連中、桃香の所にも行くって言ってたから様子を見にきたんだけど・・・」

 

「丁度、ワシ等も、その話をしていたんだが・・・。皆、どう思う?」

 

家康の言葉に、罠だと言う者もいれば、信用しても良いのではないかと言う者もいる。

そこで、諸葛亮の意見を聞くと、曹操は野心の塊ではあるが、味方の足を引っ張って、己の評判を落とすような真似はしない人間との事だ。

さらに、孫策が汜水関の攻略に失敗したと言う情報はこちらでも確認している。

 

「華雄ってそんなに強いのか?」

 

「どうも袁術さんから、孫策さんの部隊は糧食の補充が無かったそうなんです」

 

この事実に皆、驚愕する。

戦において、糧食の有無は勝敗を分けると言っても良い。

まともな準備すらせずに孫策を先鋒に据えた袁術は一体何を考えていたのだろうか。

 

「とにかく、その辺りの細かい情報も、こちらと一致しています」

 

「ならば、曹操の情報は正しいと?」

 

「はい、恐らく、私たちに貸しを作っておきたいのと、こちらが本命だと思いますが、我々の実力を見たいのでしょうね・・・」

 

曹操からの情報は正しいものだと判断する公孫賛と劉備たち。

そして、これまで、黙って話を聞いていた家康が顔を上げ、皆に向け声を上げる。

 

「・・・よしっ! ならば、この絆、ありがたく使わせて貰おうか! それに、実力が見たいと言うなら、その期待に沿える様に全力を出そうじゃないか!」

 

「そうだね! ご主人様、頑張ろうね!」

 

「頑張るのだっ!」

 

「あまり、無理しないでくださいよ・・・ご主人様、桃香様?」

 

これから、汜水関を攻める事になっているのだが、そんな事を感じさせない程、穏やかな雰囲気に包まれる劉備陣営であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

汜水関の攻略に失敗した孫策達は、現在、袁術への報告を終わらせて自陣に戻ろうとしていた。

孫策は苛立ちの表情を隠そうともせず、共に来ていた周瑜もまた、冷静な表情の下で憤怒の感情が燃えていた。

 

「・・・袁術のバカに付きあわされた挙句、あんな文句を言ってくるなんて・・・。本当に腹が立つわ・・・!」

 

「今は堪えるしかないわ、雪蓮・・・。それより、あんな無茶な砦攻めであったにも関わらず、被害が少なくて済んだ事を喜ぶべきよ・・・」

 

「それは、幸村や信玄公がいたからでしょう! もし彼らがいなかったら・・・」

 

「・・・そんな事は分かっているし、彼らには感謝してもしきれないと思っているわよ」

 

これまでも、孫策たちは武田の面々には色々と助けられている。

しかし、今回は流石に頼り過ぎたと感じていた、兵の被害を抑えるために進んで、最前線に身を置き。

さらには、撤退の際には殿も務めてくれた。

 

「・・・三人とも無事なら良いけど・・」

 

「大丈夫よ。彼らの強さはお前も知っているでしょう?」

 

「そうだけど・・・」

 

彼らの心配をしつつも自陣に帰りついた二人の耳に聞きなれた声が響いてきた。

 

「ゆぅぅきむぅらぁッ!!」

 

「うぉやかたさばぁぁッ!!」

 

「大将! お館様! ちょっと落ち着こう! そうしよう!」

 

その声に安堵の息を吐く、孫策と周瑜、声の聞こえる陣中央に足を向ける。

そこには、いつもの光景が繰り広げられていた。

 

「無事だったのね! 三人とも!」

 

「うぬ!? 孫策ど・・ぶっはぁぁ!!」

 

声を掛けるタイミングが悪かったようだ、孫策に反応した幸村は信玄の拳で吹き飛んだ。

 

「む、戻って来よったか。雪蓮、冥琳よ」

 

「オッス~、お疲れさんだったね?」

 

「ぬぉぉ・・・。ずいぶん遅かったでござるな、御二方?」

 

「・・・まぁね。色々あったのよ」

 

二人の存在に気が付いた三人が労うように声を掛けてくる。

 

「そんな事より、すまなかったな、三人には無茶な事をさせてしまって・・・」

 

「冥琳殿、頭をお上げ下さい。某はこのような事でしか日頃のご恩を返す術が無い故・・・。何も気にする事はありませぬ!」

 

「うむ、幸村の申す通りじゃ。今回の様な戦なればこそ、ワシ等の力を存分に頼るが良い」

 

「まぁ、大将もお館様もこういう人だし、そんなに気にしなくても良いんじゃない?」

 

「・・・ありがとう。幸村、信玄公、佐助・・」

 

三人のおかげで自分の不甲斐無さと袁術への憤りも和らいできた、孫策と周瑜の二人。

 

「それじゃ! これからの方針でも考えようか!」

 

「うぉっ! 雪蓮殿ッ! 何故、某に抱き着くのでござるかぁぁ!!」

 

「ん~・・・。何となくかしら♪」

 

「ハッハッハッ! 幸村よ、それも修行とじゃ!」

 

「全く、雪蓮ったら・・・」

 

「真田の大将・・・羨まし・・・」

 

先程までの陰鬱とした表情から一転し、溌剌をした表情で幸村にじゃれ付く孫策。

いつもの明るい雰囲気に戻った彼らに触発される様に、兵士たちの表情も楽しげなものになっていくのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれが、汜水関か・・・中々、立派なモンだな」

 

巨大な砦の足元では、公孫賛・劉備連合軍が布陣を張っている。

 

「・・・もうじき開戦ですか・・・。でも、本当に見ているだけで良いのでしょうか?」

 

「良いんじゃねぇか? 指示あるまで動くなってのが華琳の命令だし・・・。それに・・・」

 

眼下に広がる光景を眺めつつ凪の問いに答える元親。

 

「あれ・・・、なんか劉備の軍から誰か出て来よったで?」

 

「ほんとだー。お爺ちゃんみたいなのー? 何する気なの?」

 

「・・・ここで、あんたが出るか。鬼島津・・・!」

 

「あの方をご存じなんですか、隊長?」

 

静かに頷き、三人に告げる。

 

「お前ら・・・。しっかり目に焼き付けろよ。これから起こる事をな・・・」

 

いつもとは全く違う雰囲気の元親に三人はただ頷く事しか出来なかった。

 

 

 

同じ頃、曹操軍の本陣でも元親らと同じ光景を見つめていた。

 

「何なのよ! あの老いぼれはぁ! 早く始めないと、私の作戦が実行出来ないでしょうがっ!!」

 

「落ち着け、桂花・・・。焦っては、その作戦も仕損じるぞ?」

 

「しかし、何をするつもりなのだ? あの爺さんは?」

 

「春蘭・・・。良く見ておけ、あれが武の極みの形の一つだ・・・」

 

「・・・? 何言ってるんだ、片倉?」

 

たった一人で砦の門前に立つ老人に皆が疑問符を浮かべている。

しかし、小十郎、政宗、華琳の三人は、その老人を真剣な眼差しで見つめていた。

 

「政宗? あの島津という者・・・何をするの?」

 

「まぁ見てれば分かる・・・。お前の覇道の前に立ち塞がるであろう鬼の強さをな・・・」

 

「・・・そう、ならば、存分に見せてもらいましょう」

 

不敵に笑う華琳であったが、この後、その顔が驚愕で染まるのも、そう遅くは無いだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご主人様、こちらの布陣は整いました」

 

「家康、こっちも終わったよ」

 

「うん、ありがとう、愛紗、白蓮殿!」

 

布陣を終えた公孫賛・劉備連合軍の中央で腕を組んだ家康が二人の報告に頷く。

 

「しかし、本当に大丈夫なのでしょうか?」

 

「そうだよ、家康・・・。無茶過ぎるんじゃないか?」

 

「何、島津殿が大丈夫と言っておられるのだ。信じて見守ろう!」

 

それは、昨日の事に遡る。

あのグダグダな軍議の後、袁紹の無茶な命令を軍議で話し合っていた時である。

 

「全くッ! 何故このような無茶を引き受けたのですか!」

 

「あ、愛紗ちゃん、落ち着いて・・・!」

 

「うぐぅ、すまなかった・・・」

 

あの時、袁紹の口車にまんまと乗って、この無茶を引き受けてしまった公孫賛は冷静になってから酷く後悔し始めていた。

もちろん、周りの諸将は公孫賛を呆れ半分で責めている。

 

「愛紗よ、少し落ち着いたらどうだ? 確かに白蓮殿はバカかもしれないが、引き受けてしまったのだから仕方ないだろう?」

 

「ば、バカ・・・」

 

「そうだな、星の言う通りだ。とりあえず、作戦を考えようじゃないか!」

 

「ご主人様がそう言われるのなら・・・」

 

家康の一言で皆が冷静になる。

それから、この無茶への方策を練っていくが、連合の初戦であまり被害は出せないと議論は進まない。

その時であった。

 

「・・・皆のもん、ここはおいに任せてくれんね?」

 

「お爺様? どう言う事ですか?」

 

「にゃー? お爺ちゃんどうするのだ?」

 

義弘の言葉に皆が首を傾げる。

しかし、家康と忠勝はその意図が分かり、神妙な顔つきで義弘を見つめる。

 

「島津殿・・・それは、お一人で、と言う事だろうか?」

 

「流石、家康どんね! 話が早か!」

 

やっと意図を理解した、皆が焦ったように義弘を問い詰める。

 

「お、お爺ちゃん、何を言ってるの!?」

 

「そうです! お爺様!」

 

「いくらなんでも無茶が過ぎますぞ、爺様!」

 

「まぁ、落ち着かんね。桃香どん、愛紗どん、星どん。おいの話を聞いて欲しか・・・」

 

義弘の話は、このようなものであった。

連合の初戦で戦力の消費は避けたいと言う事。

忠勝に出てもらう手もあるが、なるべく忠勝は温存したいとの事。

現在、劉備の軍勢は弱小の勢力であり、他の諸侯に捨て駒にされる可能性がある、そこで、我々にはこのような将もいる事を見せつける事。

最後に、この世界に来てから本気の力を出していなかったため、己が今、どの程度の力が有るか確認したいとの事であった。

 

「どうじゃろうか? 皆のもん、許してくれんじゃろうか?」

 

「確かに、お爺様のお話には一理ありますね・・・」

 

「朱里ちゃん!?」

 

「・・・・・・!!」

 

「そうだな忠勝! ここは島津殿に任せて大丈夫だろう!」

 

「ご主人様まで・・・!」

 

なお反対する者たちを、義弘は穏やかに諭す。

 

「皆、おいを心配してくれんのは、まっこと嬉しか! じゃどん、ここで多くのもんを失えば後が続かん。それに、桃香どん達が作ろうとしている新しきの世に一人でも多くのもんを連れて行ってやりたいんじゃ。お願いしもす、ワシの我儘に付きあってくれんね?」

 

真剣な眼差しで頭を下げた義弘に、もはや誰も反対する者はなかった。

こうして、汜水関攻めの方針が固まったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は現在に戻り、汜水関の門前に一人の老将がいた。

一つ息を吸い込むと大きな声で名乗りを上げる。

 

「おいは、島津義弘! 汜水関に籠っちょる、全兵士に告げるど! 大人しく砦を明け渡すんなら、命は保障しもす。じゃどん、抵抗するん言うなら容赦はせんど!!」

 

この名乗りに砦の敵はもちろん、味方の連合軍もざわめく。

困惑した砦の兵士は、ここの指揮を執る華雄に指示を仰ぐ。

 

「か、華雄将軍・・・いかがいたしましょうか?」

 

「ふん、砦に一人で立ち向かうという胆力は認めるが、あんな老いぼれ一人に何が出来ると言うのだ? 総員矢を構えろ! あの愚か者を見せしめにしてやれ!!」

 

華雄の号令で、一斉に砦から矢の雨が降り注ぐ。

だが、義弘は少しの焦りも見せずに大きく息を吸い込むと、裂帛の気合を乗せた大喝を響かせる。

それは、確かな質量を持って矢を弾き、放った者の元へ舞い戻っていった。

 

「な、なんだとッ!?」

 

驚愕を露わにする華雄と、短い悲鳴と共に命を散らしていく兵士たち。

何が起こったか分からないと、門前の老将を見つめる。

 

「・・・おまはんらの答えは分かりもした! ならば、おいも容赦せんどっ!!」

 

そう言うと腰に提げた酒瓶を一気に煽り、手に持った巨刀に吹きかける。

その後に、先ほどとは比べものにならない、膨大な闘気が全身から沸き立ち、大気を震わせる。

もはや、それは人のそれでは無かった、そこにいたのは鬼。

一太刀で全てを両断する、剣鬼であった。

 

「ま、まずい・・・。お前ら! 今すぐこの砦から離れるぞ! 」

 

武人の勘が告げていた。

今から放たれるあの一撃を受けてはならないと、急いでこの場から離れなければと。

その勘に従って華雄は砦を放棄する。

 

「往くどーッ!!!」

 

華雄がなんとか砦から脱出した次の瞬間。

見えたのは、極大の剣閃と大地の津波。

聞こえたのは、剣鬼の咆哮と天を引き裂く大轟音であった。

そして、舞い上がった大量の土砂が晴れると、そこには無残な姿の砦が、いや砦だった物と剣鬼の姿しか無かった。

 

「・・・示現流の粋、ここに極まれり・・・」

 

一刀必殺、いや、一刀必滅であった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曹操の陣営は戦慄していた。

いや、そこにいた反董卓連合に参加していた、全諸侯が戦慄していた。

一人の老人が砦に名乗りを上げたと思えば、矢を弾き返し、あまつさえ、一太刀で砦を切り伏せたのだ。

 

「か、かた・・、片倉ッ! なんだアレは!? あれが人間のやる事か!?」

 

「分かっただろ、春蘭? あれが俺らの世界で武を極めた者が行き着いた一つの形だ・・・!」

 

春蘭は混乱して、小十郎に詰め寄る。

桂花は口をパクパクと動かし、何かを喋ろうとしているが声が出ていない。

秋蘭も似たようなものだ。

 

「・・・どうだ? あれが鬼島津の太刀だ」

 

「・・・・・・・・」

 

「なんだ、ビビって声もでねぇか?」

 

「・・・あなた達の世界に生まれなく良かったわ・・・」

 

茶化す政宗に精一杯の皮肉で返す華琳。

改めて、政宗たちの世界がいかにぶっ飛んでいるか認識した瞬間だった。

 

「あ、アニキ・・・嘘やろ・・・アレは・・・なんぼ何でも、人間の範疇超え過ぎやろ・・・」

 

「あ、有り得ないの~! あんなと戦いたくないの!!」

 

「・・・隊長。あの方のお名前をお聞きしても良いでしょうか?」

 

「ああ、あいつは島津義弘、俺らの世界じゃ鬼島津なんて呼ばれてんな・・・」

 

「鬼・・・島津殿ですか・・・」

 

空前絶後の光景にビビる真桜と沙和に武人として何か感じているのか、ただ、その光景を見つめ続ける凪。

元親は彼女らの頭を撫でつつ、少しの衰えすら見えない島津に心の内で舌を巻くのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「お爺ちゃーん! 凄すぎるよー!」

 

「お爺様! 改めて感服致しました!」

 

「全く・・・爺様には何度も驚かせられますな」

 

「にゃー! お爺ちゃんってばカッコイイのだ!」

 

「はわわわ! まさか本当にこんな事が・・・」

 

「・・・・・・・・!!!」

 

「そうだな忠勝!! 流石はお前が好敵手と認める御方だ!」

 

砦を攻め落とした、義弘を待っていたのは、公孫賛・劉備連合の皆であった。

口々に彼を称賛し、そして無事に帰ってきた事を喜んでいた。

 

「おうおう、こんなに喜んで貰えるとはの・・・長生きするんも悪くなかね!」

 

抱き着いてくる者たちを、まるで孫でもあやすように優しく撫でる義弘であった。

 

こうして、反董卓連合の初戦は一太刀で終わると言う誰も考えもしない結果で終わった。

 

次なる戦の地、虎牢関では一体、どんな事が待ち受けているのであろうか・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、島津無双、ここに極まれりって感じになってしまいましたねww

 

すいません、もっと違う展開を望んだ方もいたでしょうが、今回このような形になりました。

 

BASARAのドラマCDで島津さんがアニメの秀吉同様、瀬戸内海干上がらせていたのでこれくらいは出来るかと・・・と言う安易な発想です。

 

後、某氏の作品の三成無双のリスペクトも入ってますwww 勝手にマネしてすいませんでした!!

 

それでは、ここまで読んでくれた方には最大級の感謝を! ではまた

 

 

 


 
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