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魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム)  第五十八話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。

A,s 2nd編イメージソング

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2013-11-10 12:15:38 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1369   閲覧ユーザー数:1305

A.s 2nd編 第五十八話 「熱血!魂!集中!必中!!」

 

 

 

三人称side

 

零人「いっただきまーす。」

 

マサキ「・・・いただく。」

 

霊太「もういただいてまーす。」パクパクパク・・・

 

カオスな午前の部を終えた零人達は昼食に入り零人達、岡本家と霊太・マサキそして・・・

 

文「あー・・・緑茶がうまい・・・・」

 

久しぶりに顔を見た文が居たのだ。

 

ソルナ(大人)「それより文は今まで何処に?」

 

文「それはそれは聞くも涙語るも涙で・・・」

 

零人「お前の妄想だろ?」

 

文「・・・私をあんな目(第五十一話参照)にしてよく言えますね・・・・あの後巨大な爆発(重破斬+アホ主砲)の爆風に巻き込まれて辛くも幻想郷に戻れたからいいものの・・・。」

 

霊太「・・・よく生きてたな。」

 

文「はい・・・自分でもそう思いますよ・・・・・。」

 

 

 

零人「・・・所でクリス。お前弁当箱いくつ平らげた。」

 

クリス「ふぅお?(うお?)ふぇっと(えっと)・・・・ふぃふぅふぅ(五つ)。」

 

ラン「あはははは・・・・・」

 

イクス『無限の胃袋ですね・・・・・。』

 

クリス「(ごっくん)そう?」

 

と言いつつ六つ目の弁当箱を平らげたクリスだった・・・・・・。

 

零人「コイツの栄養は何処に行くのやら・・・・」

 

ソルナ「少なくとも頭には行かないわね。」

 

そして零人達の言葉を聞き、ランはクリスの胸に目をやるのだった。それも少し羨ましそうに。

 

ラン「・・・・・・・。」

 

クリス「どったの?」

 

ラン「・・・何でも。」

 

 

 

するとなのは達が一足先に昼食を終えたのか零人達を見つけ、駆け寄ってきた。

 

なのは「あ!零人くーん!」

 

零人「ん?なのは達か。どうした?」

 

アリサ「どうしたもこうしたも・・・アンタ達が何処に居るかって探していたのよ。」

 

ガルム『しかし・・凄い量の弁当箱だな・・・・』

 

イクス『全16箱です。』

 

ゼクス『そしてその内の六つをクリスが平らげた。』

 

セリム『す・・・凄い・・・・』

 

 

零人「で?どうして俺達を探してた?」

 

なのは「え?それは・・・・そのー・・・・」

 

フェイト「やっぱ友達だし・・・・ね?」

 

はやて「う・・ウチにふらんといてーな・・・・な?ヴィータ。」

 

ヴィータ「え!?」

 

零人「・・・・はぁ。やれやれ・・・・」

 

 

すずか「・・所で金龍君は?」

 

霊太「あ。そういえばアイツ・・・さっきまで飯食べてたのに・・・・」

 

クリス「あのお兄ちゃんならどっか行ったよ?」

 

すずか「・・・そっか。なら、私探してくるよ。」

 

アリサ「あ、ちょっすずか!?」

 

すずかはアリサが声を掛けるも既に少し遠くに居た。そして体育祭なので人も多く声が掻き消されすずかに声は届かなかったのだった。

 

 

イクス『所でマスター。次の午後の種目、大丈夫なのですか?』

 

零人「ん?ああ。午後の初っ端は俺は出ないよ。」

 

霊太「次は・・・・ムカデ競争だな。」

 

なのは「あ、それ私達が出るの。」

 

レイジング『・・大丈夫ですか?』

 

アル『数日前の筋肉痛が残っているのでは?』

 

フェイト「それは多分、大丈夫だよ。ね?」

 

なのは「うんっ!」

 

 

 

アリサ「そうだ・・・それでアンタに一発殴りたかったんだ・・・・・」

 

零人「え・・・・ちょっそれは・・・・まっ!」

 

 

 

 

 

 

そしてアリサの鉄拳が零人の顔面に直撃したのは刹那の出来事だった。

 

Blaz「あらら。そりゃ大変だ。」

 

 

 

 

 

 

 

校舎屋上・・・

 

屋上ではマサキが一人風に当たり軽く睡眠を取っていた。すると誰かが屋上のドアを開けて入ってきた音がした。マサキはそれに警戒したがやがてそれを解いた。その理由は・・・

 

すずか「あ、居た!」

 

マサキ「・・・月村か。」

 

すずかが少し息を切らして入ってきたのだ。するとすずかはマサキの下により腰を掛けた。

一方でベンチの上で寝転がっていたマサキは身体を起こし、座りの体制になった。

 

すずか「あ・・・ごめん、お昼ねの邪魔して・・・」

 

マサキ「・・・構わん。」

 

 

マサキがそう言うとすずかは少し申し訳無さそうな顔をしていたがやがて顔を上に上げた。

 

 

 

 

空は蒼く白い雲とマッチした風景が其処にはあった。マサキとすずかはそれを眺めてずっと黙り込んでいた。するとすずかが口を開いた。

 

すずか「・・金龍君・・・変わったね。」

 

マサキ「・・・。」

 

すずか「前まで聖羅君と同じような性格だったのに・・あの時私達の戦いに参加したときには今まででは絶対ありえない性格になってたし・・・」

 

マサキ「・・・・そうか。」

 

すずか「それに今まで嫌っていた零人君とも仲が良くなったし・・・・」

 

マサキ「・・・・そうか。」

 

すずか「・・・・・・・・・。」

 

マサキ「・・・・。」

 

 

 

すずか「どうして・・・・・なのかな?」

 

マサキ「・・・・・どう・・?」

 

すずか「今まで自己中心的だった金龍君がどうして急に零人君達に協力的になったのか・・

・・私、知りたいの。」

 

マサキ「・・・・・俺は元帥の命令で「(す)そうじゃなくて・・・・・!」っ・・・・・。」

 

マサキが空から顔を背けると横で自分のを顔を真剣に見つめているすずかが居た。マサキはそれを見るとすずかから顔を逸らし前を向いた。そして唐突に話し始めた。

 

マサキ「・・・・・あの時・・・・「亡霊事件」の時・・・俺はアイツ等に敗北した。

 

そしてその後、俺は元帥の秘書に回収された。

 

その後俺は特別病院に送られ一人隔離された。

 

その時はまだお前が言う以前の俺だった。

 

「あんな奴等、次あったら絶対に殺す。」そう思っていた。

 

だが・・・何時からだろうな、そう言う事が本当に正しいのかと思うようになった。

 

ただ自分の思うとおりに進めばいいと。そう言う事が自分にとっても、お前等にとっても良い事だと・・そうは思わなくなった。

 

そして何時しか俺の夢の中には木原マサキが出てくるようになった。」

 

すずか「木原・・・・?もしかして・・・・」

 

マサキ「あの時・・俺の体を乗っ取っていた男の名だ。あの事件の後、ずっと俺の事を思念体となっても諦めていなかったそうだ。「奴等を殺せ。お前が王と成るのだ」と。

 

だがな。そんな事は俺にとってはどうでもいい事だった。

 

 

拒絶して、拒絶して、拒絶し続けた。

 

 

そして・・・何時しか木原マサキは夢の中には出てこなくなった。

 

 

アイツは消えた。それだけは確かな事だった。

 

そして俺は元帥と出会い・・生まれ変わった。

 

金獅子ではなく・・・・金龍として・・・・。」

 

すずか「・・・・・・。」

 

するとマサキは立ち上がりドアの方へと歩き始めた。だが。

 

すずか「待って。」

 

マサキ「・・・・。」

 

すずか「・・・オニギリ・・一個残っちゃったの。私お腹一杯だから・・・食べてくれる?」

 

マサキ「・・・・・・・・っ。」

 

 

 

ベンチに再び腰を掛けたマサキは黙ってすずかが持っていたオニギリを食べていた。

すずかはそれを見ずにただずっと空を見つめ続けていた。そして、またすずかから口を開いた。

 

すずか「・・・・苦しかった・・・よね?」

 

マサキ「・・・・・・・。」

 

すずか「・・・・・黙っておくから・・・だから・・・。」

 

 

 

マサキ「・・・・・・・・・ああ。」

 

マサキがそう呟くとすずかは静かにもたれ掛った。そして食べ終わったマサキは途端に静かになりすずかが向くと眠りに着いていた。

 

マサキ「スー・・・・スー・・・・・・」

 

すずか「・・・・・・・・・・フフッ・・・・。」

 

その後。すずかがマサキを膝枕し、しばらく其処で二人とも寝ていたのは二人だけの秘密となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。再び零人達はと言うと。昼食を終えて次の種目の準備に入っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第21種目 「野を越え 山越え 敵越えて」

 

 

出場メンバーはなのは・フェイト・はやて・アリサの四人で零人達はまたも観戦するのだった。

 

零人「頑張れよータダじゃ絶対すまないと思うからなー」

 

霊太「でも・・・敵って何だ?人影は居ない無し・・・・」

 

Blaz「それは多分後々わかるよ。」

 

 

 

なのは「・・敵って・・・何処にもいないね。」

 

はやて「甘いでなのはちゃん。テレビでも言うてるやろ?敵は何時何処から現れるか解らないって。」

 

アリサ「それに人とかが必ず敵と言うわけでもないわ。物も敵よ。」

 

フェイト「そう言う事だよ、なのは。」

 

なのは「そっか・・・そうだね。」

 

さて、このムカデの配置だが先頭をフェイト。二番目にはやて三番がなのは。そして最後尾をアリサと言う順番でムカデを組んでいる。ルールは普通と変わらないがコースに何が出るかわ生徒全員解らないものであった。そして・・・何故か教師達もだった。

 

 

 

北村「位置に着いてー・・・・よぉいっ!」

 

フェイト「行くよ・・・!」

 

はやて「うっしゃ!」

 

なのは「いつでも!」

 

アリサ「行くわよ!!」

 

 

 

 

パァンッ!!

 

 

銃が鳴り響くと全員が一斉に走り始めた。出場選手は各学年フォーマンセルで学年では全

三組あるので全18組でそれを三回に分けて行う。と言う事でなのは達はコンビネーション良く走り始めた。

 

零人「流石にアイツ等だな。息がぴったりだ。」

 

ヴィータ「だな。これなら一位は間違い無しだぜ!!」

 

イクス『そう都合よく行けばいいのですが・・・』

 

 

 

 

アリサ「フェイト、第一障害は?」

 

フェイト「あれは・・・・砂場だね。」

 

はやて「息を合わせんと中々進まれへんって事やな。なら楽勝や!」

 

なのは「あ!五年生の先輩達が入っていくの!」

 

なのはがそう言うと前方では息のぴったりな五年生達が砂場に入って行った。予想通り

少しずつ足場が埋もれていくのだがそれを息を合わせて進んでいけば問題ないと思っていたが・・・

 

 

 

 

 

ザザザザザザザザ・・・・・!

 

 

五年「な・・・何だ!?」

 

五年2「あ・・・・アリ地獄!?」

 

そう。突如砂場があり地獄と化し五年生は成す術も無く・・・

 

 

 

 

 

埋もれて逝った。

 

 

 

 

 

なのは達「「「「・・・・・・・・・・・。」」」」ゴーン・・・・

 

 

 

ちなみにそのアリ地獄の原因は・・・・

 

 

 

ディグタ!ディグタ!ダグダグダグ!

 

 

ナックラー「ナックラ~」

 

 

 

ディグタ・ダグトリオ・ナックラーが起こしたのだった。

 

 

零人「うわぁ・・・・・あれは・・・・」

 

霊太「死ぬな・・・流石に・・・・」

 

クリス「と言うかどうやってアイツら出したの?」

 

ライ「聞いたら負けだ。」

 

 

 

なのは「ど・・どうする?」

 

はやて「そりゃ・・・・なぁ?」

 

アリサ「セオリーなら端っこを行くしか無さそうね。」

 

フェイト「他に方法もないし・・・そうしよっか。」

 

四人の意見が同意するとなのは達は砂場の端っこに進み其処から砂場を進んで行った。

そうしてなのは達は砂場をクリアし、残る四組も同じ方法でクリアした。

 

 

 

 

続いて出てきたのは山越えの山。と言っても丘程度の大きさではあるのだが。

 

アリサ「ここは・・・・多分落とし穴・・じゃないかしら?」

 

はやて「何処を通ろうとしても何処かにあるって事やな・・・まぁそれが有力やな。ここは慎重に行こうか。」

 

そして今度は少し速度を落としてなのはたちは進み、今度は四年生と二年生が追い上げてきた。すると今度は・・・

 

 

 

ブニュッ・・・

 

はやて「へ?」

 

フェイト「もしかして・・・・この丘・・・・・」

 

 

ボイーン!ボーイン!

 

なのは「トランポリンなのぉぉぉぉぉ!!」

 

丘自体すべてトランポリンでなのはたちも他の二組も飛び跳ねていた。

 

 

 

美由紀「うわぁ・・・・・」

 

零人「あれは流石に騙されるな・・・・」

 

ヴィータ「しかもメッチャ跳ねてるぞ・・・・・・あ。二年が場外だ。」

 

アルフ「ひどいってレベルじゃないわな・・・・アリャ。」

 

クシャル「アイツ等どうやって突破する気だ?」

 

霊太「普通なら・・足に力を加えて反動を吸収するってのがセオリーだな。」

 

美由紀「でもそれをあの状況でするのは・・・」

 

ゼクス『無理だな。』

 

 

 

 

 

なのは「えーっとえーっと・・どうする!?」

 

アリサ「フェイト!ジャンプでここを越えるわよ!」

 

フェイト「え!?わ・・・解った!」

 

するとフェイトは姿勢を前にして足を縮めた。そして・・・

 

フェイト「せーのっ!!」

 

はやて「跳べっ!雲耀の速さまで!!」

 

ピョーン!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドグシャッ

 

 

 

零人「あ。全員でコケた。」

 

ヴィータ「でも一応クリアだな。」

 

 

 

 

 

そしていよいよ最終障害がなのは達の前に現れた。ここまでで残っているのはなのは達三年と六年そして四年の三組のみである。しかし・・・

 

 

なのは達「「「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」」」ゴーン

 

なのは達は再び呆然としていた。その訳は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌルッヌルッのローションびっしりの道(50メートル)だった。

 

 

はやて「どんだけやましい事考えてんねんっ!!」

 

アリサ「あんたが言うか、あんたが!!」

 

アーマ[否定はしませんけどね・・・・]

 

 

なのは「・・・行くの?」

 

はやて「それしか・・ないやろ・・・・」

 

フェイト「でも多分私達の足首までつかる深さだよ?」

 

アリサ「なら滑る心配はあまり無いわ。でも姿勢には気をつけてね。」

 

 

フェイト「・・・じゃあ・・行くよ・・・!」

 

そしてなのは達はローションの沼に足を踏み入れた。ソレと同時に残る二組も入って行った。最初は冷たく、後々慣れていった。だがやはりヌルヌルしており三組とも注意して進んで行った。

 

 

なのは「ううう・・・冷たいのー・・・」

 

はやて「なのはちゃん。それは皆同じやで・・・。」

 

フェイト「うう・・・・」

 

アリサ「特にフェイトは正面からだものね・・・勇者だわ・・・」

 

となのは達がゆっくり歩きながら話していると・・・

 

 

ズルッ!

 

はやて「うわっ!?」

 

なのは「はやてちゃん!!」

 

はやてが姿勢を直ぐし足が両開きになって全員沼に落ちようとしていたが咄嗟になのはが反応しはやての背中を掴んだ。幸い全身は付かず手だけに止まりそのままゆっくりと姿勢を立て直した。

 

はやて「あ・・・ありがとうなのはちゃん・・・・」

 

なのは「う・・うん・・・危なかったの・・・・」

 

はやて「と言う事で・・フェイトちゃん・・ゴールまで我慢してな?」

 

フェイト「う・・・うん・・・。」

 

 

ピトッ(肩に手が置かれる)

 

 

フェイト「っ・・・・・!!//」

 

アリサ「あと十五メートル位だから頑張って!」

 

といい再び動こうとするが・・・・・

 

 

ズルッ!

 

なのは「ひやっ!?」

 

アリサ「ええっ!!?」

 

今度はなのはが何故か体勢を崩し沼に手をつけてしまった。それを今度はアリサが止め何とか体勢を立て直した。

 

はやて「な・・・なんでコケたん?」

 

なのは「だ・・だって急に行くから・・・・」

 

フェイト「ご・・ごめん・・・次はちゃんと言うから・・・」

 

なのは「・・・うん・・・」

 

 

ピトッ

 

 

なのは「はやてちゃん・・・・」

 

はやて「ええんよ、なのはちゃん。ウチもこけてしもうたし・・・ある意味バチや。」

 

と互いに慰めあったことでなのは達はゆっくりと動き始めた。ちなみに他の組は四年が全員倒れて六年は慎重すぎてまだ20メートル前後だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてココからある意味カオスが全力全開なるのだった・・・

 

 

 

 

 

フェイト「皆、大丈夫?」

 

はやて「大丈夫や。」

 

なのは「こっちもなの。」

 

アリサ「問題無しよ。」

 

フェイト「よし。そろそろ残り10メートルだよ。」

 

はやて「このまま事無きを得ればええんやけど・・・・」

 

とはやてが「はぁ・・」と一安心し息を吐いた途端。

 

 

 

 

ズルッ!!

 

はやて「いっ!!」

 

 

再びはやては手を滑らせ体勢を崩そうとしたがはやてはそれを自力でどうにかしようとした。

 

 

はやて「くっ・・・負けるかぁぁぁ!!」

 

 

 

 

 

 

そしてその時。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むにっ

 

 

 

 

 

はやて「へ?」

 

フェイト「ひゃっ!?//」

 

はやては間違ってフェイトの胸に手を置いてしまったのだ。

 

フェイト「は・・はやて!!//」

 

はやて「ごごごご御免フェイトちゃん!!ワザとちゃうねん!?」

 

なのは「ってはやてちゃんはやく体勢を・・・・!!」

 

すると後ろのなのはははやての肩が急に遠ざかったのでそれを必死に持っていたのだが・・・

 

ズルッ!!

 

なのは「にゃっ!?」

 

アリサ「なのはっ!!」

 

 

なのはも肩から放してしまい再びはやての肩に手を置こうとするが・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピトッ!!

 

 

はやて「ひっ・・!なのはちゃんそこ腰っ!!//」

 

なのは「あわわわわわわわ!?!?//」

 

今度はなのはがはやての腰にローションまみれの手を置いたのだ。それに過敏に反応したはやては力が少しずつ抜けてしまっていた。

 

はやて「ちょっなのはちゃん・・・はよ手を・・・一旦・・・・んんっ!!//」

 

なのは「だってそんなことしたら間違いなく皆倒れるの!!//」

 

はやて「ならアリサちゃん・・・はよっ・・・・・」

 

フェイト「んっ・・・・はやて・・・手・・・はなし・・・・ひゃっ!?//」

 

はやて「いやや!ソレこそ何か色々とチャンスを失ってしまうわぁっ・・・・・!」

 

クリックリッ・・

 

フェイト「んんんっ!!//」

 

アリサ「こんな時までスケベを出すなぁぁぁぁぁぁ!!」

 

零人[と言うかはやくどうにかしろー!!!]

 

霊太[おっきなお友達が反応しまくっているからー!!?]

 

 

 

美由紀「こ・・・これは・・・・・」

 

桃子「流石に恭也も反応するでしょうね・・・・」

 

士郎「ああ・・すでにな・・・・」

 

シャマル「ついでウチのシグナムも・・・・・」

 

リンディ「ウチはエイミィが・・・・・」

 

クロノ「アホだ・・・全員揃ってアホだ・・・・・・。」

 

ノノ「アンタも人の事言えないだろ・・・勃っているくせに・・・・」

 

 

アリサ[こうなったら・・・・零人っ!!]

 

零人[俺かよ!?ったく・・・・!]

 

 

 

すると零人は小声でスペルボックスを出しスペルカードを使った。

 

零人「俺がるのははやての手を放すだけだからな!幻世「ザ・ワールド」っ!!」

 

 

 

 

カチッ!!

 

 

 

すると周りの時間は止まり、零人は急いではやての下に向かった。そしてはやての手を放し、地面に手を付けさせるのだった。

 

その後、零人が席に戻ると同時に時が進み始めたのだった。

 

 

 

 

はやて「あれっ!?」

 

フェイト「はぁ・・・・はぁ・・・・//」

 

なのは「アリサちゃん!!」

 

アリサ「ふんがらばっ・・・・!!」

 

アリサはなのはを引っ張り、二人の体勢を立て直させるのだった。そしてはやては・・・

 

 

はやて「恨むで零人兄ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

 

号泣していたのだった。

 

 

 

 

零人「はぁ・・はぁ・・知るかっての・・・」

 

ソルナ「あはははは・・おつかれ零人ちゃん・・・・・」

 

その後、なのは達はどうにかゴールしはやては再びフェイトを襲おうとしたがそれをアリサに鉄拳で防がれるのだった。そしてフェイトは霊太に泣き付きしばらく席を外すのだった。

 

するとそれと入れ替わりですずかとマサキが戻ってきたのだった。

 

すずか「・・・何があったの?」

 

零人「何がって・・・お前等今まで何してたの?」

 

マサキ「・・・昼寝だ。」

 

ヴィータ「・・・・そうなのか?」

 

すずか「うん。所で・・・・」

 

 

少年説明中・・・

 

 

すずか「そ・・それは・・・・」

 

マサキ「・・・・・・・。」

 

零人「で・・・問題は次の種目だが・・・・」

 

 

 

第22種目 「多種パン食い競争」

 

イクス『多種・・・あ。確かにそうですね。』

 

イクスがそう言うと零人達はコースを見た。其処には食パン、ドイツパン、アンパン、カレーパン、そして何故かあるシュークリームなどが吊るされていた。

 

零人「で、これに出るのは・・・」

 

すずか「私だよ。」

 

アリサ「すずか、頑張りなさい!ここで私達赤組が白組を突き放すチャンスよ!」

 

すずか「任せて!」

 

 

 

零人「にしてもシュークリームって・・・まさか・・・」

 

ヴィータ「だろうな・・・・・」

 

 

 

 

 

 

北村「位置に着いて・・・・・よぉいっ!」

 

 

 

 

パァンッ!!

 

 

 

そして一斉に走り始めた生徒達。すずかはそれに紛れ先頭を走っていた。

 

ヴィータ「流石だな!」

 

アリサ「私達も体力と瞬発力は上がっているのよ!!」

 

零人「うん・・それはいいのだがな・・・・・」

 

ソルナ「問題はココからでしょうね・・・・」

 

すると生徒達は一斉にジャンプしパンにかじりついた。すると・・・

 

 

すずか「えいっ!!」

 

カジッ・・・・とろーり・・・・

 

 

 

零人「・・・やっぱり?」

 

Blaz「・・・だね。」

 

 

カレーパンとアンパン、そしてシュークリームに当たった六年生と五年生。そしてすずかは中から垂れ出るクリームやカレーに苦戦しながらもパンをかじろうとしていた。そしてそれが顔に当たり肩に当たり・・・

 

 

 

零人「・・・アリサ。」

 

アリサ「・・・解っているわ。取っている外側のデブどもは・・・・・」

 

アリサはそう言うと歩き去っていき。

 

 

 

 

 

後方では大爆発が起こるのだった。

 

 

 

そして再びコースでは・・・

 

 

ぴちゃっ

 

 

すずか「え?」

 

セリム[すずか。これって・・・シロップだよ?]

 

すずか「そうだねっ!?」

 

するとすずかはコケてシロップのたまり場に尻餅を付いてしまった。

 

良く見るとパンをぶら下げている棒はパイプで其処からシロップを流していたようだった。

そして出場者は全員女子と言うおっきなお友達には至極の場だった。

 

すずか「・・・・・・・。」

 

セリム[・・・確実に狙っているね・・・・]

 

すずか「・・・・・うん・・。」

 

兎に角、すずかはパンを食べ終えどうにか二位を勝ち取った。ちなみに一位は食パンを選んだ四年生で服はびちゃびちゃだった・・・。

 

すずか「今度は普通に食べたいなー・・・・」

 

セリム『アハハハハ・・・・』

 

 

 

 

その後、いよいよ零人達の出番となり50メートル走が始まったが零人は問題無く一位。霊太とマサキもこの種目に出て見事一位をもぎ取ったのだった。

 

 

零人「・・・何で俺達だけ普通なんだ?」

 

霊太「絶対男には興味ないって事だろうな・・・」

 

マサキ「・・・変態だな。」

 

零人・霊太「「ああ・・・・。」」

 

 

 

 

 

そして残るは三つとなり両組得点は紅が432。白が425と白が追いつき始めていた。

 

 

アリサ「いよいよ追いつかれてきたわね・・・・」

 

なのは「でもここからまた巻き返せばいいの!!」

 

フェイト「・・・・うんっ!」

 

すずか「フェイトちゃん、大丈夫?」

 

フェイト「・・何とか。」

 

アル『所でMs.高町。次の種目は?』

 

なのは「えっと・・・・・」

 

 

第38種目 「親に頼るな! 二人三脚!!」

 

なのは「親に・・・って事は・・」

 

フェイト「生徒か・・・別の人か?」

 

零人「えーっと・・対象生徒は保護者や家族ではなく親戚や知り合いなどとペアを組み二人三脚をする事。生徒同士はNG。また、教師も可。」

 

アリサ「これに出るのは?」

 

霊太「俺と零人と金龍、高町・テスタロッサ・八神の二人と・・・・お前等もだろ?」

 

はやて「事実全員やな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

恭也「くそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

美由紀「・・・あれは全員無視してね・・・・。」

 

なのは「お願いします・・・・」

 

零人「お・・・おう・・・・。」

 

 

 

 

 

 

で。

 

 

 

 

 

零人「さて。問題のペアですが・・・・」

 

霊太「ほぼ全員は決まっているな。」

 

そしてそのペアは・・・

 

なのは達アークのエンジェルチームは全員使い魔持ちなのでそれぞれの使い魔を(なおフェイトはライとペア)使い、零人はと言うと・・・

 

零人「・・・・何か色々間違えたような・・・」

 

レイア「何がだい?」

 

零人はレイアとペアとなり・・・

 

霊太「・・・・始めまして・・・だよな?」

 

ソル「そうだね。まぁよろしく頼むよ。」

 

霊太はレイア希少種のソルと。

 

マサキ「・・・・・・男か。」

 

ルナ「・・・・・・どうして女の名前だろうな・・・・」

 

マサキはレウス希少種のルナと。

 

アリサ「二回続けてだけどよろしくっ!」

 

蒼「ああ。また・・・だがな。」

 

アリサは再び蒼と(ちなみに親でないことは伝えている)

 

すずか「よろしくお願いしますね、桃さん。」

 

桃「はい。よろしくお願いします♪」

 

すずかはレウス亜種の桃"モモ"と組むことと成ったのだった。

 

 

 

零人「・・・で。それはいいんだけど・・・・・・」

 

霊太「・・・・・・・・・どうして北村と山田両先生も二人でペア組んでいるんだ?」

 

北村「実はな、私達教師ペアに抜かれたら即刻失格なんだ。」

 

零人「ええー・・・・・」

 

はやて「んな無茶苦茶な・・・・・」

 

北村「まぁ我々も今日始めて組んだペアだ。そうそう抜かれはせん・・・と言う事だ。」

 

アリサ「そう言って実は凄い早いってのがお約束なのよねぇ・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

生徒「位置に着いて・・・・・よーい!」

 

 

 

 

 

パァンッ!!

 

 

 

零人「さぁて・・・!」

 

霊太「行くとしますか!!」

 

そう言い零人達第一走の生徒達は走り始めた。零人達が走る順番は零人・霊太が第一。なのは・はやて・アリサが第二。ヴィータ・すずかが第三。そして残るフェイト・マサキが第四と言う事と成った。

 

 

 

 

零人「一・二・・一・二・・・・」

 

レイア「結構早く行けてるねぇ。」

 

零人「そりゃそうだろ。何せこの種目は他人と組む種目なんだし。」

 

零人が後ろを向くと一歩一歩だすのに四苦八苦している他のペアが居ておりついてきているのは霊太くらいだった。

 

ソル「これで事無きを得ればいいんだけどねぇ・・・・」

 

霊太「そうは問屋が絶対降りねぇだろうな・・・・・」

 

 

 

霊太がそう言うとそれはすぐに現実となった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イクス[ま・・・マスター・・・・大変な事になってますよ・・・・・]

 

零人[・・・何が?]

 

イクス[う・・・後ろですっ!!]

 

零人「後ろ・・・・・・って真逆・・・!」

 

 

零人が後ろを向くと普通に歩くスピードで北村・山田ペアが追いつき、零人・霊太の二組を除いて失格となっていた。

 

霊太「早い!流石ダンディ速い!!」

 

零人「二重の意味で速い!!」

 

レイア「んな事言ってる場合か!?」

 

零人「兎に角、テンポ少し上げるぞ!!」

 

 

 

 

なのは「うわぁ・・・・・」

 

はやて「凄まじい追い上げや・・・・・」

 

アリサ「でも零人達も負けじと放しているわ・・・・・」

 

マサキ「・・・・・・・・。」

 

 

 

フェイト「あ、コケた。」

 

はやて「あ、零人兄ぃに続いて霊太君も。」

 

すずか「・・・先生容赦無いね・・・・・・」

 

 

 

 

 

結果。

 

 

 

 

 

零人「・・・・すまん。失格になっちった。」

 

零人達は全滅し失格となった。

 

レイア「いや、良く頑張ったろ?」

 

ルナ「まさか、あそこで同調してあの二人が走り始めるとは・・・・」

 

霊太「どんだけシンクロしてたんだよ・・・・・」

 

なのは「あはははは・・・・・・と・・兎に角・・零人君、お疲れ様なの。」

 

 

 

 

 

そして、続いてなのはたち・・・

 

なのは「よしっ・・ガンバろう!」

 

クシャル「コケない程度にな。」

 

アリサ「ついでに抜かれない程にね・・・・」

 

となのはたちがヤル気を上げているとはやてとアーマが近づいてきた。

 

なのは「あ、はやてちゃんとアーマさ・・・・・・え゛・・・」

 

アリサ「こ・・これは・・・・・・」

 

アーマ「? どうかなさいました?」

 

アーマはジャージ姿で問題無い様に思えるのだが、明らかにアーマの人間ではない証拠とも言えるフロント上部が目に止まり仕方なかったのだ。

 

はやて「・・凄く大きいやろ?」

 

なのは「う・・・うん・・・・」

 

アリサ「何時もは和服だから解んないけどこうなると圧巻よね・・・・」

 

 

アーマ「私・・・何か間違えたかしら?」

 

クシャル「間違えては居ないさ・・・間違えては・・・・」

 

蒼「ただ・・・あまり派手に動くなよ。」

 

アーマ「え?でもそれだとはやてと走りにくくなってしまいますし・・・・」

 

零人「んな事したら絶対おっきなお友達が反応するけどな。」

 

イクス『二つに一つですね・・・・』

 

 

 

 

そして・・・

 

 

パァンッ!!

 

 

なのはたちも走り始めたのだが、やはり心配は無かったのか三組揃ってテンポがよかったのだ。トップはなのは・クシャルペア。その後ろに中のペアで四番目にアリサペアとはやてペアが争っていた。

 

零人「おー心配は無かったのかな?」

 

霊太「そうだな。と言っても・・・・」

 

零人「・・・・・案外揺れないな。」

 

霊太「・・・・だな。」

 

ヴィータ[うぉい。]

 

 

 

 

霊太「まぁまたおっきなお友達が出てきたのだがな。」

 

零人「月村ー。」

 

すずか「はーい♪(黒笑み)」

 

マサキ「・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

その後、なのは達は無事上位を勝ち取ったが外野ではすずかが何やらスッキリとした顔をしてたとか・・・

 

 

 

 

零人「と言うか其処は短縮かい。」

 

Blaz「尺の都合です。」

 

ヴィータ「世知辛いな・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・いよいよ種目は残るは二つになったのだった。だが一つは当然ラストを飾る"組み体操"。だがそのもう一つはどちらにとっても大切な一戦となるのだった。その名も!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第39種目 「真・棒倒し合戦!!」

 

 

零人「・・・・とうとうコレが来たか・・・・」

 

霊太「得点はウチがリード。ここで放せば・・・勝てる・・・・!」

 

ライ「タイトルからしてロクな種目ではないな。」

 

クシャル「で?これの参加するやつらは・・・・おおよそ見当が付くが・・・」

 

マサキ「これは三年・四年の全男子だ。ちなみに自由参加だが女子もありだ。」

 

クシャル「・・・・マジでロクな事が起こらないだろうな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてそのクシャルの言葉が現実となった・・・

対峙した赤組と白組は男女問わず睨み合っており、周りの観客は少し引いていた。

 

なのは「す・・・すごいの・・・・・」

 

フェイト「えっと・・・・女子で参加したのって・・・・」

 

すずか「アリサちゃん、はやてちゃん、ヴィータちゃんの三人だよ。」

 

 

 

ソルナ(大人)「・・・戦争でもする気なのかしら・・・・・」

 

ラン「一触即発ですね・・・・」

 

クリス「ZZZ・・・・・」(睡眠)

 

 

 

シグナム「むぅ・・・・入りたい・・・・」

 

シャマル「死んでもいいのならどうぞ。」

 

ザッフィー(・・・・怖い・・・・・)

 

恭也(何故か怖い・・・・・)

 

 

 

そして両組の緊張が高まった次の瞬間・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

パァンッ!!

 

 

 

決戦のホイッスル(発砲)が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

零人「では諸君・・・派手に行こう・・・・!」(CV 諏訪部)

 

 

 

 

赤組「「「「「「「「「「「おおおおおおおおおおお!!!」」」」」」」」」」」」」」」

 

 

白組男子「行くぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」

 

白組「「「「「「「「「「「やぁアアアアアアアあああああああ!!!!」」」」」」」」」

 

 

 

 

ドドドドドドドドドドドドドド!

 

 

 

 

なのは「あ・・・あの・・・山田先生・・・この種目にルールって・・・・」

 

真那「殺しなどは駄目だけど素手で殴ったりはありだって・・・・・」

 

フェイト「・・・・・戦争ですね・・・・・」

 

 

零人「Hells Fung!!」

 

白組「がぁぁぁぁ!?」

 

白組「くそっ!?厨二患者めが!!」

 

零人「ウセー!!霊符「夢想封印」っ!!」

 

 

 

ズドドドドドドド!!

 

 

 

ソルナ「思い切りスペルカード使ってどうするのよ・・・・」

 

ラン「もはや、容赦なしですね・・・・」

 

 

白組「くっ・・・・アイツは無視して赤組の棒を・・・・・!」

 

アリサ「だらっしゃあ!!」

 

白組「ぐぼあ!?」

 

刹那、白組の一人のはアリサにぶっ飛ばされ、地面を転がった。白組の面々の前には棒を守る女子と男子が居た。そしてその中に入っている霊太が・・・

 

 

 

 

霊太「ビックボックスにようこそ!

 

 

 

 

歓迎しよう・・・盛大にな・・・・!」(CV 速水)

 

と言うと女子も一斉に襲い掛かり、白組は総崩れとなっていった・・・・・。

 

白組「ぎゃあああああああああああああああああ!?」

 

しかし、それが原因か。ついには白組から石を投げる物が現れた。

 

なのは「あ!石投げてる!!」

 

フェイト「先生、止めなくて・・・・」

 

真那「・・・・無理でしょ・・・・」

 

アーマ「ですよね・・・・・」

 

 

 

 

 

そして赤組は石を投げられ、負傷者が続出。一時後退をした。

 

零人「ちょっ!?流石に石は・・・・!」

 

ヴィータ「あだだだだだ!?」

 

アリサ「ひゃっ!?」

 

ガッ!

 

ヴィータ「っ!はやて!?」

 

すると石の一つがはやてに当たり、頭から少しの血が流れた。はやてはそれを見ると少し黙ったのだった。

 

零人「・・・・・・おーい・・・・」

 

赤組「八神さんだいじょう・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「黄昏よりも昏き存在 

   

 

    血の流れよりも紅き存在

 

 

    時の流れに埋もれし

    

 

    偉大な汝の名において」ぷるぷる・・・

 

 

 

零人「ちょっ!?」

 

アリサ「ここでそれは・・・・!」

 

 

 

 

はやて「我ここに闇に誓わん 

    

 

    我等が前に立ち塞がりし

   

 

    すべての愚かなるものに

  

 

    我と汝が力もて

 

 

    等しく滅びを与えんことを・・・・・!!」ぷるぷる!(涙目)

 

 

 

零人「おいいいいいいいいいいいい!?」

 

霊太「それはま・・・・・!」

 

 

刹那。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「竜破斬ー!!!」

 

 

はやてが魔法の一閃を放ち、グラウンド内部は大爆発を起こしたのだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「あー・・・・・・」

 

クシャル「ここで竜破斬とは・・・・・」

 

すずか「・・・皆、大丈夫かな・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後・・・

 

 

 

はやて「・・・・ごめんなさい・・・・・・・」

 

アーマ「全く・・・いくら石が当たったからって竜破斬は駄目でしょ。」

 

零人達は一旦八神家にお邪魔しはやて達は傷の手当をしていた。ちなみに親御には零人がTNNを使ったと嘘を流し、零人は土下座と一週間の謹慎が言い渡されたのだった。

 

ヴィータ「お陰で出場生徒はほぼ全滅。非殺傷が幸いだったな。」

 

アリサ「それで結果、棒倒しは無効。結果は紅の勝利と・・・・喜んでいいのかそれとも

・・・。」

 

アリサの言葉に零人達は「はぁ・・・」と息を吐き、それを見たソルナと美由紀と忍の三人は苦笑していた。

 

美由紀「しかし・・・あの一撃は凄かったね、はやてちゃん。」

 

はやて「まぁ・・攻撃範囲からするとウチの魔法の中で1.2を争いますし・・・」

 

忍「威力も・・・じゃないの?」

 

零人「・・・・多分でしょうね。」

 

 

 

すずか「あれ?何でお姉ちゃん解るの?」

 

忍「実は最近、リンディさんに・・・・」

 

霊太「あの過保護提督・・・・いつつつつ・・・・」

 

ライ「そういえば・・・・優勝した組には賞品があったのだったな。」

 

なのは「そういえば・・・・」

 

するとなのは達は貰った賞品の箱を開けた。中にはキーホルダーが入っており、形は星や円など様々だった。

 

はやて「おおお・・・これは・・・・・・・」

 

フェイト「綺麗・・・・」

 

零人「・・・・・・・まぁ・・・結果オーライって事で。」

 

ソルナ「・・・それでいいのだけどね・・・・。」

 

 

 

 

次回予告ッ!!

 

零人「突如、俺達の街の上から降ってきた少女」

 

霊太「それは最悪との戦いの始まりだった。」

 

なのは「いよいよ物語は佳境に入る・・・・!」

 

フェイト「次回「舞い降りた少女」!」

 

 

 

 

 

 

零人「何かが始まろうとしているって事は・・・確かだな。」

 

『君は・・・・もしかして・・・・!』

 


 
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