No.632629

SAO二次創作小説 第七話 ~戦闘~

funnyfaceさん

友人(絵描いたの)が催促したので今回は1ヶ月たってません。良かったです。
でも1つ問題が。
今回かなり短いです。いままでの半分くらいかも。
言い訳します。
キリのいい所で区切るとどうしてもこうなってしまうからです。

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2013-10-30 22:56:16 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:841   閲覧ユーザー数:826

「今回も厳しい戦いになりそうだけど……どう?」

帰り際、椿が聞いてきた。

「どうって言われてもな……。今まで通り被害者を出さずに戦うとしか言えないな」

ボス攻略の一番守るべき事は、被害者を一切出さない事だ。それさえ守れば全ギルドが赤字になっても

構わないほどである。

「絶対に死なないでよね」

これを椿は毎回言ってくる。もちろん死ぬつもりはないが、どうしても弱気になってしまう。

「お前もな」

俺は呟くように応え、転移門をくぐった。

「転移、アルゲード」

そして呟き、転移。

 

───次の日───

 

俺達は、8時半に73層迷宮区のボス部屋前に到着した。

「結構早くに来たと思ったが……」

「かなりいますね……」

もうすでに30人ほどが集まっていた。ヒースクリフ達除いたら俺達最後じゃね?

「よぉ」

背後から声がかけられた。そちらを向くと、

「おぉ。キリトとクラインか」

ビーターことソロプレイヤーキリトと、ギルド『風林火山』マスター、刀使いのクラインがいた。

「お前らも参加するんだな」

「当たり前だ。これでもトップギルドの一つだしな」

自分で言うのもなんだけどな。

「ところで……」

「ん?」

キリトが後ろを訝しげに見る。

「その青い娘は一体?」

「あぁ、最近ちょっと色々あって行動を共にしてる翔子だ」

翔子が前に出てきて綺麗にお辞儀をし、2人に挨拶をする。

「お二方、初めまして。翔子です。以後お見知りおきを」

おぉ、凄い。お嬢様みたいだ。まるでルキナ。

「俺はキリト。ソロプレイヤーだ」

「俺はクライン!今後ともよろしく頼むぜ」

俺達が自己紹介してると、硬質な足音がいくつか聞こえた。

「皆、揃っているようだな」

現れたのは、ヒースクリフと血盟騎士団の団員だった。そういえば今9時ぴったりだ。

「それでは、これより第73層フロアボス攻略を開始する。皆、準備はいいな?」

『応!!』

ヒースクリフの呼びかけに、レイドの全員が答える。凄いやる気。

「それでは行くぞ!!」

ヒースクリフは叫ぶと、3Mはありそうな扉に手をかけ、開いた。

「総員!!突撃ィィィ!!」

アズマさんが叫ぶ。

『おぉぉおおぉ!!』

レイドメンバーも叫ぶ。皆気合入ってんなぁ……。

俺達がボス部屋に入ると、ボスがその姿を現した。

「でか……」

おもわず口から出てしまった。が、本当に大きい。10M越えの蜘蛛とかどんな恐怖だよ……。

ハッとして後ろを見ると、椿と鶯ちゃんが凄い怯えて涙目になりながらも、力強く睨んでいた。

「俺も頑張らないとな……」

俺は呟くと、他のメンバー達と共にボス、『The Prostitute spider』に突っこんでいった。


 
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