No.630613 真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第十七話 海での激闘ohatiyoさん 2013-10-23 10:32:20 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:617 閲覧ユーザー数:602 |
今日1日だけ、休日扱いとなった六課メンバー
はやての駄々により海に来ていた
そして、泳げないという弱点がなのは達にバレて、落ち込んでいる カイト
彼は近くの海の家に来ていた
カイト「チッ」
明らかに機嫌悪いですと言わんばかりに舌打ちをする
カイト(クソッ! まさか泳げないことがバレるとは……………………)
高町やテスタロッサ、その他のガキ共なら別にかまわんが…………………
カイトの頭の中に狸の耳が生え、ニヤけている はやてがいた
カイト(あの狸野郎にバレたのは痛かった)
間違いなく、何かを仕掛けて来るに違いない
カイト(おのれ……………………)
奴の弱点も知れれば………………………
カイト(いや、他者の弱点を無理やり探すなど、俺らしくもない)
とにかく、あの狸を黙らせねば
カイトのはやてに対する評価は下の下だった
海の家で1人、悩み苦しんでいる カイト
赤の他人がその様子を見ていた
男A「あの人、さっきからずっと悩んでいるみたいだぜ」
男B「ああ、しかも1人で何をしてるんだろうな?」
男A「1人…………そうか、わかったぞ!」
男B「何がだ?」
男A「あの人はきっと彼女と喧嘩したんだ」
男B「なるほど、だから悩んでいたのか!」
男A「フッ まさか、こんな所で同士に出会えるとは」
男B「ああ、振られた者同士、結束せねばな」
この2人、別に友達というわけではない
お互いに彼女と喧嘩し、振られてしまったのだ
そこで2人が出会い、意気投合
お互いを励まし合っていた
まさに、負け犬が傷を舐め合っているわけだ
そして、2人はカイトを挟むように、隣りに座る
男A「元気だしな、同士よ」
Aはカイトの肩に手を置く
男B「そうだぜ、辛い思いをしているのは、あんた1人じゃない」
男A「世界にはもっといい女がいるさ!!」
勘違いをし、勝手にカイトを励まそうとしている
カイト「き、貴様ら! 一体何の話だ!!!」
いきなり励まされ、訳がわからず、2人を怒鳴る カイト
男B「落ち着きな、俺達はあんたの味方だ」
男A「友よ、今日の出会いに!」
男B「完敗(誤字にあらず)!!!」
カイト「……………………………………………」
男2人はカイトにボコボコにされたらしいが、どうでもいので記述しないでおく
~海~
はやて「いや~ やっぱ海はいいな~」
シグナム「そうですね」
ヴィータ「しかもミッドの海は地球と違って綺麗だしな」
なのは「地球にも綺麗な海はあるよ?」
シグナム「何? そうなのか?」
どうやらシグナム達は地球の海は汚いと思いこんでいるようだ
なのは「うん、例えば沖縄とかね」
スバル「ティア!」
ティアナ「何よ? スバッ!!!」
いきなり水を掛けられる ティアナ
スバル「わ~い、引っ掛かった~」
呼ばれて振り向いたティアナの顔に水を掛けようとし、見事に成功したのだった
ティアナ「………………いいわ、私に宣戦布告したことを後悔しなさい!!!」
水を掛け合うスバルとティアナ
バカップルにしか見えない
ルナ「さて、出来たわ」
ザフィーラ「………………………………」
アマル「……………………………………」
顔以外 全て砂に埋もれた ザフィーラ
ルナ「どう? 砂風呂は?」
ザフィーラ「熱い…………………………」
ルナ「はやてさんが、ザフィーラは砂風呂に入りたがっていたって言ったからしてあげたのよ?」
ザフィーラ「!?」
あ、主の陰謀だったか……………………………
ルナ「さて、行くわよ アマル」
ルナは、アマルを連れて、海へと入っていく
無論ザフィーラはそのままだ
ザフィーラ「おい! このままでは脱水で死ぬぞ!」
砂に埋もれているザフィーラに近づいてきた シャマル
ザフィーラ「シャマルか! 助けてくれ、動けぬのだ」
シャマル「はい」
シャマルは、ザフィーラの顔の前に犬用の皿を置く
中には水が入っている
しかも、その皿にはミッド語でザフィーラと書かれている
ザフィーラ「いや、普通に砂を退けてくれぬか?」
シャマル「じゃあね」
シャマルは、ザフィーラの言葉を無視して、去っていく
ザフィーラの目には汗が溜まっていた
フェイト「ん?」
フェイトは泳いでいると、右足に違和感を感じた
柔らかい何かが、足に絡まっているのだ
フェイト「何かな?」
フェイトは目で確認しようとした、その時、
フェイト「っ!?」
フェイトは引っ張られ、水の中へと沈んでいく
エリオ「フェイトさん!!!!」
キャロ「あ、あ…………………」
その瞬間を見ていたエリオとキャロ
なのは「どうしたの? エリオ」
エリオ「なのはさん!! 大変です!! フェイトさんが沈みました!!!」
なのは「え?」
キャロ「何かに引っ張られているようでした!!」
はやて「一体なにっ!?」
フェイトに続いて、はやても水中へ引きずり込まれる
ヴィータ「はやて!!!」
ヴィータは、はやてを追おうとする
シグナム「待て! ヴィータ! 何か居るぞ!!!」
シグナムがそう叫ぶと、フェイトとはやてを攫った犯人が出て来る
なのは「こ、これは!!」
ヴィータ「で、でけぇ………………………」
なのは達の前に現れたのは、巨大なタコだった
8本の腕の内、2本に握られているのは、フェイトとはやてだった
2人共、意識がないようだった
ヴィータ「タコ野郎!!! はやてを離せ!!!!」
セットアップし、アイゼンでタコを殴る………………しかし
ヴィータ「っ!!!!」
柔らけぇ……………衝撃が全部殺されちまった
タコ「ちゅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!」
ガシッ
ヴィータ「仕舞った!!!」
足に絡め取られたヴィータ
そのままゴミのように捨てられる
シグナム「やぁ!!!!」
はやてを握っている足を切り裂こうとする シグナム
しかし、シグナムの斬撃も殺される
シグナム「クッ まさか、柔らかすぎて斬れぬとは」
なのは「打撃や斬撃が効かないなら!!!」
タコに向けて砲撃を撃つ
タコ「ちゅ! ちゅ!!」
砲撃が当たるが、その砲撃はバウンドして、跳ね返ってくる
なのは「うわっ!!!」
まさか、自分の砲撃が跳ね返ってくるとは思わず、驚く なのは
それでも躱せるのは流石だろう
スバル「なのはさんの砲撃が効かない!?」
ティアナ「あのタコ、強敵ね」
体がゴムみたいだから、打撃、斬撃、砲撃などの攻撃は一切効かない………………なら!!!
ティアナ「バカレイン!!! アンタの雪でタコを凍らせるのよ!!」
レイン「……………………………………………………」
レインはまだ意識を失っていた
ティアナ「ああもう!!! 使えないわね!! 役立たずレイン!!!」
スバル「ティア、どうしよう?」
アマル「
アマルの影が、タコに絡み付き、縛る
ヴィータ「タコの動きが止まった!!」
シグナム「今が好機だ!!」
レヴァンティン【カートリッジロード! ボーゲンフォルム!】
シグナム「駆けよ! 隼!!」
レヴァンティン【シュツルムファルケン!!】
燃え滾る矢が、タコに刺さる
タコ「ちゅ!?」
漸くダメージを与える事に成功した
タコはフェイトとはやてを離す
ヴィータ「はやて!」
エリオ「フェイトさん!!!」
落下する2人をキャッチしようと走るが、
タコ「ちゅぅぅぅぅ!!!!!!」
タコは腕力で、アマルの技を破り、太い足でヴィータとエリオを薙ぎ払う
ヴィータ「ぐわっ!!!」
エリオ「ガハッ!!!」
なのは「クッ どうすれば……………………」
タコ「ちゅ、ちゅ、ちゅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」
暴走する巨大タコ
倒せるか?
海での敵が巨大なタコ
ベタすぎるって?
それがいいんじゃない!!
次回は何故タコが襲ってくるのかが明らかになります
お楽しみに~
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ほのぼので終わると思ったか!!!
それはないです