第20話
刹那サイド
あれから再び目を覚ました俺はネプ子さんたちに案内されてある一室で待機していた。
「いや〜なんかね、せっちゃん達と私たち抜きで話したいっていうから私たちは外に出てるよ。それじゃごゆっくり〜。」
そう言いながらネプ子さんは部屋の扉を閉じた。そしてしばらくすると、
「すみません。お待たせしました。」
本の上に小さな妖精が乗ってやってきた。
「え、えーと・・・・あなたは?」
「あ、申し訳ありません。私はイストワールと申します。以後、お見知りおきを。」
「はい。俺は草薙刹那といいます。こっちは相棒のザルバ。」
「おう、よろしくな。」
イストワールさんの自己紹介に俺たちも返す。そして俺は本題に入ることにした。
「えっと、イストワールさん、お話って何ですか?」
「はい。では直球に聞きます。刹那さん、あなたはこの世界の人間ではありませんね?」
イストワールさんの質問に俺とザルバは固まった。
刹那サイド終了
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