ついにここまできた!!
めっちゃ日付が飛びましたが、正直書くことがなかったために24日まで飛ばしました。
24日である理由はないのですが、まぁ言わないでw
ようやくこの「Time Leapなの?」のA'sの中で一番の見せ場となる話に入りました!!
内容を読めばわかると思いますが、大幅に変化が行われていますので。
それではどうぞ!!
「さて、最後の仕上げに入りましょうか」
12月24日――私は闇の書のプログラムの改良が昨日でようやく終わるところまで来ました。
今日までのことは簡潔に述べますと、まず闇の書のプログラム書き換えは先ほど言った通り終わらせることができ、あとはそのプログラムを多少書き込んで闇の書に入れるだけという感じにはなりました。まぁ、完全にすべてが終わったわけではないし、何が問題が起こるかもしれないですけどクリスマスイブまでには間に合いそうです。
それに合わせて闇の書の蒐集に関してはギリギリまで蒐集をさせています。万が一のためにという手段でありギリギリまで完成させないつもりでいました。ちなみに闇の書を蒐集するにあたってフェイトちゃんが居るアースラーの管理局員と何度か遭遇することはありましたけども、その度に何とか逃げたりしていたようです。というより、私がバックアップしていたので逃がしていたのですけど。
ちなみに、フェイトちゃんはカートリッジシステムを付け加えられていたという点は変わっていません。私のレイジングハートもカートリッジシステムの材料をくーちゃんに頼み、その辺については前と同じように改造することにしています。まぁ、闇の書の解読よりは全然楽な作業でしたので数時間で入れ込めましたけどね。
そして私を監視されている件については、毎回なんとかして監視を回避していき、フェイトちゃんが暮らしていた家に拠点を置いているという事は気付かれていません。
そんな感じで今は午前中なんですが、今から闇の書の改善プログラムを入れる作業のためにいつも通り拠点にしているフェイトちゃん暮らしていた家へと向かおうとします。
しかし、タイムリープする以前ならばはやてちゃんの病室に見舞いに行くことになるのですが、すずかちゃんがはやてちゃんと会っていないために、病室に行くという事は無くなっています。すずかちゃん――暇があれば魔法の練習するために洋館に行くようになってしまったからはやてちゃんと会っていないようです。その代り私がはやてちゃん家に向かって様子を見に行ったりはしましたが。
私は学校で終業式が終わった後、アリサちゃんとすずかちゃんはそのまま洋館へと向かうらしく、バラバラに行動することになりました。クリスマスイブは洋館ですることになっているのですが、一応あの二人には何があった時のためにも別の世界に居させた方がよいという判断を私はしました。二人が魔導師だという事がばれるよりはましだと思いましたので、向こうでクリスマスイブをするという話になりました。
そして私は例のごとく人気のないいつもの山のところにきて、そこから直接フェイトちゃんが拠点にしていた家へと転移魔法を使いました。どうして直接なのかというのは、なぜか今日だけ管理局の気配が全くなかったため、直接向かうことにしました。それが、管理局側の作戦だとこの時は知らずに――
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クロノSide
「……どうして、なのはが私が住んでいたところに?」
なのは転移先を特定した時、フェイト・テスタロッサはなのはが移動した際に驚いていた。
どうやらあの場所はフェイトが居た場所であったらしく、どうしてなのはがこんなところに居るのかが疑問だった。
と、エイミィが突然と慌て始め、僕に向けて言った。
「クロノ君!! 大変!!」
「エイミィ、どうした!!」
「なのはちゃんの行動とヴォルケンリッターが連絡を取っていた人物となのはちゃんの行方が分かっていない時間帯と重なっているんです!! 時間が分からない範囲が広いですけど、一度も監視していた時間帯にバックアップをしているところは一度もありません!!」
「なっ!? それは本当か!!」
どうしてバックアップしている人物が闇の書の主ではないかと分かっているのかというのは、ヴォルケンリッターの一人であるシグナムがその人物に連絡を取っているときに言った言葉だ。
そのときなのはという名前は出てこなかったが、『我が主のために
そんななかで、エイミィの情報が出てきたというわけだ。確実にその人物がなのはだと言い切れないが、犯人かもしれないとして任意同行をすることは可能という事になる。そうとわかれば僕がやろうとしている行動は一つだった。
「艦長――」
「えぇ、分かっているわ。クロノとフェイトの二人でなのはがいる場所へ向かい、任意同行をするようにしてもらえる?」
『了解っ!!』
僕とフェイトは転移台乗り、すぐさまなのはが居る場所へと向かうのだった――
Side End
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「さて、こっちは終わりましたね」
まず私は、闇の書のプログラムを書き換える前に、もし何かが起こった時のためように闇の書のプログラムをもとに戻す機能を短刀の形をしたデバイスもどきに居れる作業が終わらせることができました。
なるべくこれは使いたくないのですけど、第二の手段として残しておきたかったのです。この後、何が起こるか分かりませんから――
「……本当に、これで闇の書は終わるんでしょうね?」
「えぇ、何事もなければ、これで闇の書の事件はすべて終わります」
今この場には私の監視をしているシグナムさんと、アリアロッテとリーゼロッテの二人もいます。シグナムさんが二人を見たとき何者かと構えたりしていましたけども、今は何とか話を付けて納得してくれました。
「さて、それでは始めましょう。すべてを終わらせるために――」
その言葉に全員が頷き、闇の書の改善プログラムを闇の書に入れ込もうとしたその時だった――
突然と闇の書が輝きだし、その中から触手みたいなものが出てきたのです。私もいったい何が起こっているのか理解できず、何がどうなっているのか分からなかった。
「なっ、なんだこれは!?」
「い、一体何が……ぐっ!?」
「がはっ!!?」
その触手はアリアロッテとリーゼロッテの二人の胸辺りを突き刺し、そこからリンカーコアらしきものを取り出す様子が見えました。それを見た私はすぐにまずいと気付き、二人のリンカーコアを蒐集してしまえば闇の書の蒐集が完成してしまうことになってしまうからです。しかし止める手段はなく、すぐに先ほど出来上がった短剣をシグナムさんに投げます。
「シグナムさん!! 今すぐそれを持って逃げ――ぐっ」
「っ!! なのはっ!?」
シグナムさんに逃げるようにと言おうとした直後、アリアロッテとリーゼロッテの二人の蒐集が終わったらしく、そしてその触手は……私の中に入り込んできました。
その直後、玄関のドアが開く音が聞こえましたが、すでに意識がもうろうとしていた。どうやら、闇の書の闇――ナハトヴァールが私の中に入り込んでいるようであり、私を乗っ取ろうという手段を取ったようです。
「時空管理局……なんだこれは!?」
「っ!? なのは!!」
「テスタロッサっ!!?」
意識はもうろうとしてきましたが、誰が玄関から入ってきたのか声を聴いて理解できたので、私は最後に勇気を絞って言いました――
「ここ……か…ら、に……げ……あ、あ゛あ゛あ゛あああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああ゛あ゛あああああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ああああああ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!!!」
私はその言葉を最後に、意識が無くなりました――
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新暦85年、高町なのははある任務の途中で死亡する。
任務は全て嘘であり、全てはなのはを殺害するための一部の管理局員による計画だった。
なのははその計画通りに殺されるが、その任務に向かう途中に偶然何故か落ちていた拾ったジュエルシードによって、なのははタイムリープをするのだった!!
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