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真・リリカルなのは 第十一章 機動六課設立編 第十話 仲直り

ohatiyoさん

古の森での激闘!

2013-10-15 11:33:10 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:587   閲覧ユーザー数:581

カイト達がゴリラから逃げている頃、未だに喧嘩をしていたティアナとレイン

 

しかし、そんな2人に忍び寄る影が……………………

 

レイン「っ!!!」

 

ティアナ「大体アンタは!!」

 

レイン「おい! あそこを見ろ!!」

 

ティアナ「何よ……………」

 

レインに言われ、振り返る ティアナ

 

そこに居たのは、

 

ゴリラ「………………………………………………………」

 

例のゴリラだった

 

ティアナ「ゴリラ?」

 

レイン「ただのゴリラじゃねぇだろ!! 金棒持ってるぞ!!」

 

ゴリラ「ウキィィィィィィ!!!!!!!!!!!」

 

ゴリラはいきなり、ティアナ達を襲う

 

ティアナ「っ!?」

 

レイン「襲ってくるのかよ!!!!」

 

ゴリラの攻撃を躱す2人

 

ゴリラ「ウゴッ!!!!」

 

金棒を振るい、ティアナを叩き潰そうとする

 

レイン「野郎!! させるか!!!!!」

 

レインはティアナの所まで走っていき、彼女を抱きかかえながら、ゴリラの攻撃を躱す

 

ドザッ

 

金棒が振り下ろされた地面は陥没しており、当たったら間違いなく死ぬだろう

 

ティアナ「何で助けたのよ?」

 

レイン「はぁ? 仲間を助けるのに理由なんかいらねぇ!!」

 

ティアナ「………………………………………………………」

 

レイン「お前の事なんか大嫌いだけどよ、仲間を見捨てる奴はもっと嫌いだ………………俺は自分を嫌いになりたくはない」

 

ティアナ「なるほど、自分の為ってことね」

 

レイン「大体そんなもんだろ? 他人を救うなんて、所詮 自己満足でしかねぇ…………………けど、その自己満足があるから人は他人を救えるんだ。それって悪いことだと思うか?」

 

ティアナ「そうね……………………アンタの言う通りだと思うわ」

 

レイン「なら一時休戦だ、コイツをぶっ倒して、スバルやアマルと合流するぜ」

 

ティアナ「指揮るんじゃないわよ、バカレイン…………………指揮は私の役目、戦うのがアンタの役目よ」

 

レイン「へんっ! そうかよ……………………だったら、あいつを倒せる作戦を考えてくれよ?」

 

ティアナ「当たり前よ!」

 

先ほどまで喧嘩していた2人だが、すぐに連携が取れるほどの仲である

 

案外、相性がいいのかもしれない

 

レイン「行くぜ、ゴリラ…………………お前の相手は俺だ」

 

ゴリラ「ウキィィ!!!」

 

レインの言葉を理解しているのか、レインだけを狙う ゴリラ

 

レイン「シェリム!!」

 

シェリム「ペ~ン!」

 

シェリムとウィンタムソードを1つにする

 

レイン「ブリネット・シュケンナー!!!」

 

スノボーから吹雪を発生させ、ゴリラを凍らせようとする

 

ゴリラ「ウガッ!!!」

 

しかし、腕力で無理やり凍った個所を砕く ゴリラ

 

レイン「っ!! 何つう馬鹿力だ!!!!」

 

ゴリラ「グッ!!!」

 

レインに向けて、金棒が振られる

 

レイン「シュケルント・プロテクション!!!!」

 

レインは、スノボーからバリアを展開する

 

しかし、ゴリラのパワーに圧倒され、バリアごと吹き飛ばされる レイン

 

レイン「グッア!!!!」

 

そのまま意識を失う

 

ティアナ「レイン!!!!!!」

 

ゴリラ「ウキィィィィィィィィィィ!!!!」

 

次はティアナを狙う ゴリラ

 

ティアナ「クッ 図に乗ってるんじゃないわよ!!!!!」

 

クロスミラージュ【スペクトルショット!!!!】

 

射撃魔法で、ゴリラに攻撃するが、全くダメージを与えられない

 

ティアナ「何て奴なの…………………………」

 

魔法で倒せないゴリラに恐れ戦く ティアナ

 

ティアナ「でも私は負けられない………………負けるわけにはいかない」

 

こんなゴリラ一匹ですら倒せないようでは、証明できるはずがない

 

ティアナ「ランスターの弾丸は、全てを撃ち抜く!!!」

 

クロスミラージュ【カートリッジロード!】

 

ティアナ「エルク・ブラスト!!!!」

 

カートリッジを使った射撃魔法で攻撃する

 

ゴリラ「グッホ!!」

 

目立った損傷は見当たらないが、効いたことはわかった

 

ティアナ「来なさいよ、私だって戦える…………………頭だけが武器だと思ってくれんじゃないわよ!!」

 

ゴリラ「ウキィィィィィィ!!!!!!!!!」

 

ゴリラは走り出し、一気にティアナとの距離を詰める

 

何回も振られる金棒

 

一撃でも当たることは許されない

 

掠っただけでも、隙が必ず生まれる為、それも許されない

 

ティアナ「当たらない!!」

 

なのはの魔力弾を躱し続けるという特訓が、ここで役に立つ

 

金棒が振られるスピードは、なのはの魔力弾に比べて大分遅い

 

しかも、なのはの魔力弾は変則的で、躱すのは困難だった

 

なので、レインやスバルは躱すのではなく、防御することを選んだ

 

しかし、ティアナは躱すことに拘った

 

レインやスバル並みの防御力があれば話は別だが、2人に劣る防御力しか持たない自分が、訓練で防御ばかりしていては癖になってしまうと考えたのだ

 

実践では殺傷と戦わなくてはいけないかもしれない

 

防御に自信がないなら、より生き残れる可能性が高い 躱すを選択した方が賢いと考えた ティアナ

 

その選択は正解と言える

 

防御することは癖になり、ゴリラの攻撃を躱していなかったら、ティアナもレインのように吹き飛ばされ、敗北していただろう

 

ティアナ(これぐらいの攻撃なら躱せる!)

 

読みやすい攻撃の仕方だし、何より遅い

 

ゴリラの攻撃を躱し、隙あらば仕掛けるという戦いを繰り返していた ティアナ

 

しかし、ここで体力の差が出始める

 

ティアナ「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」

 

流石に動物に体力で勝つのは無理ね………………………

 

ティアナ「っ!!!!」

 

ティアナは躓き、その場で転んでしまう

 

ティアナ「仕舞った!」

 

その隙を逃すほど、ゴリラはマヌケではなかった

 

ゴリラ「ウキィ!!!!」

 

ティアナに向けて、金棒を振りかぶり、叩き潰す

 

ティアナはぺっちゃんこになってしまった

 

しかし…………………………

 

ゴリラ「っ!?」

 

潰されたティアナは消えて無くなる

 

ティアナ「シュートバレット!!!!」

 

ティアナの射撃魔法が、ゴリラの顔面に直撃する

 

ゴリラ「ウゴッ!?」

 

ティアナ「何故? って顔をしてるわね、簡単なことよ。アンタが戦ってたのは幻影だもの」

 

ゴリラ「ゴゴッ!?」

 

ティアナ「時間稼ぎも此処までね……………………頼むわよ?」

 

レイン「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!」

 

ゴリラに向かって一直線に走る レイン

 

右腕にはスノボーが装着されている

 

そして、スノボーが装着されている右腕が凍り、巨大な筒状の形となる

 

レイン「食らいやがれ!!! 必殺!!! クラッシャードルベ!!!」

 

巨大な氷の塊で殴られる ゴリラ

 

流石のゴリラも、これには溜まらず倒される

 

レイン「見たか!!!」

 

ティアナ「何とかなったわね………………にしても、そんな隠し玉を持っていたのね」

 

レイン「ああ、シュヴェーレンモードVer2っといった所かな」

 

ティアナ「訓練の時でも使いなさいよ……………………」

 

レイン「お前だって、幻影使えるなんて凄過ぎだろ」

 

ティアナ「あんなもの、ただの猫騙し程度にしか使えないわよ」

 

レイン「んなことねぇと思うけどな……………」

 

ティアナ「とにかく、此処から一旦出ましょ。隊長達と合流した方がいいわ」

 

レイン「そうだな」

 

2人共、出入り口まで戻ると、スバルとアマル、ルナとカイトが居た

 

漸く、合流出来たと思った矢先、近くの町でガジェットが出現したと知らせが入る

 

なのはとヴィータは置いてきぼりで、現場に急行する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回はガジェットとの戦いですね

 

視点はライトニングとなります

 

 


 
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