No.626975

恋姫 華陀紀行217

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-10-11 08:03:09 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1576   閲覧ユーザー数:1463

 

 

 原因は不明ですが、いつの間にか数日経っていたようです。

 

 

 理由を聞いても誰も答えてくれません・・・。

 

 

「そう言えば、月たちが戻って来たのに葵の姿がないんだが、どこにいったか知らないか?」

 

 

「・・・武者修行の旅に出たわ」

 

 

「この時期にか?」

 

 

「ええ・・・」

 

 

 詠も、こんな人で不足の時に、よく武者修行なんていうものの許可なんか出したものです。

 

 

 ・・・と言うことは、俺も許可がでるのでは?

 

 

「なあ「あんたは駄目よ」・・・」

 

 

「まだいい終えていないんだが?」

 

 

「そうね・・・ここにおいとくのもあれだし・・・洛陽がどうなったかくらいは確認してきて、ついでに各諸侯の動きを把握してきて」

 

 

 どうやら、各州をぶらついてもいいようです。

 

 

 自分の行きたいとこに行けるっていいですよね。

 

 

「期限は二年よ」

 

 

 全州を二年とか厳しすぎないですか?

 

 

「ちょっとそれは無理が有りすぎないか?」

 

 

「あんたならいけるでしょ?」

 

 

 そんな信頼はいらないですよ・・・。

 

 

 ゆっくり回ってきたいもんです。

 

 

 どこから回ろうかな・・・。

 

 

 

 

 まずは、中央に向かうことにしました。

 

 

 最終的に、誰があそこを治めているのかを確認するためです。

 

 

 それにしても、涼州の馬は他のところと違って、身体付きがしっかりしてるのか、かなりの体力があります。

 

 

 旅のお供にはとてもいいです。

 

 

 僅か数日で、隣の雍州まで来れたことからもよくわかります。

 

 

 まあ、連絡要員として十名ほどついてきてますが、これくらいは許容内です。

 

 

 それにしても、雍州は結構荒れていますね・・・。

 

 

 この分だと、賊が出てくるのも時間の問題かもしれません。

 

 

 最近賊に関しては少なくなってきましたが、それでも完全に無くなることはありませんでした。

 

 

 涼州だけ少なくて、他はどうか分かりませんが・・・。

 

 

 こちらは北と南の対応の方が大変だったんですよ。

 

 

 それに比べれば賊がかわいく見えるくらいです。

 

 

 しかし、雍州は前に通ったとき、ここまで酷くなかったと思ったんですが・・・。

 

 

 一体何が起こったんでしょう?

 

 

 ちよっと聞き込みから始めますかね。

 

 

 

 

 どうも、飢饉が発生したみたいです。

 

 

 原因は虫・・・イナゴですね・・・。

 

 

 田畑の食糧まるかじりってやつです。

 

 

 どれくらいの規模なのか不明ですが、雍州の大半は似たような状況のようですね。

 

 

 被害の範囲が広範囲であれば、そう簡単に攻めるところもないでしょう。

 

 

 涼州に被害が無かったのは運が良かったです。

 

 

 やられていたら、ここと同じようにかなり危機的状況に陥っていたでしょう。

 

 

 昔は、あれほど備蓄大事にでやってたのに、それを崩しているとは思いませんでした。

 

 

 どうせ、あっても勿体ないから使えとでも言ったんでしょうね。

 

 

 涼州には、先を見ない人が多いです・・・。

 

 

 情報に関しては、くれくればっかりいうやつらが多かったので、情報を貰うのは楽でした。

 

 

 ただ、人の馬を盗ろうとするものにはきっちりと、さよならしてもらいましたが・・・。

 

 

 この馬は食べ物ではありません、乗り物です。

 

 

 涼州の人らって、馬は家族だから狙ったら殺られるのは仕方ないんです。

 

 

 俺がついたときには、既にさよならしてましたし・・・。

 

 

 村の外だったこともあるのか、騒ぎにはなりませんでした。

 

 

 取り敢えず雍州に関しては、涼州に攻めてくることはあり得ないですね。

 

 

 逆に食糧支援と引き換えに、領土を奪うことが出来るかもしれません。

 

 

 まあ、この辺は詠に任せておけばいいでしょう。

 

 

 ここに関しての調査を認めて、一緒に連れてきた連絡員に渡します。

 

 

 それを詠に送るだけです。

 

 

 鍛えていた諜報員に関しては、ほとんどが涼州内に派遣しているので、外の情報は貴重でしょう。

 

 

 でも、この調子だと中央も荒んでそうで嫌な感じですね・・・。

 

 


 
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