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魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第五十一話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。

A,s 2nd編イメージソング

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2013-10-05 22:25:45 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1869   閲覧ユーザー数:1672

A.s 2nd編 第五十一話 「古の力」

 

 

 

 

 

零人「ヴィータ!クロノ!マサキ!!」

 

マサキ「っ!」

 

マサキは次元連結砲を放ち高町を牽制。その隙にクロノとノノ・カムが三人を救出した。そしてヴィータはクレイモアをテスタロッサへと放ち、霊太を担ぎ離れた。

 

テスタロッサ「っ!!」

 

高町「くっ・・・!」

 

 

零人[フェイト、大丈夫か!?]

 

フェイト「っ・・・・・大丈夫・・・。まだ戦えるよ。」

 

零人[・・・・よしっライ。頼む。]

 

ライ「・・・ようやくか。フェイト魔法陣を展開しろ。ユニゾンするぞ。」

 

フェイト「えっ!?どうやって!!」

 

ライ「説明は後だ!早くしろっ!!」

 

フェイト「っ・・・・・わかった!!」

 

フェイトはミッドの魔法陣を展開し意識を集中した。そして。

 

 

 

 

 

 

ライ「行くぞっ!!」

 

 

フェイト「ビースト・ユニゾンッ!!」

 

フェイトの魔法陣から雷が発生しフェイトとライを包み込んだ。

 

 

 

 

 

八神「アンタ・・・・一体何を!?」

 

零人「さぁな。」

 

零人はそう言うと魔道書を閉め大剣を腰に戻した。

 

零人「ただ。テメーらみたいな奴に負ける位なら人間止めた方がマシって訳だ。」

 

高町「人間って・・・・・!!」

 

零人「ああ。大丈夫、ユニゾンだから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クシャル「なのは・・・・・・なのは・・・・・!」

 

なのは「くっ・・・・・うう・・ん・・クシャル・・・?」

 

一方でなのははクシャルに呼ばれ意識を取り戻した。そしてなのはの前にはクロノとヴィータ、そしてマサキが立っていたのでなのはは驚いた。

 

なのは「っ!!金獅子君!?」

 

マサキ「今は金龍だ。それより行けるか?」

 

なのは「えっ?」

 

マサキ「お前は戦えるかと聞いている。」

 

なのは「・・・それって・・・」

 

クロノ「・・・時間が無い。なのは、クシャルとユニゾンしてくれ。ヴィータもだ。」

 

なのは「えっ!?」

 

ヴィータ「ユニゾンって・・・出来んのかよ!?」

 

ジン「問題ない。今の二人ならな。」

 

クシャル「それにどの道二人のBAとアルは今は修復中だ。コレしかあいつ等と戦える方法は無い。」

 

なのはとヴィータは顔を見合わせたがやがて二人は顔を縦に振り魔法陣を展開した。

 

 

 

 

 

 

 

なのは「行くよ・・・・」

 

ヴィータ「行くぜ・・・・」

 

クシャル「ああ。」

 

ジン「っ・・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

なのは・ヴィータ「「ビースト・ユニゾンッ!!」」

 

するとなのはの魔法陣からは竜巻が、ヴィータの魔法陣からは黒い雷が発生し二人を包み込んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

はやては一度バリアジャケットが解除され再び再構築された。だが再構築されたバリアジャケットは細部から変わっており別途袖を付け、やや和服のようになり羽衣を纏った。

そして龍の形をしたシュベルトを持った姿となった。

 

続いてフェイトも同様で再構築されたバリアジャケットは腕部などに甲冑が付けられ腰のベルトにも多くの追加装備か付けられた。そしてマントは黒から白になりさらには白い獣毛もつけられていた。そしてバルディッシュは鎌から一本の日本刀になりフェイトの手に戻った。

 

ヴィータは肩などにジンオウガが帯電状態になると外殻が変形する姿のと同じ甲冑が付けられバリアジャケットも紅と黒の二色を基調とした姿となり腕部にはナックルグローブが付けられ爪先は鋭くなっていた。アイゼンは回転弾倉から戻り横部に黒い装甲がそしてもち手も尻尾のようなデザインとなり禍々しい姿となった。

 

そしてなのははクシャルの羽が背中に生えバリアジャケットもそれに合わせ再構築された。

アルの場所は籠手のようになり靴は細部が変わりアクセルフィン発生時に羽が構築される場所には背中同様の羽が付けられた。頬部には龍の爪のような物が付けられ、レイジングハートも鋼の羽と爪が付けられた姿となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロノ「アレが・・・・・」

 

ユーノ「クシャルやライとユニゾンしたなのはたち・・・・」

 

アリサ「っ・・・・・」

 

すずか「凄いっ・・・・・・」

 

 

 

 

 

八神「ユニゾン・・・・それも使い魔と?」

 

零人「そうさ。だがな、タダのユニゾンと思っちゃ・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大間違いだぜ?」

 

なのは達は目を開いたが全員の目の色は使い魔達と同じ色になっていた。

 

 

 

高町「っ・・・・・・」

 

テスタロッサ「・・・・・・・・」

 

それを見た高町達は今までとは違う威圧感に押されていたのだった。

 

 

 

 

なのは「・・・・・・・」

 

零人「・・・どうした?」

 

フェイト「いや・・・・凄い力が溢れるから・・・」

 

零人「古龍舐めんなよ。」

 

アーマ『伊達に古龍を名乗って居る訳ではないですわよ、はやて。』

 

はやて「・・・せやな・・・」

 

ヴィータ「・・・・さぁて。そろそろ反撃としますか?」

 

ヴィータがそう言うとなのは達は少し笑いデバイスを強く持った。

 

なのは「そうだね。」

 

フェイト「ここで退いたら・・・私達の世界は多分争いが続く。」

 

はやて「んな事起こすんやったら・・・」

 

ヴィータ「ここで倒してテメーらをとっとと元の世界に追い返す!」

 

 

 

 

 

なのは「さぁ・・・・・」

 

 

 

フェイト「アナタ達の罪を数えなさい。」

 

刹那、なのはは飛翔しフェイトは姿を消しヴィータは突撃しはやては詠唱を始めた。

 

 

 

 

テスタロッサ「っ!!」

 

フェイトは刀を振るいテスタロッサと対峙した。テスタロッサも負けじと反撃を試みるが

 

フェイト「・・・・・・」

 

フェイトはマントを使い攻撃を防ぎ、それを囮にカウンターを入れた。

 

テスタロッサ「なっ・・・・!!」

 

テスタロッサは回避したがビット型のデバイスはフェイトにより斬られてしまった。

 

フェイト「・・・ふー・・・・」

 

テスタロッサ「っ・・・フォトンランサー!!」

 

フェイト「スパークイーグル!!」

 

テスタロッサはフォトンランサーを放つがフェイトは対して五つのスフィアのみを展開し

放った。

 

テスタロッサ「数ならっ!!」

 

フェイト「・・・・・・・」

 

しかしテスタロッサの予想は大きく外れた。フェイトのスフィアは瞬く間にフォトンランサーを破壊しつくしたのだ。

 

テスタロッサ「えっ・・・・・・・」

 

フェイト「神雷・・・・・梟。」

 

そしてフェイトは刀を構え、テスタロッサを斬った。その間、約数秒の出来事だった。

 

テスタロッサ「くっ・・・・かはっ・・・・・・!」

 

フェイト「・・・・・ふぅ。」

 

その後。フェイトは軽く溜め息をつき刀を納めるのだった。

 

フェイト「でも決着には・・・・まだ早い・・・・・・かな?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「さて・・・どうしますか。って言っても・・・・・答えは変わりませんよね。」

 

高町「・・・・・・・。」

 

一方でなのはは高町と対峙しており高町は未だに目のハイライトは消えていた。

 

レイジング『未だにお怒りのご様子で。』

 

高町「・・・・そうだよ。たかがあんな子の為に人を捨てるなんて馬鹿馬鹿しい。だから・・・」

 

なのは「・・・たかがなんて思ってません。私は零人君が好きです。それに・・・クシャルだって零人君が私達を思って・・・授けてくれたんだから。」

 

高町「・・・・・・・」

 

なのは「・・・貴方は人を本気で好きと思った事は・・・・無いんですね。」

 

高町「・・・フッ・・・・何言っているの。私はフェイトちゃんやはやてちゃん達の事が大好きだよ。」

 

クシャル『それは友人としてだ。コイツが言っているのは異性をだ。』

 

高町「・・・・・・・・」

 

なのは「私は・・・初めて零人君と会った時は・・・正直ネコみたいな子だって思ってました。それは今も変わっていません。でも、それだから他人の事をほっとけず自分の身を顧みずに立ち向かう。そんな自由な性格に・・・好きになったのかもしれません。」

 

高町「・・・・・・・」

 

クシャル『お前には分かるまい。何時まで経っても同姓の友人と恋愛ごっこをしているお前と本気で恋愛をしているこいつの違いを』

 

高町「・・・・・五月蝿い。」

 

なのは「・・・・・。」

 

高町「アナタ達に何が分かるの。周りの男なんてみんな自分の欲の為に女を捕まえるぐらいしか思ってないの。あの子だって何時貴方に牙を向くか・・・」

 

なのは「・・・・・・それでも」

 

 

なのははそう言いレイジングハートを強く握り締めた。

 

なのは「私は・・・・零人君を信じますっ!!」

 

高町「っ!!」

 

刹那、高町はアクセルシューターを放つがそれはなのはの直前で"吹き飛ばされた"。

 

高町「っ!?」

 

クシャル『風の障壁。俺の力だ。なのは、見せてやれお前の力を。』

 

なのは「うん。カートリッジ!!」

 

レイジング『ロードカートリッジ!』

 

なのは「アクセルシューター´!!」

 

なのははアクセルシューターを放ち高町はそれを回避とシールドで防御するが高町が放ったアクセルより倍以上のスピードで追撃しシールドをいとも簡単に突き破った。

 

高町「っ!?」

 

なのは「次っ!!」

 

レイジング『準備完了』

 

 

 

なのは「エクシアバスター!!」

 

刹那、なのははディバインバスターを放ち高町は今度はカートリッジを使いシールドを五重にして防御した。しかし攻撃は一点を突きまるで切り裂くようにシールドを破壊した。

 

高町「な・・・・・なんで!?」

 

なのは「エクシアバスター・・・それは切り裂く天使の一撃。そしてっ!!」

 

レイジング『いつでも。』

 

なのは「うんっ!ヴァーチェーズ・・・バスター!!」

 

続いてなのははディバインバスターのバリエーションを放った。高町はビットを使いディバインバスターを放つが二秒と保たずビットは破壊され再び高町に直撃した。

 

なのは「ヴァーチェーズ・・・全てを焼き尽くす一撃。これが私のディバインバスターの新バリエーション・・・・!」

 

高町「くっ・・・・・・!?」

 

 

 

 

 

 

ヴィータ「・・・・であたしの相手はシグナムと・・・・・。」

 

シグナム「・・・・・。」

 

そしてビルの屋上ではヴィータとシグナムが対峙しており守護騎士同士の戦いになろうとしていた。

 

シグナム「ヴィータ。一つ聞いていいか。」

 

ヴィータ「・・・・。」

 

シグナム「お前は・・・今は何として生きている。」

 

ヴィータ「・・・・は?」

 

ヴィータはシグナムの質問を聞き、目を丸くしていた。突然質問が来たと思ったらその内容が彼女らしからぬ質問だったからだ。

 

シグナム「人としてか騎士としてか・・・・それとも・・・・」

 

ヴィータ「・・・・アタシは・・・・アタシだ。」

 

ジン『・・・・・・。』

 

ヴィータ「騎士とか人とか・・・んなの関係ない。アタシはアタシ。シグナムはシグナム。

違うか?」

 

シグナム「・・・・・・・そうだな。」

 

ヴィータ「・・・・さて。行くか。」

 

ヴィータはそう言うとアイゼンを構えシグナムもレイヴァテインを構えた。

 

そして。

 

 

 

 

シグナム「行くぞっ・・・!!」

 

ヴィータ「来いっ!!」

 

刹那、二人は互いのデバイスを交えた。しかしシグナムは手に強い衝撃が走りヴィータは再び攻撃を加えた。

 

シグナム(速いっ・・・!!)

 

ヴィータ「らあっ!!」

 

シグナムはシールドを張るがシールドは簡単に破壊されてしまった。そしてシグナムはその衝撃で突き飛ばされたが体勢を立て直した。

 

シグナム「くっ・・・・・・!」

 

ヴィータ「ちっ・・・・手ごたえ無かったな・・・。」

 

ジン『咄嗟にシールドでダメージを受け流したんだろうな』

 

ヴィータ「・・・・だな。次行くぜ!」

 

アイゼン『ロード。』

 

するとヴィータはカートリッジをロードしアイゼンに魔力を集束させた。そのアイゼンには黒い稲妻が走っており、そして・・・

 

 

ヴィータ「行くぜ・・・・・黒龍・衝雷っ!!」

 

ヴィータはアイゼンを地面に叩きつけ衝撃波を発生させた。シグナムは飛行して回避しようとするがスピードが速く、直撃した。

 

シグナム「ぐっ!?」

 

ヴィータ「獲った!!」

 

そしてヴィータはそのまま突撃しアイゼンを振りかぶった。

 

シグナム「っ!!」

 

だがシグナムは咄嗟にビット型のデバイスを召喚しアイゼンの攻撃を凌いだ。

 

ヴィータ「くそっ・・・・!」

 

シグナム「これは・・・・キツイ戦いになりそうだ・・・!」

 

 

 

 

 

そして・・・

 

 

 

八神「ジャガーノート!!」

 

はやて「水神障壁!!」

 

はやてと零人は八神と対戦しており両者未だに決定打を撃てずに居た。

 

零人「ちっ・・・恋符「マスタースパーク」!!」

 

零人はマスパを放ち八神はそれをガードそしてはやてが攻撃を再度入れるがまた防がれる。

そういった持久戦が続き少しずつ八神に不利に転じていた。

 

八神「くっ・・・・・」

 

はやて「さて・・そろそろ行くで・・アーマ!」

 

アーマ『了解です!』

 

はやてはそう言うと魔法陣を展開した。見た目としてははやてがメインとしている広域魔法ではあるがその元は・・・

 

八神「っ・・・・水・・?」

 

はやて「アマツマガツチは嵐を操る古龍・・・そしてその嵐は水をも操る・・・・」

 

クシャル『ちなみに俺は風だから。』

 

なのは[風自体って訳だね。]

 

はやて「なのはちゃん・・・クシャルん・・・・・・・」

 

アーマ『まぁ・・・事実は事実。ですが嵐に関してはクシャルよりも上です。』

 

はやて「・・・そやな・・・行くで・・・・水流撃走!!

 

 

 

 

大海の神・・・・ポセイドンッ!!」

 

刹那、はやては杖を振りかざし水が振ってきたと八神は思っていたがそれは唯の水ではなく・・・

 

はやて「当然、魔力入りの大型爆弾系魔法や!!」

 

八神「えっ!?」

 

アーマ『って言うか爆弾系魔法だったのですか!?』

 

アーマのツッコミをよそに水は八神の上で・・・・・大爆発を起こした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズウウウウウウウウウウウウウウン・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「・・・・・・・・」

 

アーマ『か・・・核レベルですよ・・・・・』

 

はやて「大丈夫。それは爆発だけや。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方で零人達は一旦集まりなのは達がもう一人の自分達を押さえている間にどうするべきかと話していた。

 

零人「さてと・・・・俺達は・・・」

 

霊太「いつつつ・・・・・どうすんだ?」

 

マサキ「・・決まっているだろ。アイツ等の船を叩く。」

 

アリサ「アイツ等って・・・あちら側のなのは達の?」

 

零人「いんや・・・・」

 

すずか「・・・・もしかして・・・・」

 

セリム『っ・・・転移反応・・・これは・・・・戦艦サイズ!?』

 

イクス『なるほど。そう言う事ですか。』

 

セリムの言葉で零人達が見上げると次元航行艦の艦が三隻ほど転移してきたのだ。

 

アリサ「っ・・・・・なーるほど・・・・」

 

ガルム『敵は相当この世界を支配したいらしいな。』

 

ゼクス『これも・・人の欲か・・・・・』

 

零人「って言うか泥棒共の欲だ。」

 

文「あやや・・・まったくだから人は弱いんですねぇ・・・」

 

ゼクス『・・そうだな。だがそれは人であればの話だ。』

 

霊太「つかさり気無く嫌な事言うなよ、お前。」

 

 

零人「・・・・さてと・・・雑魚共がまた出てきたな・・・・」

 

すずか「・・・・なら。倒しましょうか。二度とココにこない様に・・・・」

 

零人「・・・ああ。だがまず雑魚の相手をどうするかだな。」

 

マサキ「・・そんなの俺のメイオウ攻撃で・・・」

 

零人「それ・・・ケッコー魔力使うだろ。」

 

マサキ「・・・・・・・・。」

 

イクス『図星ですね。』

 

文「だとすれば一体誰を・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・何故私を見ているのですか、零人さん?」

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「・・・バニングス。一発デカイの頼む。」

 

アリサ「・・・・・・了解。」

 

するとアリサは魔法陣から棍を召喚しカートリッジを消費した。

 

零人「文。後ろ向け。」

 

文「・・・・・・・・はい?」

 

零人「・・・・大丈夫だ。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

骨は拾うから。」

 

 

文「・・・・・・・・・・・・・・・え?」

 

 

 

 

 

 

 

アリサ「どぉぉぉぉぉぉぉりゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃゃあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

刹那、アリサはメジャー並みのフルスイングで文を打った。そして文は悲鳴と共に援軍の

魔導師達の中に飛ばされて行ったのだった。

 

 

 

 

 

グワッキィィィィィィィィィィィィン!!

 

 

 

 

 

文「いーーーーーーーーーーーやーーーーーーーーーあああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊太「・・ホームラン。」

 

アリサ「・・・ふぅ。良い汗かいたわ。」

 

霊太「うっし。俺達は一気に敵の船の機関部を破壊するぞ。」

 

すずか「了解!」

 

そう言い零人達は艦隊の方へと飛翔していくのだった。

 

 

ユーノ「・・・文さん・・・ご無事で・・・・・」

 

 

 

 

 

 

そして再びフェイトは・・・

 

フェイト「はぁっ!!」

 

テスタロッサ「っ・・・!」

 

ライとのユニゾンで格段に能力が上がりテスタロッサを圧倒していた。だがテスタロッサも負けてはおらず応戦を続けていた。

 

フェイト(そろそろ追い付いて来たか・・・・ならっ!)

 

ライ[仕掛けるぞ!]

 

刹那、フェイトはスフィアを少数展開しテスタロッサに放った。

しかしそれは牽制と時間稼ぎで・・・

 

テスタロッサ「っ!!しまった!!」

 

 

その間にフェイトは剣を構え、攻撃の態勢を取った。

 

 

 

フェイト「抜けば玉散る雷の刃・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

必殺・・・・・・麒麟・光刃閃!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、テスタロッサは音と共に倒れたのだった。

 

 

 

フェイト「・・・・ふぅ・・・・・ふぅぅ・・・・・」

 

フェイトは深く息を吐くとその場にへたり込んだ。

どうやら先程の攻撃でかなり疲れたらしい。

 

ライ(・・・やはりまだユニゾンに体が対応し切れていない・・・もって後、数分か・・。)

 

フェイト「バルディッシュ。皆は?」

 

バル『現在、なのは達は交戦を継続。零人達は敵の援軍の艦隊を攻撃する為に向かいました。』

 

フェイト「・・・なら・・・私達は零人の・・ほう・・に・・・・・・」

 

 

ドサッ・・・

 

ライ「っ!フェイト・・・・!?」

 

フェイトは突然倒れ、ライとのユニゾンも解除されてしまった。

 

ライ「・・・体が限界だったか・・・・連戦だったからな・・・・今はゆっくり休め・・・。」

 

 

ライはそう言い人間形態になりフェイトを抱きかかえ零人達とは反対の方に向かい、後退したのだった。

 

 

 

 

 

なのは「・・・・・・・ふぅ・・・・」

 

高町「・・・・・・・・。」

 

一方でなのは対高町では決着がつかずこちらも攻防戦を続けているのだった。

 

クシャル(不味いな・・一向に勝負がつかん・・・このままではなのはの身体が限界を超える・・・・)

 

 

 

 

なのは(・・・そろそろ限界かな・・・でもそれじゃあこの人には勝てない・・・・・賭けて・・・・・・見るしかないね。)

 

 

 

高町(・・・・こっちはそろそろ魔力が尽きる・・でも相手はまだ残っているけど体力がそろそろ限界・・・仕掛けるのは今しかない・・・・・!)

 

 

 

なのは×2「「カートリッジ!!」」

 

なのはと高町は同時に叫びカートリッジを消費した。

 

そしてなのははディバインバスターの構えを取った。

しかし高町は弾幕を張りSLBの発射態勢に入っていた。

 

クシャル『っ・・・・スターライトブレイカーだとっ!!』

 

なのは「っ・・・・・・」

 

高町「悪いけど・・これで決める・・・・!!

 

クシャル『なのはッ!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高町「スターライト・・・・・・ブレイカァァァァァァァァァァ!!!」

 

刹那、高町は大量のカートリッジを消費し一気に魔力を集束、一気になのはに向けてはなった。その集束時間は僅か数十秒足らずだった。

 

 

 

 

 

高町「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・・・・・もう・・・・これで・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「・・・・・まだ・・・・・まだ終わってないよ!!」

 

高町「えっ!?」

 

爆煙の中。なのはは構えを崩さず魔力を集束していた。そして右腕には廃熱版の様な物がいつの間にか付いていたのだ。

 

アル『ラムダドライバ・・・辛うじて作動。』

 

クシャル『まったく・・・無茶をする・・・・』

 

なのは「にゃははは・・・・・・でも・・これで・・この状況のお陰で・・・・」

 

アル『Ms.高町。魔力のご提供感謝いたします。』

 

高町「っ!!まさか・・・・スターライトブレイカーの魔力を・・・・・!?」

 

なのは「そう・・・ラムダドライバでガードしてそれを包み込んだ・・・・お陰で頭は痛いけどね・・・・・!!」

 

なのははそう言い照準を高町に定めた。もう逃がしはしないなのははそんな目で高町を見つめた。そして・・・

 

なのは「行くよ・・・・・エアロ・・・・ブラスタァァァァァァァァァァァア!!」

 

 

なのははディバインバスターのバリエーションを放った。高町はそれを五重のシールドで防ごうとしたがエアロ・ブラスターのスピードは高町の予想以上で高町に着弾した。

 

 

 

高町「そん・・・・・な・・・・・未来が・・・・・・かこ・・・・に?」

 

 

 

 

 

 

なのは「過去も未来も関係ない。」

 

クシャル「これがこいつ等の意思だ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「なのはちゃん・・・フェイトちゃん・・・・・・」

 

ヴィータ「これで残るはアタシ達だけだな。」

 

はやてはヴィータと共に八神と対峙していた。ヴィータはシグナムとの戦いで勝利を収めはやての援護に向かっていたのだ。

すると艦隊から煙が上がった。どうやら零人達が艦隊の機関部を破壊しているらしい。

 

はやて「・・・これで勝負は付いた。もうアンタ達の負けや。」

 

八神「・・・・それは・・・無いわ。」

 

ヴィータ「・・・どう言う事だ?」

 

八神「・・・・・ウチはお前達を許さん。そして連中もや。だから・・・言うことを聞かん連中には用は無い。」

 

はやて「っ・・・・・・何を・・・・・・『(ア)はやてっ!!』っ!?」

 

アーマ『敵艦から零人達が!!』

 

すると零人達が艦隊から戻って来てはやてとヴィータと合流した。

文も合流しており息が荒かった。

 

はやて「零人兄ぃ・・一体何が・・・・・」

 

零人「マジですまん・・・・連中・・決死の覚悟でアルカンシェルを三艦同時に発射するつもりらしい。」

 

ヴィータ「何っ!?」

 

ライ[・・・最悪の状況だな。]

 

イクス『ですが希望はあります。』

 

はやて「っ・・ホンマなん、イクス!?」

 

イクス『ええ。方法は唯一つ。アルカンシェルの砲首を艦から完全に切断するのです。』

 

アリサ「・・・・・・・それって・・・・破壊じゃ駄目なの?」

 

ガルム『なのはみたいなこと言うなよ・・・・』

 

ゼクス『無理だな。そうすればエネルギーば暴発して状況が悪化する。』

 

すずか「じ・・じゃあどうするの?フェイトちゃんは倒れてなのはちゃんだって・・・・」

 

 

 

 

なのは[だい・・・じょうぶ・・・だよ・・・]

 

零人「っ・・・・なのは・・・・・」

 

アリサ「なのは・・アンタ今どこなの!?」

 

なのは[フェイトちゃんと一緒にビルの屋上。レイジングハートがみんなのデバイスに位置を送ったから・・・わたしは・・・そ・・・こ・・・・・・]

 

クロノ「・・・・・・行こう。一旦後退だ。」

 

零人「・・・・・・・・・ああ。」

 

零人は八神を見つめ転移した。その場に残った八神はその後申し訳無さそうにその場にいたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

次回予告ッ!!

 

零人「一度撤退した俺達。だが状況は再び劣勢に!」

 

はやて「迫ってくる局員。それを防衛する宇宙の戦士達。」

 

ヴィータ「死に場所はここじゃねーけどな!」

 

アリサ「そして最後の援軍と共に戦いは最終決戦に!」

 

すすが「果たして行く末は!?」

 

霊太「次回!「激戦の終幕へ」!!」

 

 

 

 

 

???「各機、死ぬなよ!!我等(・・・)の為に!!」

 


 
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