No.622018

恋姫 華陀紀行205

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-23 19:29:46 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1883   閲覧ユーザー数:1584

 

 

 人生何が起こるのか分からないことばかりです。

 

 

 あれから、葵たちを引き上げさせたあと、劉協自らが率いた禁軍にて連合軍を抑えました。

 

 

 そこで、宦官どもに罪を擦り付け、連合軍に掃除させたんです。

 

 

 そこからは一気に進みました。

 

 

 豫州の州牧に孫策を据えてもらいましたし、各州から宦官の代理と言うか、代わりを出すようにと勅命だしたんです。

 

 

 今回の報酬代わりに、中央の権力を持たせようみたいな感じですね。

 

 

 今の弱まっている権力でどこまで効果があるかわかりませんが、前よりはまともに機能するのは間違いないとは思います。

 

 

 そこまではよかったです。

 

 

 そう・・・そこまでは・・・。

 

 

 やっと肩の荷が降りたと思ったら、今度は劉協お抱えの医者に指名されました。

 

 

 俺は自由が欲しいと言ったはずなんですが・・・。

 

 

 こんなところで権力を振りかざすなんて大人気ないです。

 

 

 断ろうにも、みんな勢揃いのなかで、そんな発表されては覆しようがありません・・・。

 

 

 交代できると言われて、軽い気持ちで集まりに参加したのが間違いでした。

 

 

 後で確認したところ、詠から俺のことを聞いたようです。

 

 

 こんなことにならないように、医者のことを伏せていたのに他から情報漏洩するなんて・・・。

 

 

 しかも、俺への情報を与えただけではなく、俺の思考を読んだかのように油断させて参加させたとのこと・・・。

 

 

 油断も隙もあったもんじゃないですね。

 

 

 

 

 お抱えの医者になってから、俺は自由が欲しいと言ったことを伝えました。

 

 

 返ってきたのは、「しばらく待て」です。

 

 

 まあ、葵の家から通っているので、洛陽に縛られている以外は自由と言えば自由です。

 

 

 しかし、自由が欲しいとはいいましたが、この状況に俺は全く納得できていません。

 

 

 いま俺は、馬車を引いて旅しています。

 

 

 今のメンバーですが・・・。

 

 

 俺、月、詠・・・劉協です・・・。

 

 

 月についてですが、一緒に同行する際に真名を交換しました。

 

 

 劉協に関しては、結婚相手しか真名を許すことは出来ないようです。

 

 

 詠については、月が行くなら当然と言わんばかりでした。

 

 

 恋については、家族が洛陽にいることもあり洛陽に残すことになりました。

 

 

 恋が残るということで、必然的に音々音も洛陽に残ります。

 

 

 霞については、恋と音々音と共に禁軍の将として残っています。

 

 

 葵も同様にして禁軍の将です。

 

 

 上記四名(恋、音々音、霞、葵)を誘おうとしたんですが、劉協に人数は増やさないで欲しいと言われてしまい、この人数です。

 

 

 戦は終わったし、葵も生還したので、いいと言えばいいんですが・・・。

 

 

 こうなったのは、俺が話したのが原因みたいです。

 

 

 あの話から、何を思ったのか、大陸を見て回りたいと言い始めたので、気軽に「見て回ればいいじゃないか」と言ったのが不味かったようです。

 

 

 今頃洛陽は、大変なことになっているでしょう・・・。

 

 

 しかも、書き置きに俺の名前を載せるとかあり得ないことをしてくれたみたいです。

 

 

 内容に、護衛兼医者がいるので、安心しろと言われて安心出来る人がいたら会ってみたいです・・・。

 

 

 国のなかで一番偉いっていう認識無いんですかね?

 

 

 むしろ、偉いからこそこんなことするんでしょうか?

 

 

 いままでなぜそれを発揮しなかったのか不思議です。

 

 

 俺に会う人みんな、やる気になるのはいいんですが、俺を巻き込まないで欲しいところが本音です。

 

 

 まあ、好きなところに行けるというので、ただの同行者と思えばいいですかね。

 

 

 

 

 特に行くあてもなく、今は馬車を率いて西へと向かっています。

 

 

 正体がバレたくないからと、衣装も旅人風になっています。

 

 

 一応、帝としての衣装もありますが、着る機会は多分無いでしょう。

 

 

 それ以前に、中央の政務は大丈夫何ですかね?

 

 

 追手がかかってもおかしくなさそうなんですが・・・。

 

 

「中央の政務っていまどうなってるんだ?」

 

 

「代わりに来たのでなんとかしてるんじゃない?」

 

 

 詠ですが、この旅の始めの内は大人しかったものの、俺に対する話し方は前に戻りました。

 

 

 劉協に遠慮していたみたいです。

 

 

「皇帝としての仕事ってなにかあるのか?」

 

 

「任官とか色々とあるけどね。大きなことが起きた際にはさすがにまずいことになるかもしれないわ。ここに玉璽もあるし・・・」

 

 

 なに持って来ちゃってるんです?

 

 

「よし、戻ろうか!葵の顔が見たくなったし!」

 

 

「これは、勅命よ・・・」

 

 

「一般民に勅命とかひどくないか?」

 

 

 普通はあり得ないでしょう?

 

 

「お抱えの医者でしょ?諦めなさい。それに、劉協さまと月も楽しんでるんだから帰るなんて論外よ。と言うか、あんたはそろそろ妹離れしたらどうなの?しつこすぎると嫌われるわよ?」

 

 

 おかしい・・・。

 

 

 俺がいつの間にか責められる側になっている・・・。

 

 


 
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