No.621023

恋姫 華陀紀行194

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-20 08:48:01 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1126   閲覧ユーザー数:1033

 

 

 もう一度領土内で、大規模な賊の殲滅作戦を実行するそうです。

 

 

 ちょくちょくは賊の被害は出てはいますが、大きな被害が出ていると言う報告は受けていません。

 

 

 実際にも、各街や村に兵を派遣しているので、被害といったら戦闘によるものくらいです。

 

 

 なので、他州に比べて遥かに安全であると言い切れます。

 

 

 それなのに、大規模な賊の殲滅作戦を行うと言うのが理解できません。

 

 

「これをする意味あるのか?」

 

 

「視察の意味を含めてるから気軽に行ってきといて」

 

 

「行けばいいだけ。貴方でも出来る簡単な仕事」

 

 

 簡単とはいっても、州内の町村に回って、そこのお偉いさんからの陳情を聞くとなると、かなりの日数がかかってしまう気がします。

 

 

 その間に、緊急事態が起きたらどうするんでしょう?

 

 

 俺に最終決定権があるので、州内ならなんとかなるかもしれませんが、他への支援などは確実に出来ません。

 

 

 そのあたりなら、簡単に予想がつきそうなものなのですが?

 

 

「出立は一週間後、期間は約半年と言ったところかしら?」

 

 

 結構な期間ですが、何かあれば早馬でも飛ばしてくるでしょう。

 

 

「補給に関しては、日保ちの良いものと、物資を積んでおくので、街にて食糧と交換していくこと。わかりましたか?」

 

 

「分かったが、人数はどれくらい連れていくんだ?」

 

 

「五千くらいでいいでしょう」

 

 

「そうね。ついでに街道の整備も含まれてるからよろしく~」

 

 

 こやつら気軽にいってくれます。

 

 

 

 

 基本方針としては、時計回りに州内を回ることにしました。

 

 

 最終的に賊を追い詰めるなら荊州とか、益州方面の方が良さそうですし。

 

 

 一応、七乃に対して賊殲滅するので、州境に逃げ込む恐れありとは伝えてあります。

 

 

 七乃が手配して、討ち漏らしに関しては何とかするでしょう。

 

 

 領内のために頑張りますかね。

 

 

 まずは、連れていく人員を紀霊と相談するところかな?

 

 

「連れていく人員の中身は決まってるから、あんたが好きそうな新人を多目にしといたわ、感謝しときなさい」

 

 

 俺は、好きで新人を選んであるわけではないんですが・・・。

 

 

「多いと言っても、精々半数以下よ。基本的に一般兵に従者が一人ずつ付いてる感じかしらね」

 

 

 ある程度育った兵に、下の者を教育させると言うことですか・・・。

 

 

 確かに効率的かもしれませんが、上の兵の色に染まりませんかね?

 

 

 考えすぎか・・・。

 

 

 

 

 平和です。

 

 

 やることありません。

 

 

 この部隊に喧嘩を売ってくるような、賊がいたらビックリです。

 

 

 順調に街道の整備も進んでいます。

 

 

 大きな石を退かしたり、邪魔になりそうな大木を切り倒したり、橋の修繕をしたりとしています。

 

 

 退かせそうにない石は、俺が砕くことになってるんですが、みんな最初内は驚いていましたが、慣れてくると、州牧になるなら、あれくらい出来るのが当たり前なんだという認識になりました。

 

 

 多分他のところの武官なら出来そうではありますね・・・。

 

 

 それにしても、荷車の中にそういった工作道具が、一杯入っているのに、これは売っては駄目だそうです。

 

 

 反物とかそっちの方で賄えと言われました。

 

 

 やはり、街道を綺麗にするのに、結構な道具を消耗すると考えているのでしょうが、俺の力量を低く見積もりすぎです!

 

 

 石だって割って砕けるし、樹なんて斬れます。

 

 

 多分俺が手伝っているだけで、かなりの短縮が図れているはずです。

 

 

 ただ、意外と物量が多いので面倒ですが、後処理は部下に任せてあるので問題ありません。

 

 

 ただ、これだけの大部隊だと鍛練がしにくいんですよね。

 

 

 ひたすら街道を良くして賊討伐しつつ、歩いて、町村についたら、野営して俺はお話、歓迎会を開いてくれるの嬉しいですが、酒は勘弁してほしいですね。

 

 

 そんなこんなで、東側の視察は完了です。

 

 

 特に大きな問題はなく、賊についても残している、いまの兵で十分対応できているとのこと。

 

 

 逆にしな獣害対策をなんとかならないか?と言われてしまいました。

 

 

 この時代のレベルでは、人を立たせるか、罠をはるくらいしか思い浮かばないんですよね。

 

 

 簡易な罠を教えてみたんですが、喜ばれました。

 

 

 ただの檻に撒き餌さ置いて、放置しとくやつです。

 

 

 作るのにちょっと時間がかかりますが、置いとくだけと言うのがよかったみたいですね。

 

 

 さて、南の方へと向かいますかね。

 

 


 
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