No.619439

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第四十八話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。

A,s 2nd編イメージソング

続きを表示

2013-09-14 20:46:17 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:1890   閲覧ユーザー数:1778

A.s 2nd編 第四十八話 「自由が運びし不屈の心」

 

 

 

零人「せいっ!!」

 

零人は大剣を振るい敵をなぎ払った。しかし其処からさらに局員達が集まり零人に向かい攻撃した。

 

零人「チィッ・・・・・!」

 

 

フェイトはダガーを構え接近戦を仕掛けてきた局員をあしらい其処から連続で局員達を蹴り倒し近接攻撃をダガーで防いだ。

 

フェイト「はあっ!!」

 

 

ヴィータ「クレイモア・・避けられるか!?」

 

ヴィータは鉄球をアイゼンで撃ったがその鉄球は大量に分裂し局員達の上に降り注いだ。

だがそれでも倒しきれずヴィータはアイゼンを持ち突撃した。

 

ヴィータ「ちっ・・・・うおおおおおおおお!!」

 

 

はやては近距離での攻撃がからっきしの為アーマの後ろで彼女の援護をしていた。

 

はやて「はぁ・・・はぁ・・・・」

 

 

そして霊太はブーストハンマーを振り回し、手当たり次第に局員を吹き飛ばしていた。

 

霊太「オラオラオラオラオラオラオラ!!!」

 

 

ライ「くっ・・キリが無い!」

 

ジン「このままでは僕等はお陀仏だ・・・・」

 

はやて「其処を何とか零人様ー!」

 

零人「無理だっつーの!第一、他の手使ったらお前等巻き込み兼ねない!!」

 

はやて「全力で頑張らせていただきます!」

 

アーマ「は・・はやて・・・・・」

 

零人「まだか・・ユーノ・・・・・!」

 

 

 

 

高町「ヴィータちゃんは?」

 

八神「ダメージがありすぎるから転移で六課に送った。取り合えず大丈夫そうや。」

 

テスタロッサ「そっか・・・・・なら・・・」

 

八神「行こか・・・・・・あの子らに・・・現実ってのを教えに・・・・」

 

 

 

 

イクス『っ!!マスター!こちら側のなのは嬢達が再び動き出しました!!』

 

零人「ゲッ!?」

 

はやて「マジで!?」

 

霊太「どうやらマジみたいだぜ・・・・・!」

 

 

 

(BGM"Violent Battle")

 

霊太の言葉に零人達は焦り零人は別の方向に顔を向けるとこちらに接近するシグナムとテスタロッサを見つけた。

 

零人「ここでかよ・・・!」

 

フェイト「シグナムは私が!」

 

零人「・・仕方ねぇ。こちら側のフェイトは俺が!」

 

はやて「残りは任せて!零人兄ぃ!」

 

ヴィータ「って事はアタシは必然的に雑魚相手かよ!」

 

霊太「じゃはやての手伝いであいつ等と戦うか?」

 

ヴィータ「よっしゃー掛かって来いや雑魚共がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

 

ジン「・・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

シグナム「はあっ!!」

 

フェイト「っ!」

 

フェイトはシグナムの剣をバルディッシュのダガーで滑らしそのままシグナムに突きつけた。しかしシグナムは鞘でダガーの一つを受け止めフェイトはもう一本のダガーで攻撃しようとしたが・・・

 

フェイト「取った!!」

 

シグナム「甘いっ!!」

 

シグナムは咄嗟にレイヴァテインを離しフェイトのもう一方の手をバインドで動きを止めた。

 

フェイト「しまった!?」

 

シグナム「私が何時までもバインドが使えないと思ったら大間違いだぞ!」

 

刹那、シグナムは鞘でフェイトを攻撃したがフェイトはそれをダガーでガードした。

しかしダガーの耐久が持たずダガーの刃にヒビが入ってしまった。

 

フェイト「くっ・・・・・・!」

 

 

 

はやて「メガ・ブランド!!」

 

はやては地面を爆発させ局員達を吹き飛ばした。だが殺傷力は少なくそして非殺傷なので吹き飛ばす程度の呪文だった。

 

はやて「くっ・・・・・流石にこれは無理と言うか・・・・」

 

アーマ「もっと吹き飛ばす魔法があったのでは?」

 

はやて「あるで!グレイボム!!」

 

するとはやては手を地面に付け局員達の地面を爆発させた。爆発自体は意味が無いに等しいが衝撃波が強く、それで局員達を吹き飛ばした。

 

はやて「はぁ・・・・はぁ・・・・・」

 

高町「ディバイーン・・・・・・」

 

はやて「っ!?」

 

高町「バスタァァァァァァァァァ!!」

 

するとはやての元にディバインバスターが発射された。はやてはそれを回避したがはやての前には高町と八神の二人が飛んでいた。

 

はやて「・・・・マジでかいな・・・・・」

 

霊太「安心しろ。俺も戦うから。」

 

アーマ「で私は出来るだけ敵の足止めを。」

 

はやて「・・・頼めるかな、アーマ。」

 

アーマ「お任せください、はやて。」

 

 

ヴィータ「オラオラオラオラァ!!」

 

ヴィータは三連マシンキャノンを乱射し手当たり次第に倒していた。ジンも肉弾戦で応戦してはいたが減らない数に苛立ちと焦りを出していた。

 

ヴィータ「ちっ・・一体何人居るんだよ・・・・・・!」

 

ジン「さぁな。だがここで僕達が踏ん張らないと後が不味いと言うのは確かだ!」

 

ヴィータ「・・・・そうだなっ!!」

 

ヴィータはそう言いアイゼンの弾倉を回し地面に撃ち込んだ。すると衝撃波は局員達に向かい一気に吹き飛ばされた。

 

 

 

零人「ていっ!!」

 

テスタロッサ「っ!」

 

零人は大剣でテスタロッサのデバイスを弾き飛ばし蹴りを入れようとしたがバックステップで回避された。そしてテスタロッサはフォトンランサーで遠距離攻撃を仕掛けたが零人は大剣を盾にしてガードした。

 

零人「ちっ・・・・Ded spike!!」

 

零人はデットスパイクを放ち攻撃を仕掛けたか距離が足りず途中で消えてしまった。

 

テスタロッサ「残念だけど、距離不足だよ!」

 

零人「それで結構!!」

 

テスタロッサ「っ!?」

 

すると零人はデットスパイクの直ぐ後ろからテスタロッサに向かい突撃した。

デットスパイク自体は距離が短いのを知っていた零人は盾兼陽動として放ちその間に詰め寄っていたのだ。

 

零人「Hells Fung!!」

 

零人は左手で殴りつけるがテスタロッサはそれをデバイスでガード。しかし零人はその勢いで右手を使いテスタロッサの腹に殴りかかった。

 

テスタロッサ「ぐっ・・・・!!」

 

零人「このままぁ!!」

 

だが。

 

ガシッ!!

 

零人「っ!?」

 

突如零人にバインドが掛けられた。誰が掛けたかと零人は考えていたがすぐに答えが分かった。

 

零人「・・・仕掛けか・・・・!」

 

テスタロッサ「そう・・・・悪いけどこれで・・・・!!」

 

零人が前を見るとテスタロッサが魔力スフィアを大量に展開しており零人は冷や汗を垂らした。そして・・・

 

零人「ちっ・・・・・最低でもあと十分は・・・・・・!」

 

イクス『マスター!!』

 

 

テスタロッサ「貴方を・・・逮捕します!サンダァァァァァァ・・・・・レイジッ!!」

 

 

テスタロッサは容赦なく零人に向かい一斉発射した。

 

 

フェイト「零人っ!?」

 

 

 

 

 

 

 

テスタロッサ「これでアナタ達のリーダーは倒された・・・・・」

 

八神「残るは君等だけやで。どないする?」

 

 

 

 

 

ヴィータ「っ・・・・・・・・・・」

 

すると・・・

 

 

 

[総員集結っ!!]

 

 

 

はやて「っ!?」

 

ライ「フェイト!」

 

フェイト「うんっ!!」

 

 

フェイト達は念話の声に従い一箇所に集まった。そして互いに背を向け対峙していた。

 

はやて「今の声って・・零人兄ぃやんな。」

 

ヴィータ「でもその本人が・・・・・」

 

零人「居るけど。」

 

フェイト「ぶっ!?」

 

すると零人はフェイトと霊太の横にいつの間にか立っていた。それには敵味方関係なく驚いた。

 

テスタロッサ「そんな・・・どうやって・・・・・」

 

零人「教えると思うか?」

 

霊太「教えたら教えたで色々面倒だから止めろよ?」

 

零人「誰が言うかよ・・・・・この状況で・・・・・」

 

 

 

 

八神「・・・・まぁ・・リーダーである君を倒せなかったのは悔しいけど・・・これでチェックやで。」

 

 

 

ヴィータ「おいおい・・・・どうすんだよ零人・・・・」

 

フェイト「ユーノ、まだ付いて無さそうだね・・・・・・」

 

零人「ああ・・・それにAMFを張られ始めてきた・・・これはマジでやばいぜ・・・・」

 

 

八神「なのはちゃん。倒さん程度にディバインバスター・・できる?」

 

高町「今の状態からだと・・・・一斉射の方が早いよ。」

 

八神「あー・・・そっか・・・・・しゃーない・・・射撃用意!」

 

すると空戦の局員達がデバイスを零人達に向け攻撃の準備に入った。

 

 

 

霊太「おい・・零人・・・どうすんだ・・・・・」

 

零人「・・・・・・・・・・・」

 

フェイト「零人っ!?」

 

はやて「零人兄ぃ!」

 

 

そして八神がゆっくりと手を挙げ・・・・局員達は攻撃の態勢に入った。

この時に誰もが勝利と敗北を考えた。だが零人は諦めず・・・睨み続けていた。

 

 

 

そして。

 

八神「撃てぇっ!!」

 

 

 

零人「っ・・・・・・・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドウッ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那、緑色の一閃が局員のデバイスを貫いた。

そしてデバイスは爆散し・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『Lacerta』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

残る局員達のデバイスも両断された。

 

 

 

 

 

八神「えっ!?」

 

高町「何!?」

 

テスタロッサ「っ・・・・・・・」

 

霊太「・・・・・・・・一体・・・・」

 

フェイト「何が・・・起こったの?」

 

はやて「あ・・・・・・・・・」

 

ヴィータ「みんな・・・・・アレ・・・・・・・・!!」

 

 

零人「・・・・・・・・・・・・・・・へっ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(BGM"Meter-ミーティア-")

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人達と八神達の前には

 

 

 

 

 

 

 

蒼き翼を背に付け

 

 

 

 

 

 

金色の不屈の心を持ち

 

 

 

 

 

 

トリコロールの装甲と

 

 

 

 

 

 

白いバリアジャケットに身を包んだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのはが居たのだ。

 

 

なのは「みんな。お待たせ!」

 

 

 

 

 

 

フェイト「なの・・・は?」

 

はやて「嘘・・・・・・・・」

 

ヴィータ「なのは・・・・なのはっ!!」

 

なのは「みんな・・本当に遅れてごめんね。でも・・もう大丈夫だよ。」

 

零人「・・・・無事起動したみたいだな。なのは。」

 

なのは「ん・・・・・零人君・・・ありがとうね・・・私・・一歩進めたよ。」

 

零人「・・俺じゃねぇよ・・・ソイツと・・・・お前の力だ。」

 

なのは「・・・・・・・うん!」

 

 

 

 

高町「っ・・・・・どうして・・・・」

 

テスタロッサ「・・しかもBJが変わっている・・・・」

 

八神「・・・やはりあの子・・・・怪しいな・・・・・」

 

するとなのはは高町達の方を向きデバイスを待機状態にした。

 

 

フェイト「なのはっ!?」

 

なのは「大丈夫。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なのは「・・・・私達はこれ以上の戦闘を望みません。私達は元帥の無実を証明したいが為に・・ここに来たのです。」

 

八神「・・・そうは言うけどな。証拠があるねん、あの爺さんが解析を何処にも頼んでないって言う証拠が」

 

なのは「・・それは貴方が直接見て・・ですか?」

 

八神「っ・・・・・・」

 

なのは「確かに・・今の私達にはそのロストロギアが私達の世界の物と言い切れる根拠はありません。ですが・・・それはアナタ達も同じな筈。刺したる証拠がそれだけでは・・・意味が無い筈ですよ?」

 

八神「・・・なら・・・・他にどんな可能性があるって言うねん。」

 

なのは「考えられるのは幾つかありますよ。一つは・・・元帥だけが解析結果を知っていた。二つ目は・・・こちら側のそのロストロギアはまだ見つかっていない。でもこれは根拠は無いし話からも逸脱している。ですが三つ目・・・・もし・・そのデータが削除されていたら?それなら知らないのも無理は無いし言い掛かりも付けられます。」

 

八神「・・・・・・確かにいい読みや・・・でも一つ目のは解析結果は部屋からは出えへんかった。二つ目はあんたが否定した。そして三つ目は・・・そんなのありえへん。ウチ等は十年近く局員をやっているんや。そんなことある筈が無い。」

 

なのは「・・・・本当にそうですか?「(八)っ・・・・・・」それでも自分達が入る前に消されていた。もしくはそれアナタ達は自体知らなかった。そして・・・・それはアナタ達が入っているときには在りそして消された・・・それなら・・適当に言い訳すればいいはずですよね?」

 

八神「っ・・・・・・・・・」

 

なのは「アナタ達は組織を・・・人の感情の裏を知っていない・・知ろうとしていない。

何故なら・・・・アナタ達は自分達の味方だと信じきっているから。それでは・・・それでは・・駄目です・・・・・・」

 

八神「・・・・・・そやな・・・でも・・人間知らなくて良いこともあるって事や。」

 

八神はそう言い残りの局員達にデバイスを構えさせた。

 

なのは「・・・・・・・・分かりました・・・なら・・・・・止めさせて頂きます!!」

 

 

 

零人[なのは。お前、ソイツの名前・・聞いたか?]

 

なのは[えっ・・・キラさん・・じゃないの?]

 

零人[それはAIの名前だ。ソイツの名は・・・フリーダム・・・・・自由だ。]

 

なのは[自由・・・・・]

 

零人[お前の思いを自由に抱き・・・飛んでみな。]

 

 

 

なのは「・・・・・・・うん!」

 

 

レイジング『"SEED"Mode』

 

するとなのはの目からはハイライトが消え心の中がクリアになった。

なのはは一気に地面すれすれまでの低空飛行をし地上局員に向かい突撃した。

 

局員「くっ・・ひ・・怯むな!打ち落とせ!!」

 

 

なのは「レイジングハート!」

 

レイジング『OK』

 

なのははレイジングハートを構え再び薙刀のように魔力を集束させた。

そして目にも止まらぬ速さで局員達のデバイスのみを斬って行った。

 

シグナム「くっ・・!?」

 

シグナムはそのなのはを止めに剣を振るうがなのはは紙一重で避けた。

 

シグナム「何っ!?」

 

なのは「っ・・・!」

 

なのははそのままシグナムのデバイスの刃を斬り、急上昇した。

そしてそのなのはを打ち落とそうと局員達がデバイスを構えるが・・・

 

なのは「行くよ・・・・・!」

 

なのははそう言い空中に停滞すると腰のブースターはレールガンになり羽の中から荷電粒子砲型の砲門そしてレイジングハートを構えロックオンした。

 

レイジング『Rock On.』

 

なのは「ハイマットフルバースト・・・・いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

刹那、五つの砲門から砲撃が放たれ局員達のデバイスを貫いた。

そしてなのははそのまま連射しデバイスのみを破壊し続けた。

 

局員『や・・・八神二佐!部隊の八割がデバイス破壊で戦闘続行不可能です!』

 

八神「・・・・そ・・・・そんな事って・・・・第一、AMFは!?幾らあんな技でもAMFの効果で消費魔力が・・・・」

 

高町「・・・・・」

 

シャーリー『解析結果でました!あの子の周りには特殊なフィールドが発生していてそれがAMFを中和しているみたいです!それと・・・・・』

 

テスタロッサ「・・何か分かったの。シャーリー。」

 

シャーリー『彼女の魔力量が・・・・先程から減ってません!?』

 

八神「嘘やろ!?そんな事が・・・・・!!」

 

 

零人(元々。フリーダム達大戦期に開発されたZGMFの機体には核が使われていた。だがそれを付けるなんて無理だし出来たとしても言語道断。だから無限に魔力を生成出来る炉心を開発したのさ・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にとりが!)

 

 

 

にとり(東方)「・・・・何か私、呼ばれた気が・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

高町「・・・これは・・・私が止めてみるっ!!」

 

すると高町がなのはに向かいアクセルシューターを放つがなのははそれを左手に装備されているシールドを展開しガードした。このシールドは未使用時は縮小されているが使用時は通常サイズになり使用が可能となっている。

 

高町「くっ・・・・・ロード!」

 

なのは「っ・・・・!アル!!」

 

アル『最適化完了。ラムダドライバ起動。』

 

高町は空中のなのはに向けてSLBの発射準備を。

なのははそれに対しラムダドライバを起動させ再びフルバーストの準備に入った。

 

 

 

 

そして。

 

 

「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」」

 

刹那、互いに攻撃が発射されぶつかり合った。

 

 

だがそれは一瞬で高町のSLBはなのはのフルバーストによって掻き消された。

 

 

高町「っ・・・・・・・・・!!!」

 

 

 

 

そして高町のデバイスを貫き爆発した。

 

 

 

 

八神「・・・・・・・・・・」

 

 

 

フェイト「す・・・凄い・・・・・・」

 

零人「あれが・・・今のアイツだ。」

 

 

 

 

八神「っ・・・・・・よくも・・・・子供がっ!?」

 

 

すると零人達の後ろから氷の魔力攻撃が通り過ぎ高町達に向かい着弾した。

 

零人「っ・・・この攻撃・・・・クロノか!」

 

 

 

クロノ『遅れてすまない!退路は確保した。一時撤退してくれ!』

 

はやて「えっ・・・でもユーノ君は!?」

 

クロノ『どうやらアイツは目的は達成したが上層部が駄々をこねていてしばらく時間が掛かるらしい!』

 

霊太「マジかよ・・・・零人っ!!」

 

零人「総員撤退!!なのは、逃げるぞ!!」

 

なのは「わかった!足止めは任せて!」

 

零人達はクロノが居るほうに撤退し始めた。ヴィータはスラスターを吹かし先頭を駆け、

フェイトは霊太のファントムに乗せられ、はやてはジン(モンスター)の背中に乗り零人はミドに跨っていた。

 

テスタロッサ「っ・・・!はやてっ!?」

 

八神「っ・・・・・!シグナム、なのはちゃんを!」

 

シグナム「分かりました!」

 

八神「ウチ等はあの子らを!」

 

テスタロッサ「うん!」

 

 

 

 

 

霊太「ん?・・・・・ゲッ!あいつ等追ってきた!!」

 

零人「マジで!?」

 

なのは「っ・・・・・・!」

 

ヴィータ「チッ・・・どうすんだ!?」

 

クロノ「この状況では不利だ!何としてでも撒くぞ!!」

 

零人達は全速力で逃げ始めそれを八神達が追っていく形となった。そしてそれをなのはが

フォローするのだったが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

なのは「っ・・・・・・・」

 

キラ『なのはちゃん・・・?』

 

なのは「アレ・・・可笑しいな・・・・目がかすんで・・・・ねむく・・なって・・・・」

 

零人「っ!!なのは!?」

 

するとなのはは少しずつ意識を失い落ちて行った。零人はミドを旋回させキャッチしようとするが・・・

 

 

テスタロッサ「っ!!」

 

一歩遅く、テスタロッサに捕まってしまった。

 

零人「クソッ!!なのはを返しやがれ!!」

 

テスタロッサ「それは・・できないよ!!」

 

そして、テスタロッサは転移しなのはは再び連れ去られてしまった。

 

 

 

零人「・・・・・・・・・クソッ・・・・・・クソッタレガァァァァァァァァァァァ!!!」

 

 

だがその後零人は霊太に連れられ撤退するのだった・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.M 7:58

 

一方でユーノは・・・

 

 

ミカエル「はい。ユーノ君。」

 

ユーノ「あ・・どうも・・。」

 

ユーノはミカエルからオレンジジュースを貰い口をつけた。そのユーノの隣には銀色の髪の短髪ですこしボーイッシュだが何処か物静かな態度の女の子が座っていた。

 

ユーノ「銀(イン)・・・・戦いは・・どうなった?」

 

銀「・・・静かになった・・・終わったようだよ。」

 

ユーノ「・・・・そっか・・・・」

 

銀「・・どっちが勝ったか聞かないの?」

 

ユーノ「・・・引き分け・・・だろ?」

 

銀「・・・・・気づいてたの?」

 

ユーノ「戦力から考えただけさ。」

 

銀「・・・そう・・・。」

 

ミカエル「・・・あの子達・・大丈夫かしら・・・・」

 

ユーノ「大丈夫ですよ・・・・それより今は・・・・」

 

ミカエル「・・・ええ・・・今は議会の結果を待ちましょう・・。」

 

その頃、議会は混乱しており元帥を良く思っていなかった高官達は勝利を思っていたが土壇場でユーノが解析結果の資料を提出した為反対派による言い訳の嵐と賛成派の正論の銃弾が飛び交っていたのだ。その状況ではどうにも出来ずとりあえず議会は一時中断となってしまったのだった・・。

 

ミカエル「二人共・・今夜は・・・」

 

ユーノ「分かってます。僕達はここで寝ますから。」

 

銀「フカフカだから大丈夫。」

 

ミカエル「・・・そう言って貰えると嬉しいけど・・・」

 

するとミカエルのデスクの電話が鳴りミカエルは電話を取った。

 

ミカエル「はい、ミカエルです。はい・・・はい・・・・・えっ!?それは本当なの!?」

 

ユーノ「・・・・?」

 

ミカエル「はい・・・・はい・・・・・分かったわ。じゃあ。」

 

ミカエルは電話を置き少し焦った顔をしていた。ユーノはミカエルに質問を投げかけた。

 

ユーノ「ミカエルさん・・・どうか・・・?」

 

ミカエル「ユーノ君・・・大変よ・・・・・・

 

 

 

 

なのはちゃんが・・・本局に移送されたわ!」

 

ユーノ「えっ・・・・・・・・・・・・・なのはが!?」

 

 

ミカエル「現在は本局の一室に軟禁されているけどどうやら彼女・・疲れで気を失っているらしくって・・・・」

 

ユーノ「・・・・・・・・・・なのは・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

次回予告ッ!!

 

零人「ついに復活のなのは!しかし!?」

 

フェイト「すぐに捕まり自体は再び劣勢に!」

 

はやて「そして零人兄ぃはなのはちゃんの奪還を決意する!」

 

ヴィータ「そしていよいよ戦場はあの場所に!?」

 

霊太「次回!「月下の彗星の如く」!」

 

 

 

 

 

 

フェイト「そろそろ・・反撃開始だよ・・・・・・・!」

 

 

 

 

 

 

お知らせ!

 

ACとISの投票を継続しています!できれば投票よろしくお願いします!

 

 

 

 


 
このエントリーをはてなブックマークに追加
 
 
2
1

コメントの閲覧と書き込みにはログインが必要です。

この作品について報告する

追加するフォルダを選択