No.618528

魔法少女リリカルなのはSTRATOS 第四話 作者の弟は語る「デメリットなんて無くなってしまえば良いとか言ってる奴は大勢いるけど、実際にデメリット無くしてメリットだらけにすると逆

言い忘れてたけどすぴばるにも更新します

2013-09-11 21:53:40 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:3134   閲覧ユーザー数:3053

第四話作者の弟は言った「デメリットなんて無くなってしまえば良いとか言ってる奴は大勢いるけど実際にメリットだらけでデメリット無しのゲームって意外とつまらない」

 

〖前回までのあらすじ♪〗

 

自分と同じ転生者である少女、四宮優樹菜にこれでもかというほど罵倒された一夏はその後第0管理外世界【グルメピア】の第一ビオトープへ空間移動させられ、修業する事を命じられる。

自らの力をよく知るため、まずは探索を開始した一夏であったのだが……

 

ドドドドドドドドドドトドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!

 

生い茂った木々、険しく行く手を阻む岩々、そんな樹海の中を一夏は駆け抜けていく。

なんのために。死の恐怖から逃げ出すためだ

 

『ウオォォォォォォォォォォォォォォォン!!』

 

雷を纏いし雷狼竜ジンオウガ×10

 

『クエッ!クエッ!クエェェェェッ!』

 

可愛らしさがある鳥竜、イャンクック×30

 

『ウホッ!ウホッ!オトコ、いらん。オンナ、よこせ』

 

人語を喋る女好きゴリラ、バルカン×80

 

「って、俺を殺す気かぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?」

 

ジンオウガ10ってだけでも無理ゲーなのにクック30にエロ猿80とかもはや死亡ゲーじゃねぇか!

ただでさえ俺の能力は一つ使う度に身体の負担が馬鹿でかいっていうのに……!

 

「ちくしょう!王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)!」

 

背後に出現した黄金の空間、そこから剣や槍、斧に鎌など様々な宝具の原点となった武器が出現する。

それらが一斉に後方のモンスターたちに襲い掛かり、身体に突き刺される、もしくは身体の四肢や首が切り落とされていた。

 

「はぁっ、はぁっ……!」

 

ようやく僅かな休息を得た一夏はその場で倒れ込んでしまう。肩を上下させて呼吸を繰り返す。頬をつたった汗が顎からしたたり落ちる。額に張り付いた黒い髪を乱暴に拭った。

現在第一ビオトープ樹海地帯、一夏はこれまで捕獲レベル15クラスとハンターランク2以下のモンスターや猛獣を討伐していた。しかし、その代償は大きかった。

これまでに使用したのは心臓圧縮(ZIP)と滅竜魔法、屈折(リフレクター)、そして今の王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)だ。

 

「……ふぅ、だけど大分体力だけはついてきたな」

 

およそ六時間、その間探索中にモンスターたちとエンカウトしたら全力で逃げる。もしこの時逃げきれなかった場合のみ能力で蹴散らすの繰り返しだった。

そのお陰なのか、それなりには体力がついてきた気がしなくもなかった。

 

「えっと、これで試した能力は七つか。あとは何があったっけか?」

 

ポケットから手紙を取り出してバグ特典のところを読む。まだ使っていないのは目を奪う、欺く、盗む能力。金運。スーパーメカニック。釣り。騎乗。不慮の事故(エンカウンター)。幻想殺し(イマジンブレイカー)。錬金術。無限の剣製。大嘘憑き(オールフィクション)の計十二個……一つの能力に集中してるあまりまだまだ使ってない能力がいっぱいあるな。もう少し割り振ってみるか

 

ズゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!

 

「ん?」

 

何かが倒れた音がしたのでそちらの方に振り向いてみるとババコンガが落ちてきているのが見えた。そういえばババコンガって跳躍して移動することがあったっけ?

あと特徴的に言えばおならが臭い。アレを喰らったら最後、消臭玉を使わないとしばらくは口に含むタイプのアイテムがあまりの臭さに口にできない状態になってしまう。

 

「悪いけど先手必勝!」

 

大嘘憑き(オールフィクション)で疲労を無かったことにした俺は両手の平を合わせると今度は地面にほぼ同時に触れる。そうすることで大地から無数の槍が飛び出してババコンガを襲った。エドがよく使う錬金術だ。

 

「ンホゥッ!?」

 

もろに腹に受けたせいかババコンガは奇怪な叫びをあげて大振りにこけた。

さらに追撃をかけるように指と指でパチンッ!と鳴らすとババコンガの周囲で焔が発生した。ミニスカハーレムを目指すことと雨の日は無能なことで有名なロイの錬金術だ。どうやら錬金術というのはハガレンメンバー全員のものが使えるようだ。

……アームストロングはあまり使いたくないと思ってしまう自分は決して可笑しくはない、はずだ。

 

「さて、トドメといこうか……【アース・レイン】!(大地の雨)」

 

本来なら天から降り注ぐはずの雨。それが大地から天に向けて一斉にババコンガの周囲に放たれた。

 

「フガァァァァァ!!」

 

それでもモンスターの生命力は凄まじく、アース・レインを食らってなお、こちらに向かってその大木のように太い剛腕を振るってくる。回避は、間に合わない。

 

「チッ!」

 

腕を交差し、防御の体勢をとったがその程度ではダメージを和らげることすら出来ず、その小さな身体は大地に大きくめり込んだ。

 

バキッ!ベキッ!

 

骨が折れたような鈍い音が樹海地帯に響く。だが、不思議なことに少年の痛みによる叫び声があがることはなかった。その代わり……

 

「フゴォォォォォォォォォ!!?」

 

痛みを訴えたのはむしろババコンガの方であった。そうしているうちにもめり込んでいた地面から出て来た一夏はそんなババコンガを見て哀れんだ目をしてからこう言った。

 

「なんともまぁ、【不慮の事故】だったね……」

 

そう、これは不慮の事故だった。

……一夏の能力【不慮の事故(エンカウンター)】という名の不慮の事故なのだ。

 

「終わりだ」

 

王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)からエクスカリバー(約束された剣)を取り出すと一閃!たったそれだけでババコンガは大地に崩れた。

 

「ふぅ……」

 

再び大嘘憑き(オールフィクション)で疲労を消し去ってから一夏は木々に腰掛けた。

 

「そういえば……」

 

彼女、四宮優樹菜は結局どうして自分の事を知っていたのかを教えてはくれなかったな。転生者らしいけど……もしかして自分と同じ世界にいたのだろうか?

 

「ブッブー!不正解デス!!」

 

「うわっ!?」

 

背後から上半身だけを出して出現した優樹菜に思わずビクつかせてしまう一夏。どうやら六時間前に使った転移魔術を使っているようだ。

 

「言い忘れてたけど、私の世界では君はある小説の主人公なんだよ」

 

「…………ええっ!?」

 

しばらくぽかんとして、その言葉を理解した途端に、驚きの声をあげた。

なにせ自分が生きてきた世界が実は小説の話でした♪なんて言われたのだ。驚かないわけがない、というか驚かなかったら恐ろしい。

 

「だからその本の中にあった情報なら私は全て知っている。君の過去も、君の知人や家族の情報も……ね」

 

子供のように悪戯心溢れた笑顔。なんというかこういうところは楯無さん……刀菜さんに酷く似ている気がするのは俺だけだろうか?

 

「そういえば今何時なんだ?もう六時間も走り回っていたから腹もペコペコなんだけど……」

 

足もパンパンになってるし、九才児にはかなりキツすぎやしませんかね?

 

「あ、そうそう。夕飯できたから迎えに来たんだった。」

 

優樹菜が一旦枠から出ると空中で漂っていた枠はその幅を拡大し、丁度人二人くらいは楽に通り抜けられるくらいのサイズになる。

それを見て来たときのような移動ではないことに安堵しつつも一夏はその中を潜っていく。

 

「お帰りー」

 

無事元いた家に帰還した俺を待っていたのは、パンダの寝間着を着た優樹菜とメイド服を着たディアーチェ・K・クローディアとあと見知らぬ少女三名だった。ってオイコラマテ

 

「それじゃあ全員揃った事だし夕飯にしよー!」

 

「イエーイ!」

 

メイド服を着た三人のうちの一人、水色の髪をツインテールにした少女が優樹菜と共に意気揚々と席へ着こうとする。

 

(……いや、深く詮索するのはよそう。きっとこの世界にはそういう趣味がはやっているんだ。そうに違いない)

 

「優樹菜」

 

「フロニャルド?」

 

水色の髪をした子とは別の子が優樹菜に声を掛けた。特徴は一言でいえば無表情、無口っぽいだった。

あとクールな感じ。

 

「何故私たちはめいどふくとやらを着ているのでしょうか?」

 

なんだ、普段から着ている訳じゃないんだ……なんか安心した。

というか犯人はお前かい優樹菜。

 

「何故ってそりゃあ殿方を出迎えるならメイド服っしょ!」

 

前世はきっとオタクだったんだろう。この時俺は直感でそう感じていた。でなきゃ普通メイド服で出迎えなんてさせるはずがない……よな?

 

「そうなんですか?」

 

う~ん、無表情で訪ねられるとなんだか会話しづらいな……

 

「少なくとも俺はそんな家を見たことはないな」

 

もしも数馬がいたら号泣してたかも知れない。あいつ、重度のオタクだったし。なに?それならお前は重度のシスコンだな━━だと?よしよしバオウ喰らわせてあげるから今すぐでてきなさいな。

 

「……ルシフェリオン━━」

 

「うえっ?!なんでこっちにルシフェリオン・ブレイカー放とうとしてるのシュテル!?そんな事したら壊れちゃうよ!(家が)」

 

シュテル・スタークス。無理やり着せられた上に騙されたことで羞恥心が大爆発を引き起こしたようだ。

 

~~少々お待ち下さい~~

 

「で、では改めて自己紹介と行きましょうか……」

 

夕飯を終えた俺たちは居間に集合していた。ちなみに優樹菜はシュテルに髪を焼かれたのか、アフロヘアーに変化していた。栗色の髪が焼き栗色に…………なんつって

 

「そのギャグはボツです」

 

心を読まれただと!?シュテル、恐ろしい子!

 

「というか一夏くんのギャグはオールボツでいいと思うんだ」

 

あんれま、怒りの矛先がこっちに回っちゃったよ。

 

「コホン、では優樹菜は放っておいてさっさと始めてしまおうか。我はディアーチェ・K・クローディア。この家の家事を任されておる」

 

……出会っていきなりだけどこの子がギルガメッシュの嫁だったら普通に納得してしまいそうな自分がいるよ……

 

「僕はレヴィ・ラッセル!遊びなら誰にも負けないよっ!」

 

次に名乗り出たのはさっきの水色の子だった。年相応に元気一杯で無邪気、そんな印象があった。

 

「シュテル・スタークスです。以後お見知りおきを」

 

固い。さっきの印象に加えて酷く固い。そんなに俺って警戒しなくちゃいけなさそうな相手に見えるのかな?ちょっと……いや、かなり心が痛んだ。

 

「あれ?そういえばユーリは?」

 

最初に気付いたのはアフロ焼き栗状態の優樹菜だった。言われて辺りを見渡してみるが確かにさっきまでいたはずの金髪をウェーブにした少女がいなかった。

 

「あ~、あの子、かなりの恥ずかしがり屋さんだからこれから男子も一緒に住むなんて事になっちゃったから部屋に逃げ込んだのかな?」

 

そうなのか……しかしまぁ、なんというかそれでも避けられるのはちょっと心が傷付いちまうものだからどうにかして懐いて貰いたいところだ。でもこういう場合ってどうすればいいんだ?

IS学園にはその手の女子はいなかったので対応の仕方がまるでわからない……ここはやはり同居人である彼女たちに聞くべきなのだろう。

 

「それじゃあ俺も、織斑一夏。(多分)九歳だ」

 

さっきの食事の際に聞いてみたけどディアーチェたちは優樹菜と俺が転生者であることを優樹菜から聞いていたので今更名乗る必要もないだろうと思った。バグ特典のことだって原作知らないだろうから口で語ってもチンプンカンプンだろうから言っても意味ないしな。

 

「早速だけど一夏くんはこの世界についてどれくらい知ってる?」

 

真面目な顔つきで尋ねられた俺はどう答えればいいのかわからなかったがひとまず思ったことを口にしてみることにした。

 

「そうだな……魔法もので主人公が女の子であと死亡率が高い、ってところかな?」

 

最後の理由はあのバグ特典の数々だ。あんなその気になれば世界征服も楽勝な能力ばかり押し付けてきたって事はそれだけこの世界での生存率は低いということになると考えたのだ。

 

「うぅん……最後のはちょっと違うかな」

 

あれ?読みがはずれたな

 

「確かに死んでる人もいるにはいるんだけど、ドラゴンボー○みたいに戦闘中で死んだりすることはなかったし、死んだのは原作に登場しているキャラの家族だったりするから死亡率が高いとは言わないのかな?」

 

例を挙げるとクロノの父親にしてリンディの夫クライド、アリシア、ティアナの兄、リインフォースアインスがいる。

 

「じゃあ、このバグ特典は……」

 

「単なる遊び心だと思うよ?」

 

これほどまで神に喧嘩を売りたいと思ったのは初めてだと思う。

 

「話を戻すね。この世界はさっき言ったように魔法が主体の物語なの、といってもこの世界で使えるのは主人公の高町なのはと八神はやてって子だけなんだけどね」

 

「え?二人だけなのか?」

 

はたしてそれで作品としてなりたつのだろうか?

 

「そう、たけどこの物語は異世界との繋がりもあるからそこに色んな魔導師たちがいるの、そしてこれが二人の通っている小学校の制服」

 

そう言って空間魔術の枠から取り出したのは白一色のロングスカートがついた制服だった。

にしても白一色か……一瞬、IS学園の制服を頭に思い浮かべてしまった。

 

「てことは優樹菜もそこの生徒なのか?」

 

生徒でもないのに制服持ってるなんて可笑しいし、盗むなんて事をするような子じゃない……筈だし

 

「正確には来週から転入する事になってるんだ。そしてこれが男子用」

 

今度は白一色の短パンの制服が姿を現した。って何故に男ものがここに?男って俺だけの筈じゃあ……

 

「だって君も転入が決まってるんだよ?神様が権限使って」

 

えぇ~、それってつまり高校生がもう一度小学校生活を送れってこと?中学生ならまだしも小学生て……過労死はなくとも恥ずかしさで自殺しかねんぞ俺。

あっ、だから背が子供並に縮んでたのか納得納得……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来るわけがない。

 

「そういうわけだから学校に転入、つまり原作開始の日までにはある程度戦闘が出来ないといけないんだよね……」

 

「それはまたなんで?」

 

やっぱり原作通りだと初っ端から危険な奴を相手にしないといけないとか言うのかな?

 

「……なんていえばいいのかな?最初の敵自体はさほど問題はないんだよ。ただ、アレがねぇ……」 

 

アレ?なんだよアレって?

 

「……とにかく、一夏くんにはしばらく第一ビオトープで身体作りと能力の負担を和らげることだね。魔法はその後シュテルたちに教えてもらえばいいし」

 

「優樹菜は教えてくれないのか?」

 

同じ転生者同士だから何か俺の知らないことを教えてくれるかもと思ってたんだけどな。

 

「そうはいってもね~。私の特典と君の特典は黄金の書以外全てが違う訳じゃない?だから下手に知らない特典について教えるよりも我流で学んだ方が伸びると私は考えているの」

 

なるほど、何も考えてないようで実は考えているんだな……

 

「ごめんね、何にも役に立たなくて」

 

「いや、あんなドデカい修行場を貸してくれてるんだ。十分助かったよ」

 

そう言って笑顔を見せた途端、優樹菜は突如かぁっ、と顔を真っ赤に染めてこちらに背を向けた。それはまるで自分の顔を見せまいとしているように見えた。……熱か?

 

「さ、さぁ!もうこんな時間だしよゐこは寝ましょー!」

 

よゐこの字が違うぞってツッコむべきか?

 

「寝る、といえば俺はどこで寝ればいいんだ?」

 

果たして空きのベッドがあるのかどうかも不安なのだが、最悪の場合ソファーを寝床にしないといけない。

……流石にこの年齢体型でソファーは将来が不安というか健康に良くない……と思う。

 

「あ~、一応購入はしたんだけど、届くのが三日後で……」

 

「ベッドは全て埋まってますし、布団はそもそも置いてないので」

 

え~、てことはソファー行き確定か?

 

「はぁ~、仕方ない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベッドが届く三日間は他の娘と一緒に寝てもらうしかないか」

 

………………way?

 

「そうだな、ソファーや床に寝かせるわけにもいかんしな」

 

「問題は誰のベッドか、だよね」

 

「先ずレヴィはボツですね」

 

「そんなっ!?」

 

今日出会ったばかりの異性と一緒に寝たがるとか……これが俗に言う無邪気っ娘の美点なのか?(数馬談)

 

「打倒に考えるとシュテルかディアーチェ&ユーリになるけど……」

 

へぇ、ユーリはディアーチェと一緒に寝てるのか

 

「恥ずかしがり屋のユーリがそんなの許すはずがないし、私はまたグルメピアに籠もっちゃうから消去法でシュテルになるね」

 

籠もるという単語を優樹菜から聞くとなんだか優樹菜が引き籠もりのニートに見えてきた。いや結構ガチで

というか俺に拒否権とか無いの?

 

「分かりました。流石に家族に加わった翌日に風邪でも引かれてはあまり良い気分にはなれませんから」

 

その点については同意する。何事も健康第一だよな。

 

「そういうわけなので三日間、宜しくお願いします」

 

ぺこりとお辞儀をするシュテルは礼儀正しいなと思うと同時にどこか固いなぁと感想を述べてしまう。初対面だから仕方ないんだろうけどもう少し柔らかくてもいい気がする。

 

「あぁ、まぁ……宜しく」

 

「ふつつか者ですが━━」

 

それは言う相手と場面が違いすぎるっ!!?

 

こうして、転生した俺は新たな家族と共にこの世界を謳歌することとなったのであった。

…………ところで優樹菜の言ってたアレについて物凄く気になっているんだけど……一体何なんだ、アレって?

 

 

 

 

【補足】

作中で一夏は大嘘憑き(オールフィクション)で疲労を無かったことにしていますが実はこれ、時間制限付きです。

なのでいくら疲労を無かったことにしていても一定の時間が経つと無かったことにした疲労の分返ってきます。なので話を読んでいて「あれ?大嘘憑き(オールフィクション)で疲労を無かったことにすればおkじゃね?」と思った人は残念ながら無理です。だってこうでもしないとデメリットの意味が無くなるので……

一応はこの時間制限をどうにかする方法はあるにはあるんですが、これはリスクが伴う設定になってます。

 

 

それでは次回をお楽しみにっ!


 
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