やっと祭の屋敷に到着です。
事前に屋敷がここにあることは調査済みです!
諜報部が俺の役に一番たったと思った瞬間でもあります。
なんか諜報部が、七乃優先に見えるんですが、きっと仕事の関係のせいでしょう。
さて、葵の時のように居ませんでした・・・と言うことがないように、気配を探っておきます。
・・・気配から、祭と思わしき人物がいるようです。
あの頃とは少し違うような気もしますが、更に強くなったのでしょう。
問題は、気が高ぶったりしてることなんですが・・・。
竹簡の返事が無かったことからも、かなりのお怒りなのですかね・・・。
ここは、素直に謝っておき、その後に再度呉に紹介という流れで行こうと思います。
時刻は夕刻なので、紹介してもらうのは、明日になりそうですが・・・。
今日は泊めてもらう気満々ですよ!
まずは門番に挨拶です。
第一印象大事ですからね。
「どうも、こんばんは」
「誰だ?」
怪しくないよ、この爽やかそうな顔!
「黄蓋殿にお取り次ぎ願いたい。華陀が来たと言ってもらえれば分かると思う」
これで、いけるでしょう。
・・・。
なぜ二人とも『こそこそ』と話してるんです?
「・・・しばし待て」
最初の沈黙はなんだ・・・。
本当にしばらく待たされました。
なんか、変な気配が町のあちこちからこちら側に増えてるような・・・。
「お待たせした。お会いになられるようだ。案内しよう」
「お願いします」
やっとですか・・・待たせすぎですよ。
もしかして、もう飲んでたりするんですかね?酒臭いのは勘弁してくださいね。
結構広い屋敷に住んでるんですね・・・特に庭が広いです。
庭にしては殺風景ですね、まるで鍛練しかしないような作りです・・・鍛練しかしないかも・・・。
的が置いてあると言うことは、ここで弓の鍛練もしてるんですね。
距離としては、約五十丈といったところでしょうか?
かなりの腕前ですね。
「こちらになります。では私はこれで」
部屋に着いたようですね。
確かにこの部屋から、大きな気配がします。
「案内お疲れさまです」
なんか、そそくさと戻って行きましたが、門番も忙しいのですかね?
「しつれいします」
「はよ、入らんか!」
怒られてしまいました・・・しかし、懐かしいですね、この声は。
・・・やっぱり祭は、酒を飲んでいたようです。
部屋の中に入った瞬間臭いが少し漂ってきましたし、既に片手に酒盃を持っています。
見たところ、まだ飲み始めたばかりのようですね。
完全に酔っぱらう前でよかったです。
「お久しぶりです。この度は勝手に居なくなりすいませんでした」
即謝りですよ!土下座じゃないけど・・・。
「まったくじゃ。・・・まあよい、ちょいと晩酌せい」
おぉ!許してくれるようです!晩酌で許してくれるなんて、さすが心が広いです。
晩酌ぐらい、いくらでもしますとも!酒の臭いも我慢しましょう!
「どうぞ、どうぞ」
じゃんじゃん飲んでください。
「うむ。そら返盃じゃ」
・・・。
えっ!?
「俺は祭に、酒は絶対に飲むな、と言われたと記憶しているのですが?まあ、俺自身も酒に弱いと分かっているので守っているんですが・・・」
いきなりですね?久し振りで忘れてるんでしょうか?
「ええい!つべこべ言わずに飲まんか!それともわしの酒が飲めんのか!?」
まあ、少しだけのようですし、なんとかなるんでしょう。
「分かりました。一杯だけでお願いしますよ」
「わかっとる」
分かってるのに飲ませるのか・・・一緒に飲みたいだけなのかな?
ではいただきますっと。
「では、いただきますね」
『バタン』
・・・。
テレビ見てた・・・作って放置してた・・・コマーシャルで思い出した・・・。
途中までの流れは適当に作ってあるので、そこの肉付けと言うか相手の台詞をどうするかが一番困るんですよね。
捏造しまくってます、すいません。
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本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
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