No.617998

恋姫 華陀紀行154

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-10 03:43:10 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1609   閲覧ユーザー数:1501

 

 

「あの・・・」

 

 

「なんだ?」

 

 

 今更やめたいとか言わないよね?

 

 

「この格好は・・・」

 

 

「ついてくるならそれ以外は認められない!」

 

 

 断定します!

 

 

 亞莎を連れていくんです!怪我なんかさせられません。

 

 

 かなり気合いを入れて、装備させました。

 

 

 防御力を重視したその装備の、何が不満だと言うんです?

 

 

「この装備の何が不満なんだ?弱い矢程度なら防いでくれるんだが?」

 

 

 動物の毛皮をなめす段階で、薄くではありますが、金属紛を散らしてその上に絹を織り込んだものですよ?

 

 

 かなりの物なんですよ?

 

 

 何がいけないんです?

 

 

「・・・恥ずかしいです」

 

 

 もう一人の娘から、白い目で見られている気がしないでもないですが、関係ありません!

 

 

 俺のコレクションの中ではこれが今での一番いい品です。

 

 

 やはり、持っててよかった・・・。

 

 

 あれから、バリエーションを増やしたんですよね。

 

 

 

 

 この装備品に関して、ひとつひとつ丁寧にかなり詳しく説明して、亞莎の御理解を得ることが出来ました。

 

 

 危うくもう少しで、ついてくるのをやめられてしまうところでした。

 

 

 しかし、残念なのが頭装備の白ウサギ耳ですね。

 

 

 ピンと立たずに萎れています。

 

 

 あれも、ありと言えばありですが、立てた方が見映えがよい気がします。

 

 

 今後の改良点に付け加えておきましょう。

 

 

 脚と手にも白の毛皮装備を装着してあります。

 

 

 服がチャイナなので合わないですが仕方ありません。

 

 

 流石に胴装備までは作成してないです。

 

 

 後は、片手には鍋ぶたの盾ともう片方には短槍を持たせて完成です。

 

 

 胴の部分は盾で防ぎ、もし敵が迫ったら短槍で牽制もしくは攻撃する作戦です。

 

 

 本来なら近寄らせる気はありませんが、本番を知らないと意味がないので、一人くらいはいいかと思っていたりもします。

 

 

 矢を撃ってくるやついたら、気持ち面倒だし、石でも拾っておきますかね。

 

 

 

 

 余計な心配をしてしまったようです。

 

 

 賊どもは、弓矢なんて持っていませんでした。

 

 

 隠れているつもりの賊に、先制で石を投げつけて、三人ほど減らし、一気に出てきた内の更に三人に投げつけて討ち取ります。

 

 

 しかし、回避行動すら取れないとは悲しすぎますね。

 

 

 石だけでも終わりそうな気配だったので、残り三人になったところで、飛び道具がきれたフリをして素手で構えます。

 

 

 賊どもは、どうやら俺が危険と判断したのか、避けるようにして、亞莎の方へと狙いを変えていきました。

 

 

 ここまでやられて逃げないのは、まだ他のやつらが、痛みにのたうち回って生きているからでしょうか?

 

 

 普通は、ここまでされたら逃げると思ったんですが・・・。

 

 

 方位されたところで、残りは三人です。

 

 

 二人が俺の牽制で、もう一人が亞莎へといくみたいですね。

 

 

 亞莎と背中合わせに立ちます。

 

 

「そいつは任せたぞ」

 

 

「はい!」

 

 

 相手が弱そうだからいいんですが、よく考えたら剣に対して鍋ぶたは木製だから相性が悪すぎますね・・・。

 

 

 ノリだけで選んではいけないようです。

 

 

 亞莎に賊が襲いかかる気配があったので、近くに来た際に剣を持った手に石を当てて落とさせました。

 

 

 亞莎が、そこを一突きしている間に、こちらも終わらせます。

 

 

 一突きした場所はお腹ですか・・・いっそのこと殺ってしまった方が、相手が楽になれるんですが・・・。

 

 

 まあ、経験は積めたでしょうし、よしとしましょう。

 

 

 刺したあと、亞莎はしばらく動きませんでした。

 

 

 やはり、実戦は違うので、初戦ではこのようになってしまうのかもしれません。

 

 

 亞莎が心の整理?をしている間に、邪魔なものを片付けておきます。

 

 

 放心したままだったので、助言を入れつつ幌馬車に戻りました。

 

 

 後は亞莎自身が考えるでしょう。

 

 


 
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