ディアーチェ・シュテル・アミタが倒されてしまい、エルトリアは危機的状態である
しかも、シュテルは囚われてしまった
そんな中、この危機的状況を打破すべく、キリエが地球に来るための道具を修復していた
初めてキリエとアミタが地球に来るために使ったものだ
何故壊れているかといえば、エルトリアの復興を為すまで、他の世界に逃げないためという誓いの証として、キリエ達が自ら壊したのだった
キリエ「もう少しで直せる………………………………」
必ず、なのは達なら助けてくれる……………………………
キリエ「ディアーチェ達、大丈夫かしら?」
この研究室で色々調べながら、装置の修復を行っている キリエ
ユーリが死神樹内に居ることや、死神樹の実が食べた者の魔力を増やすことなどだ
キリエ「いえ、例え負けたとしても、死ぬことは無い。ディアーチェ達なら絶対生き延びる…………だから私は一刻も早く、なのは達を呼ばないと」
不安を振り払い、修理に専念する キリエ
~レヴィVSサイノス~
レヴィ「やぁ!!!!」
サイノス「はぁ!!!」
ガキィィィィィン
レヴィのバルニフィカス(鎌)とサイノスのブレイクダウン(鎌)がぶつかり合う
レヴィ「僕と同じ鎌使い………………………」
サイノス「同じじゃねぇさ、俺の方が
レヴィ「何を!!!」
サイノスの方が上手といわれて腹が立つ レヴィ
サイノス「来いよ、レベルの違いを教えてやる!!!」
レヴィ「光翼斬!!!!」
サイノスに向けて必殺技を放つ レヴィ
サイノス「効くか!! そんなもん!」
レヴィの飛ぶ斬撃を切り裂く サイノス
レヴィ「ライト・ブラスト!!!」
レヴィはさらに、水色の魔力弾を撃ち出す
サイノス「下らん!!!」
鎌を振るい、レヴィの攻撃を悉く切り裂く
レヴィ「スーパー光翼斬!!」
サイノス「違いがわからん!!!」
またも技を切り裂かれてしまう
レヴィの攻撃は一切通用しないようだ
サイノス「さて、死ぬ準備はいいか?」
レヴィ「まだまだ!!!」
サイノスに切り掛かる レヴィ
サイノス「詰まらねぇな、少しは楽しませろよ!!!!」
サイノスがレヴィに切り掛かる
レヴィはバルニフィカスで防御する…………………しかし
ザシュッ
レヴィは切り裂かれてしまう
レヴィ「グワッ!!!」
な、何故 斬られたの?
レヴィ「間違いなくガードしたのに……………………………」
サイノス「ああ、完璧なタイミングだったぜ。お前の防御はな」
レヴィ「じゃあ何で……………………………………」
サイノス「言う必要性は見当たらねぇな!!」
レヴィに切り掛かる
レヴィ「っ!!!!」
ガキィィィィィン
サイノスの攻撃を防ぐ レヴィ
今度は大丈夫なようだ
レヴィ「ウグゥゥゥゥゥ!!!」
サイノス「まだ戦えるか………………」
サイノスの斬撃で胸部分を斬られ出血している レヴィ
この状態では、まともに戦えないだろう
レヴィ(グッ 傷が痛い…………………ここは逃げた方がよさそう)
サイノス「根性だけは認めてやる……………………だが、終りだ!!!!」
レヴィに刃が迫る……………しかし
エスティマに敗北し、落下してくる ディアーチェ………………………そして
ゴツッ
サイノスの頭とディアーチェの頭がぶつかり合う
サイノス「グガッ!!」
ディアーチェ「……………………………………………………」
ディアーチェは気を失っている
レヴィ「王様!!」
サイノス「痛ってぇな!!! このクソ石頭が!!!!!」
サイノスは頭から血を流していた
一方ディアーチェは無傷………………………頭だけは
サイノス「こいつは………………エスティマの奴! わざとだろ!!!」
エスティマが自分から取った獲物
それが自分の頭上に落ちる
偶然にしては出来過ぎているが、偶然であった
サイノス「まぁいいぜ、止めは俺が刺してやる!」
鎌を振り上げ、ディアーチェを突き殺そうとする
レヴィ「うぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ドスッ
サイノス「なっ!!」
レヴィの渾身の体当たりが、サイノスを吹き飛ばす
レヴィ「王様は僕が守る!!!」
レヴィはディアーチェを担ぎ、逃げ出す
サイノス「てめぇ!!! 逃げるのか!!!!」
レヴィを負いかけるが、
サイノス「早い!! スピードは奴が上か!!!」
レヴィはサイノスを振りきる
サイノス「チッ まぁいい。どの道この世界から出て行かねぇなら、また戦うことになるからな」
サイノスは追い掛けることをやめ、戦艦に戻った
レヴィといい、サイノスといい
アミタの存在をすっかりと忘れてしまっていた…………………
~キリエ視点~
キリエ「良し!!出来たわ!!!」
早速、地球に行くべきね
キリエ「いえ、レヴィは知ってるけど、お姉ちゃんやディアーチェは知らない」
私が急に居なくなったらパニックになるんじゃ………………………………
キリエ「しかも知ってるのが、レヴィ………………………」
うわ、めちゃくちゃ不安になってきた…………………………
キリエは誰かに言う為に外に出た
キリエ「誰か居ないかしら」
デギウス「ガ?」
キリエ「え?」
最悪な事に、キリエはデギウスと鉢合わせしてしまう
ディアーチェに吹き飛ばされたデギウスは、運悪く、キリエが居る研究室の近くに落下していたのだった
キリエ「コイツは!?」
デギウス「グロロロロ!!!!!!」
いきなりキリエに襲い掛かる デギウス
キリエ「わっ!!」
デギウスの攻撃をなんとか躱す
キリエ「クッ!!!」
キリエは飛んで逃げる
デギウス「バ・ラゴガ・ザザ!!!」
キリエを追いかける デギウス
キリエ「クッ」
こうなったら仕方ない
キリエ「レヴィがディアーチェ達に、私が地球に行ってることを話していることを信じるしかないわ!」
デギウス「グゴ・ガガ・ラ・バサゴ!!!!!」
魔力弾を撃ち出す デギウス
キリエ「キャッ!!」
躱しきれずに当たってしまう
デギウス「グゴ!!!」
バキィ
更に、落下したキリエを殴る
キリエ「グッ」
デギウス「グガガ!!」
キリエ「調子に乗ってんじゃないわよ!!!」
ヴァリアントザッパー(両手剣)で、デギウスを切り裂く………………………しかし
ガキィィィィィィィィィン
キリエの刃は、デギウスには効かない
キリエ「硬い!?」
デギウス「グラァァァァァァァ!!!!!!!」
バキィ
キリエは顔を殴られ、吹き飛ぶ
デギウス「ゾ・マグ・ガ!!!!」
さらに魔力弾を大量に撃ち出し、キリエに追撃する
キリエ(このままじゃ私がやられる)
私がやられたら、誰が地球に行くっていうの?
キリエ「この勝負は預けるわ!!!」
キリエは装置を使い、地球へと飛ぶ
その瞬間、デギウスの魔力弾が当たる
この衝撃と共に地球に落下する事となる
そして、第九章の最終話、第十章の第一話と繋がります
次回からは、なのは視点に戻ります
キリエがエルトリアから脱出して数日が経った
果たしてエルトリアの運命は?
ディアーチェ達は無事なのか?
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これでエルトリア視点は終りです
次からは、なのはに戻します