とうとう見つかってしまいました。
あの警備網では、時間の問題だったので、仕方ありません。
しかし、幸運なことに発見されてしまったその人物は、知った仲です。
「やあ、久しぶり。ちょっと困ったことになっているから、助けて欲しいんだけど」
こちらを見て驚いています。
顔に青筋見えてますよ?
「衛兵!侵入者はここよ!あんたは大人しく月から離れなさい!」
えっと・・・。
穏便に解決を・・・。
あっ・・・董卓に逃げられた。
董卓が、素早く詠の後ろに隠れます。
いや・・・詠より貴女の方が絶対強いですから・・・。
隠れる場所間違ってますよ?
さて、誤解を解くべく捕まったわけですが・・・。
何故牢の中の上に、縛られているのでしょう?
詠にそんな趣味があったなんて・・・。
夢にも思いませんでした!
「さあ、何処からの依頼か、きっちりはいてもらうわよ!」
依頼じゃ無いんですけど・・・。
「どうやら、誤解が生じているようなんだ。その誤解を解きたいんだが・・・」
「誤解・・・誤解ね・・・」
にこやかに、なにを出してるんです?
その警ら棒は何ですか?
縛った上に、そう言うのはちょっと遠慮したいんですけど・・・。
「まずは、事情を『バシッ!』・・・」
酷いです、あんまりです・・・。
俺と詠との仲ではないですか・・・。
董卓さん・・・。
そこで隠れて見るくらいなら助けてください・・・。
説得の余地なしと判断し、自分で縄を切って詠とお話ししました。
一度簀巻きにされたことがあるので、脱出など簡単です。
油断大敵ですよ詠。
詠を羽交い締めにした時に、董卓が両手剣を持って近付いてきたときには、ちょっと引きましたが・・・。
詠の説得により、なんとか二人でお話し中です。
「・・・と言うことで間違えてしまったんだ」
「あんたは、それを本気で信じろと?」
ですよね、普通信じないですよね。
「ほら!実際危害を加えてないし!」
ここが、猛烈アピールの場です!
「じゃあ、なんで誘拐なんてしたのよ」
警戒がなかなかとれませんね・・・。
「騒がれると困るな~と・・・」
「・・・あんたは・・・ここに入ってろ!」
・・・。
閉じ込められました・・・。
Tweet |
|
|
12
|
1
|
追加するフォルダを選択
本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。
続きを表示