No.615824

恋姫 華陀紀行114

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-09-04 05:38:03 投稿 / 全4ページ    総閲覧数:1882   閲覧ユーザー数:1731

 今、俺は何故、このような状況に陥っているのだろう・・・。

 

 

 これではまるで、夫婦のような・・・。

 

 

 人肌が恋しいとか?なのかな?

 

 

 俺の腕を枕にして黄忠が寝ているんですが・・・。

 

 

 取り敢えず、俺に害意があるものや、外に気配は無い・・・。

 

 

 しかし、昨日の戦闘で少し気力を使いすぎたのか、軽い疲労感に付き纏われている。

 

 

 昨日は・・・確か・・・何があったかな・・・。

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 賊を追い、離れそうな者を削っていたのは間違いない。

 

 

 そこに、恐らくは協力者?が加わったことは覚えている・・・。

 

 

 なかなかの弓の使い手のようで、ひとりで二~三人を一度に射ぬいていた。

 

 

 この暗がりのなかで、よくもそれだけ精確に出来るものかと感心していた。

 

 

 俺には、弓の才能が無いことは確かだから・・・。

 

 

 ただし、賊どもにバレたのはいただけない。

 

 

 矢の飛んできた方へと、賊どもが向かっている。

 

 

 素早く移動しつつ、矢を放っているようだが、矢は消耗品・・・その内にきれるのは間違い無い・・・。

 

 

 しかし、賊を削る機会なので、弓使いには囮となってもらい削ることにした。

 

 

 残りはもう百人を下回っている。

 

 

 ここまでが長かった・・・。

 

 

 数十人を引き付けてくれた人には、生きていれば治療を施そうと残りを狩ることにする。

 

 

 これが、この賊らで追っていた分は最後になるので、もう我慢は必要無いだろう・・・。

 

 

 

 

 野営をしていた賊の殲滅を終えて、弓使いの方へと移動する。

 

 

 かなりの範囲を移動しており、既に賊たちも十数名にまで減っていた。

 

 

 しかし、ほぼ囲まれており、そこから人数が減っていない・・・。

 

 

 恐らくは、矢が尽きて追い込まれているのだろう。

 

 

 囮としては、十分な成果なのは言うまでもない。

 

 

 残りの賊を狩るべく、その場所へと移動する。

 

 

 そこには、弓にて相対している者がいた・・・。

 

 

 通りでここまでもつはずだ・・・。

 

 

 貴女がいるなら納得するよ・・・。

 

 

 

 

 賊が、彼女に気をとられている間に、賊を減らしていく。

 

 

 音を立てぬように、確実に・・・。

 

 

 彼女の調子が、段々と落ちてきているが、動けているので、まだ大丈夫だろう。

 

 

 ・・・。

 

 

 残りは、彼女が相手にしている者のみ。

 

 

 これで終わりと、三人を一気にひと突きして終わらせた。

 

 

 やっと終わった、というちょっとした充実感に浸っていると、彼女の方から声がかかった。

 

 

「どなたか、存じませんが、助かりました」

 

 

 それは、こちらにも言えること・・・。

 

 

「こちらこそ助かったよ」

 

 

 そう言って、彼女・・・黄忠に歩み寄ると、こちらに向けて倒れてきました。

 

 

 余程疲れていたのでしょう。

 

 

 一旦、賊どもが野営をしていた場所へと、黄忠を連れていきます。

 

 

 持たれ掛かってきた時には、気を失っていましたが、野営用の幕に着くと気がついたようです。

 

 

「ここは?」

 

 

「賊どもの野営後かな」

 

 

「・・・ここには、百人近くいたはずですが・・・?」

 

 

 その百人近くをあなたは相手取ろうとしてたんですよ?

 

 

 夜間なら逃げ切れると思うのは、少し自信過剰ですね。

 

 

「先程も言いましたが、こちらも助かりましたよ、貴女が引き付けてくれたお陰です」

 

 

「そう言うことでしたか・・・」

 

 

 どうやら、納得してもらったようです。

 

 

 その後に、簡易な自己紹介を行いました。

 

 

 後は、黄忠の傷の具合だけですね。

 

 

「俺はこれでも医者なのですが・・・黄忠殿は先程の戦闘で傷が少々あるようですが、治療しましょうか?すぐにどうこうと言うわけではありませんが、治療は早い方がいいと思いますので」

 

 

「よろしくお願いしますわ」

 

 

「では、失礼しますね」

 

 

 どうやら、状態の方には特に目立ったものはありませんが、脚の方に怪我・・・内容的には、移動時の植物等によるものでしょう。

 

 

 こらならば、鍼と消毒で済みそうです。

 

 

「少し消毒するので、しみるかもしれません」

 

 

 脚全体へと満遍なく振り掛けます。

 

 

 振り掛け終わった後、そこで俺の意識がなくなりました。

 

 

 これで通常運行に戻そう、そうしよう。

 恋姫キャラを無理矢理登場させてみることに・・・確かどこかでご要望を拝見したような・・・。

 プロットないし、本来居る場所改変しまくりだから出来ること・・・言うことにしておこう。

 ご都合者義とはなんて良い言葉なんだ・・・。


 
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