義輝「颯馬! …これは、どういうことじゃ?!」
颯馬「わかりません!ですが、御注意を!義輝様!!」
驚きながら周辺に敵がいないか窺う主君と、事態把握のため頭を動かす軍師。
三太夫「ここで待機してくれ、旦那達!!
小太郎、行くぞ!」
小太郎「くすん(涙目)…………キッ!」
場所を案内した忍びの二人も、この現象に驚き、顔は蒼白となるが、
索敵と警戒のため行動を移す。
信長「……ふむ。周辺をあたってみるとするか。」
最初驚きはしたが、何事もなかったように調べ始める信長。
原因が分からないなら、何か判断材料を見つけ、それから考えるべきだ
という思考の末の行動。
光秀「………颯馬、本当に場所はここでいいのですか?」
左右を伺い用心しつつも、心配して声をかけてきた、知勇兼備の将であり
最愛の人に、間違いないことを示すため、首を縦にゆっくりと振る。
この現状………常軌では考えられない。
目の前で、到着するはずだった街が………………
………………まるで、何百年も経たような廃墟に変わるなんて。
◆
俺の名は、天城颯馬。
日の本で足利義輝様に仕え、軍師をしている。
主君である義輝様は、戦乱を憂い(うれい)、民の幸せを願う方である。
………義輝様に仕えだした当時、日の本各地で長き戦乱の炎が暴れていた。
その過程の中、幾多の英雄が生まれた。
だが、悲劇・不幸・復讐・やるせない怒りの輪廻の数も
それ以上に……現世へ具現化した時代だった。
戦無き世を目指す覚悟を心に秘めて、唐突に義昭様の居城へ訪れた義輝様に
義昭様や俺達家臣は、右往左往の末に義輝様を将軍として擁立。
数々の困難を乗り越えて、念願の天下統一を成し遂げられた。
そして、足利幕府の再組織編成の後、治安維持・法の整備・道路改修等を
行い、急速に平和の世を築き上げ、民の安寧を見届けられた。
……だが、義輝様は満足されていなかった。
『大陸』より届けられる民達の嘆き、苦しみ、怒り。原因となる争乱の炎。
可能性としては、日の本に飛び火してくることもある。
それに、今の自分の力が、『大陸』に
どれだけ通用するだろうかという思いも大きかった。
将軍職と日の本の領地を、義昭様に譲るという宣言を出した後
義輝様は、俺と光秀を呼び寄せ、理由を説明され同行を誘われた。
俺達も、少し考えたのち義輝様にお供させていただくことを誓った。
あとがき
初めてに、 何回も中途半端に載せた物を掲示してすみませんでした。
Tinam様の投稿システムでは、初投稿の作品のみ20分以内に入力しないと
エラーとなり、中途の物はそのまま消され残りません。
始めは、知らなくてスマホより入力しては、時間外エラーとなるため
短い投稿となりました。
ただ、投稿済みの作品修正には、時間の規定が無いため長い文章を
入力できると、教えていただいたたので、修正しながら投稿しました。
しかし、長い文章は入力できましたが、修正している最中でも、
掲載されていた物は、閲覧可能状態のため、不本意ながら中途半端の物を
読んでもらうことになりました。
まだ試行錯誤の末、投稿を続けて行く予定ですが、このようなことが
続くのであれば、他のサイトに移る事にしています。
度重なり、昨日の夜中に本作品を閲覧された方に、深く
お詫びいたします。
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投稿先を変えるつもりでしたが、このやり方なら投稿できると
助言する方がいましたので、当分こちらで投稿させていただきます。
オリジナルキャラの設定は、また次回に載せたいと思います。