No.61420

恋姫†無双・疾風伝 03.黄巾党討伐・趙雲の出会い

としさん

続き書きました

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2009-03-03 21:43:26 投稿 / 全2ページ    総閲覧数:9291   閲覧ユーザー数:7921

愛紗「そういえばご主人様」

疾風「ん?」

愛紗「ご主人様が扱うその武器は何なんですか?」

疾風「これか?」

 

疾風は愛紗に刀を見せた

 

愛紗「はい、こんな刀は見たことがありません」

疾風「これは俺の国の刀で日本刀っていうんだ。まぁ、この刀はは日本刀の中でも珍しい物だけどな」

 

そう言い刀を鞘から抜くと、その刀身は全てが黒かった

 

疾風「名を『夜叉』、黒刀っていう普通より頑丈な刃でできてるんだ」

愛紗「そうなのですか」

 

疾風と愛紗がそのような話をしていると

 

兵「伝令です!」

桃香「どうしたの?」

兵「ここから九里ほど先で黄巾党と公孫賛の部隊が戦闘をしています!」

桃香「白蓮ちゃんが!」

疾風「知り合いか?」

桃香「うん…友達なの…」

疾風「朱里!ここから援軍にいけるか?」

朱里「は、はい!一刻もあれば…」

桃香「ご、ご主人様!」

疾風「でも、一刻か…」

愛紗「ご主人様?」

疾風「よし!俺は先に向かう」

鈴々「にゃにゃ!?」

朱里「ご主人様!?」

疾風「一人でも早く援軍に向かった方がいいだろ」

愛紗「なら、私と鈴々もお供します」

疾風「いや、一人で行く」

愛紗「な、なぜですか!?」

疾風「俺は走っていくからだ」

 

疾風は馬を降りた

 

愛紗「どうゆう意味で…」

疾風「時間がない!後で合流するぞ!」

 

ダッ!!

 

そう言い終わるか終わらない内に走り去っていった

 

愛紗「すか…まったく、あの方は…」

桃香「でも、ご主人様優しいね」

愛紗「ええ…でも心配です…」

桃香「大丈夫だよ!ご主人様と~てっも強いもん」

愛紗「そ、そうですね」

 

そのころ、九里先では…

 

女「はぁああああああ!!」

 

ザシュ! ズシャ!

 

黄巾党A「ぐわっ!」

黄巾党B「なんだこの女、強えぇ!」

女「はぁ、はぁ、数が多すぎる」

黄巾党C「だが、息が切れ始めてるぜぇ!!」

女「はあっ!」

 

ザシュ!

 

黄巾党C「ぐはぁ!」

黄巾党B「くそぉがっ!!」

女「しまった!!!」

 

シュッ!

 

長い時間の戦闘により疲れていたのか、黄巾党の攻撃に遅れをとってしまい、刀が迫ってきた

 

ガキーーーーン

 

黄巾党B「なに!?」

趙雲「常山の昇り龍、趙子龍をなめるな!」

 

ザシュ!

 

黄巾党B「ぐほぉ!」

黄巾党D「ちっ!またやられたか!!」

黄巾党E「なら一斉攻撃だ!!」

趙雲「来い!」

 

黄巾党が趙雲に一斉攻撃をかけようとした時

 

疾風「ちょっとまったーーーー!!!」

 

バッ! ドン!

 

飛び込んできた疾風はちょうど趙雲の隣に着地した

 

趙雲「貴様は何者だ!?」

疾風「俺の名は犬劉疾風、あんた公孫賛軍の人か?」

趙雲「ああ、客将をしている趙雲だ」

疾風「そうか援軍にきた!(趙雲も女かよ!…もぅ何でもOKなきがしてきた…)」

趙雲「他に兵が見あたらないが、疾風殿一人か?」

疾風「…あ?ああ」

黄巾党「はははははははは」

 

それを聞いて笑ったのは黄巾党だった

 

黄巾党D「たった二人で何ができる!!こっちはまだ7000もいるんだぞ!!」

疾風「は?あと数十人だろ?」

黄巾党D「なに言ってやがんだ!この数が目にはい…」

 

黄巾党が振り向くとそこには、たくさんの黄巾党が倒れていた

 

黄巾党D「なっ!?」

趙雲「!?」

 

それを見て黄巾党だけでなく、趙雲までもが驚いていた

 

 

疾風「おいおい、俺がここまでどうやってきたと思うんだよ?全員なぎ倒しながら来たにきまってんだろ」

趙雲「疾風殿…あなたは一体…」

黄巾党D「そ、そんなこと出来るわけねぇだろ!!」

疾風「そうでもないぞ?じゃあ今から見せてやるよ…」

 

スゥーーーー

 

疾風は鞘から静かに夜叉を抜いた

 

黄巾党E「黒い刀…それに面妖な格好…まさか!?」

黄巾党D「ど、どうした?」

黄巾党E「さっき、逃げ帰ってきた奴が言ってたんだが、黒い刀を持ち面妖な格好をした一人のガキに5000人の仲間が倒されたって報告があったんだ…」

黄巾党D「ま、まさかこいつが…」

疾風「一刀流…」

 

シュ!シュッシュシュシュッ!!

 

疾風は上下左右、色々な方向に夜叉を振った

そして

 

バッ!!

 

疾風「龍牙爆走!!」

 

そして黄巾党に突っ込んでいった

 

黄巾党D「ぐわぁああ!」

黄巾党E「ぐはっ!」

 

ズババババババ!!!

 

黄巾党「ぎゃーーーー!!」

 

疾風は次々と黄巾党を吹っ飛ばしていった

そして最後の一人を吹っ飛ばすと

 

疾風「安心しろ峰打ちだ…」

 

そう言いながら夜叉を鞘にしまった

 

ドスドスドス

 

趙雲は黄巾党が落ちてきたを見ながら

 

趙雲「なぜ殺さないのですか?」

疾風「俺はみんなを守るために戦ってるんだ。誰かを殺す為に戦ってるわけでは無いからな…」

趙雲「甘いのですな…ふふ」

 

趙雲は呆れたように、でも嬉しそうに言った

 

疾風「さて行くか。趙雲も一緒に来るか?」

趙雲「…星…」

疾風「ん?」

星「これからは星と呼んでくれてかまわない」

疾風「いいのか?」

星「ああ、疾風殿なら我が真名を教えてもよい」

疾風「そうか…ありがと」

 

そう言い、疾風と星が行こうとすると

 

星「つっーーー!」

 

いきなり星が足を押さえて座り込んだ

 

疾風「どうした!?」

星「先ほど足を挫いてしまったらしい…」

疾風「そうか…よっと!」

星「きゃ!」

 

疾風は少し考えた後、星をお姫様抱っこした

 

星「な、なにをする!///」

疾風「だって足挫いたんだろ?だったらこうするしかないだろ」

星「し、しかし///…背負うとかあるだろ…」

疾風「だ、だって、そうすると…だろ…」

星「ん?よく聞こえんが?」

疾風「胸があたるだろうが!///」

星「…ぷ!あはははは、疾風殿はウブだな、あはは」

疾風「どうせウブだよ…」

星「あはははは、強いと思いきや、弱点は女か?」

疾風「う、う、うるさい!!」

 

その後も疾風はずっと星にからかわれた

 


 
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