No.613445

恋姫 華陀紀行67

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-28 20:27:48 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1912   閲覧ユーザー数:1743

 

 

 桂花の指摘した場所はどんぴしゃりでした。

 

 

 無事に箱をゲットして家へと持ち帰ることに成功です。

 

 

 夕刻前に終わってひと安心と言うところでしょうか。

 

 

 最初は、上から下に掘っていくのって意外と時間がかかって終わるかな?と思っていましたが、二度目以降はコツを掴んだのかサクサクです。

 

 

 しかし、問題は食糧以外にもあるわけで・・・。

 

 

 そう!薪が湿気ってるんですよ!

 

 

 家の裏に積んであったので、そこまで掘るのに苦労しました。

 

 

 まあ、雪を横に押し退けて通行スペースを確保するだけだったので、氷雪よりも進むのが楽だったのは間違いありません。

 

 

 手にいれたときは、笑顔で「持ってきた!」と勢い込んで言いましたが、「火つくの?」と冷静に返され、着けてみましたが、着きませんでした・・・。

 

 

 今は薪を家の中に積んで乾かしてる状況です。

 

 

 明日には多分使えるようになるでしょう・・・なったらいいな・・・。

 

 

 まあ、薪についても十分な量はあるため、燃やしていた物に火を再度つけて暖を取っていますが、いかんせん一度冷え込むとなかなか暖かくなりません。

 

 

 しょうがないので、抱き合って寝ることにしました。

 

 

 今のうちに言っておきましょう。

 

 

「桂花」

 

 

「何?」

 

 

「俺・・・男なんだけど大丈夫か?」

 

 

 

 

 凄いことになりました。

 

 

 部屋は、物が散乱しています。

 

 

 あの言葉の後に、いきなり家の端へと移動し、罵詈雑言の嵐な上に、手当たり次第に物を投げ始めました。

 

 

 こちらは、火が消えないようにしないといけないので、この場を動くことが出来ません。

 

 

 しかし見事なノーコンですね・・・。

 

 

 こちらをあまり見ずに投げてるからでしょうけど。

 

 

 今は、毛皮と布を覆い被さり、隙間からこちらを警戒しています。

 

 

 とっくに気づいているものとばかり思っていましたが・・・それとも、男という言葉に過剰反応したんでしょうか?

 

 

 自分で思考出来るようになってからは、一人で寝られるようにしたのですが、それまで俺が懐で暖めていたのに・・・。

 

 

 声をかけても全く反応がありません。

 

 

 近付こうとすると、『びくっ!』として離れようと動きます。

 

 

 ちょっとショックです。

 

 

 この警戒は、きっと時間が解決してくれるでしょう・・・。

 

 

 ここまで精神を回復させたんです!・・・きっと大丈夫なはず!

 

 

 

 

 数日経っても未だに関係の修復が出来ていません・・・。

 

 

 それ以前に、こちらが与えた物を食べません・・・。

 

 

 多分寝てないのでは無いでしょうか?

 

 

 見ている限り、常に気が高ぶった警戒体勢です。

 

 

 これだけ、気力が続いているのが不思議です。

 

 

 根性で何とかしてるんでしょうか?

 

 

 意思の力って凄いですね。

 

 

 しかし、気の量が減っているのは間違いありません。

 

 

 さて・・・食べないとはわかっても新しい食糧を作って出します。

 

 

 あれ?いつもは離れるのに離れません。

 

 

 もう少し・・・もう少し・・・。

 

 

 意識が無いようです。

 

 

 気が高ぶったままを維持するとは・・・。

 

 

 意識がない今のうちに色々診ておきましょう。

 

 

 根性はいいですが、無理しすぎです。

 

 

 高ぶった気を抑えて睡眠を取らせます。

 

 

 スープをゆっくり少しずつ飲ませていきます。

 

 

 身体はやっぱり素直ですね。

 

 

 取り敢えず、意識が戻ったときに暴れられても困るので鍼を刺しておきます。

 

 

 時間が解決してくれると思いましたが、付き合っていたら疲れます・・・。

 

 

 さて、こちらも久し振りに熟睡しますかね。

 

 


 
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