No.613024

恋姫 華陀紀行59

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-27 12:40:53 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:1861   閲覧ユーザー数:1750

 

 

 陳留から西方面へ向けての脱出劇です。

 

 

 顔が売れてるって嫌ですね。

 

 

 ファンの子(老若男女)が追ってきて大変でした。

 

 

 どこぞのアイドルになったような気持ちです。

 

 

 追うな!触るな!来るな!

 

 

 警備員!警備員はどこ!?

 

 

 ・・・。

 

 

 距離が離れてくると、途中から弓で攻撃してくる人まで出る始末で、もしかして殺してでも連れてくるってやつですか?

 

 

 わざわざ馬まで使いますか?

 

 

 ・・・・・・・・・。

 

 

 人間不審に陥りそうです・・・。

 

 

 と言うことで、山の中で生活しつつ、向かってます。

 

 

 街道には極力近付きません。

 

 

 一応顔と髪を隠していますが、これって野党と勘違いされてもおかしくなさそうです・・・。

 

 

 生活の中身ははっきり言って石器時代まで遡っています。

 

 

 更に自身の身体を使ってですが、食用または薬になりそうな植物にも詳しくなりました。

 

 

 本で読んだだけでは分からないものですね。

 

 

 そろそろ、雪が降ってもおかしくないです。

 

 

 毛皮等は集まってきたし、食糧も冬の山で生活出来るだけの自信はつきました。

 

 

 冬の山を甘く見る気はありませんが、動物だってやっていけるんです。

 

 

 俺がいけないわけがない!

 

 

 

 

 いけるいけると思っていた時期もありました。

 

 

 ほんの先程から、ちらちらと雪が降ってきています。

 

 

 はっきり言って適当な場所が見当たりません・・・。

 

 

 動物たちは一体どこで寝ているのだろうか・・・。

 

 

 山の中を進んでいると、盆地のようなところに出ました。

 

 

 なんか家が見えます・・・。

 

 

 それも複数!

 

 

 ・・・の割にはなんか焼け焦げているような?・・・でも、人はいるみたいだし・・・。

 

 

 なぜ、一ヶ所に集まってるんだ?数人はウロウロとしてるようですが・・・。

 

 

 なんか、嫌な予感がしますね・・・。

 

 

 暗くなってからこっそり近付きましょう。

 

 

 普通の村なら物々交換したり、泊めてもらったりも可能でしょうが、もし違ったら・・・。

 

 

 ・・・・・・・・・

 

 

 明らかに賊に占拠・・・というか賊の村にされてますね・・・。

 

 

 夕刻になり、近付いたときに、反対側からぞろぞろと村に向かってきていました。

 

 

 見た目で既に賊確定です。

 

 

 実は村人と言っても信じません。

 

 

 誰が違うと言おうと!

 

 

 なんか、一人捕虜っぽい子がいますね・・・というか、裸足な上にボロボロじゃないですか。

 

 

 そんな薄布だと凍えますよ?

 

 

 取り敢えず様子見ですね。

 

 

 

 

 かなりの物資が家に運び込まれています。

 

 

 あの賊らは、これ持って一体どこから来たんでしょう?

 

 

 もしかして街道に近いんでしょうか?

 

 

 近かったら討伐されそうなのでそうとは思えませんが・・・。

 

 

 よく見ると、家のなかは物資で一杯です。

 

 

 冬を越すために蓄えているんですね。

 

 

 飢饉と聞いていましたが、ここでは、そうではないんでしょうか?

 

 

 運び終えると、みんなが、ある大きな家の方に向かいます。

 

 

 人の気配が集まっていた家です。

 

 

 やっぱり寒いから、賊といえども、寄せ集まって暖まるんですかね?

 

 

 そう思って隙間から家の中を見ました・・・。

 

 


 
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