No.611697

恋姫 華陀紀行37

Peruさん

本作品は華陀への転生ものです。
【注意事項】
素人の書きなぐりです。
はっきり言って自己満足なだけのものです。
一応昔に恋姫はしたことありますが、うろ覚えですので、改変が多々あると思います。

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2013-08-23 21:17:18 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2009   閲覧ユーザー数:1873

 

 

 あれから倒れて朝になっても横になっている白夜です。

 

 

 横では翠が、付きっきりで看病してくれてます。

 

 

 倒れたあと、お約束と言うことで、「もう駄目かもしれん・・・」などと冗談で言っていたら、泣きそうになりながら真名を預けてくれました。

 

 

 罪悪感が半端ないです・・・。

 

 

 あの後兵に、住民に終わったことを伝えさせて、賊の処理をさせました。

 

 

 どうやら、半数以上は生きていたようです。

 

 

 しかし、まともに身体が動かないので、応急処置だけさせて死体は埋めさせました。

 

 

 死体なんて見せしめに野晒しにしたらいいのでは?等意見が出ましたが、「土に返せば肥料になりそうじゃない?」というと納得してくれました。

 

 

 伝染病とかいっても分からんのですよね・・・あれは祟りの一種らしいです。

 

 

 最初に説明したらそう返されました・・・。

 

 

 まあ、納得してくれたからいいです。

 

 

 夕刻頃に村へとすごい早さで来る気配があります。

 

 

 数は数十・・・。

 

 

 この速度は馬ですね。

 

 

 これがもし賊だったら非常にまずいです。

 

 

 祭が帰る予定は明日の昼頃・・・取り敢えず村人総出で何とかするしかないでしょう。

 

 

「何者かが村に接近しています!数名はすぐに入り口へ!他は戦える者を募ってください!翠・・・ちょっとすいませんが起こしてください」

 

 

 翠に手伝ってもらいながら、無理矢理活力と痛みを和らげるツボを押します。

 

 

 数日は動けなくなっちゃうよ・・・。

 

 

 

 

 はっきり言って心配は杞憂でした。

 

 

 馬で駆けて来たのは祭たちでした。

 

 

 その姿を見たときには、安堵したものです。

 

 

 安堵ついでに力が抜けて、肩を貸してもらっていた翠に、全体重を預けてしまいました。

 

 

 それにしても、戻ってくるの早すぎませんか?賊はどうしたんでしょうか?

 

 

「無事なようじゃな」

 

 

「そうですね。かなり身体を酷使してしまいましたがなんとか」

 

 

「鍛練不足じゃないのか?」

 

 

「面目次第もありません」

 

 

 普通に三十人を一人で相手にするだけなら簡単なんですが、別の人を狙われたり、それが複数とかだと正直どうしようもありません。

 

 

 軍師とかだったらどうするんですかね?

 

 

 牽制くらいしか思い浮かばなかったんですが・・・。

 

 

 と言うことでまたしても布団の中です。

 

 

 余計な動きをしなかったので、少し予定より遅くはなりますが治るでしょう。

 

 

 祭も戻ってきたし十分に寝かせてもらいますよ、気配を張るのをやっと治癒に廻せます。

 

 

 賊はアジトに二十人しか居なかったそうです。

 

 

 十倍の戦力差であっという間に片はつき、残りはどうしたのか尋問したところ、村に向かったとのことで、急いで戻ってきたそうです。

 

 

 後は部隊を分けて残党確認と捕縛した者の輸送など、それから祭はこちらに・・・ということですね。

 

 

 さて、久しぶりに熟睡しますかね。

 

 

 

 

 どうやら夢を見ているようです。

 

 

 自分の意思で四肢が動かせません。

 

 

 現在海?の中で波に揺られています。

 

 

 そういえば、海で泳いだのはいつの頃だったか・・・こちらに来てからというもの泳いだことがありませんが・・・。

 

 

 これでも前世は結構泳ぎは達者だったんですよ?

 

 

 今世では、陸ばかりで泳ぐようなところが無いんですがね・・・。

 

 

 今度は川でもあれば泳いでみますかね。

 

 

 まあそれも春以降にはなりますが、泳いだら結構すっかりするかもしれません。

 

 

 あれ・・・段々と上?に身体が向かっていきます。

 

 

 ああ・・・どんどん頭上の光が強くなってきました。

 

 

 もう少しで光に・・・。

 

 


 
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