No.610534 司馬日記外伝 店員日記 2hujisaiさん 2013-08-20 12:29:02 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:12043 閲覧ユーザー数:7572 |
8月5日
大人しそうな娘たちに連れられて銀髪メイドさんが来た。たまたま給仕係に私があたった。銀髪メイドさんはいつもは静かに飲まれるけど、今日は個室からたまに「きゃーっ!!」とお連れさんのものらしい大きな叫び声が上がって、まずいかなと思っていたところに何度目かで「はかないんですかー!?」と一際大きな声が上がったところで給仕長がちょっと注意してきてと言われたので声を抑えて下さいませと言いに行ったら全員からこっちが恐縮するくらい謝られた。
今日は皆酔われた様で赤い顔して帰ってったけど、なんか皆大人しかった。
8月7日
ミニスカ、メイド、褐色おっぱいの三人とも眼鏡のお客さんがやってきたけど、給仕長が私に対応するように指示された。この三人は基本が愚痴り酒で、たまにハイテンションになるのが鬱陶しいから自分が給仕するのは嫌だって言ってた。給仕長は例の『マル危さん』でも相手するのに嫌がるって珍しい。
8月11日
こないだの眼鏡メイドさんがメイド友達?らしき子を連れて来た。
その子も髪形は違うけど銀髪で(いつもじゃないけど)メイドだから、これからはこないだの人をおっぱい銀メイドさん、こっちの子をちっぱい銀メイドちゃんって呼ぼう。
ちっぱい銀メイドちゃんは成人してるのかなぁ、すごくしっかりしてそうで腰も低いけど。
8月13日
可愛い娘が来店したと思ったら純(田豊)と静(沮授)だった!
思わず声をかけると(さすがに麗羽様とは違って)すぐに気がついてくれて互いに再会を喜んだ。今日は店がすいてたので、給仕長が気を使ってくれて休憩にしてくれたのでそのまま二人と店内の個室で話し込ませてもらった。
なんか私が放浪してた間にすごく色々変わっちゃったけど、みんな無事に都にいるらしい。それと二人とも彼氏が出来たってどういうことなの…。
どんな人って聞いたら見たことあるはずっていうけど、こちとら都はまだ不案内で男の人の顔なんて分かるはずないんだけど。
二人とも割と大人しいオクテ女なので煽るつもりで『ヤった?』って聞いたら、『いっぱい。(はぁと)』とか答えやがった。
腹が立ったので生意気だーって純のおっぱい握ってやったら、いやんとかエロい声を出すので余計腹が立った。末永く爆発しちゃえ。
8月16日
純と静に聞いたって言って私の上がりの時間に合わせて猪々子と斗詩、彩(張郃)に恵(高覧)が来店してくれた!みんな元気そうでよかった。聞いたらみんな政府の方に勤めてて、こっちに住んでた。私が一番仲好かった椿(審配)は?って聞いたら今日は彼氏と一緒なので来れないんだって…
あの偏屈女が彼氏できたのって思わず聞いたら、猪々子と彩(張郃)があー、とかんー、とか言ってたけど恵(高覧)がまあそんなとこかしらねぇって答えてくれた。男なんか興味無い、麗羽様盛り立てて出世するんだみたいなヤツだったのに。
ふと思って「…ひょっとして椿(審配)、彼氏さんにいじめられてるの?」って聞いたら全員が押し黙っちゃって、そのあと「ある意味鋭い」「やめなよ猪々子誤解招くから」とか猪々子と彩(張郃)が言ってたけど、斗詩が「椿は幸せそうにしてるから安心して」って言うと皆微妙な顔しながらも頷いてた。
昔から信頼出来る娘だった斗詩が言うんだから大丈夫なんだろう。
8月24日
おっぱい銀メイドさんがまた来た。前見たミニスカメガネさんとか、ほかの人と一緒だったけどどうもみんなおっぱい銀メイドさんよりも偉い人みたいだった。猫耳フードちゃんはちっこいけど恐い人だって同僚の子が言ってたけど別に恐くなかったしちょっと可愛いかも。
8月26日
役所の宴会の予約が入ってたので忙しかった。おっぱい銀メイドさんとか、今まで何度か見た人達もいた。
凄い盛り上がってたみたいだけど、家族を迎えに来たっていう女の子が部屋からガタガタ震えてる二人を連れて出て行った頃にお開きになった。
肉まん落ちてたモッタイナイ。
8月29日
お兄さんと猫耳フードちゃんが来た。こないだと全く違って猫耳ちゃんが凄く不機嫌そうでお兄さんに対して死ぬほど口が悪くてびっくりした。
でも帰る時には酔ってたみたいで、お兄さんに赤い顔をムチャクチャ近づけて「ねぇこれからどこに連れてくつもりなのよ、ばーか!ばーか!もう私酔ってて歩けないんだからね!」って何度も言っていた。
8月31日
椿(審配)に会った!斗詩たちに私の事を聞いたらしくて同じようにあがり後に来てくれた、良かったよー!他の皆から椿(審配)は大分変わったって言ってたからどんなかと思ってたけど、なんかすごく丸くなってた。オトコが出来るってこういう事かと思って彼氏とらぶらぶらしいじゃんよーって聞いたら目を丸くして「付き合ってなんていない」だって…どういうことなの…。
猪々子たちの話と椿の話がどうも食い違ってるので聞いてみて整理すると、今椿はどこかのお屋敷に勤めてて、そこのご主人様と麗羽様の命令で役所でも働いてるらしい。そんで、椿はそこのご主人様が大好きで猪々子たちから見たらどう見ても付き合ってるけど椿は畏れ多いとか言って認めないと。
でもあの頃の生意気女を地で行く椿が「たまにいじめて貰えるだけで幸せ」なんて笑顔でそこまでいじらしい事言うようになるとは、時の流れって言うか、ほんとオトコで女って変わるんだなぁ。
て言うかそこまで来てるんなら告白しなよ椿!今度会ったら焚きつけてやろう。
9月2日
開店前におっぱい銀メイドさんが、給仕長と何か打ち合わせて帰って行った。店長に何の用だったのか聞いたら個室席年間予約権の販売価格の交渉だった。
店長はもう給仕長に任せっきりみたい。
9月9日
おっぱい銀メイドさんが疲れた感じで数人の女の子を連れて店に来た。
…と思ってたらいつの間にか元気になってたらしくて、聞いてる側もマジ、してるおっぱい銀メイドさんもマジの説教大会になってた。
今日もおっぱい銀メイドさんは閉店まで居た…お金と肝臓大丈夫かな。
9月11日
赤い髪のポニーテールの子が来店したけど、満席ですってお断りした。そしたら予約のはずなんだけどって言われたので帳簿を調べてみると、確かに予約番号が入っててうちの手違いで別の予約を入れちゃってたのが分かった。
給仕長も出てきて二人で謝ったけど、久しぶりのデートだったんだけどなーって言ってがっかりしながら帰っていった。ごめんね赤ポニーちゃん…
9月16日
おっぱい銀メイドさんがまた来た。上品そうで良く似た女の子たち、黒髪リボンちゃんと蜂蜜色リボンちゃんと呼ぼう。それと、にこにこしたヘアピンちゃんの四人でやって来た。
蜂蜜リボンちゃんはいじられっ娘みたいで、黒髪リボンちゃんとヘアピンちゃんから
「かわ☆いい!かわ☆いい!」
とか言われて涙目で紅くなってた。確かに可愛かったけど。
9月19日
こないだ家族を迎えに来てた女の子が同じような年頃の女の子を二人連れて、ご飯を食べさせて下さいって言って来た。どうすればいいのか分からなかったので給仕長に伝えたら、自ら出て行って璃々様こちらへどうぞと言って席を確保した上、子供向けの飲み物と料理を厨房に指示していた。御会計はどうしますかって聞いたら、前払いで頂いてるから心配しないで出してと言われた。
給仕長の態度からしてもどうもいいとこのお嬢ちゃんみたいだけど、三人とも礼儀正しかった。幼ちゃんって呼ばれてた子はキリッとしてて、均ちゃんて子は少し気が弱そうなかんじ。でもあの璃々ちゃんって子、あの年不相応な将来性のあるおっぱい、どっかでみた、誰かに似てる気がするんだけどなぁ…思い出せないや。
9月21日
こないだ来た黒髪リボンちゃんとその友達?らしい二人が来店した。二人はどうも給仕長の事を知ってるみたいでニヤニヤして話しかけてたけれど給仕長はなんか嫌そうだった。(でも黒髪リボンちゃんとは普通に話してた)
あとでお知り合いですかって聞いてみたら「族姉です、皆従姉妹のようなものです」だって。
9月22日
この酒楼の親会社は庁舎内の生協の運営もやっているらしくて、日中にそこの増設部分の販売員をやらないかと給仕長から打診された。新しく人を雇わないのかと思ったけれど、ここ以上に守秘義務の高い仕事だからあまり関係者の人数を増やしたくないってことなんだって。
ここよりも更に仕事は楽そうで追加の給料も結構良かった。頑張っちゃおっかな?
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その後の、とある店員の日記です。