No.609354

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第三十八話

Blazさん

イレギュラー"アインスト"の存在を知った零人達。
彼等はアインストを倒すために新たな戦いに入っていくのだった・・・・・!
そして、少年少女達は一つの答えに向かっていく・・・・・。

A,s 2nd編イメージソング

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2013-08-16 22:39:40 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2101   閲覧ユーザー数:1978

A,s 2nd編 第三十八話 「つかの間の休息」

 

零人side

 

闇の書の一件が終わって数日。

俺達は未だ治らない傷を癒すため未だ屋敷に居た。ちなみに霊夢達一行は先に幻想郷に帰ってそうだ。・・・俺に多額の報酬金を要求して。

 

零人「はぁ・・・・・・・暇だ・・・・。」

 

イクス『たまにはこうするのもいいのでは?』

 

零人「そうは言うがな・・・もう動けないのって後は俺となのはぐらいだろ?」

 

イクス『はい。なのは嬢は疲れのせいで今はぐっすりと寝ていますし。はやて嬢達もあまり勝手にうろつかないと言いましたので大丈夫かと。』

 

零人「・・・大丈夫かね・・・・・」

 

 

 

霊太side

 

霊太「おいおい・・・本当に凄いなココ・・・・」

 

俺達(俺・ヴィータ・はやて・フェイト)は今コロシアムらしき場所に来ている。

正直この世界は広い・・・広すぎる・・・。

 

ヴィータ「マジでここ広いな・・・・」

 

霊太「ああ・・・牧場、工房、港、コロシアム、そして・・・・・・・

 

 

でっかい格納施設と工場・・・・・。」

 

はやて「零人兄ぃ、戦争でもするきなんかな・・・・・。」

 

フェイト「それはそれで・・・・・・」

 

すると何かが俺達の後ろに立っていたそれは・・でかくて・・・灰色で・・・・

右側に突起のような物が・・・・・って

 

霊太「っ!?」

 

「お前達・・ここに何をしに来た?」

 

ヴィータ「ぶっ!?」

 

フェイト「きょ・・・・きょ・・・・」

 

はやて「恐竜!?」

 

ギア(ギアレックス)「恐竜じゃない!俺はギア。ここの番人をしている。」

 

フェイト「でもどっから見てもきょ「んん?」・・・すみません・・・・・。」

 

ギア「はぁ・・・侵入者・・・と言う訳では無さそうだな。零人の知り合いか?」

 

霊太「まぁな。」

 

ギア「魔導師が用も無しに来るんじゃない・・・・。早く戻りな。さもないと・・・・」

 

ヴィータ「さもないと?」

 

おーいヴィーター。ケンカだけは売らないでくれーまじで頼むからさー

 

ギア「・・・・・まぁいいか。」

 

いいのかよ!?

 

 

 

 

 

零人side

 

零人「って事は・・・俺は騎士団の船で移送されるって訳か。」

 

一方俺はクロノと今後の俺の行動について聞いていた。どうやら俺はミッドに移送されるらしい。まぁ多分、容疑は公務執行妨害(六話参照)と今回の事件に関与した事って所だろう。だが、その間の移送ははやて達はアースラ、俺のみオルドルらしくどうやらクロノの所の艦長さんが頼んだらしい。

 

クロノ「まぁそう言う事だ。艦長も君が安心できるように配慮したんだろうさ。」

 

零人「へぇ・・・・お前の母ちゃんがね・・・・・」

 

クロノ「ぶっ!?おま・・・どうして知っている!?」

 

零人「タチコマに傍受させてた。」

 

クロノ「はぁ!?」

 

零人「だってタチコマって元々戦車だけどコイツにはエージェント機能が搭載されていてタチコマのAIをネットに入れることだって出来る。」

 

クロノ「つまり・・・PT事件の時・・・あっ!あの時の偽装映像は君達がやったのか!!」

 

零人「そういうことーちなみにコレは公務執行妨害だから罪は増えないんだよーww」(杉田風)

 

クロノ「お前なぁ・・・・・・・」

 

零人「さて・・・で?いつ行くんだ?」

 

クロノ「・・・・・・・・・二日後。だが恐らく君は裁判ではなく本局に行く事になるだろう。無論、彼女達もだ。」

 

零人「・・・・・はやては夜天の書を持っていたからその本局に行くのは分かるが・・・

俺は?」

 

クロノ「・・・・・君がこの事件で守護騎士達に味方していた事。君がPT事件に関与していた事そして・・・・・君が夜天の書のあのコアの正体を知り・・・倒した事。君は間違いなく管理局に目を付けられた。」

 

零人「・・・・・・なるほどね・・・・・。」

 

クロノ「管理局は絶対に君の力を・・・・利用するに違いない。恐らく私的欲望も在るだろうさ。」

 

零人「・・だろうな。」

 

クロノ「・・・・それでいいのか?」

 

零人「・・・・・・・今はな。」

 

零人とクロノがシリアスに静まり返っているとドアが開いた音がした。

入ってきたのは霊太達だった。

 

霊太「おーす!調子はどうだ?」

 

零人「おう。ラッキー達によれば明日、完治だと。」

 

霊太「そっか。・・・・・・・所でよ・・「何。」お前・・・・使い魔、何体居るんだよ?」

 

零人「知らん。」

 

クロノ「し・・知らんって・・・・」

 

零人「正直、数えた事無いぜ。」

 

イクス『数える気が無いの間違いでは?』

 

ゼクス『だろうな。』

 

 

零人「・・・・・・所ではやて達はなのはの所に行かなくていいのかよ?」

 

はやて「大丈夫やで。この後行くし。」

 

零人「・・・・ならいいけど。」

 

フェイト「そういえばさっきクロノと何か話してたけどどうしたの?」

 

零人「ん?移送の話だよ。俺だけお前等とは別の艦で移送されるんだ。」

 

ヴィータ「あ・・・・・そっか・・・・・・。」

 

するとしばらく部屋の中は静まり返った。

そして・・再びヴィータが口を開いた。

 

ヴィータ「零人・・・・・ごめんな。こんな事になっちまって・・・・」

 

零人はヴィータの言葉を聞くとヴィータに「コッチ来い」と素振りした。

 

ヴィータ「・・・・・?」

 

零人「テメェ・・・馬鹿か。」

 

ぺチッ

 

ヴィータ「イテッ!」

 

零人はヴィータに対しデコピンをし、ヴィータは突然の事でびっくりしていた。

 

はやて「零人兄ぃ・・・・」

 

ヴィータ「いつつ・・・・」

 

零人「もう終わった事だろ?それに・・・・仮に俺が魔導師じゃなくても協力していたよ。」

 

フェイト「・・・・・・そうだね。だって零人だし。」

 

霊太「何じゃそりゃ・・・・」

 

 

 

 

なのはの部屋・・・・・

 

一方なのははリィンの一件で筋肉痛になりベッドに横たわっていた

その近くには待機状態のレイジングハートとアルが居たのだった。

(アルの待機状態は六角形の宝石型で色は蒼)

 

なのは「いててて・・・・・・・」

 

レイジング『マスター大丈夫ですか?』

 

なのは「にゃははは・・・少し筋肉痛なの・・・・」

 

アル『少し運動する事をお勧めします。今の貴方では明らかに体力不足かと。』

 

なのは「アル・・・意外と正直だね・・・・・」

 

アル『何事にも体力は絶対に必要です。もしMs.高町がこの先魔導師として戦うのを望むのならそれは必然的に必要となります。』

 

なのは「・・・・・そうだよね・・・・零人君に頼んで手伝って貰おうかな・・・」

 

アル『それは止めておいた方がいいと私は思います。』

 

なのは「? どうして?」

 

アル『恐らく彼の立てるメニューは海兵隊レベルかと。』

 

なのは「それって・・・・・・」

 

アル『地獄を見る。と言う事です。』

 

なのは「・・・・・・・・・・自分で頑張るよ。」

 

アル『その方がよろしいかと。』

 

なのはがアル達と会話していると誰かが部屋の中を覗いていた。

最初、なのはは「はやてかな?」とは思ったが身長が明らかに低すぎたのだった。

それに不審に思い、声を掛けてみた。

 

なのは「誰か居るの?」

 

「っ!!」

 

するとその誰かはすぐにドアを閉め、走ってその場から去って行ったのだった・・・。

 

なのは「・・・・・・?」

 

 

 

 

 

零人の部屋・・・・・

 

零人「・・・・・・・・・・・・おい、はやて。」

 

はやて「んーなにー?」

 

零人「いつまで座っているつもりだよ・・・・。」

 

一方で零人ははやてが零人の膝の上に乗ったまま動かないので内心迷惑していた。

 

はやて「んー?ずーっとや・・・・・」

 

零人「・・・・・・・・・ずっと・・ってか、その前に・・アレ・・どうにかして。」

 

零人の前には今にも襲い掛かってきそうな目のフェイトとヴィータが居た。

ちなみに男子二人は二日後の用意のためシグナム達の所に行っていた。

 

フェイト「ぬぬぬぬぬ・・・・・・」

 

ヴィータ「うっぐぐぐぐぐぐ・・・・・・」

 

はやて「ふぅむ・・・・!!いい事思いついたで!ほいっ!!」

 

刹那、はやては突然フェイト達にバインドを掛け動けなくしてしまった。

 

フェイト「っ!?」

 

ヴィータ「はやて!?」

 

零人「はやて、お前何を・・・・っ!!」

 

するとはやては零人にキスしだしさらには押し倒した。

 

フェイト「は・・・はやて?何を・・・・・」

 

はやて「なぁに・・・皆より先に零人兄ぃと一線超えようと・・・・」

 

「「「ぶっ!?!?」」」

 

零人「ちょっ!?まっ・・・はやて!?」

 

はやて「うふふふ・・・・・・それでは・・・・・・・」

 

零人「ちょっまっ誰かたすけてーーーー!!!」

 

はやてが零人に近づこうとした瞬間・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ラン「お兄ちゃんどうかした・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやて「・・・・・・・・・・・・。」

 

フェイト「・・・・・・・・・・・・。」

 

ラン「・・・・・・・・・・・・・。」

 

はやて「・・・・・・・・・・誰?」

 

 

ラン「えっと・・・・・・・・ランです・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「ってラン!ナイスタイミング!!早くはやてをどかしてくれ!!」

 

ラン「へ?」

 

はやて「それはさせへん!!」

 

はやてがランにバインドしようとしたがランはそれを回避。はやてに睨み付けた。

 

ラン「お兄ちゃんに・・・・何をする気ですか?」

 

はやて「アレ・・・ただの子供やないの?」

 

零人「・・・・・・・うん。」

 

ラン「そう言う人は・・・・・!許しません!!」

 

ランはストレージデバイスを展開しハンドガンを二丁持った。

 

はやて「ちょっ!?それは待って!頼むから!!」

 

ヴィータ「いや・・・ちょっと・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラン「頭を冷やしてくださーい!!!」

 

はやて「ぎゃあああああ!!」

 

零人「何で俺までー!!?」

 

ドンドンドンドンドン!!

 

 

 

 

 

 

 

フェイト「・・・・って事はこの子はヴィータと蒐集活動をしている時に出会ったの?」

 

零人「厳密には捕まってたから助けたって所だ。」

 

ヴィータ「にしても元気そうだな。」

 

ラン「はい!あの時はありがとうございます!」

 

その後、フェイトにランの説明をしていた零人。そのベッドの窓側にははやて(死体)が在ったという・・・・・。

 

ヴィータ「そういえばもう一人は?」

 

零人「あっ・・そういえば・・・ラン。クリスは?」

 

ラン「実はクリスちゃんお屋敷を歩き回っているらしくって私はさっきクリスちゃんを探してたんです・・・。」

 

フェイト「そっか。じゃ私達も一緒に探すよ。零人、いいよね?」

 

零人「・・・・それはいいが俺が言った立ち入り禁止地域は絶対に入るなよ。」

 

ヴィータ「わーってるよ。じゃ行こうぜ。」

 

ヴィータ達はそう言ってはやて(死体)を引きずり部屋を後にした。

零人が一息ついていると通信が入った。

 

 

零人「? 誰からだ?」

 

 

 

神「やっほー!お久」

 

零人「タチコマ、逆探・枝・ハック・ウイルス・破壊・衛星探知・レーザー衛星。」

 

神「待てい!!久々に会ってそれゃないじゃろ!?」

 

なんと事もあろうにあのロリコンの神様からだった。

 

零人「ったく。テメー今更何のようだよ!?」

 

神「神に向かってテメーは無いじゃろ・・・・。」

 

零人「うるせーよ・・・・・と言うか。イレギュラーってアインストじゃねぇかよ!?ありゃどういう事だ!?」

 

神「まぁまぁ落ち着け・・・・・・今し方我々もその存在を確認した。じゃがどうやら・・コイツは奥が深いぞ・・・・・。」

 

零人「・・・・・・どういうことだ?」

 

神「わからんか?我々神の力を持ってしても今までその存在を知る事ができなかったのじゃよ。」

 

零人「・・・・あんた等がザルだったからじゃねーのかよ?」

 

神「いんや。神はこうしていても多くの生き物の存在・力・位置を確認している。じゃが今回の一件ではその存在をあやつ等が出てくるまで分からなかった・・・・それは詫びよう・・・。」

 

零人「・・・・・・・。で?今後俺はどうすればいい?」

 

神「んん。取り合えず、まずは自分の身を考えろ。じゃが・・・・その事は任せい。」

 

零人「任せろって・・・・・・そういえばアンタ今何処に居るんだよ?」

 

神「ん?ミッドチルダの首都、グラナガンじゃ。」

 

零人「・・・・・・・・・はいっ!?」

 

神「ま。後々の事は任せい。そんじゃ!」

 

零人「あっちょっまっ!!・・・・・・・切りやがった・・・。」

 

そうして、零人の休日は残り一日となったのだった・・・・・。

 

 

 

 

 

零人side

 

後日・・・・・

 

 

 

ガサガサガサ・・・・・

 

零人「・・・・・・・・・っとコレくらいかな。」

 

霊太「お前よ。本気で戦争でも始める気かよ、この武器の量は?」

 

現在、俺とリョウは屋敷の武器庫に入っている。まぁ、ココには大抵の武器あるから

今回の事件で使えなくなった銃の代わりをココで取っていた。

 

零人「いざって時のだからな。まぁここの方が家のより多いし。」

 

霊太「ったく・・・・・ストライクウォーリアー・・・・はぁ・・前の一戦で確かに銃は整備が必要だけどよ・・・・だからって代わりを持っていく必要あるか?」

 

零人「安心しな。撃ちはしないよ。」

 

霊太「・・・・・たくよ。しっかし、あの神様がミッドに居るとは・・・正直知らなかったぜ・・。」

 

零人「お前、ミッドに居たんだろ?どうしてだよ?」

 

霊太「多分、あの爺さんが間接的にしか関わってなかったかだからと思うけどな。でもよ。あの爺さん、どうやって今回の一件を収拾する気なんだ?」

 

零人「俺に聞くなよ・・・・・さて、コレくらいかな。」

 

さて、今回俺がチョイスしたのはDE(デザートイーグル)50AEとシグP226カスタム"セイバー"そして予備にMk.2とポリスピストルSSそして・・・・・・

 

零人「マテバでよろしければ・・・・」

 

霊太「何言ってんだよ。」

 

ちなみにリョウはストライクウォーリアーとタクティカルマスターの二つ・・・・つまりほぼ全部整備行きって事だ。

 

 

霊太「しかし、五丁もぶら下げて大丈夫かよ・・・」

 

零人「いざって時はイクスに入れる」

 

イクス『入れないで下さい。』

 

すると・・・・・

 

 

 

 

ガチャッ

 

 

クリス「あ、お兄ちゃん。」

 

零人「ん?クリスか。どうした。」

 

クリス「んー?お兄ちゃんが壊した銃の修理に。」

 

霊太「・・・・・・マジで?」

 

零人「・・・・マジで。」

 

そう言いクリスはおくの工房に向かったのだが、後ろから・・・・・

 

 

 

フェイト「ここって一体・・・・・・・・・」ヒョコ・・・・・・

 

 

零人「・・・・・・・・・・・。」

 

霊太「・・・・・・・・・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

しばらくお待ちください・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

フェイト「で?」

 

 

零人「で?ってさ・・・・まさか・・・・」

 

フェイト「ここを破壊します。」(バルディッシュ装備済み)

 

霊太「分かった。分かったからそれは止めてくれマジで。奥に居る子も大変な目にあうから。」

 

フェイト「えっ・・・子供・・・ってランの事?」

 

零人「いんや。もう一人居るんだよ。って兎に角ここを出るぞ。」

 

そう言い俺はフェイトをずるずると引きずって行った・・・・

ってかあんな所で魔法なんぞ使ったらここが吹っ飛ぶぞ・・・・。

 

 

 

少年少女移動中・・・・・

 

 

 

 

 

 

応接間・・・・・

 

零人「って事は取り合えずグレアムさんは先に?」

 

クロノ「そうだ。と言っても君しか出来ないんだろ?ここを行き来する事は。」

 

零人「・・・・・まぁな。」

 

応接間に集まった俺達は取り合えずこれからの事をクロノから聞いていた。俺達は一度地球に戻らなくてはならないし、どうやらグレアムさんは先にミッドに行かないといけないらしい。

 

霊太「俺はオルドルに戻るとしてクロノは?」

 

クロノ「僕も報告書をまとめないといけないからアースラに戻るよ。」

 

はやて「・・・・てか、二人とも知り合いなん?」

 

クロノ・霊太「「いや、腐れ縁。」」

 

なのは「あ・・・あはははは・・・・・・」

 

クロノ「それと!なのはは一度アースラに来る事!ACEモードを無断で使ったからエイミィ達が怒ってたぞ。」

 

なのは「あ・・・・・・そうでした・・・・・。」

 

ヴィータ「ってかアタシ等は?」

 

クロノ「後日まで自宅待機だ。普通、仮にも犯罪者がのんびりそと歩いてちゃ駄目だろ。」

 

零人「まぁ、命令違反の帳消しにはなるな。「ぶっ!?」・・・・。」

 

はやて「えっと・・・それって・・・」

 

ユーノ「実は今回僕等の出撃は艦長の許可なしなんだ・・・・・」

 

クロノ「それは霊太が僕にけしかけたからだ!」

 

でも無断出撃は変わらないけどな。

ってな事で・・・・・はやてとヴィータに連行されるクロノでしたと・・・・。

 

 

 

 

地球・・・・・

 

クロノ「それじゃ僕等は先に提督を送りにアースラに戻るから。」

 

とボコボコのクロノ。ちなみ護衛はクロノと霊太の二人でフェイトとアルフは自宅待機らしい。そんでもってはやて達の絶対自宅待機は無しになり街の中なら外出OKらしい。

するとグレアムさんが・・・

 

グレアム「最後に聞きたい。君はどうやって・・・あの化け物から出れたのだ?」

 

零人「・・・・・・・・・・・。」

 

シグナム「そういえばそうだな。」

 

ヴィータ「実際どうだったんだ、はやて?」

 

はやて「ウチはあの時気絶していたからあまりなぁ・・・・気づいたら零人兄ぃがいたし・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

零人「・・・・・・・・・気合と根性。」

 

 

 

 

 

 

グレアム「・・・・・・・・・・・・フッ。」

 

 

そう言ってグレアムさんはアースラに転移されて行ったのだった。

まぁ、実際はそう言う訳よ。

 

 

なのは「・・・・でさ零人君。」

 

零人「・・・・何。」

 

なのは「アル・・・貰っていいの?」

 

なのはの右手には待機状態のアルが持たれており胸にはレイジングハートがぶら下がっていた。

 

零人「ああ。実際、お前に渡すように調整したから。」

 

なのは「そっか・・・・・そうなんだ!//」

 

フェイト「・・・・・・・零人・・。」

 

零人「・・・・・何よ。」

 

このパターンはまさか・・・・

 

フェイト「その・・・・私も・・・・・」

 

零人「いや・・・そんなポンポン作れないし第一これワンオフだから・・・・・」

 

フェイト「むぅ・・・・・・・」

 

はやて「・・・・・・・・・・・まぁ、キスの回数で我慢しよか・・。」

 

ヴィータ(実際、はやてには悪いがファーストキスは私でね・・・・♪)

 

ユーノ「と言うか、体は大丈夫なの?」

 

零人「んー?まだ戦闘は無理だけど日常生活はできるさ。」

 

ユーノ「そっか。よかったね。」

 

と俺達がそれぞれ帰宅しようと思っていたが・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アリサ「ふーん。何が・・・・よかったのかしら?」

 

 

なのは「あ゛・・・・・・・・」

 

フェイト「アリサ・・・・・・・」

 

はやて「と言うかその後ろの兵隊さんは・・・・・・」

 

何故かバニングスが怒りMAXでしかも後ろにSPの人が大体2000人ぐらい居た・・・・・

 

アリサ「私の怒りの度数よ・・・・さて・・・・・今までサボっていた事とクリスマスの時のなのはの姿と・・・・洗いざらい話してもらいましょうか・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・・

 

零人「えーっとその・・・・・それはーそのー・・・・」

 

 

はやて「あっウチらちょっとした用事があるからここら辺でー!ほななー!!」

 

あっ!!八神一家逃走!!・・・でも何人か追って行ったな・・・・・

 

 

なのは「えっと・・・・アリサちゃん話せば・・・「話せば?」えっ!?」

 

すずか「話せば・・・・・どうなのかな?」(黒笑み)

 

って後ろに月村!?そして、怖いメイドさんが二人!?えっロベルタさんじゃないよね!?ブラックラグーンの!?でも怖え!!!

 

 

フェイト「えっと・・・・・(-零人どうしよう・・・・・-)」

 

なのは(-と言うかユーノ君達もいつの間にか居ないよ!!-)

 

零人「・・・・・・・こうなったら・・・・・・」

 

 

 

 

 

ガチャ。ガチャ。ガチャ。

 

なのは「ふぇっ?」

 

フェイト「えっ?」

 

バフン!!

 

ビュン!!

 

 

 

 

 

 

 

なのは「なのおおおおおおおおおおおおお!!」

 

フェイト「えええええええ!?!?!?」

 

 

 

零人「じゃそう言う事で!」

 

 

 

 

アリサ「って逃げた!?」

 

すずか「風船で!?」

 

ノエル「あれって・・・・・フルトン回収装置ですね。昔あった軍用のバルーンですよ。」

 

アリサ「そんなのはどうでもいい!追いなさい!!」

 

「「「「「「「「「ハッ!!」」」」」」」」」

 

そうして久方ぶりの命を賭けた追いかけっこがほぼ半日がかりで続いたのだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

秘密の丘・・・・・

 

なのは「はぁ・・・・はぁ・・・・こ・・・怖かったの・・・・」

 

フェイト「こ・・・今度・・・会えたら・・・・ちゃんと・・・話そうか・・」

 

零人「ちゃんと話せる状態だったらだがな。」

 

 

 

てな訳で現在丘に集合している訳だが・・・・マジで殺されるかと思ったぜ・・・・・・

と言うかあの月村の所のメイドさんがマジで怖い・・・前科傭兵とかじゃないよな・・・・・

でも流石にもう時間的には安心だろうな。

 

零人「兎に角、後は各自見つからずに家に帰宅しようか。」

 

なのは「えっ・・・・・」

 

フェイト「それは・・・・その・・・・・」

 

あー・・そっか。こいつ等の家ってここからだと遠いんだっけ・・・・・・

 

零人「・・・・・・・・・・・・わーったよ・・・・・家まで送ってやるよ・・。」

 

なのは「っ!ホント!?」

 

フェイト「絶対!?」

 

零人「・・・・・・・絶対だ。」

 

なのは「・・・そ・・それじゃあ・・・」

 

ガシッ・・・

 

フェイト「あっ!なのはズルイ!私も!」

 

ガシッ・・・

 

 

 

えーっと・・・今ありのまま起こっている事を話すぜ。俺は二人を家まで送る事になったので一緒に歩いているのだが・・・なのはが右腕に・・フェイトが左腕に・・・って

 

零人「アノー・・・まともに歩けないのですが・・・」

 

なのは「大丈夫なの♪」

 

フェイト「二人で支えているからね。」

 

零人「・・・いやそう言うわけでは・・・・・」

 

そうしていると最初になのはの家に着き、そろりと門を開けたのだが・・・・

 

士郎「なのは。」

 

なのは「ギクッ・・・お・・・お父さん!?」

 

士郎「それに零人君と・・・君はフェイトちゃん・・だったね。」

 

フェイト「ど・・・どうも・・・・」

 

零人「・・・・・・・・・。」

 

ものの見事に士郎さんが俺たちの後ろに居た・・・。

 

なのは「えっと・・・・お父さん・・・・その・・・・」

 

士郎「なのは。君は自分がどんな事をしたか・・・・分かっているよね?」

 

なのは「・・・・・・・・。」

 

士郎「母さんや恭也や美由紀がどれだけ心配したか・・・・分かっているね?」

 

なのは「・・・・はい・・・。」

 

すると士郎はなのはの腕に見覚えの無い包帯があるのに気づき、さらに零人とフェイトにも包帯が所々に巻かれていたので士郎は一旦怒るのを止めた。

すると三人を追ってかバニングスと月村もそこに居合わせ・・・・

 

士郎「・・・・・・なのは「はい・・・」それと零人君達も。一旦家に上がりなさい。

話はそこでだ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高町家リビング・・・・・

 

零人「・・・・・・。」

 

なのは「・・・・・・・。」

 

士郎「・・・・・ふーむ・・・・」

 

なのは達三人は家族とバニングス達に自分達が何故今まで音信不通だったか。そしてどうしてそんな傷があるかを説明し、士郎はそれに頭をかくのだった・・・・

 

アリサ「って事はあの時私達って本当に危なかったのね・・・・・・」

 

なのは「ごめんね。説明が遅れちゃって・・・・」

 

すずか「それは大丈夫だけど・・・岡本君、体は本当に大丈夫なの?」

 

零人「ああ。日常には問題ないさ。」

 

 

 

士郎「・・・・零人君・・一つ聞いていいかい?」

 

零人「はい・・・・。」

 

士郎「君はもし・・なのは達が管理局に入ったら・・・君も入るのかい?」

 

零人「・・・・・・"今は"入りません。」

 

なのは「っ・・・・・・・・・!」

 

士郎「何故?」

 

零人「・・・正直、今の管理局は駄目だと思うから。そして・・今の自分ではそれを変える事は出来ないからです。」

 

士郎「今の君ではその力と資格が無いと?」

 

零人「はい。」

 

正直に言えば今もこれからも局は駄目だ。それに・・・俺やソルナ、霊太だけじゃあ局を変える事は出来ない。それになのは達は絶対にそれを反対するだろうから実質、三人だけで変えられるとは思ってもいないさ・・・。

 

 

士郎「では零人君。君がもし・・管理局を変えうる力を持ったとしたら・・・・君は直ぐにそれを使うのかい?」

 

零人「・・・・・愚問ですね。」

 

恭也「と言う事は・・・・・」

 

零人「直ぐには使いは使いません。俺なら・・・機会を窺って・・・・使います。」

 

士郎「・・・・まるで狐だね。」

 

零人「・・・否定はしませんよ。」

 

そして再び周りの空気は静かになった。だってそうだろ?その力を直ぐに使う奴はただの馬鹿だ。俺なら・・いや。誰だって機会を窺ってその力を使う筈だ。

 

士郎「・・・・・わかった。最後に零人君。」

 

零人「・・・・はい。」

 

士郎「君は・・・・今の自分にはなのは達を守る力はあると思うかい?」

 

なのは「・・・・・・・。」

 

恭也「・・・・・・・・。」

 

 

 

零人「・・・・・・・・勿論です。」

 

 

 

士郎「・・・・・そうか。それならなのはを任せられるな。」

 

なのは「ブッ!?お・・・お父さん!?」

 

恭也「父さんの空気でそれは・・・・・」

 

まぁ・・・でも士郎さんのこの言葉で皆一安心したようだ。でも・・・その後再び士郎さんに持ち物チェックをされる俺だった・・・・

 

 

 

 

 

 

 

岡本家自宅・・・・・

 

零人「さて・・・・ランとクリスも寝たし・・・俺も寝るかな・・・・」

 

あの後、俺達三人とアリサ達二人とは何とか理解して貰えたので取り合えず仲直りした。

まぁ・・・・バニングスが俺の手を握った時は痛かったが・・・・

てな訳で、俺も眠りにつこうとしたが・・・・

 

ソルナ「・・・零人ちゃん起きてる?」

 

ソルナが俺の部屋に来たのだ。

 

零人「・・・・ソルナ?とうした、こんな遅くに。」

 

ソルナ「あ・・・あのさ・・・・・・今日・・・一緒に寝ていいかな?」

 

零人「・・・・・・・え?」

 

ソルナ「だってさ・・・・・明日から零人ちゃん・・家に居ないしさ・・・だから・・・」

 

ソルナは恥ずかしそうにそう言っていた。・・そうだな。明日、俺はミッドに行く。

ココに戻るのはいつか分からない・・・・。

 

零人「・・・・いいぜ。」

 

ソルナ「っ・・・・・!」

 

俺がそう言うとソルナは一目散にベッドに入った。そして明かりを消し

二人ベッドに転がり込んだ。

 

ソルナ「・・・・零人ちゃん・・。」

 

零人「ん?」

 

ソルナ「・・・・・お休み。」

 

零人「・・・ああ、お休み。」

 

俺達は深い眠りについた。もう、何処にも行かないと手を繋ぎながら・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして。後日、俺はミッドチルダへと移送されるのだった・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回予告っ!!(BGM"エヴァの次回予告のアレ")

 

零人「いよいよ俺はミッドチルダへ!」

 

ソルナ「目を光らせる高官達。そして其処には意外な事が!?」

 

ラン「そしてはやて達にも危機が・・・・・・訪れるの?」

 

クリス「お兄ちゃん、銃をジャムらせないでね。」

 

なのは「次回!「問われる者達」!」

 

 

 

霊太「零人、ここが・・・ミッドチルダだ!」

 


 
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