―本名ー
ライ・ランペルージ
―真名ー
無し
―容姿―
銀髪・碧眼でかなりの美形。
中性的な顔立ちで体の線は細いが体つきは筋肉質。
身長はそれなりに長身で、「幻の美形」というあだ名をつけられたこともある。
―能力―
頭脳は非常に明晰である。状況判断能力にも優れており、物事を多角的に考えることもできる。
さらに相手の動きを読んだり、策を弄するのも得意であり、この点だけを考えると
軍師や指揮官に向いているといえる。しかし、身体能力も非常に高く、
古武術や剣術も会得しているため武官も十分にこなせる。さらに上記の通り、
相手の動きを読むのも得意なため、戦闘面でも相手の心理を読んだり、
視線を誘導したりと頭脳的に戦うことができる。それは、彼の本当の正体が
辺境の国の王子であり、自身で軍勢を率いて戦うことが多かったからである。
それにより一対多数の戦闘を得意とし、周囲の環境や地形を生かした戦い方をすることが多い。
―性格―
基本は穏やかで人当たりが良く、誰にでも優しい絵にかいたようないい人。
それと容姿の良さが相まって、勘違いする女子が後を絶たないが、
本人は男女の機微に非常に鈍感であり、まったくそんなつもりはない。いわゆる天然ジゴロ。
また天然な一面もあり、本人は真剣なのに周りが笑っているという事もよくある。
さらに辺境の国の王子だった頃に、母親と妹を守るため二人の兄を殺した経緯を持つ。
そのため、家族に対する愛は人一倍強く、失うことを恐れている。
―その他―
絶対遵守のギアスを持つ。
これは誰にでも一度だけならいう事を聞かせられる特殊な力であり、
ライが当時虐げられていた自身の母親と妹を守るため謎の人物から授かったものである。
ライはギアスを駆使し、自身の兄を含む王宮にいる全ての敵を排除し、ついに玉座まで上り詰める。
しかし領土争いの激しい時代であったがために、敵は内だけでなく外にも存在した。
そこで彼は母親と妹を守りたい一心に、勢力を広げていくことになる。
その過程でギアスを酷使した結果、ギアスを制御しきれなくなり、ついに暴走する。
そして隣国からの侵略を受けた時に、「敵を根絶やしにするまで戦い続けろ」という言葉を
発した結果、彼の国のすべての国民が狂気にかられ戦いに出向くことになる。
それは彼の母親と妹も例外ではなく、彼は本当に守りたかったものを失ってしまう。
そこで彼は生きている意味を無くし眠りにつく。
そして一度目覚めた後はギアスが安定していたが、記憶を取り戻した結果暴走し二度目の眠りにつく。
そのため彼はギアスを使用することにかなりのためらいがあり、極力使わないようにしている。
ライのギアスは聴覚を通じて作用するために、一度に多くの人に使用しやすいという点がある。
さらに使用された人は、眼球の淵が赤く染まり、使用されてから命令を遂行し終わるまでの記憶を
失うという特性を持っている。
あとがき
今回は今作の主人公ライの設定についてでした。
正直誰が考えてもチートなキャラクターですが、そのチートさができるだけ出ないように
書いていきたいと思っています。また彼を天の御遣いにするつもりはありません。
やはり天の御遣いは一刀くんであるべきだと思っていつからです。そして一刀くんも登場
させる予定です。(もちろんライとは違う陣営ですが)
そしてライの能力については、後々に具体的に書いていくつもりですが、武は星や霞と
いった速さに重点を置くタイプで、策略においては雛理のように軍略を得意とすると
考えています。またどちらも一流の将に対抗できるレベルであるとお考えください。
またこの設定は、今作を続けるうえで最低限必要なことしか触れていません。
より詳しく知りたい方は、原作をプレイしていただくか、wiki等各サイトをご覧ください。
ですが原作を知らない方でも楽しんでいただけるように、今後も各種補足は入れていきた
いと思っています。
それでは最後に次回への導入を挟んで今回はお別れとさせていただきます。
―神根島・謎の遺跡―
そこには少年が眠りにつくのを見届けてやさしそうに微笑む一人の少年がいた。
「おやすみ。次に目覚める世界が、キミにとってやさしい世界だといいね。」
「あらぁV.V.ちゃんたらひどいわねぇん。次に彼が目覚める世界を知ってるくせに〜」
その声とともに、V.V.と呼ばれた少年の後ろに突如大柄な影が現れた。
その影は、筋骨隆々で頭はつるパゲ、髭面に髪はおさげで、おまけにピンクの紐パン一丁
という気持ち悪い極まりない出で立ちの、まさに怪物とよべる代物だった。
「相変わらずだね貂蝉。久しぶりに見るけどやっぱり気持ち悪いよ。」
「なぁんですって〜、よりによって漢女であるこの私を、一度見ただけで一生夢に出て
くる程気持ち悪いって言うなんて、ホントV.V.ちゃんはヒドイわぁ〜ん。」
「誰もそこまでは言ってないよ、あながち間違ってないけど。」
とおかしそうに笑うV.V.と泣きまねをする貂蝉。
「でも貂蝉、彼が次に目覚める世界が優しくないとは限らないじゃないか」
「まだとぼけるつもりなのぉ〜ん?私がここに来たという事は、彼が新たなる外史に
飛ばされるってことは分かってるんでしょ〜ん?」
「まぁね。でもどこの世界に行くかは分からないし、正直どうだっていいよ。」
「あらぁん、冷たいのねぇん。彼が行くのは三国志の世界よぉん。それも名だたる武将が
みんな女の子のぉ。果たしてそんな世界が彼にやさしいのかしらぁ?」
「彼ならきっとうまくやっていけるよ、同じ過ちを繰り返さなければね。」
「そうねぇ〜。私もそうなることを願っているわぁ〜ん。」
そう言いながらV.V.と貂蝉は光の中に消えていった。
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この小説は真・恋姫✝無双とコードギアス反逆のルルーシュ LOSTCOLORS
の二次小説です。
また処女作でもありますのでやさしく見守っていただけると幸いです。