また×5場所が変わって袁術領、南部州境の街
真桜「早よういくで~、凪、沙和。急がんと日が暮れてまう」
沙和「真桜ちゃん待ってよ~。沙和は二人より華奢だから、こんなに竹籠持って走れないの~」
凪「何気にひどい事を言うな、沙和」
沙和「あはは~、何の事かな~?」
真桜「その事は後で問い詰める事にして急ぎや~」
凪「そうだな」
沙和「うわ~ん、ほんとに待ってなの~」
三羽烏移動中・・・・・
凪「到着だな」
真桜「やな~」
沙和「疲れたの~、早く宿をとって今日は休むの~」
凪「そうだな、二人は宿を頼む。私は売り場の下見に行ってくる。」
二人「了解や(なの~)」
大通り
凪(竹籠か・・・・あの時は秋蘭様が私のところに来ていたがあの街には隊長も来ていらした。この街にももしかしたら・・・・明日か、隊長何処にいらっしゃるのですか?)
楽進 真名凪 北郷一刀の記憶 有 わんわんお~
最後に場所が変わって劉璋領
紫苑「璃々~何処に居るの~?出てらっしゃ~い」
桔梗「ふむ、最近の璃々はどこかおかしいのう?」
焔耶「そうですね。何やらご主人様がどうとか・・・・」
紫苑「私にも分からないわ。どうしてご主人様が居ないの?璃々を嫌いになっちゃったの?とか・・・・どうしたものか・・・・」
桔梗「困ったの~。」
焔耶「どうします?このままじゃ璃々の奴・・・・一人でそのご主人様とやらを探しに行ってしまうのでは?」
紫苑「その可能性は有るわね。どうしようかしら。」
裏道
璃々「クスン、ご主人様・・・・何処に行っちゃったの?」
男「おや?璃々様ではないですか?」
璃々「だぁれ?」
男「黄忠さまのお屋敷で警備をしているものですよ。本日は非番でして・・・」
璃々「そういえば、見た事あるかも~」
男「黄忠様は?おひとりなのですか?」
璃々「今はお家に帰りたくないの~」
男「困りましたね。なら家に来られますか?家の娘の遊び相手になっていただければ幸いです」
璃々「・・・・うん、いいよ」
男「ではこちらに。」
男宅
男の妻「あら、どうしたのあなた?」
男「黄忠様のところの璃々様だよ。今日はお家に帰りたくないと言っていたからね。娘の相手を頼んだんだよ」
男の娘「あ~璃々様だ~」
璃々「えへへ~遊びに来たよ~」
男の娘「やった~」
男「璃々様、もしよろしければお泊りください。黄忠様には・・・・内緒にしておきましょう。私は少々所用で出かけますが、夕食には戻りますゆえ。」
璃々「うん、分かった~」
男「では失礼」
大通り
男「黄忠様!」
紫苑「あら?貴方は確か、警備兵の・・・・」
男「は、少しお耳に入れたい事が。」
紫苑「・・・・・そう、璃々が・・・・じゃぁ、今日は頼めるかしら。貴方なら信頼できるわ」
男「ありがたきお言葉。ですが本当によろしいので?」
紫苑「えぇ、璃々をお願いね。」
男「分かりました。では、私はこれで」
桔梗「どうしたんじゃ?」
紫苑「警備兵の人のお宅にお世話になってるみたい、今日は帰りたくないって言ってたらしいわ」
桔梗「はは、璃々も色っぽい事を言うようになったもんじゃ」
紫苑「それがどうも本気で帰りたくなさそうだったらしいのよ。」
焔耶「それは・・・・深刻ですね」
桔梗「だのぅ」
紫苑「ひとまず今日は彼の家に泊めるようにお願いしたから大丈夫だけど・・・・」
桔梗「その後じゃな、璃々にご主人様が誰か聞いたらどうじゃ?」
紫苑「それがね、北郷一刀って名前らしいの。」
焔耶「性は北、名は郷、字が一刀って感じですか?」
桔梗「そうじゃの、北家なんぞは聞いた事はないが・・・・」
紫苑「それが、性は北郷、名が一刀って言うらしいのよ。」
桔梗「なんじゃそれは。して、字は?」
紫苑「ないらしいのよ。真名もないって言ってたわ」
焔耶「真名がないとは・・・・・自ら封印してるならともかく、無いというのは怪しいですね」
警備兵宅
璃々「でね~、ご主人様はとっても優しくてかっこいいんだよ~」
男の娘「へ~すごいね~」
璃々「ご主人様・・・・・何処に居るんだろう・・・・」
黄忠が娘 璃々 北郷一刀の記憶 有 ちょっとかわいそうだったかなこの設定・・・・・
あとがき
羽生なのです。
さて作品説明にも書いたとおり、暴論も認める。
璃々好きな人、本当にすみません。
凪マジワンコ
次回は一刀君サイドに移行します。たぶん・・・・
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羽生なのです。
語るに落ちたな作者よ・・・・
この作品については暴論を認めます(泣
では本編どうぞ