No.604163 真・リリカルなのは 第八章 時空管理局入隊編 第十二話 初任務ohatiyoさん 2013-08-02 18:07:46 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:641 閲覧ユーザー数:621 |
カイトに着いて行き、修行を重ね、大分腕を上げた ルナ
彼女も管理局へと入隊し、現在はカイトの右腕である(カイトは認めていないが)
そして今回、初めて彼女が任務に行く
リンディ「というわけで、今回は研究施設の潜入及び、破壊ね」
カイト「珍しいな、公認の破壊活動は」
基本的には、出来れば破壊するなと命令される
遠まわしに破壊しても良いと取れるのだが……………
リンディ「まぁ色々あるのでしょう、今回はルナさんにも行ってもらうわ」
ルナ「ええ、任せて」
カイト「……………………………………………………………」
リンディ「不満かしら?」
カイト「ああ」
ルナ「何故?」
カイト「潜入は数が少ない方がいい、初心者には難しいしな」
リンディ「大丈夫よ、私が保証するわ」
カイト「………足を引っ張ったら捨てるからな」
ルナを睨んで、忠告する カイト
ルナ「私を連れて行って良かったと思わせるわよ」
カイト「ありえんな」
ルナ「言ってなさい」
リンディ「仲がいいわね♪」
カイト「眼科に行け」
~研究施設~
ルナ「随分と警備が薄いのね」
カイト「油断するな」
ルナ「わかってるわよ」
カイト達は即座に潜入し、現在は地下に入っている
ルナ「…………………………………………………………………………」
カイト「………………………………………………………………………」
何も無い………………………………………ここまで何も無いと、逆に警戒を強めてしまう
ルナ「ん? 分かれ道だわ」
カイト「……………………………………………………………」
カイト達の前には3つに枝分かれした道がある
ルナ「どうするの?」
カイト「俺は右に行く、貴様は左に行け」
ルナ「貴様では無いわ、ルナよ」
カイト「さっさと行け」
ルナ「愛想が無いわね、モテないわよ?」
カイト「…………………………………………………………………」
ルナの発言を無視し、右の道へと進む カイト
ルナ「まぁいいか………レンゲル、警戒を強めてね」
レンゲル(お任せを)
ルナは左の道へと入って行く
ルナ「………暗いわね」
先ほどまで、明りが在ったのだが、進んでいくにつれ、明りが無くなり、真っ暗になっていった
ルナ「これじゃあ何も見えないわ、これ以上進むのは危険かしら?」
レンゲル(マスター この先に生命反応があります)
ルナ「そいつは捕まえた方がいいのかしら?」
レンゲル(カイト殿に伺ってみては?)
ルナ「そうね、繋げて」
レンゲル(Yes マスター)
カイト「…………何の用だ?」
ルナ「私の行った方の先に生命反応を発見したわ、捕まえた方がいい?」
カイト「この研究施設は、既に使われていない。その生命反応は実験体かもしれん……………近づくのはオススメ出来んな」
ルナ「でも、もし囚われていた人ならどうするの? それを助けるのも仕事でしょう?」
カイト「だったら貴様の好きにすればいいだろう、いちいち俺の指図を待つのは止めろ」
強制的に切る カイト
ルナ「冷たい男ね」
レンゲル(どうするのです?)
ルナ「行くわ」
レンゲル(くれぐれもお気をつけて)
ルナ「わかってるわ」
ルナは暗闇の中へ入って行く
20分ほど歩くと、広い場所に出る
ルナ「ふぅ~ 漸く明るい所に出たわね」
ここは実験室かしら?
レンゲル(マスター 生命反応はあそこからです)
ルナ「この階段の上?」
レンゲル(Yes)
ルナは階段を上ると、そこには………………
ルナ「これは…………………………………………」
巨大なカプセルの中に、緑色の液体と女の子が入っていた
ルナ「………レンゲル」
レンゲル(もう繋いでいます)
カイト「…………………今度は何だ?」
ルナ「これを見てくれる?」
カプセルに入った女の子を見せる ルナ
カイト「…………………………………………………………………………………………」
ルナ「私は助けるつもりだから」
カイト「好きにしろ」
ルナ「ええ、レンゲル!」
レンゲル(行けます)
ルナは、薙刀を構えて
ルナ「はぁっ!」
スパァァァン
カプセルを切断する
緑色の液体は全て流れ出し、女の子も地面倒れる
ルナ「…………生きてるのよね?」
レンゲル(間違いありません)
カイト「生きていなければ生命反応が出るわけないだろ」
ルナ「カ、カイト!? 何時の間に!?」
カイト「貴様が遅いのでな、待ちくたびれた」
カイトは、ルナがここまで来るのに掛かった時間で、自分の行った道と真ん中の道の捜査を終わらせていた
ウィザード(ロード このコンピュータからデータを奪えるかもしれません)
カイト「任せる」
カイトは、近くにあったコンピュータにウィザードのAIをダウンロードする
カイト「…………………………………………………………………………………………」
その間、ルナが助けた女の子を見る カイト
カイト(このガキ、どことなくテスタロッサ………いや、今はハラオウンか、奴に似ている気がする)
女の子は綺麗な金髪で、容姿もフェイトにそっくりだった
カイト(まぁ何所にでも居そうな面だからな、似ている奴が居ても不思議ではない)
……………どうやら、カイトはフェイトの顔は何所にでも居る普通の顔だと思っているようだ
ウィザード(ロード データを収集しました………………ご覧ください)
カイト「ああ」
カイトは、ディスプレイを直視する……………そこに書かれてあったのは
カイト(これは………………プロジェクトフェイト)
まさか…………このガキもクローンか?
カイト「これは色々調べる必要が出てきたな」
Fについてもそうだが、Fの実験が行われていた研究施設の破壊命令…………
何かあるな………………
カイト(やはり、俺が変えねばならんか)
この腐った組織を創り変えるのは骨が折れるだろうがな……………
カイトは悟った
プロジェクトフェイトは、管理局の研究であると
そして、その予想は当たっている
カイト「ウィザード、このコンピュータに入ってる情報は全て消去しろ」
ウィザード(Yes ロード)
カイト(忙しくなるぜ)
ルナ「ねぇカイト、この子が目を覚ますまではわからないけど、保護者が居ない場合どうなるの?」
カイト「普通のガキなら保護だが、そいつはややこしいことになりそうだ」
ルナ「どういうこと?」
カイト「そいつはクローンの可能性が高い」
ルナ「え?」
カイト「詳しい話は戻ってからだ、行くぞ………………この研究施設の破壊がまだ残っている」
ルナ「え、ええ」
その後、カイト達は研究施設を跡形もなく破壊した
カイト「さて、引き上げるぞ」
ルナ「わかったわ」
~帰還後~
リンディ「そう」
ルナ「この子が、今回保護した女の子です」
リンディ「取り合えず、目を覚まさないと何もわからないわ。少し待ちましょうか」
ルナ「わかりました」
ルナは、女の子を連れて、部屋を出る
リンディ「…………あの子」
カイト「ああ、恐らくな」
リンディ「やっぱり………………」
カイト「あいつのクローンだ」
あいつとは、勿論フェイトの事である
リンディ「………………………………………………………………………………………」
カイト「Fはまだ、死んでいないようだな」
未だに続けられているF
止める手立ては在るのだろうか?
保護した少女の正体がわかるのは、少し先です
ネタ切れですね
次回からは、第九章に繋がる物語…………………
というよりもプロローグ的な話しにします
後5~6話ぐらいですかね
第九章は完全オリジナルストーリーです
ということは、オリキャラが沢山出てきます! 敵ですが…………………………
Stsはもう少しお待ちくださいね~
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