フェイトとエンカウントしてしばらく
俺とクライド、リニスの三人はまたも教会に来ている
それは
一刀「ではこれより、第一回 北郷家 会議を執り行う」
久々のこれである
実にハンターズ編の最終話以来だなby一刀・アサシン
一刀「本日の議題は、近々ここ地球に来る『次元航行艦アースラ』の事だ」
一刀「これに関しての説明を、クライド。頼む」
クライド「これは時空管理局所属のL級次元航行艦船の8番艦」
クライド「そしてこの艦に乗っているのが僕の『妻』と『息子』」
クライド「艦長のリンディ・ハラオウン」
クライド「執行官のクロノ・ハラオウン」
クライド「二人もそうだけど、クルーも腕の立つ人達だよ」
一刀「っと、言う事だ」
一刀「俺達バルスブルグ教会、聖天十字騎士団、極東本部が動くのは」
一刀「管理局が時の庭園に侵入した後」
一刀「プレシア・テスタロッサが追い詰められ、アルハザードに逝くために虚数空間に落ちた所を」
一刀「俺のレアスキルで落ちたプレシアとアリシアを確保」
一刀「行き来を貂蝉の転移魔法で回収してもらう」
一刀「こんな感じだが、何か質問は?」
シュバッ!
一刀「はい、リニス」
リニス「以前から練ってきた作戦ですが、今更議論しなおす所は無いと思います」
一刀「念には念をだよリニス」
一刀「他の皆もそうか?」
クライド「僕も兄さんが練った作戦をそのままでいいと思うよ」
武蔵「私たちも同じ見解です。以上」
一刀「そっか・・・・・・鹿角も?」
鹿角「はい、武蔵達と同じ意見です」
一刀「それじゃ、今回の会議は終わりかな?」
一刀「解散」
久々に会議を開いたものの、特に何事も無く終わってしまった日から数日
とある場所で高町なのはとフェイト・テスタロッサが激突するその時
??「そこまでだ!」
片手でなのはの持つレイジングハートを、デバイスを持つもう片方の手でフェイトのバルディッシュを受け止めたのは
TINAMIを含む、数多の二次創作作品で『Mr.KY』空気を読まない男の称号を持つ
クライドが息子、クロノ・ハラオウンだ
それを海鳴に放った、ありとあらゆるステルスサーチャーと隠しカメラで見ている
お茶の間で見ていた俺達はと言うと
一刀「あ~、我が弟よ。何と言うか・・・・あれだな」
リニス「空気を読んでいませんね」
クライド「ごぱぁあ!?」
背を向けて離脱するフェイトになんの戸惑いも無く魔力弾をぶちこみ
高町なのはとユーノ・スクライアをアースラに連れて行き
艦長であり母であるリンディ・ハラオウンのムカつく説明の最中ウザい一言をぶちまける等々
Mr.KYの名に恥じない行いを行っているのをリアルタイムで見ていたのだ
武蔵「ぶっちゃけ、艦長であるリンディ・ハラオウンのお茶の飲み方は許せませんね。以上」
鹿角「それ以前に協力させるように誘導する会話を眉一つ動かさずやってのけるとは。何色の血をしているのか確認してみたいです」
何と言うか武蔵と鹿角も恐ろしく辛口だ
ああ、言い忘れていたが
武蔵と鹿角は自動人形だったが、彼女達の願いで人間にした
・・・つまり。俺は『元の姿』になる度に『搾り取られている』のだ
一刀「言っちゃあなんだが、弟よ」
一刀「お前の奥さんと息子、少し螺子緩んでるな?」
リニス「むしろ曲がってません?」
武蔵「いえ、もはやぶっ飛んでいます。以上」
鹿角「それ以前にぶっ壊れているかと」
クライド「・・・・・・・・・」
俺達の口撃と言い返せない非常な現実の前に。某ボクサーの如く
白く・・・・雪よりも白く
燃え尽きていた
・・・・・・・チ~ン、合掌
そんな出来事があった翌日
俺とクライドのクラスに来訪者がいた
アリサ「『北郷一刀』は居る!?」
クライド「・・・・・・兄さんまた何かした?」
一刀「俺が何かした前提なのか?我が弟よ?」
後に白き魔王と呼ばれる高町なのはの友『アリサ・バニングス』その人である
・・・・・何故彼女が俺を探しているんだ?
クラスメイト男「北郷?だれだっけ?」
クラスメイト男2「誰って、博士の事だろ?」
クラスメイト女「教授に用事?バニングスさん?」
アリサ「博士?教授??」
クラスメイト女2「いつも渦巻きメガネに制服の上に白衣を着ているから皆が付けたあだ名なの」
アリサ「ふぅ~ん・・・・っで、博士でも教授でも何でもいいけど居るかしら?」
クラスメイト男「居るぞ?アンタの後ろのヤツがそうだけど」
アリサ「・・・・・確かにこれは凄いわね」
振り返って俺を見たアリサ・バニングスの反応を見るのは久しぶりだな
クラスの皆は慣れてしまったからな
他のクラスの人が来ても俺に気づく事はあまりないからな
一刀「ええ~と、私に何か御用で?」
アリサ「ええ、アンタここに入ってからずっと満点取ってるわよね?」
一刀「はい、そうですが。それが何か?」
アリサ「アンタとアタシはライバルよ!!」
・・・・・・・はい?
一刀「言っている事が分からないのですが?」
アリサ「この学校でアタシと勉強で渡り合えるのが居なかったんだけど」
アリサ「聞くとアンタもアタシと同等か、それ以上にテストや成績で上位に入る実力を持っている」
アリサ「そんなアンタだから、私のライバルになって欲しいのよ!」
一刀「別にそれは構いませんが。何故ここだと分かったのですか?」
アリサ「アンタの事を調べていたら、スキンヘッドにモミアゲを三つ編みして。スーツをピチピチにして着ている『筋肉達磨』に聞いたのよ」
??「だぁああああああああれが、刃物や銃弾はおろか、悪鬼羅刹をも跳ね返す程の筋肉を持つ筋肉お化けですぅってぇえええええええええ!!!?」
アリサ「そこまで言っていない!?」
クライド「どうしたんですか?バニングスさん」
アリサ「何か言わなきゃイケない気がして・・・って北郷は何しているの?」
クライド「知りたくなかった現実に混乱しているんですよ」
一刀「ぬぅおおおおおおおおおお?!!(ちょうせぇえええええええん!!ナニちゃっかりフラグ建ててくれちゃってんだよぉおおおおおお?!!)」←頭を押さえて悶えています
アリサ「ふぅ~ん・・・・ん?」
アリサ「そういえばアンタは?」
クライド「北郷・H・クライド。一刀兄さんの弟です」
アリサ「アタシはアリサ・バニングス。よろしく」
クライド「よろしく、バニングスさん」
貂蝉の策略によるものか?神(作者)の見えざる手によるものか知らないが
この日俺はアリサ・バニングスの好敵手になってしまった
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
今回はちょっと無理やりアリサを一刀とクライドを接触させました
バトルが無かったり、原作組との接触が無かったりして面白くなかったらすいません
一刀達を極力表に出す訳にはいかないです
では次回予告を
次回 真・恋姫なのは?第九話
母の愛を求めし雷鳴
ではでは
再来~~~
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フェイトとなのはがジュエルシードを巡って戦いをしている中
地球に近づく次元航行艦が
では
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