No.601862

魔法少女リリカルなのは Extreme(エクストリーム) 第三十一話

Blazさん

突然の事故で死んでしまった岡本零人。
彼は神の力によってなのはの世界に転生する。
それが果てしない戦いの旅路だとは誰も知らずに・・・・・。

A,s編イメージテーマソング

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2013-07-26 19:59:18 投稿 / 全3ページ    総閲覧数:2566   閲覧ユーザー数:2367

A,s編 第三十一話 「悲しき結果」

 

零人side

 

零人「・・・・・・ん・・」

 

はやて「ん・・・・・・・ぷあっ//」

 

零人「・・えっ・・・と・・はやて?」

 

はやて「零人兄ぃへのお仕置きや・・。」

 

気がつけば俺ははやてとキスをしていた。突然のことで俺は何がなんだかわからなかった。

 

零人「・・・・・・・そっか・・・すまんな・・・心配かけて・・・・」

 

はやて「そうや・・・・そうやで・・・・・零人兄ぃ・・・・」

 

零人「・・・はやて?」

 

気がつくとはやては再び寝ていた。俺ははやてをベットに寝かし俺はしたのソファで寝たのだった。

 

三人称side

 

後日、学校・・・・・

 

零人「ZZZ・・・・・・」

 

ヴィータ「くー・・・・くー・・・」

 

霊太「すー・・・・・すー・・・・・・」

 

三人は学校に着くや否や机に向かい、熟睡していたのだった。

 

アリサ「あの三人・・・何があったのかしら・・・?」

 

すずか「そうだね・・・・・私達は色々大変だったのに・・・」

 

フェイト「え・・そうなの?」

 

アリサ「ええ・・昨日の事件・・・「亡霊事件」に私とすずかは居合わせちゃって・・。」

 

フェイト「・・・「亡霊事件」?」

 

すずか「うん。昨日の事件で色々な人・・・みたいなのが出ては消えたでしょ?それで一部のネットで「亡霊事件」って言われてその事件の 名前が公で認められたの。」

 

フェイト「ふーん・・・・亡霊・・・・か・・・」

 

 

アリサ「・・・・ところで・・・なのはまたなんか悩んでいるわね。」

 

すずか「・・・・そうだね・・・・・」

 

 

 

なのは「・・・・・・・・。」

 

フェイト「・・・なのは?」

 

なのは「ふえっ!?ど・・どうしたの?」

 

アリサ「どうした・・・・ってアナタがどうしたのよ?」

 

なのは「・・・・実は・・・・ちょっとね・・気になる子がいて・・・・」

 

アリサ「また?」

 

なのは「うん・・・でも今度は確証がなくって・・・・」

 

なのははそう言いヴィータに目をやった。赤い魔導師が以前会った感じがあり、なのははずっとそれを疑問に思っていた。         そして昨日の事件でも・・・

 

なのは(初めて会った筈なのに・・・・どうしてだろ・・・・・)

 

するとフェイトがなのはの肩を叩いた。

 

フェイト「なのは・・・後で屋上に来て。」

 

なのは「・・・?」

 

 

 

屋上・・・・・

 

なのは「フェイトちゃん、どうしたの?」

 

フェイト「なのは・・・実は私も気になる人が居るの。」

 

なのは「え・・・・・。」

 

フェイト「でも、私は誰か確証はある。だから・・今日聞いてみる。」

 

なのは「え・・・それって・・近くにいる人なの?」

 

フェイト「うん・・なのはも知っている人・・・・・。」

 

フェイトの言葉になのははすぐに答えにたどり着いた。

 

なのは「えっ・・・・でも・・まさか!」

 

フェイト「うん・・・でもさ、自分は待っているんじゃなくて・・・自分で確かめないと・・・。」

 

なのは「・・・・・・。」

 

フェイト「なのはだって、本当は誰か大よその検討はついているんでしょ?」

 

なのは「っ・・・・・・・うん。」

 

フェイト「なら・・・・二人ともその答えを見つけよ?」

 

そう言ってフェイトは階段を降りていった。そしてなのははかつてある人から言われた言葉を思い出した。

 

「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。」と言う言葉を。

 

なのは「・・・・・・・・・よし!」

 

そしてなのはも決意を固めたのだった。

 

 

 

放課後・・・・・

 

放課後になり生徒達は帰り始めていた。零人とヴィータも同じく下校ルートを自転車で走らせていた。(ちなみに霊太は掃除当番)すると   ヴィータが零人に話しかけてきたのだ。

 

ヴィータ「あ、アタシ今日はやてとシャマルと買い物に行く約束してっからここで降ろしてくれ。」

 

零人「ん?リョーカイ。」

 

ヴィータは自転車を降り走ってスーパーまで行ってしまった。零人はそれを見届けて自分は家に帰ろうとしたが・・・・・後ろに誰かがいるのに気がついた。

 

フェイト「零人・・・・ちょっと時間あるかな?」

 

零人「・・・テスタロッサ?」

 

少年少女移動中・・・・・

 

零人はフェイトと一緒に公園に来ていた。フェイトはそのまま零人をかつてなのはと別れ、再開を約束した場所に連れて来ていた。

 

フェイト「・・・・・・・。」

 

零人「・・・・・で何のようだ?」

 

フェイト「零人・・・・一つ聞いてもいいかな?」

 

零人「・・・・内容によるが・・・何だ?」

 

フェイト「零人は・・・・・アッシュ・・・魔導師なの?」

 

零人(っ・・・・・・)「・・・どう言う事だ?」

 

フェイト「別に馬鹿な話と思うならそれでもいいよ。でも・・私は知りたいの。アナタが・・・・アッシュだと思ってしょうがない。」

 

零人「その前に、アッシュって何だ?」

 

フェイト「・・・・私を・・助けてくれた人の名前。その人の喋り方が零人に似ていたから・・・」

 

零人「・・・・だと言っても俺がそのアッシュとは限らないだろ?」

 

フェイト「うん・・・でも私の中ではそう思って止まないの。だから・・・・」

 

そう言ってフェイトは零人との距離を縮め始めた。そして、零人とフェイトの体が触れ合うか否かの距離になり再びフェイトは問い詰めた。

 

フェイト「教えて。零人は・・・・魔導師なの?」

 

零人「っ・・・・・・・・・」

 

零人はこれ以上バレてはいけないと腰のMk.2に手を伸ばした。だが、それを知ってかフェイトが手を伸ばし銃を取るのを妨害した。

 

零人「・・・・・・・・・・」

 

フェイト「零人・・・・・」

 

零人はこれ以上は隠せないと思った。だが、自分がアッシュだと言ったら最終的にははやてにも何らかの被害が及ぶ・・・零人が考え付いた答えは・・・・・。

 

 

零人「ああ、そうさ。俺は魔導師だ。」

 

零人は自分の正体を明かした。

 

零人「ただし、俺はそのアッシュってヤツじゃあない。それだけは言える。」

 

フェイト「っ・・・・・・・そっか・・・・そうなんだ・・・・。」

 

フェイトは少し考え込み再び顔を上げた。そして・・・・・

 

 

フェイト「んっ!!」

 

零人「っ・・・・・!!」

 

 

 

 

フェイト「ん・・・・・・・・っ。」

 

零人「・・・・・・・・(またですかい・・・・・・・。)。」

 

気がつけば零人は今度はフェイトと口付けを交わしていた。

 

フェイト「ん・・・・・・・・ぷはっ・・・・。」

 

零人「・・・・・・テスタロッサ「フェイト。」はい?」

 

フェイト「これからは・・・・フェイトって呼んで、零人。」

 

零人「・・・・いいがフェイト。さっきのは・・・・・」

 

フェイト「ん・・・・さっき・・って・・・・・・・・・・っ!!//」

 

零人「・・・・そんな数秒前のを忘れんなよな・・・・。」

 

そんな少し甘い空間が二人の間に放たれていた・・・・・・

 

 

 

一方でヴィータはと言うと・・・・・

 

ヴィータ「(ティキィーン!)っ!何か零人によからぬ事が・・・・!」

 

はやて「ヴィータ・・・ヴィータも感じたか・・・・・」

 

シャマル「えっと二人とも・・どうしたの?」

 

はやてとシャマルとの三人で買い物をしていたがはやてとヴィータはニュータ〇プ的な何かで零人の近くに女がいるのを感じ取っていた。

 

はやて「・・・いや何でもないで~!」

 

ヴィータ「それより今晩の晩飯なんだ、はやて?」

 

はやて「んー今日はカレーにしようかなぁ・・・よしっ!シャマル!レッツゴーや!」

 

シャマル「? はい・・・・・?」

 

はやて(-・・・・ヴィータ。-)

 

ヴィータ(-任せなはやて。後で調査してみっから。-)

 

騎士&主買い物中・・・・・

 

はやて「えっと・・・カレー粉、人参、玉ねぎに・・・(タバスコと・・・)あとヴィータご要望のアイス・・・っとコレで完了!」

 

ヴィータ「んじゃアタシが先に持って帰るぜ。」

 

はやて「いいん?・・・ならお願いしようかな。」

 

ヴィータ「了解っ!じゃ後で!」

 

 

シャマル「はやてちゃん・・いいの?」

 

はやて「ん?ああ、大丈夫や。ヴィータなら・・・・。」

 

 

 

 

ヴィータ「さてと・・・零人の位置は・・・・っと「紅子ちゃん!」ん・・・高町・・。」

 

ヴィータは零人の元に向かっていたが前には走って疲れていたなのはが立っていた。

 

なのは「実は・・・・紅子ちゃんに聞きたいことがあって・・・・」

 

ヴィータ「聞きたいこと?・・・・・いいけど早めにしてくれよな。人探しと晩飯持っていっから。」

 

なのは「うん・・・・・。あのさ紅子ちゃん・・・・昨日・・・「亡霊事件」の場所にいたの?」

 

ヴィータ「・・・・・・は?それってどう言う・・・・」

 

なのは「えっと・・・・昨日の怪奇事件、「亡霊事件」に現場に・・・紅子ちゃん居たよね?」

 

ヴィータ(っ・・・・・)「・・・・近くにな。って事は高町"も"居たのか?」

 

なのは「えっ!?いや・・・そのぉ・・・・私は居たけど紅子ちゃんらしき人が居たからまさかねって思って・・・・にゃはははは・・・・」

 

突然の言葉にヴィータは焦った。だがなのはも焦っており重要な言葉を聞き逃していた。

 

ヴィータ「そっか・・・・んで?そんだけか?」

 

なのは「あ・・・えっと・・・うん・・ごめんね。急に・・・」

 

ヴィータ「・・いいよ。じゃ、アタシ急ぐから。」

 

そう言いヴィータは足早に去って行った。まるで逃げるかのように・・・・。

その時。

 

なのは「えっ・・・高町"も"?」

 

なのはは要約重大な事に気がついたがそれを気がついたのはヴィータが去って一分後の事であった。

 

 

 

零人side

 

フェイト「ふあっ・・・えっと・・・・そのぉ・・・・////」

 

零人「取り合えず落ち着け・・・。」

 

俺はテンパっているフェイトを取り合えずなだめていた。が、未だに落ち着かず俺はどうしようかと考えていた。

 

フェイト「あううう・・・・・・・・////」

 

零人「意外とメンタル弱いんだな・・・・」

 

フェイト「だってぇ!!・・・・・・だって・・・・・」

 

零人「だって?」

 

フェイト「だって・・・・・」

 

零人「はぁ・・・兎に角、お前がやった事なのにお前がテンパってどうする?」

 

フェイト「うう・・・・・」

 

零人「・・・・・・ごめんな、今まで隠していて。」

 

フェイト「え・・・・うんうん・・・私だっていきなり問い詰めたりしてごめん・・・・」

 

取り合えずフェイトは落ち着き、俺は一安心したが・・・・・

 

 

 

ヴィータ「へぇ・・・・随分仲がよろしいようで・・・・・・・」

 

零人「あ゛っ・・・・・・・」

 

フェイト「っ!紅子!?」

 

すると俺達の横には黒いオーラを出したヴィータが立っていた・・・・・

 

零人「えっと・・・・・何時から?」

 

ヴィータ「お前らがキスしたところから・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 

零人「え゛っ・・・・・あのよ紅子!コレには深海よりもふかーい訳が・・・・・・」

 

ヴィータ「へぇ・・・・・その訳って・・・・?」ゴゴゴゴゴゴゴ・・・・・

 

ちょっ!そんなオーラ出しながらコッチに来ないでぇ!!

 

ヴィータ「零人っ!!」

 

零人「はいっ!!」

 

 

ヴィータ「んっ!!」

 

零人「んっ!」

 

 

フェイト「えっ・・・・えっ・・・・えええええええええ!!!!?」

 

ヴィータは俺に近づいたと思ったらフェイトの目の前で俺とキスをした・・・・・そりゃテンパるよ・・・・俺だってまたテンパったよ・・・・・

 

ヴィータ「ん・・・・・・・・・ん//」

 

零人「ん・・・・・・・」

 

ヴィータ「ん・・・・・・・・・ぷはっ!・・へっ・・どうよ・・コレでアタシは二回目だ!」

 

フェイト「えっ二回目!?」

 

零人「・・・・・・あのなぁ「それならっ!!」ってちょっ!」

 

フェイト「んっ・・・・・・・・・んん・・・//」

 

すると今度は再びフェイトが・・・・しかもなんか舌まで使っているし・・・・・

 

フェイト「ふぱっ・・・・・・・・フフ・・・」(ニヤリ)

 

ヴィータ「くっ・・・・・・・」

 

フェイトはヴィータにドヤ顔をするとヴィータは悔しそうに見ていた。なんでキス合戦になってんだよ・・・・・・兎に角・・・・。

 

零人「お前ら・・・・・・・二人揃って馬鹿かぁぁぁ!!!!」

 

ゴン!!ゴン!!(ゲンコツ)

 

 

フェイト・ヴィータ「「痛ったあああああああああ!!!?」」

 

 

 

 

P.M 9:00 八神家・・・・・

 

はやて「はぁ・・・・・・・・」

 

はやては息を吐き拳に力を入れた。

 

はやて「二人とも・・・・わかってんな?」

 

零人「はい・・・・・・」

 

ヴィータ「はい・・・・・」

 

俺達は帰ってくるのが遅くなりしかもヴィータがキスの一件をバラしてしまった為はやてに説教(O☆HA☆NA☆SHI)を喰らっていたのだ・・・・・・それもゲンコツを・・・・俺が三発でヴィータが二発。

 

はやて「それと零人兄ぃ!後でウチの部屋に来るように!!」

 

零人「はい・・・・・解りました・・・。」

 

 

シグナム「お前・・・災難と言うかなんと言うか・・・・」

 

シャマル「そうかしら?私は青春してていいと思うけど・・・・♪」

 

ザフィーラ「いや、この歳で青春は早すぎるだろ・・・・・・」

 

 

フェイトside

 

時空管理局出張本部(自宅)・・・・・

 

フェイト「えへへ・・・・//」

 

アルフ「フェイト、嬉しそうだねぇ。何かあったのかい?」

 

フェイト「・・・・ちょっとね♪」

 

私は今日始めて男の子と口づけをしました。その後紅子がキス(二回目)をしたので私も反撃とばかりにもう一回・・・・・でも・・男の子の口ってやっぱり少し堅かったな・・・

 

 

リンディ「フフ・・・恋の予感だわ・・・・」

 

エイミィ「青春ですねぇ・・・・・・」

 

クロノ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

 

ちなみに私はその時クロノが黒いオーラを出していたのに全く気がつかず、アルフが何かに怯えているなと言うぐらいしか考えていませんでした・・。何でだろ?

 

 

 

 

零人side

 

再び八神家・・・・・

 

俺は食後、はやてに呼び出しを喰らっていたのではやての部屋へ向かった。

 

コンコン・・・

 

零人「はやてー入るぞー」

 

中に入ると電気も付けておらず月明かりに照らされただけの部屋にはやてが車椅子に座っていた。

 

はやて「・・・・零人兄ぃ・・。」

 

零人「はい・・・・・」

 

 

はやて「ウチの体って・・・何時まで持つんやろな・・・・」

 

零人「っ・・・・・・・・」

 

はやて「ホントわな・・・ずっと怖かってん・・・・自分の体の病気がどんな方法でも治せないって知って・・・・・でもある時シグナム達が現れて・・そして私の体の原因について教えてくれた・・・そん時は助かると思ったし・・家族が増えて嬉かってん・・・でもな。」

 

零人「はやて・・・・・」

 

はやて「でもな・・ヴィータや零人兄ぃが命賭けてまで私の事の為にしてくれる・・・それはありがたいけど・・・・もういややねん・・・・誰が傷ついて・・・誰かが死んでしまうかもしれんのなんて・・・」

 

零人「はやて・・・・・・・でもな、俺達はそれを承知で「解ってるよ・・。」っ・・」

 

はやて「だから・・・・もう無理はせんといて・・・・お願いや・・・・・」

 

するとはやての目には涙があふれていた。

 

零人「・・・・・・でもな。俺達は決めたんだ。どんな事があっても必ずお前を助けるって・・・。」

 

はやて「でも・・・・・・でもぉっ・・・・・」

 

零人「だからはやて・・・・・・俺達を信じてくれ・・・・・」

 

はやて「っ・・・・・・・・!」

 

 

俺は静かにはやてとキスをした。

 

 

はやて「零人兄ぃ・・・・・・・なら・・・約束してぇな・・・絶対助けて・・そして必ず戻ってきて・・・・」

 

零人「ああ。約束だ。」

 

はやて「っ・・・・・・・・・」

 

 

 

ドサッ・・・・・・

 

 

零人「はやて・・・・・・はやて!?」

 

そして、再びはやては倒れたのだった・・・・・・

 

 

 

海鳴病院・・・・・

 

シャマル「それで・・はやてちゃんの様子は?」

 

石田「前より侵食が悪化していますね・・・これじゃあ何時命が・・・・」

 

シグナム「そこまで・・・・ですか?」

 

石田「はい・・・・・・私達の見解では持って・・・・・・

                           

 

 

 

 

 

クリスマスを迎えられるかどうか・・・。」

 

 

 

秘密の丘・・・・・

 

零人「・・・・・・・・・・・。」

 

イクス『・・・・マスター・・・・』

 

草の上を歩いている音がした。ヴィータが俺の隣に座ったのだ。

 

ヴィータ「・・・・・・・・。」

 

零人「こうなったら・・・・」

 

ヴィータ「・・・・?」

 

零人「こうなったら、俺の魔力を・・・・」

 

ヴィータ「っ・・・!」

 

バチィン!!

 

俺はいきなりヴィータに頬を叩かれた。俺は状況が解らなかったがヴィータは・・

 

ヴィータ「なに・・・・・こんなときにいってんだよ・・・・!!」

 

ポロポロと涙を流しながら俺を見ていた。

 

零人「だってよ・・・・・・どうすんだよ・・・・・闇の書はまだ500あるかないか・・・余命をクリスマスまでの数週間として・・・一体どうやって残り100強を集めんだよ!!」

 

ヴィータ「だからって!!・・・・・だからって諦めんのか?」

 

零人「っ・・・・・・・」

 

ヴィータ「アタシは諦めねぇぞ!どんな事をしたってはやてを助けるんだ!!」

 

ヴィータの言葉に・・・・・・俺は目が覚めた・・・・・・

 

零人「・・・・・・・・ごめんな・・・・」

 

ヴィータ「・・・・・・・・いや・・アタシこそ・・・・」

 

零人「・・・確かにな・・・・・・諦めたらそこで試合終了だ・・。」

 

イクス『・・・しかしどうします?残りは100強。今日は12月10日・・』

 

零人「タイムリミットは二週間・・・・さてどうすっか・・・・」

 

ヴィータ「・・・・・そういや・・・」

 

零人「どうした?」

 

ヴィータ「アタシ達って何で封印されてたんだっけ・・・・?」

 

零人「・・・・・・・・・っ!」

 

イクス『恐らく・・・・アナタ達を糧としたと・・・私は思います・・。』

 

ヴィータ「そっか・・・・・・」

 

零人「・・・・・兎に角・・・蒐集に行くぞ。こうしていても始まんねぇ。」

 

ヴィータ「・・・・だな!」

 

そう言って俺達はシグナム達に無断で蒐集に向かったのだった・・・・ただし置き土産を残して・・・・

 

「さて、私らはあの子からの頼みを受けるとしますか。」

 

「そだな。えっと場所は・・・・海鳴・・・病院・・っと」

 

 

砂漠の無人世界・・・・・

 

零人「さてと・・・今回もこいつ等を召喚しますかっ!」

 

俺は今回もギラ・ドーガ部隊とヤクト・ドーガを召喚した。だが今回は状況が状況なので・・・・

 

零人「今回は50機のギラ・ドーガ部隊と・・・・」

 

ヴィータ「ご・・・50機って・・・・・」

 

 

「話は聞いた。今は兎に角多くの敵を倒せばいいのだな。」

 

NZ-666"クシャトリヤ"とギラ・ズール10機を追加で召喚した。

 

零人「そうだ。よろしく頼むぜマリーダさん。」

 

ヴィータ「・・・お前・・・どんだけ召喚獣もってんだよ・・・・」

 

零人「・・・・数えたことねぇな。」

 

イクス『厳密には測定不能と言うことです・・・』

 

ヴィータ「・・・・・・・・・・。」

 

零人「兎に角、作戦開始だ。各機五機編隊を組んで行動。マリーダさんとギュネイとヴィータは小隊長として参加してくれ。」

 

クシャトリヤ(マリーダ)「了解した。」

 

ギュネイ「こちらもだ。」

 

ヴィータ「任せな!」

 

零人「よし・・・・総員出撃っ!!」

 

 

海鳴病院、はやての病室・・・・・

 

シグナム「・・・そう言えば岡本とヴィータは?」

 

シャマル「そういえば・・・・」

 

ザフィーラ「零人が出たのをヴィータが追いかけたのは見たが・・・・」

 

 

「あいつ等は蒐集活動に向かったぜぇ」

 

 

シグナム「っ!?何者だ!?」

 

シグナム達がドアの方を見るとワインレッドで短髪の髪の男とライトグリーンでロングの髪の女が居たのだった。

 

「おっと、アタシ達は管理局って奴らじゃないよ。」

 

「俺達は零人の使いでこの子の警護に来たんだ。」

 

ザフィーラ「警護・・・だと?」

 

レイア「そっ。アタシはレイア、こっちはレウス。よろしくな。」

 

シグナム「今岡本達は何処に居る?」

 

レウス「んー・・わからん。でもあんたらなら魔力を追って同じ場所に行けるんじゃないか?」

 

シャマル「それはそうだけど・・・・」

 

レイア「・・・・・信じられないなら零人からの伝言を聞いて考えな。」

 

ザフィーラ「伝言?」

 

レウス「ん。"二人は俺の使い魔ではやての警護を任せる。だから安心してくれ。"・・だってさ。」

 

シャマル「・・・アナタ達が使い魔と言う証拠は?」

 

レイア「んー・・・・・零人の現在位置をおおよそ掴んでる。これでどうだい?」

 

その言葉を最後に部屋はシンと静まった。すると再びシグナムが口を開いた。

 

シグナム「・・・いいだろう。今は信じてやる。ただし主に万が一があったなら・・・・」

 

レイア「安心しなよ。アタシ等はそんな野暮なことはしないよ。」

 

シグナム「・・・・よかろう。行くぞ二人とも。」

 

シャマル「え・・ええ・・・・」

 

シグナム達はそう言って部屋を出たのだった・・・レイアとレウスは椅子に座り、のんびりとしていた。

 

レウス「しっかしよ。零人は何でこの子の警護を俺達なんかに・・・・」

 

レイア「色々面倒な連中が出てくるからその為でしょ?それに・・・どーも・・雲行きが怪しくなってきたんだよねぇ・・・・」

 

 

 

 

零人side

 

零人「・・・ふぅ・・・これで10体目・・・・」

 

イクス『現在の大体20ページ前後と言う所ですね。』

 

零人「なら、何とかこの活動で完成するな。」

 

イクス『そうですね・・・・っ!マスター!生体反応!数は・・・5!距離1000!』

 

零人「っ・・・・・・・来たのか・・・・・・」

 

俺はそう言って敵の反応がある方を見た。其処には・・・・・白い魔導師、黒い魔導師が二人、そして使い魔が一人と・・         もどきが一人・・・・

 

零人「アースラ組みのお出ましだ・・・・・・!」

 

俺はサザビーで再び迎え撃つことにした。これ以上、邪魔はされたくない・・・・・だから・・・・

 

零人「また敵となるか・・・・・・・・・・なのは・・・。」

 

俺はなのは達との戦闘を選んだのだった・・・・

 

 

 

 

なのは「・・・・ネオ・ジオン・・・・・絶対に止めるの!」

 

クロノ「全員・・用意はいいな?」

 

フェイト「うん・・・・・!」

 

アルフ「いつでも!」

 

ユーノ「いけるよ!」

 

 

零人「各機・・・・迎撃開始っ!!」

  

 

次回予告っ!

 

零人「砂漠の無人世界、俺達はなのはとの戦闘に入った!」

 

ソルナ「互いに引けない戦闘・・・そして自体は大変な方へ!?」

 

ラン「激戦の中の逆転に続く逆転・・・・・」

 

クリス「果たして勝つのはアースラ組みか!それともネオ・ジオンか!?」

 

ヴィータ「次回!「現実」!」

 

 

 

零人「へっ・・・・やっぱ俺って不可能を可能に・・・・・・・」

 

 


 
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