No.597733 真・恋姫なのは?第三話アサシンさん 2013-07-14 23:28:22 投稿 / 全6ページ 総閲覧数:3937 閲覧ユーザー数:2999 |
クライドが仲間になって早数十年(教会内の時間で※深くは考えないでください)
教会で暮らしながら地球での常識を教えて
クライドのデバイスを作って
卑弥呼に頼んで国籍作ってもらって
今日は海鳴にある俺の家に来ている
クライド「ここが今日から僕の家か」
一刀「俺の部屋の隣がクライドの部屋だよ」
クライド「ありがとう、今日からよろしくね『兄さん』」
一刀「ああ、よろしくな『弟』よ」
そう、俺とクライドは戸籍上家族になったのだ
俺が兄でクライドが弟
これは二人で話し合った結果だ
年は二人とも6歳で登録してある
名前以外はほぼ日本人だし問題はないだろう
クライド「ところで兄さん。こっちだと本当にそんな恰好で居るの?」
一刀「なんか神(作者)の意志みたいのが働いているみたいでな」
弟が指摘するのも分かる、今の俺の恰好を見れば
今の俺の恰好は地面に着くのではないか?と言うくらいに伸びた髪を酷い寝癖の様にボッサボサにして
ワイシャツに白のズボン、その上に白衣を着て、極め付けには昔に良く見られた『渦巻きメガネ』を
着用しているのだ
これで外に出れば普通に注目される事請け合いだろう
あっ、ちなみに弟の恰好は普通にかっこいいぞ?
髪型は変わらず
黒のシャツに上下黒のジーンズを着ている
黒尽くめだな
クライド「それで、今日は何処に行くの?」
一刀「私立聖祥大附属小学校だ、来年から俺達が入学する手続きをな、あと下見に」
クライド「それって兄さんの話で聞いた」
一刀「そうだ、未来の白き魔王が入る学校だ・・・・ついでに言うと」
一刀「貂蝉が理事長をしている所だ」
・・・・・海鳴を移動中・・・・・
聖洋大附属小学校
理事長室
貂蝉「お久しぶりね、御主人様」
クライド「この筋肉の化け物は何!?兄さん!!」
貂蝉「だぁ~れが、目にした瞬間精神的病気にかかり情緒不安定になってしまうような筋肉達磨ですぅってぇ~!?」
クライド「だれもそこまで言っていません!?」
一刀「久しぶりだな貂蝉。そして弟よ、前もって写真を見せといたんだがダメか?」
クライド「ごめん兄さん、一応耐性は付けといた筈なんだけど・・・・本物には敵わなかったよ」
一刀「まあすぐに平常心に戻っただけでも及第点だよ」
一刀「それで貂蝉?手続きとかは済んでいるか?」
貂蝉「ええ、来年二人にはここに通えるようにしといたわ」
貂蝉「直接会うのは始めてね」
貂蝉「私が外史を股に賭ける踊り子。傾国の美女 貂蝉よん♪よろしくね。クラウドくん」
クライド「北郷・H・クライドです、今後ともよろしくお願いします」
貂蝉「よろしくね」
一刀「さて、挨拶も済んだことだし。本題に入ろうか?」
貂蝉「ええ」
クライド「ああ」
一刀「貂蝉、来年ここに『魔王』が入学するんだよな?」
貂蝉「高町なのはちゃんね、入るわよ」
一刀「っで、クライドの身元がバレ無い様に多重認識阻害の魔法と。リミッターを掛けているが。貂蝉からみてどうだ?」
貂蝉「ええ、問題ないわ、同名だってリンディちゃんも思うでしょうね」
クライド「なら僕の問題はないかな?」
貂蝉「ええ、問題ないわ」
一刀「ちなみに俺は?」
貂蝉「変わっているけど、問題ないと思うわ。ここ日本か疑うくらい髪の色とかカラフルだから」
一刀「魔力の方は?」
貂蝉「クライドくん同様にF-ね、集中してギリギリ感じ取れるってところね」
一刀「なら俺も問題は無いな」
一刀「クラスは?」
貂蝉「御主人様とクライドくんは二組に、魔王ちゃんとお友達になるバニングスちゃんと月村ちゃんは一組に」
一刀「予定どうり、かな」
一刀「今日の所はこの辺で、またな貂蝉」
クライド「さようなら」
貂蝉「またね、御主人様。クライドくん」
貂蝉と別れた後、クライドは家に帰り
俺は少し気になることがあるので今
公園のベンチに座っている
しばらくそこに留まっていると、ツインテールの少女がやって来た
空気が重い・・・・
一刀「ねえ君、何があったんだ?」
言い忘れていたが今の俺の恰好は、白衣と渦巻きメガネを取り
髪は梳かしたての様に真っ直ぐの黒髪ロングヘア
コッチに気付いた少女。『高町なのは』は
一瞬驚いた後、顔を赤くしながら話してくれた
父親が仕事で大怪我を負って入院している事を
家族がバラバラになっている事
寂しさを押し殺して『イイ子』を必死に演じようとしている事を
知ってしまった
一刀「そっか、頑張っているんだな?でもな、家族に遠慮なんてしなくていいんだぞ?」
一刀「その気持ち、家族の皆にぶつけて見な?きっと皆、なのはの気持ち知らないと思う」
一刀「思っている事を言わないと、人ってのは分かり合えない生き物だから、な?」ニコリ♪
言い終わる頃には、顔を夕日よりも真っ赤にしていた
頭をなでると余計に赤くし煙を出して倒れてしまった
・・・・俺何かしたか?
・・・・・・・モゲロ!!byアサシン
いや~、あの後本当に大変だった
何が大変かって?
何故か気絶したなのはを背負って家に送ったら『高町恭也』が木刀で襲い掛かって来たのだ
氣で身体強化してなかったら直撃していた。殺傷力全壊の一撃を・・・
翠屋から帰ってきた『高町桃子』と『高町美由紀』が駆けつけてくるまで逃げ回った
・・・・鹿角との模擬戦やクライドの広域殲滅兼、制圧タイプの氷結魔法を受けた時より死を覚悟した
その後、高町家の皆さんから謝罪され。今やっと家に帰ってきたところだ
一刀「ただいま、弟よ」
クライド「お帰り兄さん、あれ?変装グッズは?」
一刀「一時的に取っ払った」
一刀「ケーキ貰ったんだが、飯の後にでも食べないか?」
クライド「もらうよ、兄さん」
クライド「ところで何でケーキ?」
俺は高町なのはと高町家との出来事を事細かに話した
ちなみに名前は教えていない
クライド「・・・・女の敵」
一刀「何でだよ!?」
クライド「それはそうと、接触した成果は?」
一刀「多分大丈夫だと思う、少なくとも未来の撃墜の可能性を少しは減らせたハズだ。今日は何食べる?」
クライド「花のスープ!」
一刀「すっかり教会の人間だな」
俺達はバルスブルグから持ってきた、食用花のスープとパンを食べた
明日からは日本食でも作るかな
こっちの世界で過ごし始めて数日
深夜零時を回った頃
一刀は家の周囲に張っている結界が反応したので確認しに行くと
弱っている山猫を見つけたので、拾って教会へ向かった、途中で起きたクライドを連れて
バルスブルグ教会
とある一室
山猫の治療を終え看病している俺とクライド
クライド「ねえ兄さん。この子ってもしかして」
一刀「間違いないな、プレシア・テスタロッサの使い魔『リニス』だ」
そう、かの大魔導師の使い魔、リニスその人だ
ここに彼女が居ると言う事は
一刀「・・・・・クライド」
クライド「分かっているよ、兄さん」
リニス「・・・ニャ~?」
一刀「っと、目が覚めたようだね。気分はどうかな?『使い魔』さん」
リニス「!?・・・・貴方たちは?」パァアアア
一刀「それが本来の姿ですね?」
一刀「俺は北郷一刀。このバルスブルグ教会最高司祭、及び聖天十字騎士団団長兼、極東本部総長を務めています。そして俺の隣にいるのが弟の」
クライド「バルスブルグ教会司教、及び聖天十字騎士団副団長と、極東本部副長をやっています。」
クライド「北郷・H・クライドと言います、これからよろしく。リニスさん」
リニス「北郷一刀に北郷・H・クライドですね、まず助けて頂いて感謝します」
リニス「ここは教会なのですか?それに騎士団に極東って?」
一刀「その質問に答える前にあなたの事を教えてもらえませんか?いつまでも『あなた』では呼びにくいですから」
リニス「そうですね、申しおくれました。私はリニス、ある方の使い魔をやっておりました」
一刀「やっていたって事は、もう契約を切ったの?」
一刀「今は俺と仮契約を無理やり結んで魔力供給してるからいいけど」
一刀「何があったの?」
聞いてみたが、予想どうりだった。
プレシアがアリシアの蘇生を行おうとしている事
フェイトの事
自身の体を蝕んでいる病の事を
・・・・これならまだ救える
一刀「リニスさん、あなたは彼女を。彼女達を助けたいですか?救ってほしいですか?」
リニス「当たり前です!ですけど・・・私にはプレシアの負担を減らすために契約を切り。フェイトにバルディッシュを送ってあげる事しか出来ないから・・・」
一刀「そう言う事を聞いているのでは無いじゃない」
一刀「アナタは彼女達が救われるのを望むか?望まないか?」
リニス「そんなの・・・・・望むに決まっています!彼女達を救ってほしいと、願うに決まっています!!」
一刀「その言葉、待っていました」
リニス「っえ?」
瞳から雫を零しながら、驚きに染まった顔で俺達を見た
クライド「僕達はリニスさんや僕の様な境遇の人を。理不尽な死を許さない者」
一刀「悲しみを絶ち」
クライド「悪夢を穿ち」
一刀「未来を壊し」
クライド「天命を殺す」
一刀「そのための俺達、バルスブルグ教会。聖天十字騎士団・極東本部」
クライド「僕達は貴女を歓迎します、リニスさん」
一刀「ようこそ、バルスブルグ教会へ!」
・・・つづく?
あとがき
どうもアサシンです
テスタロッサ家救済フラグをバッキバキに建ててみました
クライドが生存し、リニスが消滅しなかった
この先どうなるのか
それを知るのは。ただ・・・・・
時間系列は無視してください
では次回予告を
次回 真・恋姫なのは?第四話
魔王とツンデレが激突?
ではでは
再来~~~
Tweet |
|
|
20
|
1
|
追加するフォルダを選択
クライドと仲間になった一刀
教会で暮らすようになったクラウドに外の事を教え
魔法を切磋琢磨する毎日
続きを表示