No.596894 魔法少女リリカルなのは-The BLAZBLUE- CROSS WILLBlazさん 2013-07-12 15:21:38 投稿 / 全5ページ 総閲覧数:3016 閲覧ユーザー数:2866 |
Rebel2 「遭遇と強奪と」
三人称side
リニアレールの上では機動六課とガジェットとの交戦が始まっており、リニアレールの上ではフォワード陣が空では隊長陣がそれぞれ戦っていた・・・。
ラグナ「おおー頑張れ頑張れ。」
それをラグナは他人事のようにその更に上空で文字道理高みの見物をしていた。
するとラグナに一つの通信が入ったのだ。
ラグナ「・・・・アンタか。一体何のようだ?」
『いや何、君の事だからこの騒動は私が犯人だろと思っていると思ってね。』
ラグナ「そりゃな。アンタ以外誰があのポンコツを造れると思ってんだよ。」
『ポンコツとはヒドイ言い様だね・・正直、凹んだ・・・。』
ラグナ「で?話しはそれだけか?」
『厳密にはそれの付け足し。どうやらそのポンコツはお上の仕業らしいからね。』
ラグナ「・・・・なるほど・・・つまりはパクられたと。」
『そう、どうやら技術的にもだけど。・・・はぁ・・・私とした事が・・・大失敗だよ。』
ラグナ「って事はアタシへの依頼は・・・」
『そう、あそこに居るガジェットを全機破壊して欲しい。当然、レリックの回収も忘れずに。』
ラグナ「・・・・へいへい、解りましたよ・・・。」
ラグナは嫌そうに相手の依頼を了承しリニアレールに向かっていくのだった・・・
一方、リニアレールの内部では・・・
「そぉい!!」
青い髪の少女がガジェットを次々と破壊していたのだった。
「スバル、そっちは終わった?」
スバル「ティアが来たって事はそっちは終わったんだね。こっちは今のがラストだよ。」
ティアナ「なら、急いでレリックが保管されている車両に行くわよ。」
スバル「おう!」
少女達移動中・・・・・
二人はレリックが保管されている車両に付いたはいいがドアにはロックが掛かっておりティアナは苦戦していた。
ティアナ「っー!!あーもー!スバル!ここぶっ壊して!!」
スバル「ありゃりゃ・・・・了解。・・・・・・・・はあ!!」ドゴン!!
ついにはティアナはスバルに任せドアをぶち壊したのだった。そして二人が中に入ると
意外な一面があった。それは・・・・・
ティアナ「っ!?」
スバル「うそ・・・・・もぬけの空・・・!?」
そう中にはレリックどころかそれを保管するケースも他の物資も無かったのだ。
ティアナ「スターズ4よりロングアーチ!レリックが・・いえそれ以前に何もありません!!」
リニアレール上空・・・・・
その頃隊長のなのはとフェイトはティアナの報告に耳を疑っていた。
なのは「ティアナ、無いってどういうこと!?」
ティアナ『言葉の通りです!どうやらここにはレリック唯一つしか積んでなかったらしいですがそれ自体、つまりケースも無くなっているんです!』
フェイト「って事はガジェットが?」
エリオ『こちらライトニング3。でもこっちのガジェットは全部破壊しましたよ?』
なのは「・・・じゃあ一体誰が・・・・」
リィンⅡ『こちら後方支援チーム!スターズ3.4の所に・・・えっと・・・・生体反応と
道のエネルギー反応です!?』
「「っ!?」」
リニアレール内・・・・・
その頃フォワード陣は一旦内部で合流して捜索を開始しようとしていたが・・・・
どろっ
キャロ「っ!皆さんあれ!!」
いち早くキャロが気づき全員がその方向を見るとスライムのような黒い塊が
みるみる増え、まるでお化けのように立ち(?)そこには白い面のような顔があった。
スバル「何アレ!?」
エリオ「生き・・・物なのか?」
アラクネ「あ ・・あおは ケェヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」
(BGM"Thin RED Line ver CP")
ティアナ「っ!?喋った!?」
アラクネ「あ あお よこ ぇぇ!」
刹那、アラクネは体から骨の腕を出し四人に向かって攻撃を始めた。
ティアナ「っ!このっ!!」
それに対しティアナも反撃を始めたがいずれもアラクネに避けられてしまった。
ティアナ「早い!・・・・・スバル!エリオ!」
スバル「おおおおおお!!」
エリオ「うおおおお!!」
スバルとエリオはアラクネが回避行動をとった直後を狙ったがアラクネは人の体ではないので二人の攻撃をよけ足を車輪状にし一気に二人を弾き飛ばした。
スバル「ぐっ!」
エリオ「がっ!」
アラクネ「召喚」
さらにアラクネは霧を大量に散布させ四人と距離をとった。
すると・・・・
キャロ「な・・に・・・これ・・・。」
スバル「体が・・・・!」
アラクネにより烙印をつけられた四人はみるみる体が動かなくなり地面に足を付いてしまった。ただ一人スバルを除いて・・・。
スバル「う・・・ぐぅ・・・!」
アラクネ「あ あ ケヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!」
アラクネはそんなスバルを絶好の餌と見て一気に襲い掛かった。
スバルはそれを感じ半ば諦めていたのだ・・・・
スバル「ごめん・・・みんな・・・・。」
スバルside
アラクネ「あ 蒼を よこ ぇぇぇぇぇ!!!!」
私は体がまともに言うことを利かずそして前には今の私達では到底敵わない相手が襲い掛かってきたのでもう駄目だと思った・・・・そんな時、私は唯一つ
スバル(あの人に・・・・もう一度会いたかったな・・・・)
と後悔と絶望、そして願いを思っていたのでした・・・・
だからなんだろうか。
ザシュッ!!
神様が見ていたのか
スバル「・・・・・・えっ?」
そこには私がもう一度会いたいと願っていた一人の女の人が居ました。
ラグナside
アラクネ「ぐわああああああ!!!」
ラグナ(チッ!手ごたえがあんまなかった!コイツとっさに避けやがったな!)
アタシは隠れてこの列車の中に入ったはいいが・・・・
正直、アラクネがココに・・ってかこの世界に居るなんて知らなかった。
それになんか管理局の素人四人がコイツと戦っていたので隙をうかがってアタシは攻撃をした。
ラグナ(霧・・・コイツ烙印の術式撒いてやがる・・・しゃーねー!ココとは別の場所で戦うか!)
アタシはアラクネに突撃をし左腕でアラクネを殴りつけた。
ラグナ「ヘルズ・・・・・」
そして次に右腕でアッパーを喰らわせ・・・
ラグナ「ファング!!」
アラクネ「ケヒィィィィィ!!」
アラクネを一気に隣の車両まで突き飛ばした。
ラグナ「待ちやがれ!!」
スバル「っ!待って!!」
その時アタシは呼ばれた気がしたがアラクネを倒すことに集中したのでその場を後にした。
スバル「おねが・・・い・・・・・。」
アラクネ「ケケケケケ・・・・あお おを こせぇ あ おを よこせぇ!!!」
ラグナ「誰がやるかよ!!」
アタシは隣の車両に向かうとアラクネが体勢を立て直し此方に仕掛けてきたので
腰の大剣を抜刀した。
ラグナ「オラァ!」
アラクネ「そ を ぎに!」
アラクネが大量の虫を飛ばしてきたのでアタシはデットスパイクで吹き飛ばした。
すると以外にも虫たちを吹き飛ばしそのままアラクネに直撃した。
だがアラクネはその反動で壁の中に入り込み出たり入ったりを繰り返した。
ラグナ「ちょこまかと・・・・動くんじゃねぇ!!」
アタシはそれにキレて大剣を叩きつけ回りにヒビを入れた。
するとアラクネが驚いたのかそのまま落ちてきたのだ。
アラクネ「ぐ・・・ア アアアア !」
ラグナ「ようやく・・・捕まえた!」
アタシはアラクネを掴みそして・・・・
ラグナ「闇に・・・・喰われな!!!」
ディストーションドライブで切り裂いた。
アラクネは次第に動かなくなりアタシは術式でアラクネを転送した。
アラクネ「っ・・・・・!!!!!!」
ラグナ「さて・・・と。そろそろズラかりますか・・・・。」
三人称side
リニアレール外・・・・・
一方外ではガジェットの増援を警戒し隊長二名が警戒していた。
なのは「列車は止まったけどフォワードの皆と連絡が取れないよ・・・。」
フェイト「・・・・なのははここで待ってて。私が中を見てくる。」
そう言いフェイトが列車の上に乗った瞬間、壁の一つが爆発し中から何かが出て来た。
なのは「っ!!」
なのははそれが何か見ようとしたが太陽のせいで影しか見えずその何かは飛び去っていった。なのははただそれを唖然として見ていた。
なのは「一体・・・・・「なのは!」っ!どうしたの!?」
フェイト『フォワード陣は全員無事だよ!でもティアナの言う通りもぬけの空だった・・・』
なのは「・・・・フェイトちゃん。『何?』近くに争った形跡はない?」
フェイト『争った・・・・っ!隣の車両がかなりボロボロになっている・・・それに・・・
これは・・・剣?』
なのは「・・・いずれにしても調査が必要だね。」
ヘリ内・・・・・
その後フォワード陣を回収した一行は六課本部に向かい飛んでいた。
いずれも任務失敗に悔やんだりするものがいたがただ一人スバルだけは違っていたのだ。
スバル「・・・・・・。」
数十分前、リニアレール内・・・・・
スバル「うう・・・・「起きたか。」っ!!」
ラグナ「おっとまだ動くなよ。烙印は人の体に害をもたらすから抜けるまでは大人しくしていな。」
スバル「・・・・やっぱり・・・・アナタだったんですね・・・。」
ラグナ「・・・・・・(この子・・・・・確かあの爆破事故での・・・)。」
スバル「教えて下さい・・・アナタは一体・・・・・。」
ラグナ「・・・・・Need to know」
スバル「えっ・・・・・・」
ラグナ「・・・・また、会おうや。」
スバル「・・・・・・また会えますよね・・?」
少女は再び再会を望んでいたのだった・・・・
はやて『そっか・・・レリックは回収できひんかったか・・・・』
なのは「うん・・・でも実は・・・・・・」
はやて『? どないしたん?』
フェイト「実はガジェットの一体からコレが・・・・」
はやて『っ!!それって・・・・』
なのは「うん・・・・・ジュエルシードだよ・・・。」
某所・・・・・
「いやーすまないねレリックの回収とガジェットの破壊の両方をこなしてくれてありがとう。
報酬は口座に入れておくよ。」
ラグナ「それより・・・・ココノエから連絡は?」
「ん?ああ、アラクネのことだね。さっき連絡があって取り合えず幽閉だってさ。」
ラグナ「・・・・・・・・ま、外でウロチョロされているよかマシか。それより・・・」
「・・・・・どうしたんだい?」
ラグナ「アソコにはもう一つ・・・何かあったんじゃねぇの?」
「・・・・気づいていたのか。・・・・・・・・・・・そうだよ。アソコにはジュエルシード搭載型も居た。もっともそれは任務外だしそれに彼女の求めるものでもないしそれにたった一機だし?」
ラグナ「・・・・ノンキだなオイ・・・。」
「まぁ娘達にはもう必要の無い物だ。それが理由かな?」
ラグナ「・・・・このロリコン。」
「結構。それじゃ私はこれで・・・・・」
ラグナ「そうだな。また会おうや・・・・・・・ジェイル・スカリエッティ。」
カグツチ・・・・・
ゼスト「・・・・・・。」
ライチ「・・・・・・ゼストさん。」
ゼスト「・・・・はい・・・・。」
ライチ「ちょっとお話しがあります・・・・・。」
その頃古強者は女医の戦士に説教を食らっていた・・・・・・。
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作品説明
少女は再び生を貰い己が意志で生き抜こうとした。
だがある事件により少女には深い後悔が残った。
「・・・あの人を助けたい。」
たったその一つの願いを目的に少女は"蒼"を手にし
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