「なんだ・・・この手紙は」
一通の手紙に困惑する織田信長
手紙に困惑しているとき、遠山キンジが織田の部屋に訪ねてきた
「織田~いるか~」
ドアをノックするキンジ
「入っていいぞ」
部屋に入れる
「織田、お前も『あの手紙』が来たのか?」
「そうだが、その様子だと、、遠山、、お前もらしいな」
「そうなんだよ、、これっていかないとヤバいのか?」
「行くべきだ、この手紙の内容は見た感じ戦の始まりの儀式らしいからな」
「なぁ、、織田、、お前もその招待状が来たってことは、、どこかの結社の代表なのか?」
確認を取るキンジ
「ああ、その通りだ、予は名古屋武偵で尾張軍で、武偵活動とはかけ離れた活動をしている。予はその尾張軍の魔王、そうボスだ」
「お、おい織田、お前、、そんな結社を作って活動して、これがばれたら3倍刑で死ぬんだぞ、、で、、どんな活動をやってるんだ」
どんな活動かが気になっている遠山キンジ
「遠山、1年前の武偵殺しの真実をお前は知っているか?」
1年前の真実を語ろうとする織田
「真実?どういうことだ?あれはイ・ウーの奴らがやったことじゃないのか?」
「遠山、お前は何もわかってはいない、イ・ウーの奴らがやったのは1%にも満たない、あの理子でさえも、本当は殺していないのだ、それ故にこの国の国民は嘘の情報を公安0課、そう、武装検事に信じ込まされている、遠山よ、さっきお前は我が尾張軍の活動がどういうのか気になると申したな?」
「あ、、あたりまえだろ、一応お前らは反逆組織(レジスタンス)なんだからな、、」
「すべての結社を倒し天下統一をし、太平を成し遂げる活動をしている」
「そ、、そうか、、」
内心ビビってる遠山
「そう、縮こまるな遠山、予の話を聞いて、それでもまだ、国につき予に刃を向けるならその時はいつでも受けて立とう」
「ああ、その時はそうさせてもらうよ」
そういうと遠山は織田の部屋を後にした
「俺はまた、、新たな敵を増やしてしまった、、」
遠山が部屋を後にしたあと、信長は天を見上げていた
その頃理子はというと
妹と買い物に繰り出していた
「京子~この服どうかな~?」
黒いゴスロリを試着して京子に見せる理子
「す、すごく似合ってるよお姉ちゃん」
「そう?京子の白いゴスロリも似合ってるよ~」
「そ、、そうかな、、」
少し困惑する京子
「うん、すごく似合ってるよ、、」
何気に褒める理子
しかし、その時であったショッピングを楽しんでいる峰姉妹に黒いゴスロリで黒い日傘を持った女性、そう、ドラキュリアのヒルダが話しかけてきた
「久しぶりね、理子、京子5年ぶりとでもいうべきかしら」
「ヒルダ、、」
裏理子を発動しそうになる理子
「お、、お姉ちゃん、お、、落ち着いて、で?ヒルダ、今日はどういう要件なの?」
一度理子を下がらせ理子の代わりにヒルダに対応する京子
「今日はね、貴方たちにお願いがあってきたのよ」
「お願い?どういうこと?今まで散々私とお姉ちゃんを弄んで楽しんできたのに今更お願いだなんて、、ずうずうしいにもほどがあるわ」
反論する京子
「貴方たち姉妹がそういうのも無理はないと思うわ、これからの極東戦役、私達、そう、眷属に所属してほしい、それだけよ」
要求を説明するヒルダ
「嫌よ、私たちはもう所属するところを決めてる、もう貴方たちにはつかない、そうでしょお姉ちゃん?」
「そうね、ヒルダ、悪いけど、私達、どこに所属するかもう決めてるの、この話はなかったことにしてくれない?」
ヒルダにお引き取り願う理子
「そうね、悪かったわ、これはお詫びの代わりよ貴方たちにあげるわ」
ヒルダはコレクションケースから蝙蝠のピアスを二つ取り出し理子と京子に渡し去って行った
「お姉ちゃん……」
少しおどける京子
「なによ・・ヒルダ、、今まで私たちを辱めてたのに、、」
少し恨みがある理子
「お姉ちゃん、、今日はもう帰ろうよ、、」
帰宅を提案する京子
「そ、、そうだね、、もうかえろっか、、」
そういうと理子姉妹は服の勘定をすませて帰って行った
深夜 とある倉庫街倉庫内部にて
織田は指定された時間通りに倉庫内部にいた
そこで、織田は同盟関係にある四国連合のトップである坂本龍馬と再会する
「織田、ひさしぶりじゃのー、でっかい戦争があるきに、わし等が天下を取って平和な世を作るぜよ!」
「ああ、坂本、予も最初からそのつもりだ、それと、例の戦艦、用意はできておるか?」
耳打ちで聞く織田
「もちろんぜよ、イ・ウーのところに仲間を派遣して設計図を盗んでこさせたぜよ、もう少しの辛抱ぜよ、レールガンなどの最新兵器を搭載した戦艦『覇王』はそろそろ完成ぜよ」
現状を説明する坂本
「お、、織田のところって、、すごいなぁ、、、」
いつの間にかいたキンジ
「織田、こいつだれぜよ?見ない顔じゃきに」
キンジがだれかは知らない坂本龍馬
「ああ、坂本、こいつは予が転入したクラスで友の遠山キンジだ」
遠山を紹介する織田
「あー、、あのハイジャック犯や国の戦闘機のミサイル発射から乗客を命がけで守りおったのはもしかしておまんか?」
遠山の噂は聞きつけていたようだ
「え、、えぇ、、まぁ、、そうですけど、、」
坂本の迫力にもビビっている遠山
「おっと自己紹介が遅れたぜよ、俺は坂本龍馬、よろしくな遠山」
「お、、俺は遠山キンジって言いますよ、、よろしくお願いします」
まだ、かしこまっているようだ
「遠山、おまん、面白いやつじゃのぉ、」
「は、、ハァ、そ、、そうですか、、」
坂本と遠山は話に華が咲いていた
「おやおや、織田さんじゃないですか、、私の部下が貴方に非礼を働き貴方に大怪我を負わせたこと謝罪させていただきます」
倉庫の暗闇から小太りで眼鏡をかけて中華服を着た中年男性が現れた
そう、この男は諸葛静幻、アジア全域に城を構えているラン・パンの一部である香港のボス
「我はそのようなこと気にしておらぬ、今宵の戦で貴様らを倒す、それだけだ」
「そ、、そうですか、、その時に備えるとしましょう」
かなり冷静に対処する諸葛
ほかにも大型無人兵器に乗った少女やエジプトの女王様が着用するような衣服を着た女性などが集っていた
「おぬしが織田か?」
織田に話しかけるパトラ
「我がそうだが、おぬし、名をなんという」
「妾はパトラぢゃ、かのクレオパトラの末裔ぢゃ」
いかにも女王様ですよっていうような雰囲気をしている
さらに大鎌を持ったコートの女性が話しかけてくる
「カナよ、よかったら私を貴方の部隊に入れてほしいわ」
何気に織田の軍に入ろうとするカナ
「ふっ、よかろう、いつでも我が軍門を叩くがよいぞ」
歓迎する織田
「ほーおはんが絶世の美人のカナか?まっこと美人で美しいぜよ」
カナのセクシーボディーに魅了される坂本龍馬
「おい、小娘、その大きな機械、名は何という?」
大型無人兵器の近くにいる少女に声をかける織田
「LOO….」
織田におびえている謎の少女
「LOOか、、いい兵器を作ったな小娘」
謎の少女をほめる織田
「そ、、そうですか、、あ、、ありがとうございます、、」
少し顔が赤くなる謎の少女
「で、織田、お前は師団と眷属のどちらにつくのだ?」
いきなり問いかけてくるジャンヌ
「わ、、我は、、」
まだ迷っている織田
「新入りをいじめることはあまり感心しないわねジャンヌ、まぁ、遠山はお父様を討ったから私達眷属とは敵だけど、織田や坂本は世界に通ずる技術を持ってるわ、その技術を眷属で生かすことで世界は大きく動くと思うわ」
織田と坂本を眷属に入れようとするヒルダ
その話を聞いていた織田は思いっきり天に向かって高笑いをした
「フ・・フハハハハハハ、笑止!我や坂本はどちらにもつかぬ!そして、我らは新しい派閥で眷属、師団もろとも制覇してくれるわ!」
「す、、すごい自信ね、、」
かなりビビっているヒルダ
「おまん、レキといったな?おまんはどっちにつくきに?」
レキに話しかける坂本
「私は、、師団につきます、、、」
「おや、ウルスは師団につくのですか、、いつの日かビジネスの邪魔をされましてねぇ、、今回は眷属で戦いますよ、まぁ、織田が猴を仲間にしましたが私どもも最強の切り札が残っているのでね、、」
諸葛が話を聞いていたようだ
「ったく、めんどくせぇ、、もう帰りたいぜ」
遠山と同じ背丈の男子がかなり飽きをだしている
宣戦会議というものの周囲はすでに一触即発の状態
中にはすでに戦争を始めている輩までいる始末だった
ドイツ眼帯を付けた魔女カツェ・グラッセと修道女メーヤに至っては聖と魔の戦いが始まっている
しかし、その時であった、どこからかバイクのエンジンの音が聞こえる
その音を聞いた織田は双眼鏡でその実体を見てみると、、そのバイクにはアリアが乗っていた
アリアは犯罪者集団イ・ウーを完全に敵とみなしている
アリアにとって宣戦会議はイ・ウーのメンバーを大量に逮捕する絶好の機会でもあったのだ
「ジャンヌ、、おまんら、、どうするよ、このままじゃここにいる全員が刑務所行きぜよ」
少し不安がる坂本龍馬
「私がひきつける、坂本たちは、一刻も早く避難してくれ」
ジャンヌは魔剣デュランダルを槍のように投げた
「ヒルダ、今は対立している場合ではないな、早く我の船に乗れ、ほかの奴らは全員船に誘導した」
ジャンヌが剣を投げたと同時に来ていた使者全員を船に避難させていた
「そ、そうね、今は対立している場合ではないわ、でも、ジャンヌが、、」
「あ奴のことだ、アリアが来る前に逃げてくれるだろ」
ヒルダを落ち着かせる織田
「そ、、そうね、」
その後織田はヒルダを連れて船に乗り空地島を去って行った
その後それぞれの使いをそれぞれの国へ送り届けた織田と坂本であった
これから織田の天下をかけた戦いが開幕する
Tobecontinued……
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織田が猴、和泉、理子に弄ばれてから2週間後
男子寮の織田の郵便受けに一通の手紙が入っていた
しかし、織田は招待状とは気づいていなかった