翌日
俺たちが出発するということで村の人たちが見送りに来てくれた。
「それじゃ、3人のことお願いしますね」
そう言って水鏡先生は頭を下げてくる。
「分かりました。それより水鏡先生」
「何でしょう?」
「物覚えが悪くてあまり出来のいい生徒とは言えなかったけどいろいろ教えていただいてありがとうございました」
「いえいえ、誰にでも得意不得意がありますし、それに浩太さんは出来が悪いということはなかったですよ」
と言ってくれた。
「ありがとうございます…それじゃ、そろそろ行きますか」
「「「はい!」」」
今劉備という人物は公孫賛とういう人物の所に居るらしい。なのでそこから出発する前に向かおうということでそれなりに速いペースで向かっていたのでそれほど時間をかけずにつくことができた。(何度か盗賊に襲われたりしたが…)
「とりあえず今劉備様がどこにいるのかについて情報を集めましょう」
と朱里が言い出したので手分けして情報を集めることになったのだが俺は街を適当にぶらぶらしていた。
「どうするかね…」
あの3人が劉備に仕官することになったら俺はどうするか…今はずっとそれを考えていた。
「誰かに仕えるとか柄じゃないんだよな…」
今の俺の役目は3人を劉備の元まで送り届けることなのでここまで来たら成功のようなものだがどうしたものか…
「まぁ、その場の流れに任せるか…」
「はわわ、大変です!劉備様たちはもう出発するようです!」
俺が朱里たちと合流するなり朱里がそう言ってきた。
「それはまずいな…とにかく急いで向かうか」
「「「はい!」」」
浩太たちが向かっている頃劉備たちは集めた義勇兵をまとめ今にも出発するところだった。
「いよいよ出発、か」
智の御使いとして劉備たちと行動を共にすることになった北郷一刀が呟く。
「たくさん集まってくれたねー、これなら何とか戦えそうだねご主人様!」
今発言をした人物こそが劉備である。ピンクの髪をツインテールにしている。真名は桃香
「そうだなぁ、白蓮の顔はひきつってたけど」
白蓮と呼ばれた人物が公孫賛である。
「しかし…これからどうしましょうか?」
黒髪をサイドテールにしている関羽が言う。真名は愛紗。
「こーきんとーを探し出して、片っ端からやっつけるのだ!」
そして今発言したのが張飛。赤い髪に虎の髪飾りを着けている。見た目は子供である。真名は鈴々。
「勇ましいね、だけどそんな乱暴なやり方じゃすぐに兵糧がなくなっちゃうよ」
「むぅ、ならどうすればいいのだ?お兄ちゃんはなにか考えがあるのか?」
「うーん、そう言われると耳が痛いんだけど…」
と、みんなで頭を突き合わせていた。
「お!あれじゃねえか?」
「義勇兵らしき人たちもいますし間違いないでしょうね」
舞花が答える。
「なにか悩んでるみたいだしちょうど出番じゃねえか?」
そう言って俺たちは駆けて行った。
さてさて今回の第6話どうだったでしょうか?
相変わらず文才がないですがそこはどうかご容赦願いますm(__)mこうしたほうがいいんじゃないかというアドバイス等あったらぜひお願いします!
話は変わりますが…リリカルなのはのほうも見ていただいている方、実はsts編を書くにあたって間に何か入れるかそれともいきなりsts編に飛ぶかいまだに迷っています(^_^;)
なので希望がありましたら是非お願いしますm(__)m
文才がないので間に何か入れるとしても駄文になるかもしれませんがそこはご容赦ねがいますm(__)m
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今回第6話となっています。
一刀君が少しだけ出てきます。浩太との邂逅は次になります。