No.593202

英雄伝説~光と闇の軌跡~ 523

soranoさん

第523話

2013-07-01 09:17:14 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:992   閲覧ユーザー数:922

軍用犬達の事件より数日後、さまざまな支援要請を終わらせたロイド達がクロスベル市に戻って来た時、フランよりロイド達特務支援課に直接相談しに来た市民がいると伝えられたので、支援課のビルに向かい、入るとそこには紫髪の娘がいた。

 

~特務支援課~

 

「おっと………」

「あ、もしかして。」

「もう、来てたみたいね。」

紫髪の娘を見たロイドとシャマーラは声を上げ、エリィは呟いた。するとロイド達の声に気付いた紫髪の娘は振り向いてロイド達を見つめた。

「あ………す、すみません………!勝手に上がりこんでしまって……その………」

ロイド達を見つめた娘は慌てた後、申し訳なさそうな表情をした。

「ああ、いいですよ。話は聞いていますから。相談者の方ですよね?ようこそ、特務支援課へ。」

「ほっ………あの、リーシャ・マオといいます。本日は相談に乗っていただきありがとうございました………!」

ロイドの言葉を聞いた娘は安堵の溜息を吐いた後自己紹介をした。

(うわ………!)

(こ、こいつはまた………)

(とらんじすたぐらまーです………)

(う、嘘………!?セティ姉さんと良い勝負をする女性がこんなあっさり現れるなんて………!)

(何馬鹿な事言っているんですか、貴女は………)

娘―――リーシャのスタイルを見たロイド、ランディ、ティオ、シャマーラは驚き、エリナは呆れた様子で溜息を吐き

(ふう………あんまり露骨に見つめないの。―――ちょっとロイド?)

(いつまでリーシャさんを見ているんですか?彼女に失礼ですよ。)

エリィとセティは溜息を吐いて注意した後ジト目でロイドを見つめた。

(かかかっ!ロイドも男だ!仕方ねぇ!)

(フフ、やっぱり男の子ね……)

一方ギレゼルは陽気に笑い、ルファディエルは微笑んでいた。

「(はっ………)と、とりあえずそちらにおかけください。まずは一通りお話を伺います。」

そしてロイド達に促されたリーシャはソファーに座って、ロイド達に事情を話し始めた。

 

「――――脅迫状!?」

リーシャの話を聞いたロイドは真剣な表情で言った。

「はい………1週間前のことです。イリアさんの元に差出人不明の手紙が届いて………あ、イリアさんというのは。」

ロイドの言葉に頷いたリーシャはある人物の事を説明しようとしたが

「”炎の舞姫”の異名を持つ劇団アルカンシェルの大スター。国際的な知名度を誇る看板女優にしてアーティスト。いや~!まさかイリア・プラティエ絡みの相談事が回ってくるとはねぇ!」

ランディが代わりに答え、嬉しそうな表情をした。

「ランディさん………落ち着いてください。」

「そうそう。あんまり鼻の下伸ばしていると、相談が取り下げられるよ~?」

ランディの様子を見たティオは注意し、シャマーラはからかうような表情でランディを見つめた。

「その、さすがに有名人ですから名前くらいは知っていますが………しかし………その彼女あてに脅迫状が?」

「はい………本人はただのイタズラだと言ってますけど………ちょっと不気味な文面で………ただのイタズラには思えなくって。それで劇団長とも話し合ってとにかく警察に相談してみようって。」

「……脅迫状の現物はどちらに?」

リーシャの話を聞いたエリィは真剣な表情で尋ねた。

「その………イリアさん自身が持っています。すぐに捨てようとしていた所を何とか止めはしたんですけど………」

「そうなると、まずはその脅迫状を見せてもらう必要がありますね……そういえば………リーシャさんと言いましたか。当然、”アルカンシェル”の関係者なんですよね?」

「あ、はい。一応アーティストの一人です。その………まだまだ新米なんですけど。」

「って、ああ!」

ロイドとリーシャが会話をしていたその時、ランディは驚きの表情で声を上げた。

「な、何だよ、さっきから。」

「………依頼者の方に失礼ですよ。」

ランディの様子にロイドは不思議そうな表情で見つめ、エリナは静かな表情で注意した。

 

「君の顔、新作の特集ページで見かけたことがあるぜ!イリア演じる”太陽の姫”と対になる”月の姫”を演じる準主役………イリア・プラティエが大抜擢した彗星のごとく現れた大型新人って!」

「そ、そんな、大型新人なんて。まだまだ稽古不足で………足を引っ張ってばかりなんです。本当はデビューなんて早いと思ってるんですけど………」

ランディに言われたリーシャは苦笑した後、複雑そうな表情で考え込んだ。

「ふふっ、それでも凄いですよ。あのアルカンシェルに採用されてデビューするんですから。」

「ええ………謙遜する事なんて、ないと思いますよ。」

リーシャの様子を見たエリィとセティは微笑みながら言った。

「ううっ………」

2人の言葉を聞いたリーシャは複雑そうな表情で唸った。

「はは………大体わかりました。しかし話を聞いているとイリアさん本人は、この件について乗り気ではないみたいですね?」

「はい………とにかく今は、舞台の完成度を高めたいから外部の人間は入れたくないって………特にその………警察なんか言語道断だって………」

ロイドに尋ねられたリーシャが申し訳なさそうな表情で答えたその時、ロイド達は冷や汗をかいた。

「えっと………」

「それではわたしたちも出る幕など無いのでは………?」

そしてロイドは言いにくそうな表情をし、ティオはジト目でリーシャを見つめて言った。

「で、でも皆さんは”特務支援課”なんですよね?雑誌で読んだ限り、なんだか普通の警察の方よりも親しみやすそうっていうか………その、イリアさんも納得してくれるんじゃないかと………」

「う、うーん………」

「こう言っては何ですけど……遊撃士協会の方には相談は?イリアさんは民間人ですし………彼らの護衛対象になると思いますが。」

リーシャの話を聞いたロイドは考え込み、エリィは提案したが

「そ、それはその………クロスベルで遊撃士協会はとても人気があるみたいですから………公演前にそんな人達が出入りしたら変に噂になってしまいそうで………その点、皆さんならそこまで話題にならないかと思って………」

そしてリーシャの説明を聞いたロイド達全員は表情を引き攣らせた。

「す、すみません!私ったら失礼なことを………!」

ロイド達の様子に気付いたリーシャは慌てて謝罪した。

「……まあ、私達はそんなに有名じゃありませんものね。人気になっているのはルファディエルさんやメヒーシャさん達ですし………」

「そ、それは仕方ないわよ。」

ティオは静かな表情で呟き、エリィは慌てた様子で言った。

「い、いやあ。全然気にしてませんよ。それよりも………大体の事情は了解しました。………この件、引き受けようかと思うんだけどみんな、どうだい?」

一方ロイドはリーシャをフォローした後、エリィ達を見回して尋ね

「もちろん私は賛成よ。」

「わたしも異存ナシです。」

「あたしも!その大スターって人にも会ってみたいし!」

「………人の命が脅かされるような事件………ほおっておけません。」

「ええ。私も賛成です。」

「いや、むしろ断るなんてあり得ないだろ!」

尋ねられたエリィ達全員は頷いた。

「というわけで、リーシャさん。脅迫状の件、特務支援課が引き受けさせていただきます。」

「あ、ありがとうございます!一足先に劇団に戻ります。劇団長とイリアさんには私の方から報告しておきますのでいつ来ていただいても大丈夫です。」

「ええ、わかりました。」

「まったねー、リーシャちゃん!」

「それでは失礼します。」

エリィとランディの言葉を聞いたリーシャは頭を下げて支援課のビルから去って行った。

「さてと………とりあえず劇団に行ってみよう。脅迫状を見せてもらわない事には始まらないしな。」

「そうですね。ただのイタズラの可能性もありそうですし………」

「いや~、しかし役得だなぁ!公演直前のアルカンシェルに入れる機会があるなんてよ!しかも生イリアだぜ、生イリア!」

「確かに………あのイリア・プラティエから直接話を聞くかもしれないのよね。ちょっと緊張してきちゃった。」

「そ、そんなにか?うーん、雑誌とかで見る限り確かに美人だとは思うけど………」

エリィの様子を見たロイドは戸惑い

「………ちょっと楽しみです。」

「フフ、そうですね。」

ティオとエリナは静かな笑みを浮かべた。その後ロイド達は歓楽街にあるアルカンシェルを訪ね、劇場の支配人に事情を話した所イリアは現在舞台で練習しているとの事で、許可を貰い、舞台の観客席に入った。すると踊り子のような衣装を着た金髪の女性が激しい動きや踊りをしていた。

 

~アルカンシェル~

 

イリアが踊りを終えるとどこからか拍手の音が聞こえて来た。

「あら………?」

拍手に気付いた女性が首を傾げたその時、ロイド達が舞台の最前列で見ているリーシャとスーツ姿の男性に近づいてきた。

「あ、皆さん。」

「す、すみません。お邪魔してしまって………その………な、なんて言ったらいいか………」

「……あ、あの………す、すごかったです………!」

「はは………ちょっと魂抜かれかけたぜ。」

「………素晴らしいものを見せて頂きました。」

「はい。あれほどのもの、初めてみました。」

「凄い、凄い!とっても凄かったよ~!」

「………とてもいいものを見せていただき、本当にありがとうございます。」

ロイド達はそれぞれ興奮した様子で女性を称えた。

「ふふ、ありがと。」

ロイド達の称賛に女性は微笑んだ後跳躍して舞台を降りてロイド達の前に降り立った。

「ま、完成というにはまだ程遠い状態なんだけどね。」

「ええっ!?」

「ま、まだ上があるんですか………?」

「あれほど素晴らしいものにさらに上があるなんて……!」

そして女性が呟いた言葉を聞いたロイドはエリィ達と共に驚き、ティオとエリナは信じられない表情をした。

「あったりまえじゃない。このシーンはあくまで冒頭の”太陽の姫”だけのシーン。これに”月の姫”が加わることで何倍にも相乗効果が生まれる………最後のクライマックスシーンは今の数十倍は凄いと思うわよ~?」

「ごくっ………」

「す、凄いッスね…………」

「そ、想像すらできません………」

不敵な笑みを浮かべた女性の話を聞いたロイドとランディは唾を呑みこみ、エリィは疲れた表情で呟き

「ねえねえ、セティ姉さん!今からアルカンシェルのチケット買おう!?」

「……そうですね。私も今のを見て本気で見たくなってきました。ランディさんの話では1ヵ月先まで席が埋まっているとの事でしたが………それだけ待っても見るべきですね。」

シャマーラははしゃいだ様子でセティにねだり、ねだられたセティは考え込んだ後微笑み

(あ、あの………私も見たいです!)

(私も!)

(なんだか凄い!っていうのは感じられた!僕達も見たいよ~!)

(フフ、私達はエリナ達と一緒なんだからエリナ達が席をとってくれたら、私達も見れるわ!)

水那達もそれぞれ興奮した様子でいた。

 

「ふふっ……―――リーシャ、彼らがさっき言ってた?」

ロイド達の様子を見て微笑んだ女性はリーシャに尋ねた。

「はい。特務支援課の方々です。」

「ふーん、確かに全然、警察っぽくは見えないけど。でもねぇ。事情聴衆とかするんでしょ?たかがイタズラごときにそこまで付き合いたくないわね。」

「まあまあ、イリア君。みんな心配してるんだ。少しくらいいいじゃないか。」

リーシャの話を聞いた女性―――イリアはロイド達を見回した後不満げな表情をし、その様子を見たスーツ姿の男性――ー劇団長はイリアをなだめた。

「んー、そう言われても。公演前にテンション下がることは一切しないのがスタイルだし~。リーシャが胸を揉ませてくれたら少しは考えるかもしれないけど~。」

「も、揉ませませんっ!」

「はあ、まったく君ときたら………」

そしてイリアの話を聞いたリーシャは慌てた様子で両手で胸をかばい、劇団長は呆れ

(な、なんか舞台の上とのギャップが………)

(微妙にオジサンっぽいです………)

(ああいう性格は少々苦手なのですが………)

その様子を見ていたロイドは苦笑し、ティオはジト目になり、エリナは目を伏せて呟き

(そうかな~?こっちの方が親しみやすくていいけど。)

(フフ、仕事とプライベートをハッキリと切り分けている方ですね。)

シャマーラは首を傾げ、セティは微笑み

(うーん………女傑らしいのは知ってたけど。)

(いや~、強烈な人だよなぁ。)

エリィは複雑そうな表情で考え込み、ランディは嬉しそうな表情でイリアを見つめていた。

「す、すみません皆さん。何とか説得してみますからロイドさん達は控え室にでも………」

そしてリーシャがロイド達に謝罪したその時

「あら………?」

何かに気付いたイリアがロイドに近づき、ロイドをじっと見た。

「えっ………」

「イリアさん………?」

イリアの行動にロイドは呆け、リーシャは不思議そうな表情でイリアを見つめた。

「ロイドって――――今、そう言ってたわね。ひょっとしてあなたのこと?」

「え、ええ………まあ。(近い、近すぎるって………!)」

イリアに尋ねられたロイドは慌てた様子で答え

(お!?なんかまた面白そうな事を仕出かしてくれそうな予感♪)

(フウ………私と一緒に生活していたから女性には免疫があると思ったのだけどね………フフ、まだまだ子供ね。)

ロイド達の様子を見たギレゼルは口元に笑みを浮かべ、ルファディエルは溜息を吐いて苦笑した後、微笑んだ。

「フルネームは?」

「その………ロイド・バニングスですが。」

そしてイリアに尋ねられたロイドが名前を名乗った時

「あはは、やっぱり!」

イリアは嬉しそうな様子で笑った後ロイドに抱き付いた!

 

「!!!???」

イリアの行動にロイドは混乱し

(クハハハッ!やっぱり面白い事になってきたぜっ!)

(あら………これは驚いたわね。)

ギレゼルは陽気に笑い、ルファディエルは意外そうな表情をし

「………!?」

「「ええっ!?」」

ティオとエリィ、シャマーラは驚き

「まあ………」

「あ、あの一体何が………?」

セティは目を見開き、エリナは困惑し

「おいおいおいおい………!」

ランディは目を細めてロイドを睨み

「イ、イリアさん!?」

「な、何をしてるのかね!?」

リーシャと劇団長は驚いて声を上げた。

「いや~、世間は狭いわねぇ!まさか噂の弟君とこうして会えるなんて!そう言えば、警察に入ったって聞いたことがあったっけ………ふふ、聞いていたイメージとホントそっくりじゃないの!?」

「あ、あの………ひょっとして。イリアさん………セシル姉の知り合いだったり?」

(そう言えば以前あの娘言ってたわね………アルカンシェルの関係者に親友がいるって。)

イリアの話を聞いたロイドは戸惑った様子で尋ね、ルファディエルは考え込んだ。

「セシルはあたしの親友よ。日曜学校以来だからもう10年以上になるわね。」

「な、なるほど………」

「そう言えばルファディエルって天使は?確かセシルの話だと貴女とずっと一緒にいるんでしょ?」

「え、ええ。セシル姉、ルファ姉の事も話していたんですね。………ルファ姉にも会いたかったんですか?」

イリアに尋ねられたロイドは戸惑った様子でイリアに尋ね

「当然!セシルの親友って事はあたしの親友でもあるんだからね!一度会いたかったのよね~♪」

尋ねられたイリアは嬉しそうな表情で言い

「ハ、ハア………そこまで言うなら。――――ルファ姉。」

イリアの話を聞いたロイドは戸惑った様子で頷いた後、本来の姿である”天使”になっているルファディエルを召喚した。

「なっ………!?」

「ええっ!?て、天使………!?」

召喚されたルファディエルを見た劇団長とリーシャは驚いた。

「―――初めまして。ルファディエルよ。貴女がセシルの話にあったアルカンシェルにいるあの娘の親友ね?」

そしてルファディエルは静かな笑みを浮かべてイリアを見つめ

「ええ、そうよ!ふふ………こっちも聞いていたイメージ通りね!いや~、それにしてもこんな形であたしが会いたかった2人と同時に会えるなんてね♪」

ルファディエルに見つめられたイリアは頷いた後、ロイドと同じようにルファディエルを抱きしめた。

「フフ………スキンシップが大胆な人ね。」

「「ええっ!?」」

「おおっ!?なんて素晴らしい場面だ………!」

イリアに抱き締められたルファディエルは余裕そうな笑みを浮かべ、ロイドとエリィは驚き、ランディは驚いた後嬉しそうな表情をした。

「それにしてもセシルが私の正体まで話していたのは意外だったわね………ちなみにあの娘、私の事、なんて説明していたのかしら?」

「確か………他人に対する笑顔の中に何が隠されているかわからないけど、親しい人達にだけは本当に優しい腹黒天使だって言ってたわよ♪」

そしてルファディエルに尋ねられたイリアはルファディエルと離れた後笑顔でとんでもない事を言い

「あら…………あの娘、そんな風に私を見ていたなんて、初耳ね。」

イリアの話を聞いたルファディエルはすざましい威圧を纏って微笑みを浮かべ

(かかかっ!見事に当たっているじゃねえか!)

(あっははは!天然に見えて意外とちゃんと見ているじゃないか、あの女!)

ギレゼルとエルンストは大声で陽気に笑い

(ル、ルファディエル様………お気を確かに………!)

(フッ………まあ、間違ってはいないな。)

メヒーシャは冷や汗をかき、ラグタスは静かな笑みを浮かべ

(こ、怖いよ~!まるでセラ母さんやセティ姉さんが怒った時に似ているよ~!?)

(余計な事を言うのは止めなさい、シャマーラ!)

シャマーラは身体を震わせて呟き、それを聞いたエリナは慌てた様子でシャマーラに忠告したが

「あら………?それは一体どういう意味ですか、シャマーラ、エリナ?」

「「ひっ!?」」

同じように威圧感を纏った笑みを浮かべたセティに見つめられ、悲鳴を上げて黙り込んだ。

「ル、ルファ姉!落ち着いて!」

「み、皆さんの前なのでそのぐらいにしておいてください。」

ロイドとエリィは慌てた様子でルファディエルをなだめ

「こ、これがルファディエル姐さんの怒り………すげぇ………身体が勝手に震えてきやがった………!」

「想像していたよりもずっと怖いですね………」

ランディは身体を震わせながら真剣な表情でルファディエルを見つめ、ティオは身体を震わせながら疲れた表情で呟いた。

「ふふ……改めて自己紹介するわね。イリア・プラティエ―――劇団アルカンシェルの看板を背負(しょ)って立たせてもらってるわ。よろしくね、弟君達!」

一方ロイド達の様子を見て微笑んだイリアは自己紹介をした。その後普段着に着替えたイリアと共に控え室で話を始めた………

 

 

 


 
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