No.591899

仮面ライダー 打ち砕け! 暗黒魔術師の野望 55

前回ダブルライダーは逆転し、黄金狼男を窮地まで追い込む。後一歩の所で倒せたがアリイモラが自らを犠牲にして黄金狼男を逃がしてしまった。 一方で袁紹の誤解は解けたが彼女は無実の白蓮を殺そうとした事を後悔し、自ら命を絶って責任をとろうとする。しかしとっさに白蓮が袁紹を平手打ちし、短剣をたたき落とし自殺を阻止した。そして白蓮は彼女を許すと同時に真名を交換し合い、和解するのであった。

2013-06-28 02:46:06 投稿 / 全1ページ    総閲覧数:2038   閲覧ユーザー数:2013

邪悪なる王 恋姫の世界に召喚されるのこと Aパート

 

 

一同は入浴を終えて、風呂から上がって本郷達のいる部屋までむかう。

 

そして本郷達のいる部屋に入ってみるとそこには

 

本郷猛

「袁紹、袁術やっと上がってきたか!」

 

袁紹兵

「袁紹様っ! 袁術様っ! お待ちしておりました!」

 

そこには本郷、一文字だけでなく袁紹、袁術の兵士もいたのだ。

 

麗羽

「あらっ! 私達の兵士じゃありませんの? どうしたんですの

そんなに血相を変えて・・・・」

 

美羽

「厠でも近いのかや?」

 

一文字隼人

「違う・・・この兵士達が君達に重大な事を伝えたいそうだ」

 

麗羽

「重大な事?」

 

美羽

「それは何なのじゃ?」

 

袁紹兵

「とても信じてもらえない話だと思うんですが・・・お二方

お耳をお貸しください」

 

麗羽&美羽

「「?」」

 

そしてその二人の兵士は麗羽と美羽にこう告げる。

 

(ヒソヒソヒソ・・・・)

 

麗羽

「っ!? ぬわんですって!?」

 

美羽

「にゃ、にゃに~!?」

 

桃香

「あ、あの~麗羽さん 美羽ちゃん どうしたんですか?」

 

すると麗羽は精気が抜けたような顔で彼女達にこう言いだす。

 

麗羽

「わ、私の治める予州が烏賊の化け物が率いる謎の軍勢に襲撃されてほぼ壊滅したですって・・・・」

 

美羽

「わ、妾の建業はトカゲとヒルの様な化け物が率いる軍勢に攻め入られて向かっていった

兵士は血を吸われて皆殺しにされたそうなのじゃ・・・・」

 

一同

「ええっ!?」

 

そして本郷は「烏賊の化け物」という単語に反応してこう聞く。

 

本郷猛

「烏賊の化け物?・・・・おい、その烏賊の化け物はもしかして全身真っ白で金色の鷲の絵が入った黒い腰巻をしてイカの脚のような鞭を持っていなかったか?」

 

するとその袁紹の兵士はこの場にいる者にまだいっていない事を本郷が

 

知っていた事に驚く。

 

袁紹兵

「えっ?・・・・・・はい確かにそういう化け物でした あの、まだ言っていないのに何故分かったのですか?」

 

本郷猛

「俺はそいつと戦って勝った事があるからだ 恐らくそいつはイカデビルだ!」

 

一文字隼人

「そっちがイカデビルなら建業を襲ったのはきっとヒルカメレオンの軍勢だな

血を吸う怪人と言えばあいつしかいない」

 

愛紗

「しかし、何故ゲルショッカーは予州と建業を襲ったのでしょうか?」

 

本郷猛

「それは俺達にも分からない。失礼な言い方になるが少なくとも袁紹、袁術の治めていた予州、建業にはゲルショッカーが目を付ける様な物はないはずだ」

 

「言われてみればそうですな。」

 

桃香

「う~ん・・・・あの麗羽さん、美羽ちゃん 何か心当たりはありませんか?

ゲルショッカーに狙われるような・・・・」

 

麗羽

「そ、そんな事言われても・・・・分かりませんわ・・・・」

 

麗羽は動揺して何も言えない状態であった。

 

無理もない。

 

帰る場所を失ってしまったのだから・・・・

 

美羽

「妾も建業が襲われた理由が分からぬ。 なぜ・・・・」

 

麗羽と美羽は何故予州と建業が襲われたのか原因を考えていたその時

 

?????

「クワワワワカカカカカカッ!」

 

本郷猛

「!? 誰だ!?」

 

外から人間とは思えない不気味な笑い声が聞こえてきたので本郷と一文字は

 

外に飛び出し、一同はその後を追った。

 

中庭に出てみたがそこにはだれもいない。

 

「だ、誰もいない?」

 

蒲公英

「そんな・・・確かに変な笑い声がしたのに・・・・」

 

本郷猛

「何者だ!? どこに姿を隠した!」

 

一文字隼人

「隠れていないで出てこい! ゲルショッカーの怪人!」

 

?????

「私はここですよ皆さん クワワカカカカッ!」

 

その声は空からしたので一同は上を見上げるとそこには・・・・

 

本郷猛

「き、貴様は!?」

 

?????

「おや? その反応私の事を覚えていたんですね? しばらくあっ

ていなかったのに いやいや敵ながら関心関心・・・」

 

一文字隼人

「やっと姿を現したという事か!」

 

その異形の者はふざけた事をいいながら本郷達を見下ろしていた。

 

そいつは・・・・

 

本郷猛&一文字隼人

「「タコガラスッ!」」

 

タコガラス

「クワワワカカカッ! その通り! お久しぶりです! 

本郷猛! 一文字隼人!」

 

愛紗

「ご主人様! タコガラスとはもしや!」

 

愛紗は聞き覚えのある怪人の名に反応する。

 

本郷猛

「そうだ! 俺達がこの世界まで来るきっかけを作った改造人間だ!」

 

桃香

「あれがご主人様の追ってきたタコガラス!」

 

そして本郷はタコガラスにこう聞きだす

 

本郷猛

「答えろタコガラス! ゲルショッカーは何故予州と建業を襲った!?」

 

タコガラス

「クワワカカカ・・・・いいでしょう特別に教えてあげましょう そこのお馬鹿さん

二人が例の献上品を作るのに必要な石を持っていたからです」

 

麗羽

「なっ!?♯ 誰がお馬鹿さんですって!?」

 

美羽

「にゃに~!? 妾達を名門袁家の出身者だと知ってその様な

無礼な事を言っておるのか!?」

 

タコガラス

「クワワカカカ・・・・私達の策に引っ掛かり、公孫賛を殺そうとしたのにそれでも馬鹿

じゃないと言い張る気ですか?」

 

麗羽

「うっ!」

 

怪人の言う事は彼女には正論に聞こえた。

 

本郷猛

「それよりも、その石とは一体何だ!?」

 

タコガラス

「そこまで教える気はありません クワワカカカッ!」

 

一文字隼人

「何をっ!?」

 

一文字が何か言おうとしたその時

 

(ザアアアアア・・・)

 

本郷猛

「うっ!」

 

一文字隼人

「うわっ!」

 

突如もの凄い邪悪な気配を一瞬だが感じ取ってしまう。

 

鈴々

「お兄ちゃん達!?」

 

本郷猛

「い、今の気配は!?」

 

一文字隼人

「何だ今の悪寒は!?」

 

タコガラス

「(おや、どうやらあのお方の魂の気配を感じ取った様ですね これ以上は我らの計画が

ばれてしまう恐れがありますからそろそろ帰るとしますか)では皆さん、またご機嫌よう」

 

タコガラスはそういうと、アジトの方へと体を向けるが

 

本郷猛

「待てタコガラス!逃がすと思うのか!? フンッ!」

 

本郷はタコガラスを追うため変身の体制をとる。

 

(ピュイイイイン!)

 

本郷猛

「ライダー・・・・」

 

本郷は左手を腰に当て、右腕を左側に持ってきてポーズをとると、

 

右腕をまた右側に持ってきて、今度は右腕を腰に当て、左腕を右側に持っ

 

てきた。

 

本郷猛

「変身っ!」

 

(ゴウン!)

 

すると本郷の腰から赤い風車のついたベルトが現れ、

 

本郷猛

「トオッ!」

 

本郷がそのままジャンプすると、ベルトから発した凄まじい光が彼を多い光が晴れ

 

ると仮面ライダーになった彼はサイクロンに乗り、そして

 

仮面ライダー一号

「サイクロンジャンプ!」

 

(ビュオオオオオオオン!)

 

サイクロンから翼が生えタコガラスをたたき落とすために

 

向かっていった。

 

彼は思ったのだ。タコガラスを捕まえる事ができれば暗黒魔術師の

 

真の目的が分かるのだと

 

しかし・・・・

 

?????

「砲弾スクリュウウウウボオオオオオオオオオル!!」

 

仮面ライダー一号

「ッ!?」

 

何者かが右側からサイクロンに体当たりをかまそうとしている事に気づき

 

仮面ライダーはとっさに左側にサイクロンを傾け、わざと下の方へと降りていき

 

何者かの攻撃を避けた。

 

(ブウウン・・・ブウウン・・・ブウウウウン・・・)

 

地面につくと今度は

 

タコガラス

「カラス羽ミサイル!」

 

(バシュン!バシュン!バシュン!)

 

タコガラスが翼を仮面ライダー一号の方に向け羽を飛ばしてきた。

 

仮面ライダー一号

「はっ!」

 

(ブオオオン)

 

一号はとっさにタコガラスの攻撃を避わすと、タコガラスは落下していく何者かを回収し

 

飛び立っていく。

 

仮面ライダー一号

「くそっ! 逃がしたか!? 一体何者だったんだ!?」

 

タコガラスの方を見ていると一文字はこういう。

 

一文字隼人

「今の攻撃・・・・・もしやワニマジロ!?」

 

(ボシュン!)

 

変身を解いた本郷は一文字にこう聞く。

 

本郷猛

「ワニマジロ?・・・・・あの左慈とかいう少年の正体の事か?」

 

一文字隼人

「ああ・・・・とっさに避けなかったらサイクロンが破壊されていたぞ」

 

一文字が一同にそういっていた頃、基地に向かっていたタコガラスはワニマジロに

 

こういう。

 

タコガラス

「全く飛べないくせに無茶しますねワニマジロ・・・・・」

 

ワニマジロ

「五月蠅えっ! テメエには待機命令が首領から出ていただろうが!

勝手な事してんじゃねえよ! グワングワンッ!」

 

タコガラス

「まあまあっ・・・・ずっと待ってばかりでは退屈だったんですよ

退屈凌ぎに彼らを馬鹿にしに行くぐらいいいでしょう?」

 

ワニマジロ

「チッ! まあ、その気持ちも分からなくはねえがよ グワングワン・・・」

 

タコガラス

「さあ、基地に帰りましょう・・・・もうイカデビルとヒルカメレオンが任務を終えて

帰っている頃です」

 

ワニマジロ

「そうだな・・・・全ては俺達の偉大なる目的の為に・・・・」

 

その頃、ゲルショッカー三国時代支部では

 

イカデビル

「キイイイイイイイイイン! 今戻ったぞ暗黒魔術師っ!」

 

ヒルカメレオン

「キエエエエエっ! お前の言っていたものを回収したぞ」

 

そこには死神博士の正体イカデビルとブラック将軍の正体ヒルカメレオン

 

がいた。

 

そしてその場に黒い炎に包まれて暗黒魔術師が姿を現した。

 

暗黒魔術師

「待っていましたよイカデビル、ヒルカメレオン・・・・それで、敵の方はどうでした?」

 

イカデビル

「ああ、袁紹の兵士の奴ら。そこそこ強かったが所詮俺達の敵ではなかった

止めに予州に隕石を連続して落としてやったぞ キイイイイイイイイインッ!」

 

ヒルカメレオン

「キエエエエッ! こっちは兵士が戦闘員より弱すぎて話にならなかったがな

まあ、向かって来た兵士の血を吸えたからいいか」

 

暗黒魔術師

「フフフフ・・・・思う存分暴れてこられたみたいですね。私の期待したとおりです」

 

その時、黄金狼男が司令室に入ってきた。

 

黄金狼男

「ウオオオオオ・・・オオオン! 暗黒魔術師ッ!」

 

暗黒魔術師

「おおっ・・・・黄金狼男・・・ご無事だったんですね」

 

黄金狼男

「ああ・・・・」

 

暗黒魔術師

「アリイモラはどうしました?」

 

黄金狼男はゾル大佐の姿に戻りこういう。

 

ゾル大佐

「奴は私をダブルライダーの攻撃から庇って、命を落とした

今までの多くの怪人を指揮してきたが奴ほど勇敢な怪人は

いなかった」

 

暗黒魔術師

「そうですか・・・彼を失ったのは痛手ですが、名はゲルショッカーに

残るでしょう」

 

そして今度はワニマジロから元の姿に戻った左慈が入ってくる。

 

左慈

「于吉。今戻ったぞ」

 

暗黒魔術師

「フフフフ・・・・お疲れ様でした左慈。」

 

左慈

「全く・・・あいつには困ったもんだ」

 

暗黒魔術師

「まあ、そう言わないで下さい 彼もかなり退屈だったんでしょう

この世界に本郷を・・・ワザとおびき寄せてからずっと食べては寝るだけの生活

でしたからね」

 

左慈

「ああ・・・・それより例の石はどうした?」

 

暗黒魔術師

「作戦は成功し、奪取できましたよ」

 

 

左慈はいつの間にか元の姿に戻った死神博士とブラック将軍が持っているオレンジ色の

 

割れた石を見つめる。

 

左慈

「おおっ・・・これだ これだ 俺達の探していた三つの石の一つ『天の石』だ」

 

暗黒魔術師

「フフフ・・・・残るは『海の石』『地の石』です。」

 

左慈

「だが、これ割れてるぜ どうすんだよ?」

 

暗黒魔術師

「大丈夫です この石は合わせれば再生しますから」

 

左慈

「そうか そりゃ良かった」

 

暗黒魔術師

「では移動しますよ・・・・・誰かあるっ!」

 

ゲルショッカー戦闘員

「ギイッ!」

 

暗黒魔術師

「謹慎中の地獄大使殿に伝えて下さい。 『謹慎はただいまをもって解除。

至急、蘇生室まで来られたし』と」

 

ゲルショッカー戦闘員

「ギイッ!」

 

戦闘員は暗黒魔術師にそう言われると司令室を後にした。

 

死神博士

「あの大馬鹿者の謹慎をもう解くのか? 早すぎるのではないか?」

 

暗黒魔術師

「いいえ、彼も充分反省したことでしょう それに今のうちに彼にもあのお方

を紹介しておきたいので・・・・」

 

そして数分後、蘇生室と呼ばれるやたらと機械や化学戦闘員が多い部屋に一同は

 

いた。

 

地獄大使

「ほうここが蘇生室か? 儂らも入ることを禁じられているこの部屋に

何故招き入れたのですかな暗黒魔術師殿」

 

暗黒魔術師

「フフフ・・・いよいよ あのお方の魂をこの世界に呼び寄せ

るときが来たんですよ」

 

地獄大使

「ほう? あのお方か?」

 

左慈

「そしてこれが、俺達の王の魂を憑依させる依り代の人間だ」

 

(ピポパピポッ!)

 

左慈はパスワードを入れると頑丈な扉が開き、その部屋から冷気が出てきたのと

 

同時にそこに何らかの培養カプセルに入れられ

 

額に目を移植された高校生くらいの少年がいた。

 

そして、その少年に移植された目が見開いた。

 

(ギロリッ!)

 

 

ゾル大佐

「何者だこの少年は?」

 

暗黒魔術師

「フフフフ・・・・彼は本来なら別の世界で重要な鍵を握っていた存在です」

 

ブラック将軍

「重要な鍵?」

 

暗黒魔術師

「しかしそれは別の世界での話・・・・彼を我らの王の依り代にすれば

来るべきこの世界の人間達との戦いを有利にしてくれるはずです」

 

地獄大使

「来るべき戦い? この世界の人間達に戦争をしかけるのか?」

 

左慈

「そうだ だが、まだ俺達には人間共に喧嘩を売るほど戦力がねえっ!

ムカツクがな」

 

暗黒魔術師

「ええ、でももうすぐ戦争が出来るほどの戦力が手に入りますよ

死神博士、ブラック将軍 『天の石』を培養カプセルの前のパネルに

入れて下さい」

 

死神博士

「いいだろう・・・」

 

ブラック将軍

「承知した」

 

そして二人はパネルに『天の石』を入れる。

 

(パチンッ!)

 

すると・・・・・

 

ピカアアアアアッ!

 

地獄大使

「うおっ!? な、何だ!?」

 

『天の石』が急に輝きだし、そして光が晴れるとそこには本来の形に戻った

 

石があった。

 

左慈

「へえっ! マジで再生しやがった」

 

暗黒魔術師

「さあ、今度はこれに怨嗟の声を吹き込みますよ 左慈貴方も協力して下さい」

 

左慈

「分かった・・・・」

 

暗黒魔術師

「では四幹部の皆さん・・・・見ていて下さいよ」

 

地獄大使

「ああっ・・・」

 

そして暗黒魔術師と左慈は太平要術の書を見ながら不気味な呪文を唱えだした。

 

暗黒魔術師&左慈

『エンガンボエゾグラグアギキジャアグバスギョヨ。

ワレラザネガグ。デンンギギビチバラゾアタエワレランギザ 

ギバスゴグジャガンンタラギギゾギラボボビヨビヨセタラエ

エエエエエエエエエエエッ!』

 

そして太平要術の書から四幹部を復活させた青い稲妻がでて『天の石』に

 

直撃する。

 

そして今度は『天の石』から稲妻が培養カプセルの上に行き空間に穴を開けると

 

そこから巨大な目玉の様なエネルギー体が現れる。

 

そしてそのエネルギー体は依り代になっている少年の体に吸収され

 

そして培養カプセルの中の少年の目が開き赤く輝きだすとうなり声を上げた。

 

??????

『ガアアアアアアアアアアアアアア・・・・』

 

暗黒魔術師

「せ、成功です! 我らの王の魂を呼び寄せられましたよ!」

 

??????

『我は再びこの世に戻ってきた。 我を呼び寄せたのは貴様らか

久しいな』

 

ブラック将軍

「その声!? あなたはもしや新たなる首領!」

 

暗黒魔術師

「ええお久しぶりです我らの王」

 

左慈

「我々は貴方の復活を待っておりました」

 

??????

『しかし、この依り代 人間の小僧ではないか 弱すぎる・・・・』

 

暗黒魔術師

「確かに貴方の依り代にしたのは人間の青年です しかし、それは今だけの話

もうすぐその肉体をさらに強化して仮面ライダーをも超えた存在にしてみましょう」

 

??????

『仮面ライダーをも超えた存在か・・・・・楽しみにしている』

 

左慈

「御意・・・・」

 

暗黒魔術師

「さあ、次は『地の石』を手に入れるときです スパイの情報で『地の石』は

曹魏の曹操に献上された宝の中にあることがわかりました 地獄大使殿 指揮の

失敗を拭うチャンスを与えます 貴方の作戦で敵の気をそらして下さい」

 

地獄大使

「いいだろう 失敗を取り消せるなら、やってやる」

 

暗黒魔術師

「では偉大なる王 しばらくは気配を潜めて下さい 仮面ライダーに

貴方の事が知られたら、計画が破綻しますので・・・・」

 

??????

「良かろう・・・以前我が気配を仮面ライダー共に悟られたのが原因で

我は敗れたからな・・・・」

 

そして培養カプセルの中の少年は目を閉じた。

 

暗黒魔術師

「フフフ・・・・ご理解頂き感謝します。さあ、人間の皆さん

今のうちにつかの間の平和を楽しんでおいて下さい。我らの

偉大なる王の完全復活も近い! そうなれば、この世界は怪人軍団の

理想郷になります。ふははははははっ!」

 

蘇生室に暗黒魔術師の笑い声が響き渡った。

 

果たして暗黒魔術師のいう偉大なる王とは何者なのか!?

 

(ル・ル・ル~ルルルルッ!『アイキャッチ 新一号&新二号』)

 


 
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