目が覚めた・・・
長武「・・・・・・うぅ・・・?」
武志「ん?起きたか、長武、さっさと起きて飯を作ってくれんか?ワシは腹が
減ってたまらんわ・・・」
長武「へいへ~い。ふわぁぁ・・・」
眠い目をこすりながら台所に向かう。
家には今、俺と爺ちゃんしか住んでおらず、爺ちゃんは料理ができず俺しか作
れる人がいなかった。去年までは婆ちゃんが作ってくれていたが、現在は一人
で旅行に行っていている。
長武「う~む・・・何を作ろうか・・・」
昨日は気を失ってそのまま眠りについたため、米を炊く準備をしていなかった。
冷蔵庫の中には・・・
タマネギ ニンジン キャベツ 牛肉 その他調味料
長武「う~ん・・・普通に炒め物ぐらいだな、作れそうなのは・・・」
というわけで、レッツクッキングだ
∧,,∧
(;`・ω・) 。・゚・⌒) 肉炒めるよ!!
/ o━ヽニニフ))
しー-J
アッ! 。・゚・
∧,,∧ て 。・゚・。・゚・
(; ´゚ω゚)て //
/ o━ヽニニフ
しー-J 彡
∧,,∧ ショボーン
( ´・ω・)
c(,_U_U ・゚・。・ ゚・。・゚・ 。・゚・
━ヽニニフ
よしバレてない
クルッ∧,,∧
ミ(・ω・´ )つ サッサ
c( U・ ゚U。彡・ 。・゚・
━ヽニニフ
∧,,∧ 。・。゚・。 ゚・。゚・ できたよ~
( ´・ω・)つ\・゚・ 。・゚・・/
いや・・・その・・・俺もまだ料理は得意じゃないんだ・・・
武志「ま~だ~?」
ヒー!! ノ)゚Д゚(ヽ
長武「出来たからもうちょっと待ってて~!」
俺は急いで食卓に向かった・・・
さて、なんとか落としたことはバレずに朝食をすませた。
そして、食後の運動が終わり、片付けを済ませると、爺ちゃんが近づいてきた。
武志「長武よ、お主に渡すものがある、ついて来い」
長武「?うん・・・」
というわけで、爺ちゃんについていくと、家の裏にある蔵に来た
武志「さぁ、入りなさい」
爺ちゃんに促され、中に入ると、そこには・・・
長武「これは・・・偃月刀?でもなんでこんな所に?」
武志「手にとって、外で振るってみるといい」
長武「え、うん・・・」
俺は蔵の外で偃月刀を振ってみた
ブォン!!ヒュン!!シュッ!!
長武「・・・・・・スゲェ・・・」
武志「そうだろう、お主はワシに勝った、そして最強であることを証明し、とりあえずは次期師範の座を勝ち取った、真田流槍術師範に与えられるその武器を手にするにふさわしい身になったのだ、ゆえに、この武器はお主のものだ」
長武「そんなものがあったのか・・・」
俺は偃月刀を見つめながら呟いた・・・初めて手にした物なのに、驚くほど手に馴染む。
武志「さて、これでワシがお前に教えることはなくなった。明日は譲位の式を行うからの、しっかり作法を熟知しておけよ?」
長武「うん、分かった!」
そして、俺は自室に戻り、作法書を見ていた。
長武「・・・・・・風呂で体流すか・・・」
昨日風呂に入れなかったので体がべたついて気持ち悪かったので、俺は風呂に入ることにした。
長武「~♪~~♪~♪」
ザバァッ
俺は鼻歌交じりに頭を洗っていた、さて、シャンプー流すか
ザバァッ・・・ザバァッ・・・
そして流しきったかを確認するために、目の前の鏡を覗き込んだ
そこには・・・
見慣れた顔ではなく・・・
明らかに・・・
おさげが似合わないようなマッチョの変態がいた・・・
長武「ギャアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!」
そう叫びながら湯船に飛び込んだら、湯船の底が無かった・・・
長武「!?むぐぅ!!むぐぅぅぅぅ!!!??」
なぜかどんどん底のほうに引きずられていく、どうなってるんだクソ!
そして、白い光が見えてきたと思ったら、俺の意識が途切れた
あとがき
というわけで第二話終了です
出ましたね、ヤツが・・・
出てもらうかどうか散々迷って、結局出してしまった・・・
だって唇突き出して近づいて来たんだもん!!
取り乱しました、すいません
というわけでいかがでしたでしょうか?
コメントしてくれると励みになります、よろしくです^^
ではまた次回お会いしましょう
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意外と手が進みました
ヤツが自分の出番だと言い張りましたので出ていただきました
では、お楽しみください