-序章-
物語の始まり
《第十三階層都市カグツチ》
様々な人種が暮らすこの都市がある山の麓でフラフラしながら歩くひとつの人影があった。身長は小さめ、羽織っているボロボロの外套からはグレーのジャケットが見え下は黒のズボン。背中には布にくるまれた棒状の何かを二本×の字にして背負っていてそれ以外に荷物らしいものはなにも持っていない。
まだ日も登っておらず一人でこんな場所にいるのが不自然だった。第一、ここは山の麓で高濃度の魔素が辺りに充満しているのだ。耐性を持っていない生物なら命を落としてしまうような場所なのだ。
にもかかわらず、その人影は歩いていた。目的地を目指して、フラフラしながらも一歩一歩前進していた。
しかし、流石に体力の限界がきたのか目的地を目の前にして倒れ込んでしまいそのまま意識を失った。しばらくして、ただ朽ちるのを待つしかなかったその人物の前に小さな影が三つ姿を覗かせた…。
作者コメント
はい、というわけで序章第二話でした(笑)
…どこからかセリフがないって聞こえてくる気がする(-_-;)
まぁ、今回ようやくキャラを出しましたので次回からセリフも入れていきます!
できれば今日中にあと一、二話投稿したいな~なんて思っている作者でした~(^^)/
あ、それと意味がわからない用語とかあれば聞いてください。自分の知ってる範囲でお答えします\(^^)/
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序章の二話目です。
今回ようやくキャラが出ます(笑)
まぁオリキャラなんですがね(^^;