No.582783 真・リリカルなのは 第六章 マテリアルズ再臨編 第六話 混乱し始める世界ohatiyoさん 2013-06-02 15:04:05 投稿 / 全1ページ 総閲覧数:779 閲覧ユーザー数:755 |
キリエに倒されて、意識を失っていた アミタ
どうやら漸く目が覚めるようだ
アミタ「う~ん……………こ、ここは?」
私はどうしてここで寝ているのでしょう?
アミタ「はっ! そうだ! キリエに負けたのでした!!」
わ、私は一体どのくらい気を失っていたのでしょうか?
アミタ「ま、まずいですよ! このままではシステムU-Dが目覚めてしまいます!!」
キリエを止めないと!!
アミタは飛ぶ、しかしキリエが何所に居るかわからない為、適当に行くしかない
アミタ「キリエが行きそうな場所は………………」
う~ん…………………わかりませんね
アミタ「とにかく探さなくては!」
まだシステムU-Dは目覚めていないはず!!
なのは「あの~」
アミタ「!!!! は、はい!?」
いきなり声を掛けられて驚く アミタ
なのは「こんにちは、時空管理局嘱託魔導師の高町なのはです」
アミタ「は、はぁ」
なのは「見た所、地球人では無さそうですが…………………」
アミタ「まぁそうですね…………………って私、急いでるんで! それでは!!」
なのは「あっ!! ま、待って下さい!!」
アミタとなのはの鬼ごっこスタート!!!
アミタ「キリエ…………何所に行ったのですか……………」
なのは「待って下さ~い」
アミタ「確か紫天の書は欠片を蒐集しなければいけないのですよね?」
なのは「止まってくださ~い」
アミタ「何所かに強いエネルギー反応があれば…………………」
なのは「ディバインシュ~タ~」
アミタ「っ!! 真後ろにとても強いエネルギーが接近中!!」
アミタは後ろを振り返ると
アミタ「えぇ!! なんですかこれは!!!!!」
アミタの目の前には、魔力弾が大量に浮いていた
なのは「止まってくれないなら攻撃しますよ?」
アミタ「可愛い顔して恐ろしい子です!!」
なのは「そ、そんな~ 可愛いなんて~……………本当のことをいっても攻撃は止みませんよ~」
アミタ「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
魔力弾は一斉にアミタに襲い掛かる
なのは「お話…………………聞いてくれる気になりました?」
アミタ「痛てて、すみません………………………本当に急いでるんで!!!」
アミタは飛び去って行く
それが、魔王降臨の引き金になるとは知らず……………………
なのは「……………………………………………………………………………」
めんどくさいな……………………………………
アイツ、消そうかな?
うん、それがいい………………………めんどうな奴は消すに限る
なのは「ディバインバスター!!!!」
アミタ「キョェェェェェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!!!」
アミタは消し飛びました♪
アミタ「ちょっ!! いくらなんでもやりすぎですよ!!」
ズタボロのアミタが、なのはに文句を言う
なのな「お前が逃げるからなの! 主役から逃げるとか無礼にもほどがあるの!!」
アミタ「…………………仕方ありません!」
アミタは剣を構える
なのは「っ!!」
アミタ「手荒な真似はしたくなかったのですが………………」
女の子の皮を被った悪魔を退治します!!
なのは「取り合えず1回ぶちのめしてから、お話聞いてやるの!!」
アミタ「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」
なのは「鈍い攻撃なの!!!」
アミタの斬撃を軽く躱す なのは
アミタ「クッ」
この子、もしかして強い?
なのは「アクセルシューター!!」
アミタ「なっ!!」
これ程のエネルギー体を自由自在に操れるなんて!!
アミタ「これは分が悪いですね………………」
でも逃げ切れるとも思えませんし………………
あぁ~ どうしたらいいのでしょう………………………………………
~フェイト視点~
フェイト「っ!!」
何だろう?
魔力が近づいてくる………………………………
私はこの魔力を知っている?
アリシア「どうしたの?」
フェイト「ううん、なんでもないよ?」
間違いない……………私達に向かってきている
敵……………………いや、何故だろう……………………違う気がする
どんどん近づいて来る魔力……………………そして
フェイト「え?」
アリシア「誰?」
?「……………………………………………………………………………」
フェイト「そんな…………………嘘でしょ?」
?「目の前の現実を受けてめられませんか?」
フェイト「どうしてあなたが……………………リニス」
リニス「久しぶりですね フェイト………………大きくなりましたね」
フェイト「あ………………あ………………………………」
フェイトは涙を流す
死んだはずの師に会えたからである
アリシア「???」
リニス「それと初めましての方がよろしいですかね アリシア」
アリシア「誰?」
リニス「私はリニスですよ」
アリシア「リニスはネコだよ」
リニス「あなたのお母さんの力で人間になれるのですよ」
アリシア「そうなんだ!!」
アリシアは目を輝かせる
フェイト「リニス………………これは一体どういう状況なの?」
リニス「わかりません………………ですが私達は蘇えったようです」
フェイト「私達……………………」
リニス「ええ、プレシアもいますよ」
フェイト「………………………………………………………………」
フェイトは思い出していた
自分を否定し続け、目の前で死んでいった母を
リニス「さぁアリシア……………………帰りましょう」
アリシア「うん!!」
フェイト「待って! リニス!! 私も!!!」
リニス「フェイト、今のあなたの状態でプレシアに会ってしまえばどうなるかわかりません」
フェイト「え?」
リニス「あなたは混乱しています………………現状に頭がついて行っていないのでしょう?」
フェイト「………………………………………………………………………」
リニスの言葉は、フェイトにとって図星だった
リニス「だからプレシアに会わせるわけにはいきません」
フェイト「でもっ!!」
リニス「どうしても会いたいというなら……………………………………」
フェイト「………………………………………………………………………」
リニス「私に勝ってみせなさい」
フェイト「!!!!!」
リニス「私に勝てたら混乱していないと認めてあげます」
フェイト「…………………本当?」
リニス「ええ」
フェイト「バルディッシュ!!」
バルディッシュ(セットアップ!!)
フェイトは、母に会う為、嘗ての師と戦う事を選ぶ
リニス「…………………少し形状が変わりましたね」
フェイト「これは私の新たな思い………………バルディッシュ・アサルト!!」
リニス「なるほど……………………パワーアップしたわけですね」
これは、手加減出来ませんね
リニス「では始めましょうか」
フェイト「っ!!」
フェイトはリニスの後ろに回り込む
速攻で決着を付けるようだ
フェイト(これで!!)
ガキィィィィン
フェイト「なっ!!」
リニス「甘いですね フェイト」
フェイトの攻撃はプロテクションによって防がれていた
リニス「後ろは視覚では見えない………………だからこそ最大の急所です」
フェイト「……………………………………………………………」
リニス「その最大の急所を守らないと思いますか?」
フェイト「っ!!」
フェイトは一旦距離を取る
リニス「悪くない先方ですが、勝ったと驕ったことが致命的ミスですね」
フェイト「クッ」
リニス「勝っても決して驕ってはいけない………………そう教えたと思ったんですがね」
フェイト「…………………………………………………………」
リニス「ちょっと残念ですね」
フェイト「リニスこそ勝ったつもり?」
リニス「……………………………………………………………」
フェイト「見せてあげる……………私の…………私達の底力を!!」
え?第二章の時とアリシアの性格が違う?
そういうの気にしたら負けだよ?
次回、訪れる再会の時
お楽しみに!!!
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フェイトVSリニス
え?何故2人が戦うって?
本編を読めばわかるさ!!