No.582117

兄の思い出

『病が伝染るのを避けるため、兄の居る離れに近づくことは禁じられていたが、大人達の目を盗んで会ひに行くと、兄は何時でも優しく迎えて呉れた。己が持ち込んだ花や、離れからも見える星の名前を教えて呉れ、本を読み聞かせ、時には歌留多や双六で遊んで呉れた。』

サイト掲載の短編『青嵐』【http://unvollendetesymphonie.web.fc2.com/ss/shortstory24.html 】より。

2013-06-01 00:15:10 投稿 / 750×500ピクセル

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