231:無双6での馬岱の公式武器は筆
蒲公英「似顔絵描くんだから動かないでよ」
翠「はいはい。また変な気おこしやがって」
・
・
・
蒲公英「できたよー」
翠「どれどれ…ふざけるな!眉毛が太すぎる!やり直し!」
蒲公英「えー」
蒲公英「眉毛薄くしたよ」
翠「どれどれ…ふざけるな!こんなの私じゃない!やり直し!」
蒲公英「えー」
232:春蘭日記・二十三の院
某月某日
今日桂花から「平和になってからあなたは暇でいいわね。どうせなんの仕事もないんでしょ。というわけでこの荷物を全部倉庫に入れておいて」と言われた
まるで私が何の苦労もなく生きているかのような言い草だ
このときほど桂花に私が山にこもって燃えている薪の上を心頭滅却して歩いている姿を見せてやりたいと思ったことは無かったが、そんなことはしたことないし、する予定もないので見せられないのが残念だ
私だって普段から悩んでいる
とりあえず当面の悩みは『どうしたら皆に悩んでいるように見えるか』について悩んでいる
これに悩んだ結果悩んでいることについての悩みを得た
さらに悩んだ結果悩みを得たことについて悩みを得た
以上を繰り返した結果計百三十七の悩みを得た
これでもう何の苦労もないとは言わせない
今の私はさぞや苦労に満ち、いかにも経験豊富で人生を悟った英雄のような顔つきをしているだろうと思い鏡を見てみた
そしてわかったことは人生を悟った英雄も能天気な顔をするということだ
百三十八個目の悩みだ
233:星先生のお悩み相談室・壱
悩み:影が薄いですどうしたらよいでしょうか[白馬仮面(仮名)さん]
応答:影を濃くする方法は次のようなものが簡単だ
飲食店で好きなものを食べて金を払わずに出ていこうとするだけでよい
これをすることによって少なくとも店員に対しては注目の的になるはずだ
234:星先生のお悩み相談室・弐
悩み:周りから馬鹿だと言われます。否定できません。助けてください[魏武の太以兼(仮名)さん]
応答:まず最初にあなたは本当に馬鹿なのだろうか
馬鹿かどうかは頭の良さで決まる
頭の良さは周りと自身の能力の差で決まることだ
例えば、大人になっても簡単な足し算が出来ないものは馬鹿にされる
しかし、生後三ヶ月で簡単な足し算が出来れば神童とされるだろう
このことを利用して今度あなたが馬鹿だと言われたら『お前は二十桁の掛け算を暗算で解けるか?出来なければ私と同程度の馬鹿ということだ』と言ってやれ
そうすれば皆からは『馬鹿と呼ばれても否定できない馬鹿』から『馬鹿と言われたら聞き苦しい言い訳をする馬鹿』といった具合に評価を一変できるだろう
235:狭い因果の縁
雪蓮「昨日、茶店で祭とお酒飲んでたらちょっとふざけちゃって後ろの人にお酒をぶちまけちゃったのよね。思わず逃げ出しちゃった」
蓮華「あっはっはっは」
蓮華「あれは姉様だったんですね。ちょっとお話があります」
Tweet |
|
|
18
|
0
|
追加するフォルダを選択
すぐれたSSというのには下の特徴のいずれかがあります
1、燃えるような展開がある
2、キャラが魅力的
3、展開に引き込まれる
4、その他
続きを表示